いつも通り、まずはレオ・アルファッシー著の「ジャズ・ハノン」から。今日は11番から。実は練習さぼりました。他の曲が難しくて手こずって時間がさけなかったのです。でも、どうにか弾いてから確認。「3連符はどうでしたか?」
「大丈夫でしたよ」という答えを期待して聞いたのですが、意外にも「あ、16分音符になってる。3つ目のが伸びている」(タタタとすべきが、タタタアと4つカウントになっている)とのご指摘に汗。「3つを均等にしないと3連符じゃないですから。まず、3つを連続して弾いてみて」その感じで4分音符の後に3連符に・・・」
「あっ、今度は最初の音が長かったなぁ」と言う具合に3連符がうまく弾けず、トホホ。
11番に含まれる4つのバリエーションにとんだ3連符を含んだ小節を何回か弾き分けるつもりが、崩れてぇ・・・。3連符に気を奪われると、今度は簡単なその前の8分音符2つの1音が長くなってご指摘を受け・・・ほどほどで、課題は次週へ。これは、来週も同じのかな?
そして、次は2回目の挑戦となる”First Touch" 。前回うまくできず、ココで掲載したように、補助音を入れた楽譜にして頂いたりもして、調子よく練習してきたのですが・・・・問題のC部分で、「あれっ、違いますよ~。最初の音が短いのかな?次のタタも早すぎる」ゆっくりで分析しつつ、再確認。難しいぃ~~~。どうにか、できたようなぁ~で先に進むと、Eでストップ!「8分休符と16分休符を同じに弾いてるから食べていってる」とのご指摘。「なるほど、確かに、御もっとも」間違ったところを総決算。Eだけで6か所も休符カウントを間違えていました。
どうもメトロノームであわないはずでした。何とも譜読みの誤りがいっぱい。さらに、Gに進むと、出だしの付点がついているので、均等でなく3対1でターータ弾いた後2分音符分伸ばすところが、「ターターと同じ長さになっている」キャアァ~~~。最初の音を少し膨らました感じで弾きました。先生曰く「音の刻みは数学みたいにきっちりと」 (数学は得意だったのですが、音楽は感性で・・・)
「タッター」じゃなくて、「タッッター」と3対1にカウントするんですよ」と先生。確かに、楽譜の指示通りに弾くと雰囲気が変わるかも~。よく見ると、Hはこのタッッター」だらけ。悩ましい。先生には、どうしてこんなカウントができないのか摩訶不思議のようですが、私にはこんな曲をいとも簡単な音楽のようにサラりと弾いてしまう方が特別。さて、こちらも課題いっぱいで次回へ。最後にもう一度、最初の問題個所Cを思い出して弾いてみると、もう忘れていた(嘆)。再度弾いて、宿題に。
今日は、なかなか多難です(笑)。こうなると、最初から多難と思われた最後の”Migration"(先生のCD「遠い夢」の中のオリジナル曲)は・・・更に更に多難となるのではと心配しながら弾き始めましたが。こちらは思いの外問題にならず。3拍子なのに、8、4、4、8分音符の4音で「タタータータ」と左を刻むために、右と合わせながら3拍子は崩れ、音を落としたり、伸ばし過ぎたりと練習では滅茶苦茶になって苦労したのですが、「そんなに苦労しましたか。そんな風には聞こえないけれど」とそれなりになっていたようで・・・Bの前のD7からD7/F#のコードの音がうまく感じがつかめていないので、D7にはCの音、その後は左のD音からF#への音を飛ばさずにしっかり出してほしいと模範付きで教えて下さって、楽譜に注意を書いて修正して弾き直してOKがでました。
あとは、Bに入ってからのやはり左でコードの音をどう表現するかの微調整と確認。アドリブと最後のGパートところは、今回はとても練習が追いつかなかったのですが、アドリブはともかく、Gは違う感じに若干なっているけれど~と先生がいうので、確認のために弾いてみると、案外初見でそれなりにコードを拾って弾けてしまい、自分でもびっくり。F07の音だけは、A♭よりB音で行った方がきれいかな~という位で、次回はアドリブや曲全体を纏めて弾けるように練習してくることになりました。
やぁやぁ、今日は修正のてんこ盛りの日で、特に”First Touch" は修正が楽譜にいっぱいになってしまいました。でも、音の刻みへの感覚が、先生と私では基本がまったく違って、私は表面的な音に流れてしまって崩れる傾向があるけれど、先生の中のリズムの刻みが、大木の幹のように揺るぎなく、体に流れている?を感じました。だから、アドリブで裏行ったり表に行ったり、崩したりしても、音楽を踏み外さない、プロの演奏になるのだと感じました。たぶん、私は3拍子と言っても左手が「タタータータ」だと、3拍子で感じられないのですが、先生はタタ-タ -タと、音が頭どりしてない裏にでているのも含めて3拍を感じているようです。
昔、子供の音楽教室で、手拍子とか、リズムの学習を身体で覚えさせるのがあったり、ピアノではソルフェージュとかあったけれど、その基礎を私もやれば少し近づけるかもしれませんね。3連符とか、3:1の付点を正確にとか、音楽の基礎をちょっと意識してみようと、今日は思ったことでした。
今朝、お月見をすることは出来ませんでしたが、夕方に友人を誘って近くの広い場所で国際宇宙ステーションが通過するのを眺めました。私のカメラの腕では写真にはできませんでしたが、明るい国際宇宙ステーションが今日は天頂近くを通過しながら、6~7分で空をゆっくり明るい星となって飛んでいくのが見られました。友人が、「こんなのを見るのは初めて。宇宙って近いのでびっくり。何だか涙が出そうになっちゃった」と喜んでくれたので、私もうれしくなりました。
ちょうど今はほとんどの惑星が夜中から未明にいて、夕空には金星しかいませんが、その美しい姿はカメラに収めてきましたよ。
金星が、西空に明るく輝いていました。これから、もっともっと明るく見えやすくなるはずです。西空の1番星をみつけたら、今は金星です。探してみて下さいね。