五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

本の貸し出し

2005年10月01日 | 一病息災
ベッドの上で娘が昨日持ってきてくれた文庫本を読んでいると、「失礼します」といって一人の女性が私たちの病室に入ってきました。
四人部屋の場合は右手の奥から、と決めているのかまっすぐに私のカーテンを開くと「ボランティアで本の無料貸し出しをしているものですが、いかがでしょうか?」とにこやかにリストを差し出しました。

自分の本を読み始めたばかりだったので、断っても良かったのですが、ぶっきらぼうに拒絶するのも悪いと思い、リストだけでも見せてもらうことにしました。
「ふーん、ダヴィンチ・コードなんてのもあるんだ」などと言いながら、リストをめくりながら考えて、「このDー44お願いします」と告げました。
女性は「探してきます」といって部屋を出て行きましたが、しばらくして戻ってくると、私に一冊の本と貸し出しカードを差し出しました。
その図書貸出カードを見た私は「もう少し簡単なタイトルの本にしておくんだったな」と思いました。
そのカードの小さなタイトル欄には、彼女の手書きで本の名前が書かれていたからです。「もだえ苦しむ活字中毒者地獄の味噌蔵」(著者:椎名誠)


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大腸カメラ

2005年10月01日 | 一病息災
検査入院している間に十月になりました。
会社は下期への切り替えの大切な日(実質的には休み明けの3日)ですが、病院のベッドの上で迎えることになるとは思いませんでした。

検査も大詰めにきて、今日は大腸カメラ、つまり肛門から内視鏡を入れて大腸のポリープなどを調べる検査があります。
胃カメラは飲み慣れている私ですが、大腸カメラは初めての経験なので多少緊張気味で、昨夜は寝付きがよくありませんでした。

大腸カメラによる検査の準備は、胃カメラの比ではありません。
腸の中を空にするために、前日の食事から固形物を減らした食事(注腸検査食、おお、何という名前!)を取ります。朝は柔らかいパン、昼は五分がゆに果物ジュース、夕食は主食なし、はんぺんの煮たものに二種類のジュースだけでした。

検査当日は朝・昼食を抜いて、替わりにニフレックという薬を2リットルの水と共に飲んで、腸の中をきれいにするのだそうです。
となりのNさんが直前にやっているのを見ているので、大体の感じはつかめますが
それとともに点滴を始めますが、検査中に小さなポリープが見つかった場合には、その場で切除する(!)こともあるので、止血剤も入っているとか。

実際の検査は今日の午後3時くらいからです。あと8時間弱。



【注記】
しばらくの間、検査の状況を何ヶ所かに分かれていて、病院に来ることが出来ない家族・親類向けの内容になっています。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする