今回は、私のジャズピアノの渡辺かづき先生のその後の8人編成でのライブについての様子をお伝えします。
10月21日は、ソロライブでしたが、その様子はすでに少しお伝えしたので、その後の11月8日の東京倶楽部目黒店で先生のトリオ+弦楽四重奏+ヴォーカルの8人編成でのライブの話からにします。
曲は、ソロライブもそうでしたが、全曲が先生のオリジナル曲。これまで、私がCDでしか聞いたことのない”The First Touch”、”Arcadia",”Between the Lines", "Across the border" などを含む、計11曲。”Arcadia"は、私が常日頃先生に弾きたいと言っているのにお許しの出ない曲。"Between the Lines"は、DVD ”Endless Blue" の中のメキシコの名がついていた曲です。でも、”Arcadia"については、意外にも私の1番すきな部分が出てこなかった~~~。どうやら、私の好きな部分はイントロ部分だったようで、今回は2枚目のアルバムの”Arcadia"を8人編成に編曲したもので、同じ”Arcadia"でも、私が弾きたかった音が彩を織りなしている部分があるのは、”The way of life" ヴァージョンだったようです。その内、こちらのヴァージョンの好きな部分を含めて教えて頂けるようにがんばります!
さて、そんな感じでCDでは、バイオリンと2人だけ、トリオでなどすでにいろいろなヴァージョンで収録されている曲や、DVDのバックミュージックだったりしたものを、8人編成用に編曲されていて厚みをまして、また違う世界を作り上げての登場という曲も結構あったのですが・・・アレンジで、同じとは思えない迫力になっているものもあり凄かったです。ヴァイオリンやヴィオラ、チェロ、ベース、ドラムなどそれぞれの特徴を生かしたソロやコンビネーションなど、いろいろな音色が織りなす音楽。7時半から10時半。たっぷり楽しみました。それにしても、なんだか還暦を過ぎて、先生の弾くスタイルは、過激かつエネルギッシュになっているように感じました。若い演奏者と演奏すると、その分若返っていくのでしょうか?
11月17日の柏ウーでのライブは、曲目は8日と同じだったのだけれど、8日には会場の都合でなかったアンコールに、柏ではCDでもリリースしたクラシック編曲の「トルコ行進曲」を全員で演奏で応えてくれた。そして、何と言っても盛り上がりが8日をさらに上回って半端なく凄かったです!
生演奏って、毎回いいと思うけれど、それを上回っていいと、どこが違っていたのか言い難いけれど、やっぱり胸に迫って来るものがさらに違ってくる気がします。一体感とか臨場感が微妙な演奏のここそこで違ってくるようです。
でも、どちらにしても、楽しかったです。ライブは心と命のリフレッシュに欠かせませんね。
* ただ、8人編成で気にかかるのがヴォーカル。歌詞がないので難しいのかもしれないけれど、速い曲ではあってもいいと思える時もあるけれど、ゆっくりな曲ではかえって何だか足を引っ張って、ちょっと違う感が拭えなかった。たぶん、コンビネーションが合わない?音色が合わない? 人数が多ければ音楽が豊かになるとばかりは言えないのが難しいところと思えました。楽器演奏だけでまとめてもらう方が、私は好きだなぁ~。7人で続けてくれるといいけれど・・・1回8人でしばらく続けていると難しいのだろうなぁ(嘆)7人のパワーと実力で、もちろん演奏は非常に高質で、めちゃ素晴らしいの評価に変わりはないのだけれど・・・。
さて、今日はそんな素敵な先生のライブが無料で楽しめるお知らせです!但し、場所はイオン幕張新都心のライブキッチン。食事をするフードコートの一角にあるステージの演奏ですが、私の大好きなヴォーカル愛田美樹さんと、渡辺かづき先生、ベースの国分航一さんの3人で、ココにもう予告が出ていました。
12月9日(土)18:00~、19:00~、20:00~の3ステージ。たぶん、3ステージ全部違う曲演奏で楽しませてくれるはずです。
前回8月にも同じメンバーでやった時の様子をココにブログアップしてあるので参考にして、お近くの方も遠い方も是非足を運んでください。