驚いたことに、竹内薫氏ご本人からTBを頂き今日はとってもいい日になったのだ。しかもご本人のサイトを再訪したら、電車で人が覗き込むというのもうれしい。ときた!うれしい?うれしいですよね。単なる一読者としても「うれしい」のですよ。どこの誰だか知らない人なんだけど、電車でちょっと見かける程度の人なんだけど。「へぇこんなの読んでんだ~」といった表情。それだけで、なんかちょっと繋がった感じがするんですよね。一瞬だけど。特にお互い同じ自然科学系だったりししたひにゃもう同じ種族じゃんか!ってな感じでテンション急上昇だよね。なかなか機会はないけどさ。
最近で一目を引くタイトルのベストはジェフリー・M. マッソンの「良い父親、悪い父親」でした。モロ直球。周囲のおじさんはことごとくこっち見てた。「あのさ、これは動物の話なのね。あなた達の事をどうこう言ってませんから。」目線が痛いんだけど。あんまり注目を浴びるのも集中しづらいですね。夕刊なんとかを読んでるおやじの中には、エロい挿絵がみんなの方に堂々と向いちゃってる人がいますが、こんな時周囲のの「困った!」もある意味同じ電車での連帯感かもしれませんね。
ある朝、地下鉄に乗ったら、座席に本を極端に立てて読んでいるおやじがいて、ふと見ると窓に本の内容(なんか激しく縛られている女の人の絵)が反射して丸見え。恐らく目撃者全員が「朝から読むな~」こんな連帯感もあるのね。
みんな孤独な通勤電車の中で、実は連帯感を求めてるんじゃないだろうか。その方がお互い親切でリラックスして電車に乗れるんじゃないかな。