その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

ボーダーライン…

2024-01-04 10:24:08 | 転職

「ボーダレス」って可能なの?

遡ること大晦日の紅白…テーマは「ボーダレス」ということだったらしいけれど。「紅白」と男女分けをしておいて分けて「ボーダレス」ってどういうこと?と世間では一般的なツッコミを入れているらしい。「国や、言葉や、世代をこえてつながる」という副題が趣旨なんでしょうけれどねぇ。「ジェンダーフリー」と「ジェンダーレス」、あるいは「バリアフリー」と「バリアレス」など似たような言葉もあるけれど、それぞれがそれぞれに意図を持ち、若干、意味合いが違っている。「ボーダレス」に「違いを超えて」という意味を込めているとすれば、やや違うような気がする『おやじぃ』であります。
かつて、我が在所より雪が多く降る地域の方とお話をした際に、「この地でバリアフリーを達成するのは難しいのでは?」と口にしたら「ここはバリアアリーの世界であるから、この地の障害を乗り越えられる体力を培う施策を展開するのである。」と語った課長さんがおりましたけれど…。豪雪地帯で家屋の基礎を高くするから、必然的に段差も多くなる。全国一律に『段差解消』などに取り組んだとしても、「雪」という天然の障害は取り払える訳もなく、老いても抗えるだけの体力を維持する施策の実施…当然、動けなくなった場合の施策も準備するという前提はあるのだけれど。


この正月は餅と蕎麦攻めである^^;

さて、日本の『八百万の神』など調べていると、日本の主神が『天照大神』となったのは、明治天皇の勅裁によるものらしい。『天照大神』は一般的には『女神』と解されるのだけれど、その時々の権力者によって『男神』として祀られることもあったらしい。少なくても平安時代以前は、日本の神様の世界では、『男女共同参画社会』が実現していたようである^^;
はてさて、男女に『差別』はあってはいけない。しかし、男女という生物学的な『区別』は存在するし、男女と『区別』することさえいけないと言われるような風潮ではある。ここに「ボーダーレス」という言葉を使い始めると益々混乱に拍車が掛かってしまうのでありますよ。『個』が生きづらさを感じない世界が理想なのだろうけれど、様々な『個』を認め合うことが必要なのではないかと考える『おやじぃ』ではあります。「他人は他人、我は我」…何でもかんでも、『るつぼ』の中に取り込んで、『溶かし合え』ば理解が進むと考えるから、かえって問題を複雑にしたりしてねぇ…1月4日は『石の日』だそうである。1月は、アメジスト(柘榴石)が誕生石であり、本体はケイ酸塩化合物であり、くっついている成分はバラバラなようでありますよ。それでも『個』はしっかり形作られている…巻頭画像は借り物(フリー素材)のザクロ…個々を大切にすることから始めなきゃ~と考えた仕事初めの朝でありましたとさ(笑)

 


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