行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

多摩川にハクチョウ

2014-01-20 20:00:59 | 
南武線の鉄橋の上流、
多摩川の堰にハクチョウの一家がいました(1/18)。
多摩川にハクチョウがいるとはびっくりです。
親鳥2羽、子供が3羽、
日曜日の人間の家族を思わせる仲良し一家です。


渡るハクチョウには
オオハクチョウとコハクチョウがいるそうですが、
これはコハクチョウです。
両者は大きさも少し違いますが、
嘴の黄色と黒の模様が少し異なることで判別ができます。


真ん中の2羽が親鳥で前の1羽、
そして後の2羽が子供鳥です。
子供は体がまだ完全に白色ではなく、
薄くグレーがかかっています。
嘴もまだ黒と黄色ではなく、薄い紅色に白に見えます。 


コハクチョウはシベリアなど
ユーラシア大陸の北極圏で夏に繁殖、
日本には4000kmほどの道のりを2週間もかけて、
秋の終わりから冬にやって来るのです。
そして、家族のまとまりが非常に強く、
冬の間中、家族で一緒に行動するそうです。
この日は北風が冷たく寒い日でしたが、
仲良く泳ぎまわる姿はとてもほほえましく映りました。


しばらくして、
親鳥が号令をかけたかのように
一斉に羽を広げました。


どこかに飛び立ってしまうのでしょうか、
一時的移動でまたここに戻ってきてほしいものです。
対岸に「府中郷土の森」が見えます。


望遠の焦点距離を落としてみると、
5羽のハクチョウの近くには
それと同じほどの大きさそして同じく真っ白な
昨日掲載のダイサギがいつものように群れていました。
そのダイサギ、冷たい風を楽しむかのように
今日は上空をたびたび舞っていました。
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