五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

新歓コンパ

2007年04月07日 | 日々のつれづれに
夕方の吉祥寺駅周辺は、大学生と社会人(見るからに一年生)の群れがあふれていました。4月からスタートした新生活の中で初めての休日前夜ということでしょうか、「これから歓迎会に行くぞー」といった感じの集団がそこかしこにいましたよ。

今から34年ほど前になるでしょうか、大学生になった私はクラブの新人歓迎会ではじめての日本酒に酔い、隣の席の4年生の女性にからみ(後で聞いたらキャプテンの彼女!)、同じように酔った同級生と二人で身延線に乗ったまま終点まで寝過ごして、タクシーで深夜に帰った、という苦ーい想い出があります。

最近の若者はそんなことはないでしょうが、実は二男もクラブの歓迎会がありました。まだ入部することが決まっていない人も含めて約20名ほどが先輩に連れられて食事などをしてきたようです。(うーん、表現に注意)

てっきり二次会のカラオケにでも行くのかと思いましたが、一年生の入部予定者は品行方正にも9時過ぎには帰ってきました。まあ、本当の歓迎会は入部決定者だけで別にやるのかもしれませんね。

あるクラブの掲示板に新入生の書き込みで「新入生歓迎会は出ないといけないのですか?」というのがありました。
興味を持ってその回答を見守っているのですが、まだ返事の書き込みはありません。
おせっかいな私は「先輩方があなたの入部を歓迎するために開いてくれるのだから、(よほどの理由がない限り)出るのが当然じゃないの?」とでも書こうと思ったのですが、思いとどまりました。

きっとこの子は、歓迎会当日大事な用があって出たいんだけれど出席できないために、思い余って掲示板に書き込んだのかもしれない、と思ったからです。
まさか、先輩や仲間との付き合いはグランド(あるいはコート、体育館など)だけにしたい、などと考えているわけじゃないでしょうしね。

ひと言、理由を書き添えてくれたら、先輩も楽な気持ちで「これから何度もありますから、無理しなくていいですよ」などと書けるのにな、と思いました。

メールなどで送信ボタンを押す前に、自分の書いた文面をもう一度見直して、読んだ人の受け取り方を考えて見る、というのは大事なことです。
一時の感情で書いたメールは、どうしても相手も同じ議論の場に立っていると思い込む、独りよがりの感覚の中で書いており、ついつい言葉が足りないストレートな表現になりがちです。
率直さは大切ですが、受け取られ方を考えないととんでもない誤解を引き起こすことにもなります。気をつけたいものです(最後は自戒の意味を込めて)。