浦安中年期外伝

カミさんを師匠に修行中の週末の料理やポタリング、読み散らしてている本の事など

ようこそ、おいでいただきました。

歳をとると日々が過ぎて行くのがどんどん早くなっていきます。ブログの更新がやや散漫になりつつありますが、しっかり元気でやっております。
いろいろなジャンルの本を読み漁り書き散らしてきたウェブサイトは今年で20年を迎えました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。 浦安中年期外伝(読書編)
最近新設したページ
2024年度第4クォーターのレビューのページを追加しました。

変速機

2005-09-16 23:40:56 | 出来事
カミさんが自分で稼いだバイト代で自転車をお買い替え。家に帰ると真新しくて可愛い自転車が玄関前に鎮座している。カミさんは自分で買った自転車にご満悦。それと云うのも僕の稼ぎが少ないせいでやや肩身が狭い。

ところで今回のチャリは変速機付きなのだ。人も飛ぶような強風吹き荒れる新浦安であっても、職場に向かうフットワークも軽くなろうという訳だ。しかし会話は徐々に、どんな場合にギアを変えるか、変えるとどう楽になるのか、風が強い時は何番目のギアを使うか?なんか答えに窮するような方向へ。よくよく訊けば、変速機付きの自転車に乗るのは初体験。どうりで!バイクや車の免許を取りに行っている時から、かみ合わなかったのはこの、ギア、変速機の大前提ですれ違ってたのね。あの頃僕は自転車のギアを例に必死で説明してたつもりでした。無駄足だった訳ね。

来週からこの新しい自転車に乗って身体で覚えなさい!

震災時帰宅支援マップ

2005-09-14 23:26:08 | 出来事
今日からカミさんに買ってもらった「震災時帰宅支援マップ」という地図が鞄のお供に仲間入り。かなり売れてるらしい。確かに最後いざとなれば紙の地図しかない。そしてかなり見やすい。しかも自分が想定してたルートは間違ってた。ほっといたら僕は海に行き当たって途方に暮れてました。あぶな~。

ところで家までどの位あるのだろう。調べてみたら普段常駐してる西大井の秘密基地から自宅の新浦安まで、路程でほぼ22km。歩ったら6時間近い。橋も多いし、最短を常に歩ける保証はないだろうし。そんな時、コンビニなんかの表示もあるこの地図は持っててちょっと安心だ。勿論活用するような局面にはなって欲しくないけどね。

だけど備えあれば憂いなしなのだ。

ところで僕の鞄には現在こんな常駐メンバーがいます。

・A5バイブルサイズのシステム手帳
・読みかけの本
・折りたたみ傘
・LEDフラッシュライトの懐中電灯
・バンドエイド

毎日持ち歩くにはちょっと重いけど、地下に潜る路線を使っている身としては考えたくないけどフラッシュライトは必需品だし、止めれるアイテムなんてないな。

タイトルにふと思う

2005-09-13 23:16:48 | 読書
驚いたことに、竹内薫氏ご本人からTBを頂き今日はとってもいい日になったのだ。しかもご本人のサイトを再訪したら、電車で人が覗き込むというのもうれしい。ときた!うれしい?うれしいですよね。単なる一読者としても「うれしい」のですよ。どこの誰だか知らない人なんだけど、電車でちょっと見かける程度の人なんだけど。「へぇこんなの読んでんだ~」といった表情。それだけで、なんかちょっと繋がった感じがするんですよね。一瞬だけど。特にお互い同じ自然科学系だったりししたひにゃもう同じ種族じゃんか!ってな感じでテンション急上昇だよね。なかなか機会はないけどさ。
最近で一目を引くタイトルのベストはジェフリー・M. マッソンの「良い父親、悪い父親」でした。モロ直球。周囲のおじさんはことごとくこっち見てた。「あのさ、これは動物の話なのね。あなた達の事をどうこう言ってませんから。」目線が痛いんだけど。あんまり注目を浴びるのも集中しづらいですね。夕刊なんとかを読んでるおやじの中には、エロい挿絵がみんなの方に堂々と向いちゃってる人がいますが、こんな時周囲のの「困った!」もある意味同じ電車での連帯感かもしれませんね。

ある朝、地下鉄に乗ったら、座席に本を極端に立てて読んでいるおやじがいて、ふと見ると窓に本の内容(なんか激しく縛られている女の人の絵)が反射して丸見え。恐らく目撃者全員が「朝から読むな~」こんな連帯感もあるのね。
みんな孤独な通勤電車の中で、実は連帯感を求めてるんじゃないだろうか。その方がお互い親切でリラックスして電車に乗れるんじゃないかな。



夜の物理学

2005-09-12 23:38:45 | 読書
「夜の物理学」竹内薫
なかなか面白く読ませて頂きました。僕はこの「竹内節」結構好きですね~。
一日で一気に読んじゃった。何より本のタイトルはインパクト大だったようで、電車で女性がチラチラ覘いて来たり(何を想像してんだ、若いくせに)、会社では「あの、これっていやらしい本なの?」と質問してきたりと(本人に訊くな)、言われてみれば淫靡な雰囲気に取れなくもないですね。読書以外の方面でも楽しめる本でしたよ。
しかし、やや駆け足なのは否めない。そしてターゲットもホーガンを読んでから来る奴か。ホーガンより前で来た奴をさばくか。この辺のマーケティングもややぶれ気味。これは出版社の仕事かな。もうちっとフォーカスを明確にしたかった。
今年は相対性理論誕生100周年。アインシュタイン没後50周年という事もあって記念行事も行われたりしている。大好きな宇宙論なので僕も何か纏めてみたいとアップしたりしたいと思ってるが、そんな簡単じゃないよね。もうすぐ中間期の折り返しを迎えつつある。しゃーないこのまま惰性で乗り切るか!とか言いつつ何気にかおるちゃんのプログにトラバしてみる。