天気が悪くなるというので、月の出を見計らって外に見に行くと、もうすでに雲が出始めていて、結局お月様に出会えないままに、夕食時は雷の音と雨の音を聞きながら食べた。
ところが、意外や回復も早く、ちょっと遅めの洗い物をしてゴミをベランダに出しにいくと、月があっさりと姿をみせてくれていた。
まだ、雲が残っていたけれど、満月に近くなった月の明るさは薄い雲なんかには負けはしない。
さあ、参議院の補欠選挙の結果も速報されて、野党候補が3つの議席を取った。北海道は鶏卵会社から500万円を受け取った収賄罪で起訴され議員辞職した吉川元農水大臣の補欠選挙。広島は、自民党本部から1億5千万円の選挙資金を受けて当選した河井案里が、100人近い議員たちを買収した公選法違反が確定しての辞職による補欠選挙。「誤った金まみれの自民党には、NO!」を突きつける。そうした国民の声が響き渡った。この調子で、当たり前のこと(「国民に嘘をつくことは許されない」「政策の正しさで政治家が選ばれる選挙」「一部の人間のためでなく、国民のための政治をする政治家を国会へ」)が、当たり前に進むようになってほしい。
*長野は、羽田雄一郎・元国土交通大臣が新型コロナウイルスに感染して亡くなったことに伴う補欠選挙で、父親の羽田孜 元総理大臣の秘書経験もある弟の次郎が当選した。
そういえば、議員辞職どころか自民党が追い出しもせず、本人も議員に居座り続けていた菅原元大臣も、公選法の不起訴処分(起訴猶予)に対し検察審査会から「起訴相当」と議決され、今は、再捜査の過程で菅原氏の事務所が選挙区内の祭りなどで住民らに現金を配った疑いも浮上。東京地検特捜部が再び任意で事情聴取したという(ココから)。さあ、全ての事実が月の光の下で明らかになり、選挙を金で動かすような政治家を温存するような政党に、国民が決別する時も近づいているようだ。そして、そんな政党とタグを平気で組み続けてきた公明党も、創価学会の人々の支持を失い見放されることになるだろう。
お月様、これからも、「嘘をつかず」「狭い自分の利益でなく、国民全体の、世界の人々全体の幸せを考えられる人たち」に力を与え続けて下さ~~~~い。