felizmundo's website

月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

2024年2月の惑星

2024-02-01 09:18:07 | 惑星・天体ニュース

   もう2月です、1日1日から、能登半島地震が起きる大変な年となりましたが、1ヶ月が過ぎても大変さは軽減されないばかりか疲労が溜まっていることと思い、察するばかりでボランティアに行くこともできず、心苦しいです。

   被災者の皆様を見守っていた月が、今も皆様を見守ってくれています。どうか、空を見上げて力をもらったり、慰めてもらってみて下さい。

  

   

   1月1日の月の出は21:30。この月を私が捉えたのは元旦の22:44でしたが、そのままこの月は空に残り、翌2日の10:37に沈みました。

    

     この月を1月2日になった0時を過ぎて撮れていれば、よく見て頂くとわかるように12月16日から1月8日まで連続でお月見できていたことになります。惜しいので、ちょっと1-1~2と書かせてもらって、この仲間に加えさせてもらいました。

     最後、1月9・10日も見られなかったし、パーフェクトではありませんが、天気に恵まれて、よくお月様が空から私たちを慰め力づけてくれていました。

     では、いつものように今月の惑星です。

   水星:私は見られませんでしたが、1月は水星がきれいに見えていたようです。でも、今は水星がどんどん昇る時間を遅くして、遂には夕方に移動していく時期なので、みられません。

   金星:屋根の上でどうにか朝 私を楽しませてくれた明るい金星も、どんどん高度を下げて、未明にみても、見つけづらくなってきます。今の内に見たいと思う方は早起きして東南の地平線低くが見える場所で探してみてください。きれいな明るい星です。金星がどれか分かるかな?と心配な方は、下のように月が近づいて教えてくれる7日から8日にみるのがお薦めです。

    月が金星に接近。2024年2月7、8日、日の出30分前の東京の空

   火星:今は、暗くて肉眼ではみえません。しかも、低い場所なのでなかなか望遠鏡やカメラを使っても難しいでしょう。

   木星:夕方暗くなると南の空に見え、だんだん西の空に移動して見え、15日には月がそばに来るので、明るい木星とインスタ映えする景色を作り出してくれそうです。

    月が木星に接近。2月15日、日の入り1時間後の東京の空

   土星:月初こそ日没後のわずかな時間に南西から西の低空に見えていますが、西の地平線に沈む時間がどんどん早くなるので、まあ、どうしてもみようと思うなら早めに探してみて下さい。

   と言うわけで、今月の惑星は金星を未明に2月7・8日に、木星は2月15日に月が近づくので楽しみながら探してみて下さい。木星は月末になると、沈む時間が早くなるので上・中旬にみることをお薦めします。

   国立天文台の「今日のほしぞら」を使って探すのも便利ですよ。日や時間を変化させると惑星の動きがよく分かって遊べますよ~。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« "FIND MOMO! ”という写真本を... | トップ | 6日連続「ダブルお月見」ですぅ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

惑星・天体ニュース」カテゴリの最新記事