先日、久しぶりに電車に乗って出かけたら、マスクをしていない人の割合が多くなったように思えた。そして、中国観光旅行者が解禁されはじめたらしい。確か、数ヶ月前には中国の感染者数が増えて危険視するニュースが流れていたはずなのに・・・。
そこでまず中国について調べてみると、今年5月のニュースで、 <習近平 政権は昨年12月、厳しい移動制限を伴う「ゼロコロナ」政策を急転換し、全国で爆発的に感染が広がった。中国疾病予防コントロールセンターは、2月上旬までに全人口の82・4%が感染したと推計しており、その時に感染した人の抗体が減ったことが今回の再拡大の要因との見方がある。 習政権はゼロコロナで深刻なダメージを受けた経済対策を最優先する構えで、同センターは4月29日を最後に1週間ごとの全国の感染状況の統計を発表していない。(中略)中国メディアは、専門家の「再感染者の多くは症状が軽い。過度の心配は必要なく、経済や生活に影響させるべきではない」との見方を伝え、住民の不安 払拭 に努めている(ココから)
中国政府のコロナ専門家チームを率い、国民からの信頼も厚い感染症の専門家、鍾南山氏は、5月22日に開かれたフォーラムで、「6月末に第2波のピークがくる」として、週におよそ6500万人の感染者が出るという予測を発表した。日本の人口のおよそ半分で、とてつもない数の感染者数だ。ゼロコロナ政策は終わったが、コロナウィルスが無くなったわけではない。今後もコロナとの付き合い方を、模索していく日々は続いていくだろう。(ココから)
と、5~6月頃は言われていたのがでてきた。そして、公表がなくなっている前の中国の感染者の様子が分かるグラフもみつかった。
去年の12月に大流行して、何だか急速に減ってやや漸増したところで、数字を出すのをプツリとやめてしまっている。統計空白の中で、確かに5月、6月にはニュースで大流行を騒がれたのに、それ以降は中国のコロナのニュースは探しても見当たらない。そして、今月から中国観光客が大量に訪れてくる話を、ニュースでは平然と伝えているのだ。
これは、どういうこと? コロナ再流行のリスクはないのだろうか!!!????
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さて、厚生労働省のページを久しぶりに見てみた。最新データがココにあるというので開いてみた。もともと、分かりづらく一般人に見やすいようになど配慮しない公表だったことは、このブログで説明してきた。そして、今回の5類になってからの公表はどんなかというと・・・ 中国が公表しなくなっただけでなく、日本だってゼロにはしなかったが、公表を後退させている。
すっかり手を緩めて、これまでですら見づらかったのが、あいかわらずだ。今、公表されているのは下のような数字。
毎週、まず、最新の1週間の「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)定点当たり報告数・都道府県別」という表が掲載され、その下に、下に転載した、最新5週間分のデータを並べて、感染者の増減が分かる表が載せられている。でも、この表、分かりづらい。
そして、さらに下にみていくと、やっと、グラフが出てくる。しかも、統計をちゃんと取っていた時のグラフと、それが定点観測になってからはどうなったかの連続性がある、まずは見やすいグラフが出てきた。なぜ、これを最初にもってこないのかと私は思う。これをみれば、両手をあげて、コロナは収まっていると言っていいか分かりそうだ。
因みに、私の周囲で、最近またコロナ感染の話を聞いた。上の図をみると、徐々にマスクや集会などについて5類にして制限を緩めてから、コロナは確実に漸増している。しかも、ここで中国から観光客がどんどん入って10月を迎える頃だいじょうぶなのだろうか?
下の図をみてほしい。コロナによる死者数の山が上下している様子をみると、2月(6月)10月に山があるように見える。
私は、これから夏休みでの旅行や家族交流、海外との流出入もあり、これから10月まで用心しないといけないと思う。そして、コロナの感染状況をみていくのに、厚生労働省のページは本当に不親切だと思う。では、どこをみるか。
サイエンスカフェを長年やっている団体が紹介していたのが、NHKのサイトだった。
ココからでも、上の図をクリックでもNHKの「新型コロナ感染症・医療情報」に飛べます。
まず、すぐに日本地図で最新の増減が一目でわかるようになっており、さらに、自分の居住県をクリックすると、2022年秋からこれまでの変化が、下のようにグラフで出てきます。
全国の平均患者数のグラフも直ぐ出ていました。非常にわかりやすい。患者数がどんどん上がってきて、今回少し収まったのは、ことによって、医療機関がお盆で閉っていたから?なんて、私は思ってしまったが・・・
と言うわけで、油断は禁物。みなさんも、便利なNHKのサイトを利用して、コロナの動向に注意して行動をすることを忘れないようにしましょう。
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