お話は上手く「マルメロ」なんてね。
12月14日は、赤穂浪士討ち入りの日。主君「浅野内匠頭」の仇を討ちは「忠臣蔵」としてドラマ化され、この節、映画・テレビと放映されたものでありますが…。(意外と大好きだったりして^^;)
日本三大仇討と言えば、「曽我兄弟」、荒木又右衛門「鍵屋の辻」、赤穂浪士「吉良邸討ち入り」などと言われますが、明治生まれの祖母の薫陶を受けた『夢屋少年』は、忠義の士として信じて疑わなかったのであります。ある日、学校長のお話の中で「忠臣蔵」は、集団暴力ではないかと疑問を呈した生徒が居たことを紹介してくれました。アタシャ、頭を雷で撃たれたような(雷が落ちた経験はございません。)衝撃を受けた記憶がありますよ。
浅野内匠頭の無念の切腹から、大石内蔵助の切腹まで、美談として語られる映像ばかりの中で、夜半に集団で襲撃する暴力を見抜く視点…そうした発想をする中坊が居ることに驚きを覚えたのであります。
さて、「忠臣蔵」は見物、読み物としては今でも大好きでありますが、はてさて、主君の仇討をするほどの恨みもなければ、争いごともない。我が家の『柴犬コウ(本名:さくら)』は、長女の筋肉痛を叩いているオッカーの手に唸り声を上げて、歯を立ててきますよ。(甘噛みですけれど。)その姿は、「暴力は止めなよ」とでも言っているようであります。まずは、穏便に穏便に…犬まで平和主義者なんでありましょうかねぇ。
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