その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

仏の顔も四度なら…

2024-12-10 05:50:10 | 巡礼

ハクサイの葉で冬越ししていた女王バチ…

 「フタモンアシナガバチ」の♂♀は、その外観で判別できます…♀の触覚はピンと張り、♂のそれは、あたかも「ビューラー」でカールさせたように巻いている^^; そして、秋の陽だまりの中をブンブン飛び回っているのは、ほとんど♂どもであり、交尾相手(女王バチ)を見つけて目的を達成すれば死んでしまうに違いない。しかし、女王バチの場合は、それから寒い冬を乗り越えなければいけない。今朝、収穫したハクサイの葉の隙間から、女王バチが一匹出てきた…この前は、日除けにハウス内に持ち込んだガーデンパラソルの中に2匹ほど避難していた。このように、この時期は、ちょっとした隙間を見つけては身を隠し、厳しい冬を乗り切る画策を巡らせているようであります。ハウスの中に取り込まれたのは良かったのか?悪かったのか?良い面を語れば、直接、風雪に晒されることはないということであり、悪い面を語れば、もしも温度が上昇し、活動を再開してもそこに花は無く、吸水できても吸蜜できないという点だろう…このように、偶然という『運命』の中に身を置きながらも彼女たちは延々と「種」を受け継ぎ、つないできたに違いないのである…。(なんか変だぞ…いつもと文調が違う^^;)


一本で二度おいしいブロッコリー^^;

 さて、『おやじぃ』の怪しげな「自由研究」は続く…「頂花蕾」を収穫し出荷したブロッコリーの「側花蕾」を家事利用しようとハウスの中に取り込み、5本ほど移植したのでありますが、根元から主幹の外に3本の『側枝』が出ている。(次の画像^^;)初めのうちは、大きな「脇芽」くらいの認識だったのだけれど、画像のように「脇芽」程度のレベルじゃ~あない。種苗メーカーのHPを覗いても「側花蕾」の説明はあるけれど、『側枝』に関する記述はなく…はて、充実した主幹の「頂花蕾」を作るために、早い段階で手折るべきだったのかと頭をひねっております。メーカー推奨の直径13cm以上の「頂花蕾」が収穫できているから『側枝』は悪戯をしてはいないようでありますが…。


こうなると『欲張り爺さん』の顔がムクムクと^^;

 つまり~、これは「側花蕾」ではなく、『側枝』に出来た第2、第3の『頂花蕾』なのだ!しかし、主幹のモノに比べれば小さくなるはずである…いやいや、既に直径8㎝のモノもある^^;
 こうなると「寒〆ホウレンソウ」なんて、時間と手間の掛かるモノなんか作っていられるか…さらにハウス内に持ち込むこと15株。(ホウレンソウの種子を蒔く場所が無くなってしまった^^;)あ~あ、また『捕らぬ狸オヤジの皮算用』が始まった(笑) 150円×20株×3個の「頂花蕾」とかなりの量の「側花蕾」家事用…なんてなぁ^^;
 俗に「仏の顔も三度」という諺があるけれど、『仏の顔も四度なら』…そうそう、温厚な仏さまも、三度顔を撫でられれば(理不尽な扱いを受ければ)怒り出すという諺も、四度目ともなれば、呆れて苦笑いしてしまうという新たな諺の誕生でありますよ…これまでの経験で言うならば、充実した四個目のブロッコリーが採れる訳もなく、寒さ(△2℃)でやられてしまうような気もするがやってみなきゃ~分からない。「不織布」を買うお金も無いから、新聞紙で寒さ対策をしてみますかね…何かなぁ、『路上生活者』のようなブロッコリーになったりしてなぁ。
冬来たりなば、春はまだ先(笑)

コメント
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