2015年4月の読書メーター読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1663ページ
ナイス数:71ナイス
判決破棄 リンカーン弁護士(上) (講談社文庫)の
感想十八番のロケットスタートは本編でも快調。見事なロールをみせつつ下巻へ読むのが止められません。
読了日:4月30日 著者:
マイクル・コナリー
ポストモダン建築巡礼の
感想日本の近代建築のトレンドを追って各地を巡り、建築鑑賞の様子をイラストと写真で楽しく解説。面白い。欲を言えばもう少し数をこなしてほしかった。つまりもっと読みたかったよ。
読了日:4月26日 著者:
磯達雄,宮沢洋
福島原発事故を乗り越えて―グローバル・エネルギー・シフトの時代 (エネルギーフォーラム新書)の
感想ささっと読める一冊でした。原発推進派の方がどんなことを考えているのかと思っていましたが、福島の事故は人災の要素が強いとしながら無限責任はおかしいとか。電力会社も行政も体質的に成果を上げられないとしながらも新しい技術開発に向けて努力が必要とか、技術者で学者でまーつまり実験したいだけですね。我々はそれを余所でやって欲しいですよと言ってるのよ。
読了日:4月26日 著者:
松井賢一
貧乏人の経済学 - もういちど貧困問題を根っこから考えるの
感想☆☆☆★★ ミクロ経済でのという前提を置いて読む分には至極真っ当な議論であり大事だとも思う。しかし現状の貧困を昔からあるものだから気長に解決していこうなどと構えるのはグローバリズムというマクロの影響を全く無視した考え方だと思うよ。教育や家族計画や支援だ援助だで解決する問題でもない部分がとても大きいことを本書は見ていないことに途轍もない違和感を感じますよ。
読了日:4月26日 著者:
アビジット・V・バナジー,エスター・デュフロ
自然を名づける―なぜ生物分類では直感と科学が衝突するのかの
感想☆☆☆☆☆ 予想外にスリリングでエキサイティングな一冊でありました。環世界センスと科学の衝突によって巻き起こる軋轢の数々はつまるところ僕らのひとりひとりの世界観の差であり、それはつまり個体差だ。この議論の趨勢はひとえに環世界センスの違いによる淘汰の結果に左右されると思うのだけども果たして僕はどっち側で生き残るのはどっち側なんでしょうか
読了日:4月14日 著者:
キャロル・キサク・ヨーン
千年前の人類を襲った大温暖化の
感想☆☆☆★★ ブライアン・M・フェイガン四冊目です。フェイガンは好きなんですが本書はやや散漫。集中力が途切れがちな本でした。地球規模の変動で温暖化したダイナミックな動きと局所的に干ばつになったり湿潤になったりしていたローカルな動きが飛び飛びなので話についていけませんでした
読了日:4月6日 著者:
ブライアン・フェイガン読書メーター