今日は、試合前からイチローの先発出場が予定されていて、2試合連続で出場できなかった後なので、楽しみにしていました。第1,2打席では結果を出せなかったものの8回裏1対4でどうしても点を入れておきたい場面で、前の2人が揃って三振で2アウトになったところに登場。1回にカノがホームランを打って以来今日2本目の安打となる中前打を放った。相手のピッチャーや守備がそれだけ凄かったということでしょう。イチロー自身も試合後、極端なシフトの守備隊形を多用する昨季世界一のアストロズについて「いいチームだもんね、当たり前だけど。そりゃ、そうでしょ」と印象を口にしたそうだ。
これで、イチローは今季7本目、米単独3087安打、日米通算安打は4365安打で5000安打まであと、635安打!
日米通算安打はぶっちぎりの1位でイチローがヒットを打てば、記録が更新される単独王者。そして、大リーグだけのヒットでも、20位のD・ウィンフィールド3110安打に、あと73安打と迫っている。
ただし、正直言って、大リーグの試合シーズン162試合中146~162試合に1番でスタメン出場していた時のイチローは10年連続200本安打の記録を作りましたが、今はスタメンで出場しても「8番」。しかも、途中で交代して最後の打席まではいないのが実情です。例えば、200本安打を出していた時は1試合4~5打席に立っていたのが、それが現在は出ても3~4打席。出場が16試合で10試合。
しかも、しかも、ここで当初イチローを最後の最後で呼ぶ要因となっていた正・左翼とされながらオープン戦で右脇腹を負傷したギャメルが、「4週間か6週間の離脱?」と言われていたのが、そろそろ戻ってくる時期も近い。
当初、右手を痛めていると言われた右翼のハニガーは、元気に休まず15試合に出て打点15!打率も0.255と活躍。センターはイチローより一足先にマリナーズ入りしたマーリンズ以来の仲間のゴードンが元気にプレー。打率0.302で期待に応えている。残る左翼をイチローが入ってレギュラーと思いきや、無安打の時もあり現在打率0.219、実は打点は0、つまりヒットが点に結びついていない。得点はあって、出塁したことで、ホームは3回踏んで貢献はしているのだが・・・。
それに加えて、去年10月右肩の手術を受けて不安視されたエレディアが結構問題がなくイチローと今は分け合って左翼を守っているが、13試合に出て打率0.25、打点は4、ホームランも2本(!)2塁打1本と調子がいい。去年は打率0.249だが、123試合で96安打した27歳の彼を使いたくなるのも無理はない(嘆)。
サンスポを見ると、2戦連続出場しなかったことから「イチロー・正左翼手復帰で控え固定も」なんて、記事になっていた。「相手先発が右投手が続くため再びスタメンに名を連ねる見込み。しかし、復帰間近の正左翼手ギャメルが合流すれば、イチローが控えに回るのは既定路線だ」というのだ。「デュポトGMは先日、地元ラジオ局の取材に『外野手が増えるだけ』と5人で外野を回していくことを明言している。イチローにできるのはプレーに集中し、結果を出すことのみだ」という言葉で記事は終わっていたが、5人で回すといっても、今の状態から行くと、ゴードン、ハニガーはレギュラー固定状態なので、ギァメルが出てくるとエレディア、そしてイチローは5人目の扱いになる可能性は強い。去年の厳しい状況が、またマリナーズでも再び訪れてくる可能性が強い。
イチローの安打をお月様にお願いする前に、またイチローの出場をお願いしないといけなくなる日が迫ってきた?さあ、夕方の三日月がそろそろ見える時期になってくる。今日は天気が悪く油断したが、明日から夕方のお月様を西空に探して月パワーをまたイチローに送らねば!!!!!
取りあえず、今日出て、1安打が出たのは良かった。明日からなお続く12連戦。1つ1つ与えられるチャンスに結果をしっかり出してほしい。イチロー、頑張れっ!