行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

妖艶な雌花

2016-04-26 20:00:45 | 花,植物
春、4月、
木々にもいろいろな形の花がつきます。
カツラ、ヒメコウゾそしてアケビ、
どれも魅力的な花です。


カツラ科カツラ、
葉の姿形もよく、
春の新緑、秋の黄葉もきれいなカツラ、
若葉の芽生えとほぼ同時にこんな紅い花が咲きます。


カツラは雌雄異株の樹、
この妖艶さを感じる花は雌花です。


クワ科コウゾ属ヒメコウゾ、
低山など、やや湿った場所によく見られます。
雌雄同株、雌雄異花の木、
紅いウニのようなのが雌花、
枝元の黒い球状の花序に白く咲いているのが雄花です。


ヒメコウゾ雌花、
紅い棘が見様によっては妖艶、きれいです。


ヒメコウゾ雄花。
花序から白い花がたくさん顔を出しています。


アケビ科アケビ、
今年は花を何度か見ることができました。
雌雄同株、雌雄異花の蔓性の木、
数は少ないが大きな雌花と
たくさんの小さな雄花が蔓からぶら下がるようにつきます。


ツツジの葉の中から顔を出していたアケビの花、
淡紫色の花弁のように見えるのは萼片、
雌花が3枚、雄花は4枚あるように見えます。
雌花には円柱形の雌しべが数個、
不思議な形の妖しい花です。






コメント
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