全面を使った大きな意見広告が出ました。ただし、調べると中日新聞・東京新聞(12月24日)と朝日新聞(12月25日)の朝刊に出したとのこと。資金さえあれば、全ての新聞にだしたいと思っていたと思うので、すべての人に読んでほしいので、ここに転載してみることにします。
特に、読売新聞、産経新聞、日経新聞の購読者の方に読んでほしいで~~~~す!!!!
まずは、ゆっくり読んでみていただけますか? 大事なのは、いろいろな意見があることを知り、それを無視せず、互いに意見を交換して、よりよい結論を導き出し、未来をしっかり選択していくことだと思います。
これは、ゴールドマン環境賞を受賞した平田仁子さんが理事をしているNPO法人気候ネットワーク東京事務所が、(既存の石炭火力発電所へのアンモニア混焼という、CO2排出削減効果は非常に小さい、しかもまだ実用化されていない技術に頼ろうとする政府の「脱炭素政策」)が、気候変動対策に逆行していることに強い危機感をもって、強く警告を発している意見広告です。
2050年に炭素排出量を実質ゼロにするために取り組むべきなのは、不確かな「技術イノベーション」により、省エネや再エネに投資を向け、より実質的な脱炭素社会の実現に向けた再エネの普及を進めるべきだと、説明を意見広告では行っています。
政府の基本方針(案)では原発の最大限活用が注目されがちです。でも、この政府の「脱炭素火力」の支援策も、2050年の脱炭素社会の実現とこれから30年のエネルギー政策に大きく影響するものとして、国民の理解を求めています。
私も、このブログで原発再稼働や新設への批判は書いてきましたが、この石炭火力へのイノベーションという名の下に、無駄に時間をかけて不確かな技術に投資することには、お金の無駄遣いで、もっと身近な地域の再生可能エネルギーへの投資こそ重要だと考えます。
個人でいえば、小さいことからですが節電や、自宅で太陽光パネルでのささやかな発電(屋根がないので・・・ベランダ発電)をお薦めしています。これは災害時でも役に立つ、「フェーズフリー」の考え方にも繋がります。
最近は簡易な台をベランダに作って、右の太陽光パネルを設置。1日快晴だと100%充電できて、数時間テレビをみたり、スマホの充電や、PCの使用にも普通のコンセントとUSBの出力が可能なので日常的に使えそうです。
*さすがに、冬至を迎え、日当たりの悪い我が家は最近100%いかず、夏に期待をかけていますが・・・
もちろん、これだけでは生活できません。でも、わが家の電気は、「生活くらぶ」の再生可能エネルギーを使っています。
電気自動車は排気ガスをださず、脱炭素といいますが、電気のチャージをする時の電気が、「化石燃料からつくられた電気」、「原発による電気」では再生可能な社会を作るばかりとはいえません。SDGsにふさわしい世界につながると胸をはって言える生活を、しっかり未来のために考えていきませんか。
読売新聞のを「他の新聞よりよさそうだから」と購読している方、「原発再稼働」、「反撃能力」、「憲法改正」、「ジェンダーフリー」など、政府に非常に近い立場で書いている読売新聞です。平和を愛し、安心な生活をのぞむあなたの心情に、本当にぴったりと思えますか?ぜひ、東京新聞や、他の新聞を買ったり、図書館で読み比べてみて下さい。面倒なら、ココからこのブログの6紙比較など読んでみて下さい。
たぶん、多くの人は、よく考えれば「抑止力」なんてことが嘘っぱちで、どんな危険な考え方か、分かるはずです。なぜなら、北朝鮮も中国も、ロシアも、抑止力のために軍拡を続けてきたはず。北朝鮮が軍備拡張をして日本が「抑止力」のために、軍備強化したら、結果は火をみるより明らかですよね。さらなる互いの軍事力強化と国民の疲弊が待っているだけです。それがあったから、軍縮会議があったのではないですか? そのお金を、SDGsで世界が豊かになり持続可能な社会になるように使うのが賢い人間のやることなはずでしょう。
現政権を「他の政府よりよさそうだから」と選んで投票してきた方、本当に、そのやり方で進んできた今。大丈夫でしょうか? あなたは、(戦前の『教育勅語』『八紘一宇』も持ち出すような復古的考えをもち*、統一協会に顔を出して、その活動にお墨付きをあたえるような行為をしている国会議員、地方議員)を応援しつづけるのでしょうか?
*森友学園の園児たちが、軍隊マーチを演奏し、教育勅語を唱えていたのを覚えていますか。今の与党の人たちはみんな、それを知っていて、与党の構成員であり続けている人たちだということを忘れないで下さい。(ココから)