「21日の夜中の月」と書きつつ、実は嘘ではないけれど、ちょっと自分でもずるいかな?と思えて「?」をつけました。その分けは、20に上った月が日付を変えた途端に撮った月だからです。ずるい(笑)かと思いながら、ダブルお月見が今回の巡りでは数回すでにできていたので、(21日の夜に昇った月をみて~よし、夜の月に備えよう)と思い、写真を撮っておきました。
ほらっ、たった5分過ぎただけですが、日付9月21日です(苦笑)。ところが、残念ながら21日夜には昇ってきた月を見られず、雨模様。
しかも、大雨が正月に地震被害を受けた能登地域に降るなど、大変なことになりました。やっと入ったという仮設住宅にまで水が入ったというニュースがあり、心が痛みました。行方不明の方もまだいらっしゃるようで、どうか一刻も早く家族のもとに知らせが届くことを願っています。お月様が雲の上から力を与えてくれることを祈りました。
そして、21日0:05の後は、月を見ることもなく21日、22日、23日の昨日の朝も月をみることが出来ませんでした。そもそも、もう月の出はだいぶ時間が遅くなってきていたので、夕方少し空が晴れているように思えて、まずは、久しぶりに金星が見えるかと西空を見に行きました。
<2024年9月23日18:12>
ところが、着いてこの西空。黒い雲が大きく地平線を覆っていて、南寄りの高い空は雲がないのに・・・(だめだぁ~、雲がいっぱいで地平線のそばが全然見えない)と思いました。でも、すぐ諦めない性分なので、じっくりと自転車を押しながら西空の地平を見ていたら・・・・
なんと!!!
こんな雲がないところに、明るく光る星が私がみつけるのを待ち構えてくれていましたっ。「金星です!!!」
実は、最初の写真は、この金星を見つけて写真を撮った後に、全景を写したモノで、上の写真に金星も入っているように撮ってあります。この木と雲の様子をみて、上の写真を少し拡大してみると、しっかり金星がいるのが分かります。
やはり、諦めちゃダメだな。 ちょっと、めげることがあって金星を探しに来たのですが、またしても、天体から勇気をもらいました。
そして、月の出は20:56。何回か見に出ていましたが、ようやく北寄りの空に月が昇ってきました。月が鉄塔の向こう側にいたので、鉄塔にじゃまされない場所まで移動して、月を撮りました。
見ない内に、月は半月になっていました。といっても、上弦の月は9月25日3:50なので、明日の未明です。きれいな月でした。ふと、アプリでそばに星がいるように思えて調べると、木星や火星がこれからでてくるところのようでした。火星は待てないけれど、木星くらいは待っていようと思い、待っていると・・・
木の影から、木星が見えてきました。目が慣れてくると、送電塔の左にも小さな星が見えました。ぎょしゃ座のエルナトのようです。右の高圧電線の上にもおうし座のアルデバランが、左の高い所には、ぎょしゃ座のカペラも見えていました。
そうそう、忘れていましたが、今も、この前に月と大接近していた土星も夜の空に見えますよ。ただし、早めに昇っているのでグッと南の方へ目をやらないとダメですよ。忘れないように見つけました。雲の上の方の小さな点のように見えるのが土星です。西空の金星ほど明るくはありませんが、肉眼でも見つけられますよ。
金星、土星、星達、月、これから惑星は年末に向かって、どんどん見やすくなりますのでお楽しみに!!!
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