月の昇る時間が遅くなり、見る人はほとんどいない夜。月はこんなに赤い火星のそばに来て、しかも、昴や他の星たちもたくさん集まっていました。
まずは、あまり自慢できる写真ではありませんが、肉眼でみた赤色に近く撮れた月と火星の写真です。
日付が変わって直ぐの00:12、北寄りの空に月が赤い火星を伴って現われました。実はこの月、よくみると電線に引っかかっていました。
薄ら電線が写っていますね。その上に右が火星(カメラの設定で色が白くなってます)。そして、月の上に見慣れた星の塊が写っていました。これ撮れたの初めてかもしれません。昴(すばる)です!!!! ちょうと、月の光の輪の際にかたまって7つくらい星がみえます。
電線にかかっていたので、次に起こされた時に下の月は撮りました。上弦の月を過ぎてやや真ん中が凹んだ月です。
そして、この時、南空を見に行くと・・・・
すっかり月とは離れてしまった木星が左上に輝いていて、右下にはもう西の地平に向かって沈む用意をしている土星が雲から逃れるようにしてきれいに見えて今した。そして、この下の真ん中の星も明るかったです。これは、フォーマルハウト? 秋の空の中では唯一の一等星です。(ほんとかな?自信がないので、違ったら教えてくださ~い)
肉眼では、それほど見えませんでしたが、星が写り込んでくれてラッキーでした。
そして、朝は雲がいっぱいでしたが、だんだん晴れてきて、朝にもお月見ができました。
実は、たくさんある雲の中に弧を描いているような雲があって、それを撮ろうとしていたら、もっと天頂近くから、声がしたんです。
「お~~~い、違うよ。もっと真上にいるのに・・・。何をみているんだい」 笑い声が聞こえました。
こんなにスッキリ顔で、青空の中の月が笑っていました。
雲が多そうだったのに、見られたんですね。
まだ暗いうちに目覚めたのですが、木星すらもぼんやりしていて、火星もプレアデス星団もわかりませんでした。残念!
頭の上だったので、月を撮るだけでも大変でしたよ。
三脚も使わないし、プレアデスが撮れるとは思ってもいませんでしたが、形がそうだなと思いました。
月が昇るのが遅くて、電線やら街灯やらで、画像に邪魔がいっぱい入り、星まではなかなかきれいにとれませんが、ラッキーでした。
でも、眠いこと眠いこと。今日は夕方どっぷり寝てしまいました。さすがに夜が続くと、体力がもたないですね。