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気分は「南極物語」の高倉健さんである^^;
埼玉研修から帰り、三日三晩雪が降り続き、今朝は何とか小康状態…西高東低の気圧配置が弱まった訳ではなく、これからまた荒れ模様の予想であります。雪のやり場(捨て場所)に困ってしまったなどという経験は何年ぶりだろう?降り止みさえすれば、水路で少しづつ消せるのだけれど、降る量が勝っており遂に『団結小屋』が埋もれてしまいましたよ。第13次越冬隊、参加6年目の『シロ隊員♀』を残して、『おやじぃ隊長』は本隊(自宅)に救助要請のため脱出したのであるけれど、『シロ隊員♀』の救出作戦は後回し、我が農園の主要施設である「第3・第4ハウス」の倒壊を防ぐために、雪かき作業をすることの方が優先される。(水と食料は確保してあるから大丈夫でしょう^^;)
だって貴女、雪の厚みが40㎝ありますから…
さて、天幕に積もった雪が撫でこけて、ハウス側面で40㎝の厚み…ハウスの地温で温められて、締まった雪になっている。このまま降り積もれば間違いなく押し潰されますよ。『シロ隊員♀』も心配ですが、倒壊すれば大損害なのでね。『雪切り作業』は三日連続であり、日によっては2回実施しております。結果、自宅前も雪の壁…仕事が休みだった長女『有季菜先生』の車の屋根には60㎝ほど雪が積もっておりますが、ハウスが優先順位1位でありますよ。何とか『雪切り』だけは終わらせて、『シロ隊員♀』の救助に向かったのだけれど、もう排雪が追い付かないので、昔ながらの踏み固めた通路を作ってみましたよ^^;
アハハ!居た…大丈夫のようである^^;
『おやじぃ』が子どもの頃は、除雪体制が整っていなかったから(車だってそうそう走っていなかったから^^;)新たに降った雪をスコップや木べらでかき上げ、残りは踏みしめて「平均台」のような道を作ったものである。屋根の雪下ろしをしようものなら、やり場を失ってしまい、通路から階段を作って玄関から出入りしたものである。(遠い昔の話ではあるけれど…)そんな昔語りをしても、長男『ポン太郎くん』は経験がないからねぇ…「ホレ!そっちに歩いてみなっ!」…「ズボッ!」天然の『どふら(落とし穴)』の出来上がりってなぁ(笑) 悪戯してる訳じゃないですよ…軽い雪を切り取り、掻き出して水路に運んで融かす。雪国の青年ですらそういった経験しかないから、やり場を失った際の対処方法…踏み締める(圧縮する)という逃げ方を教えたかっただけでありますよ。
何でも経験…そして慰労^^;
はてさて、水路だって融かせる量には限界がありますからねぇ…まずは、隣家の駐車場の雪を除雪機械で空き地に飛ばし(老人夫婦と息子には感謝されているのだけれど…)実際には、隣家の雪を水路に投入されると我がハウス周りの雪を運べないから先に飛ばしてあげているだけ。(結構、腹黒いのである^^;)独り暮らしの老人宅の雪を運び…それすらやり場が無くなっている。次に我が農園の雪を投入する。生活の場を確保してから、生産現場の雪を何とか処分させていただいた。最後が、自宅前の雪…井戸水の消雪水を流しているので歩く場所だけは確保されていますのでね、こりゃ~よそ様に恨まれないように最後ですわ。そうして、あっと言う間に一日が終わる。
『これっぱりのゆぎで、がってしてらんに…』(標準語訳:この程度の雪を苦にしていられない。)強きの発言も、子どもの頃の経験があるから…もう三日降り続いたら、さすがに泣くなぁ(笑)
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