曠然にして自適に、浮雲(はぐれ)の如く | |
先日の東京薬科大の薬用植物園訪問時のコンテリクラマゴケに再会したのはハッピーだった。主に野草の花を見て回るので薬用植物園に入って直ぐの 花壇にあったマーシュマロウ(写真↑の花)とある花も余り気に留めなかった!ただ ”え!マシュマロ?” で気になって撮っておいたもの。 調べるとマシュマロの語源はこの植物にある様だ!…古代ギリシャの頃から薬用で使われたいたとか。お菓子のマシュマロはこの樹液に卵白や砂糖を 加えたものを称していたが19世紀にゼラチンが用いられる様になり現在のものになった様だ。ちなみにマーシュマロウは”沼地の葵”の意味だとか。 今日は前投稿以外に出会ったもので、比較的良く撮れているものを: |
基本的に見た順番に!以下に:
黄金花(コガネバナ)花の色が違うが薬用で使う根が鮮やかな黄色の様だ |
大花朮(オオバナオケラ)もう少しで先端が割れ赤紫の花が見えるかも |
パイナップルリリー 園芸用の流通しているユーコミスの様だ |
河碧(カワミドリ)似た様なものが沢山有るが自生のものに会いたいね |
鬱金(ウコン)イメージよりかなり大きな葉だ、その中にひっそりとある花 |
葛鬱金(クズウコン)澱粉を採るのでクズ、見かけがウコン似で付いた和名 |
野蕗(ノブキ)フキに似るが食用にはならない様だ |
大半夏(オオハンゲ)カラスビシャクそっくりだが数倍大きい |
藪茗荷(ヤブミョウガ)きちんと開いている花を見るのは初めてかな。 |
大毛蓼(オオケタデ)3m位あるかなぁ、巨大なタデ |
紅葉傘(モミジガサ) |
吾亦紅(ワレモコウ) |
薬用植物園は花壇以外でも来訪者の事を考えて見易く整備して頂いている様だが、個人的には昔の様に自然のままの方が良かったかなぁ
しかし研究の為に余計なものが増えると目的のものを育てられないから致し方ないかぁ。もっと丹念に見て回れば良かったがこの日はとても暑く断念した。
秋口にもう一度訪ねる予定だが余り変わらないかもしれないなぁ?