浦安中年期外伝

カミさんを師匠に修行中の週末の料理やポタリング、読み散らしてている本の事など

ようこそ、おいでいただきました。

歳をとると日々が過ぎて行くのがどんどん早くなっていきます。ブログの更新がやや散漫になりつつありますが、しっかり元気でやっております。
いろいろなジャンルの本を読み漁り書き散らしてきたウェブサイトは今年で20年を迎えました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。 浦安中年期外伝(読書編)
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2013年12月の読書メーター

2014-01-02 00:04:00 | 読書
2013年12月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1877ページ
ナイス数:139ナイス

誰よりも狙われた男 (ハヤカワ・ノヴェルズ)誰よりも狙われた男 (ハヤカワ・ノヴェルズ)感想
☆☆☆☆★ どんなに道徳的に疑わしい判断でも、現実に行動に移され第三者により評価される場合、白か黒かに線引きされてしまう。95%は正しくても5%が正しくなければ、それは黒なのか。世界を9.11の事件がここまで容赦ない二極化したものへと変質させてしまったとするなら、その責めを負うべきものは誰なのか。深い小説世界に浸りきってイッサの無垢さに涙させる一方で非常に厳しい問題提起を含んだ作品でありました。
読了日:12月23日 著者:ジョン・ル・カレ
東京 下町山の手 1867-1923 (講談社学術文庫)東京 下町山の手 1867-1923 (講談社学術文庫)感想
☆☆☆☆★ これはちょっとしたスゴ本でありました。夢中で読みました。江戸・明治・大正と移り行く東京の姿が生き生きと描かれておりました。ほんとびっくりしたよ。
読了日:12月15日 著者:エドワード・サイデンステッカー
清掃魔清掃魔感想
☆☆★★★ シリアルキラーによる便乗犯の捜査という斬新なアイディアで進む物語ですが、なんつーかその笑って読む本だったらしい。キャラクターも精彩に欠け、ストーリーに推進力はなくてただ行き当たりばったりでサスペンスもない展開にただ振り回されました。
読了日:12月8日 著者:ポール・クリーブ
米州救出―ラテンアメリカの危険な衰退と米国の憂鬱米州救出―ラテンアメリカの危険な衰退と米国の憂鬱感想
☆☆★★★ 有名なコラムニストだということですが、なんという読みにくさなんだろうか。地域情勢に疎いことも多いに関係しているようですが、南米を踏みにじる帝国的主義的な歴史背景に縛られず南米は欧米に心を開くべきだとかなんとか随分都合の良い事を言っているように読めますがどうなんだろう。
読了日:12月8日 著者:アンドレスオッペンハイマー
地図で読む世界情勢 情報革命と新しい国境地図で読む世界情勢 情報革命と新しい国境感想
この手の企画はぜひとも地道に続けて欲しいと思います
読了日:12月1日 著者:J=C・ヴィクトル
ロードバイク進化論ロードバイク進化論感想
よくぞここまで調べましたねー。各パーツの進化史は大変興味深く読みました。なるほどこんな歴史があったんですねー。同じ目線でクルマとかバイクの話も読みたいと思いました。
読了日:12月1日 著者:仲沢隆

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