未明に呼ばれたように思い目が覚めた。5時前・・・月が起こしに来た?
外を見ると、月が東空に浮かんで待ってくれていました。
きれいな月でした。この写真が撮れたので満足し、まだまだ寒くて1回家の中に入りましたが、少し経って「そうだ、金星と火星が朝の東空に見えるのだった」と思い出して、再度覗きに出て見ました。直ぐに明るい金星は向こうから目に飛び込んできましたが、その下に火星がいるはずだと思うのですがみつからず・・・ちょっと待ってみようと30分待っていたら、建物の奥から再び金星が火星を引っ張り出すようにして出ているのをみつけました。
空に見えているのは、月ではありません。月はもっと南(右上)にいました。これは、「明けの明星=金星」です。ちょっとカメラで拡大すると赤っぽくみえたのですが(写真では色までは出ていません)、金星の下、引っ張られるように建物の屋上から姿を現したのが火星です。上の写真ではよく分からないかもしれませんが、そばに小さい星がいくつか見えて、どうやら、射手座の星たちのようでした。
日の出は6:16。星まで写らないかと工夫している内に、空がだんだん明るさを増していき、星たちも火星も、そして金星も姿を消していきました。そして、月も姿を消したように思えましたが、月の入りは11:23。「月は、まだまだ、青空の中に見つかるはず」とゴミを捨てに行きながら、建物に隠れてしまっていた低目のそらに月をみつけました。
まだまだ、朝の青空に月を見つけられる時期です。明朝、日の出前に起きるあなたは、東空に金星や火星を見つけてみて下さい。そして、月が金星たちに近づいていくのを楽しんでみて下さい。寝坊のあなたは、青空で、細くなる月がどこまで見つけられるか、さあ勝負です。晴れるといいですね。
おかしいこと。つらいこと。世の中で尽きることがないことに、ニュースをみて、心が痛む日々です。でも、私たちの住む日本は、今は平和に暮らせている奇跡に感謝し、世界に平和が広がることを願う人々の列に加わっていきたいと思います。お月様、応援してくださいね。