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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

月が上ってきましたっ!

2020-05-03 17:59:14 | 惑星・天体ニュース

  月が上って来ましたが、結構 雲が多いです。風が強いので、雲を吹き飛ばしてくれるか?

  取りあえず、天頂よりやや東よりに浮かんでいます。

     

   雲に囲まれていますが、どうにか綺麗に撮らしてもらえました。

   今日も、夜中まで沈まずに私たちを見守ってくれるお月様です。探してみて下さいね。

   そういえば、今日は我が家のクローバのひと鉢が特に4つ葉がたくさんあるのに気づいて、写真に撮ってみました。

   

   凄いですよね。4つ葉の幸運が、皆さんにもたくさん届きますように!

  

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「戦争放棄」の憲法を誇りに!

2020-05-03 09:46:28 | 日記

  日本国憲法 (前文)

日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。

日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。

われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。

日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  日本国憲法が、すべての日本の法律の根幹をなしている。でも、この前文を読んだことがあるかというと、わたし自身「日本国憲法前文 お国ことば訳」(わいわいニャンニャン版)や「あたらしい憲法草案のはなし」(著:自爆連)などの、下の写真に出ている気軽に憲法について考える本を読むまで、身近にこの前文に寄り添って考えてはこなかった。

        

  と言うわけで、このブログが、この前文に親しみをもってもらえるきっかけになればと願いつつ、今日は私も憲法について、ちょっと身近に感じてもらえることを書いてみたいと思う。

  日本国憲法の水色の部分をお国ことばで表現したのが写真家・岩合光昭さんの猫ちゃんの写真入りの本だが、これを読むと、上に出した憲法前文のマーカーで水色にした「肝」部分が、それぞれのお国ことばで表現されていて面白い。私も、私の言葉で表現してみよう。

  自分の国の利益ばっかり追いかけたって、世界のみんなが幸せじゃなけりゃ、自分の国だけ幸せにはなれっこない。戦争の苦しみを通して、日本はもう戦争をしない道を選ぶことに心を決めました。戦争はもうしません。

  そのために、「自分の国だけが、大事」という考えを捨てることにします。世界の全ての人が、怖い思いや貧乏で困っていることがないようにしたい。それが大事だと気づきました。(みんなが幸せに生活ができる社会になれば、みんなが平和で安全に暮らせる!)当たり前なことだけれど、それが大事とわかったのです。

  だから、これから、日本は、誰かが威張ったり、人を抑え付けたりするような社会を地上からなくすために、その先頭にたつ国になります。こういうと、それは「理想」だっていう人もいるだろうけれど、平和を求めない人が、この世界のどこにいるでしょう? 日本人は、世界のどの国の人も「平和で安全な生活を1番に大事」と思う気持ちは一緒だと信じます。信じて、そこにこそ日本の安全と日本が生きる道をみつけました。日本は、そんな「崇高な人類の理想」を追いかけていく国になることを誇りに思い、ここに誓います。

 こうして読んでいくと、これを「アメリカに押しつけられた憲法だ」と言って憲法改正を叫んでいる人たちが、小さく見えませんか。 疑心暗鬼になって他国が攻めてくるからと、戦闘機だ、防衛だと兵器の大人買いをすることが、恥ずかしくなりませんか。

 他国に攻められる前に、日本は火山も多い地震国で、台風被害も最近頻繁になっています。原発政策の誤りで、地震・津波対策を怠り、福島では故郷に住むことができず、今も苦しんでいる人がたくさんいます。他国に攻め込まれるなんて心配より、自国民が生活を追われる原発事故の危険回避*、地震の安全対策、台風被害対策の方が、もっと現実的で国民の生活に緊急な危機なのです。それなのに、軍備には熱心なのに、現実的な国民に迫る危機の事実に対し現政府は目をつぶって、原発再稼働まで平気でもくろんでいる。

 他国との戦争がなくても、1年に2万人ほど自ら命を断つ自殺者がいる日本。その命を救うことの方が、大切ではないでしょうか? もっと国民の生活に注視して、今の国民の幸せのためにお金を使う事の方が、軍備より優先されるべきではないでしょうか?この75年で他国からの軍事的脅威はほぼなかった。それより、日本では自国内の政策の過ちでの人災的側面が強い事故・災害により国民がを受けた被害の方が甚大だったのです。軍備予算の増強に私は反対です。軍備が国民の命を外敵から守る意図から発しているのなら、外敵ではなく自然災害、原発のような危険施設除去を進める国内の防災に予算をもっと割くべきです。そして、他国に対しては軍備ではなく、他の国の人々も平穏に生活できるように日本のできる形で援助していく道を選びたいです。

 「戦争放棄を謳っている9条を誇りにして、日本は戦争のない世界のためにこそ、力を結集させて努力して行くべきだ」と思います。

 そして、この日本国憲法に相応しい生き方をした、日本が誇るべき人は中村哲さんだった! アフガニスタンに医師として入り、干ばつに苦しむ人々を川から水を引いて農業を復活させる灌漑事業で救った中村哲さん。タリバンの兵士だった人たちも、農業で生活の糧を得るために一緒に中村さんの輪に加わっていたと言われています。(タリバンの兵士も、人を殺したくて銃を手にしたのではないのだ)と中村さんは分かっていたのです。60万人の人が、中村さんの灌漑事業のお陰で農業で生活できる道を再び歩み始め、中村さんはアフガニスタンから国家勲章を授与されています。まさに、日本人の誇りです。平和を壊す兵器の準備をするのでなく、人間として対等にアフガニスタンの人たちと向き合い、彼らの生活のことを考えて行動した中村さん。

 今日の憲法記念日に、是非多くの人に、中村哲さんのことを思い出して、彼から学んでほしいと思います。

  

  うまく、読めなかったら写真をクリックして頂ければ、オリジナルの西日本新聞のサイトに飛べます。この西日本新聞のサイトのココからは、こどもの教材用にいろいろな記事が掲載されています。ココから、いろいろなことが学べます。

  この記事にある「平和には戦争以上の力があり、戦争以上の忍耐と努力がいる」という言葉の意味をかみしめながら、平和憲法と呼ばれている、私たちの国の基本となっている憲法のもつ「崇高な理想」の実現について考えてみませんか。

  防衛について「現実的に、北朝鮮のミサイルが飛んでくる、中国が狙ってきている、尖閣列島が・・・」と外国からの脅威を声高に語る人には、現実の日本社会において我々が命の危険に晒されている事実に、目を向けていない人が多いように思います。「命を守る」という人が、人の命を奪う軍事予算を増大させる矛盾にしっかり目を向けて下さい(現政権の8年連続防衛予算増加の確認はココから)。

  日本が戦争をしていた75年以前に比べ、私たちの世界との交流はとてつもなく密接に強くなりました。私たちは、こんなに世界を旅したり、ネットでやりとりできる時代になっているのです。世界は変化しているのです。そして、その変化は、さらに私たちの「理想」への歩みを後押ししてくれる力になるはずです。

 

   

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