行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

目覚めの蝶

2016-03-25 20:00:25 | 昆虫
暑さ寒さも彼岸まで、
彼岸近くなり急に暖かくなり、
冬眠をしていた蝶も眼を覚まし、
辺りを飛び始めました。


タテハチョウ科ヒオドシチョウ。
翅表の鮮やかな朱色も少し褪せて見えます。
年一回、初夏6月ごろ発生とありますので、
夏を過ごし、冬を乗り越え、
9か月あまり生きてきた姿です。
この後、相手を探し、卵を産んで寿命を終えます。


翅裏は地味、
落ち葉に隠れて冬を越す褐色です。


タテハチョウ科キタテハ。
これも成虫で冬眠する蝶、
翅表は鮮やかな橙色、
これはキタテハ秋型の色といわれています。
秋型が冬眠しますので春も同じ色になります。


翅表もヒオドシチョウに少し似ていますが
翅裏も同じような色です。
大きさはヒオドシに比べ小型。


タテハチョウ科テングチョウ。
小さいのであまり目立ちませんが
この蝶も3月中旬、冬
眠から覚めて落ち葉の上を飛びまわっています。


テングチョウの翅裏、
やはり地味、
落ち葉の中で目立たないようになっています。

コメント
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