その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

備えはあっても憂いは続く^^;

2025-02-18 06:05:45 | 巡礼

いつか見た光景のような気がする…

 そうそう先週の金曜日、独居老人宅の作業小屋の屋根の雪が落ちて道路を塞ぎ、今朝(月曜日)『愛人宅』から自宅に向かったら愕然とした。ああ、これから若い衆の出勤時間帯なのに、今度はバァさんの自宅の屋根の雪が落ちて、前回以上に道路を塞いでしまっていましたよ。玄関先から声を掛けたら「朝から電話するのが申し訳なくって…」ですと。スコップ一丁握ったことのないような連中である…苦情だけは一丁前に訴えるけれどね(笑)
 もうトラクターショベルで押している余裕がないので、40年選手の除雪機のエンジン全開で何とか農園内に雪を飛ばしましたけれどね。何とか通れる状態にしたところを『Kちゃん(古若妻)』だけは、頭を下げて通っていきました…そうそう『おやじぃ』は、貴女のためだけに除雪しているのよ…先を急いでいるのは分かるけれど『S子(古娘)』は、動きの鈍い除雪機を格納する『おやじぃ』を睨んでおったけれど。二日続きの晴天で寒気が緩み、一気に屋根の雪が落ちた結果であり、バァさん宅の台所の屋根の雪は遂に地面につながってしまいました。「何とかお願い。」と頼まれましてもねぇ…危険を伴う屋根の雪下ろしと片付け場所のない雪の処理だけは、ボランティアという訳にもいかない。「こればかりは幾ばくかの料金をいただきますよ。」と有料対応することにしました。(ただでさえ、独居老人宅が多いのである…うちもお願いなんて言われたら対応できないのだよ^^;)


「朝飯前」という言葉の由来は?

 どうやら「朝飯前の短い時間でも出来る容易な仕事」という意味合いと「朝飯前の空腹時でも出来るような仕事」という二つの説があるらしい。江戸時代頃の、一日二食の食生活から生まれた言葉のようであります。「にゃんこ先生!今回ばかりは助太刀願います。」とお願いしたところで、『猫の手』は役に立たない。今朝は、椅子に座るのが申し訳ないと見えて、椅子のサイドテーブルで「言い訳」を始めたところであります(笑)
 明日からまた寒気が押し寄せ、大雪の予報であります。朝イチでハウス周りの排雪作業をしていたら、バァさんたちが施設の送迎車でデイサービスに出掛けて行く。「昔は幼稚園の送迎バスを見送っていたものである。今じゃ年寄りの送迎バスを見送っている。あと15年もすれば、オラもバスに乗って施設通いかねぇ?」なんてオッカーに言ったら「お父さんは施設を嫌がって行かないんじゃないかしら。」だって…「バカたれ!若い介護士さんに手を繋いでもらえるんだぜ、行かない訳が無い。施設でナンパするジジィになってやる。(そんな元気があればね^^;)」と言ってやったわ(笑)


ツナ缶で一杯!『にゃんこ先生』が帰ってこない…

 はてさて、長男『ポン太郎くん』と屋根の雪とその落雪を何とか片付けて一杯…そろそろ風が強くなってきたが『にゃんこ先生』が帰って来ない。風雪が一層強くなり、心配になって「シロちゃ~ん!」なんて呼んでみたら『第1ハウス』の中から「にゃ~!」と返事がした…出入口を塞いだ訳ではなかったのだけれど、風除けに段ボール箱を立てかけたせいで通路を見失ってしまったようである。まったく世話のかかる『師匠』である。(酔っぱらって帰り道を見失う『おやじぃ』に抱きかかえられて帰るとは一生の不覚というものである^^;)
 まぁ、何とか次の雪を迎える『備え』は整った…大雪の予報が外れればヨシ、もしも予報通りならば…ハウスだけは死守せねば。寒気は次の三連休まで一週間居続けるんだとか、大丈夫ですよ『謝礼』に頂いた缶ビールだけはふんだんにあるから…補うおつまみが心許ないけれど、『おやじぃ』の『備え』はこんなものである。次の日に立ち向かうためには「慰労」が必要なの…これを世間では『遺漏』無きようにというらしいのだが(笑)
 

コメント
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