浦安中年期外伝

カミさんを師匠に修行中の週末の料理やポタリング、読み散らしてている本の事など

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科学を捨て、神秘へと向かう理性

2005-06-11 19:34:53 | 読書
「科学を捨て、神秘へと向かう理性(RATIONAL MYSTICISM)」
ジョン・ホーガン(John Horgan)

科学が究明できることには限界があり、その限界点に現代科学は既に達しているのではないだろうか?「科学の終焉」で人々をあっと言わせた切り口を見せたジョン・ホーガンの最新作。僕はこの人大好きだ。

「科学の終焉」が指摘するように、物理化学等の物質を扱う科学はその検証方法で壁にぶち当たり、これを打ち破る方法はどうもなさそうだ。宇宙の起源は以前に比べればかなり詳細に解ってきたとは言うもののその絶対的な証拠は提示できない。そしてその宇宙創造のその前 そこには何があるのだろうか これに対して宇宙論は答えることができない。やはり宇宙は神が創造したのだろうか?

我々の心に度々浮かび上がるのは次のような問いだ

わたしたちはどこから来て、どこへ行くのか?
なぜ 創造なのか? なぜ 無ではなく何かがあるのか

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http://members.jcom.home.ne.jp/y-yseki2002/dokusho2005-1.htm#ジョン・ホーガン