人間の命の儚さ。若さに輝き、ついさっきまで自分たちのそばで一緒に闘っていた同僚が、突然いなくなってしまう。
ボート事故で亡くなったホセ・フェルナンデス投手。彼のことは、何回かこのブログにも書いた覚えがある。明るくてハンサムで、投手だけど打席でも活躍できる大谷ほどではないが、桑田選手のような感じのピッチャーだった。
今更知ったが、15歳の時にキューバからボートに乗って亡命。3回失敗した後、4度目のようやく成功したが、この時にボートから海へ投げ出され、おぼれかけた母親を助けたというエピソードもあったのだという。その彼がマイアミのエース・ピッチャーという輝かしい場所をみつけ、子供ももう少しで生まれるという時に24歳の若さで、ボートの事故死で亡くなるなんて。心から、彼の死を悼みます。
悲しみの中に試合をした今日。イチローも代打で登場。1本のヒットを元同僚フェルナンデスに捧げました。
4307安打、米単独3029本目、今季94安打目。
*フェルナンデスの死を悼みながら捧げた今日の試合の様子は、動画がココとココから見られます。後の方の動画には、同僚の死を皆と一緒に悼んでいるイチローの姿も見られます。本当に、チームの皆から愛されていた投手でした。私も大好きでした。
中止した試合がどうなるか分かりませんが、本当はあと6安打して去年91安打でストップした連続3ケタ安打の記録を再スタートしてほしいところ。もしくは、打率を3割にのせてほしいところなのだが・・・・。どちらも、打席に立たせてもらわないことには、実現が遠のく。
秋雨で最近夜中から午前中に見られるはずのお月様の顔をみていない。明朝には是非、お月様に会って、そんなイチローに月パワーを送りたいところだが。
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