久しぶりに朝に天気がよく、空にいる月が「おはよう~」と私を出迎えてくれました。
お月様は、25日の今日の夜中に下弦の月になるところだったので、まだ半月といっても境のところが、この時点では膨らんでいますね。
さあ、幸先よく朝に月が見られたので、昨日までは雲に意地悪されて「月のツキ」がなくダブルお月見もお預け状態だったので、夜に月が昇るのが楽しみにしました。
さてさて、夕方は金星を見に行く時間もなく、月は昇る時間がだんだん遅くなって来て「月の出は21:50」。11時過ぎないとわが家のそばでは見られるところがありません。しかも、今はだいぶ月が北寄り。
少しでも早くと、東の公園まで行ってみると・・・雲はけっこう出ていますが、星が結構見えているのに月がいません。23:00。もう、見えていい時間なのに・・・ 下の写真、けっこう星が写っているのですが、分かりますか? この明るいのは木星でなくアルデバラン? 木星なら、今日は月がすぐそばにいるはずですが、木に隠れているかと思っていませんでした。
<2024年9月24日23:00>
家に戻りながら、高いところへ上がってみると、「あれっ?いつの間にか、こっちなら見えていたの?」びっくりでした。
いやいや、やっぱり雲に隠されていたんでしょう。こんなに雲に囲まれていたのですね。さっき見えていた星はアルデバランだったのでしょうか?月とはかなり離れて、右上の雲の中に、もう他の星はすっかり呑まれてしまいポツンと明るく1つだけ見えていました。
ともあれ、「ダブルお月見できました~~~っ!!!」
待っていても雲はどいてくれず、最初に撮ったアップがそれでもまだ良い方だったので、月の美しいアップは諦めることにしました。木星も結局みることができずに残念でした。
ただ、9月1日の「2024年9月の惑星」でご紹介したように、月はまだ、今夜も昇ると22:50に昇って来ると、「僕のそばにいるのが(下の図は1時の時の図なので、見る時間により変化します)木星くんだよ~」と教えてくれます。アルデバランや、先の「2024年9月の惑星」で案内したように振り返って南空をみると土星も見えますので、どうぞ今夜、天気がよければ、あなたも惑星や月や星を楽しんでみて下さいね。
夜中には、下の図のように、オリオン座などよく皆が知っている明るい冬の星座たちも昇ってきます。 東やや北寄りの地平線が良く見える場所を探してみましょう。夜更かしすれば、火星も見られるのですが・・・ただし、これからよく見られる時間に冬の星座たちとともに移動してきますから、平日ですので無理はする必要はありません。うっかり目が覚めたりしたら、夜は寒くなってきたので、ちょっと何か羽織って外をみてみましょう。お月様と星達が歓迎してくれるはずです。
追伸)伝え忘れましたが、上の2枚の月のアップを比較して見ましょう。どうです?この夜昇った月が、今朝になって下弦の月になってちょうどの半月になったのわかりますね。こうやって、刻々姿を変えているお月様、おもしろいですよね。あなたも、月のファンになってきました?
ブドリさんは、月と火星、木星をちゃんとみられたじゃないですか。羨ましいです。きれいだったでしょう。