渡辺かづき先生に習い始めたのが2012年10月26日。それから約2年半、ついにこの日がやってきました。先生が「"Crescent Moon"の楽譜ができましたよ。結構たいへんでしたけど、いい感じに仕上がりましたよ」とおっしゃって、その楽譜を私に今日下さいました~~~~!!!!
もう、私は大興奮で~~~~す!
注:Crescent MoonのリンクはCDのメイク中ので最初の部分にサワリが入っているだけなので~ご了承ください。もっと聴きたくなった方は、是非amazonでCD"Crescent Moon"をご購入よろしく!
気持ちを落ち着けて、では今日のレッスンの始めから、いつものように書きます。
今日のレッスンに持ち込んだのは、3曲。
まずは、指慣らしのためと、リズムの勉強のために始めたボサノヴァの"How Insensitive"。
つっかえますが、まあ何を弾いているのかは分かる程度までは練習し、音が変なところもあるけれど、どうにかそれなりに・・・いえいえ、先生の前では練習の50%も弾けませんでした(泣)。でも、問題は譜読みと音感の練習なので、失敗にめげず、最初から順に弾いて楽譜と違わないかチェックして頂きました。
先生も、酷いアレンジに苦笑していましたが、チェックして頂いてみると、ちゃんと弾けさえすれば<実はそこ滅茶苦茶問題なのですが(笑)>、結構リズム的にはOKのようで、変な音も私のせいではなくて、楽譜のアレンジのせいのようで、次回はまた次の課題曲に進むことになりました。
「アレンジ的にはちょっと問題あるけれど、練習にはいいかもしれないから続けてみるといいかも~」が先生のご意見。確かに、4曲弾いてきて、ちょっと音のつかまえが上達した気がします。
2曲目は先生の奥様の曲「ブナの日」。これは先週頂いたばかりの曲で、奥様の曲を弾くのは、これで3曲目です。大事なところで、音を取り違えたりはありましたが、「初めてにしては、よかったんじゃないですか」ということで、各部の検討・確認へ。
「Aの3小節目のコードのG7♭9の音の♭9がどこにいれてもうまくいかなくて・・・」と先生に話すと、「♭9を今は左手にいれてたみたいだけれど、テンションは左より右手の方のどこか低いところにちょっと入れるといいんですよ」と、具体的に先生があれこれ作って入れて模範を見せて下さいました。
結局、左はG7の音だけで、右手のメロディーがDを小指で押すときにその下で♭9に当るA♭も和音として鳴らすことに。左は結構コードの内の2音位を押さえていくように思っているとよいようです。
教えて頂いたように弾いてみると自然な流れになって、一件落着。(テンションは、右で中に入れるといい)ことを学びました。
ところで、「Aの最後のAmsus4/ Am となっているところのどうして切り替えているのか、どういう音にしていいのか、わからなかったんですが」と先生に聞くと、「Amsus4と Amのコードで違う音は、DかCかの3音目の違い。つまり、D音をC音を響かせてほしいということですよ」とのこと。
偶然にも、納まりがよくなるように思えて、Cの音を入れていたので、結果的には自然に正しい音を押さえていたようでした。でも、そのことを意識してさらにD→Cを感じられるように修正してみました。
おぉ~、これも良い感じになりました。なるほど、なるほど、コードから何を指示しているのか読み取るって、こうやるんですね~。
ちょっとずつ分かってきました!
そして、これは音を直して次回に再度挑戦へ。
3曲目は、渡辺先生の曲です。eco-musicの曲「小鳥たちのために」
最初は躓きましたが、弾いている内に勘が取り戻せてどうにか練習のときのような感じに弾けて、先生がOKを出して下さいました。
前回「最後の音の伸ばしがやや足りない感じがしますね~」といつもながらのご指摘を頂いていたので、先生に大丈夫だったか確認すると・・・「『ブナの日』にしても、テンポが安定して間違えずに弾けていましたよ~。だいぶよくなってきましたね」とお褒めの言葉を頂戴しました。
そして、そして、待望の"Crescent Moon"の楽譜が登場!!!!
4枚にびっしりしっかり細部の音まで再現されています。素晴らし~~~い。内声の音の弾き方、小指でメロディーを出すこと、など諸注意のあと、先生の模範演奏。
自分に弾けるか、ちょっと不安がよぎるものの、「弾きたい!」と心から思える素敵な譜を頂戴しました。家に帰宅して速攻で弾いてみたら、少しずつ音の作りが見えてきて、どうにか次回までに何を弾いているかは分かる位にはなりそうな希望が湧いてきました。
ピアノ、楽しいですねぇ。
ちょっと独自に脱線して、最近Thierry Lang の"A Star To My Farther" や、Wong Wing Tsanの「旅のはじまり」なんかも勝手に弾いてみていますが、結構それなりに弾けるのに自分で驚いています。
次回が、先生との50回目のレッスン。本当にちょっと階段を1つ上れた気がしています。本当に、「気がしている」だけかもしれませんが・・・(笑)そして、その記念すべき50回目に、渡辺先生の前でどんな"Crescent Moon"が弾けるか。
第1回目のレッスンで先生から教わった「大事なのは、メロディーラインが、一番上の音、一番下の音になるので、それを感じて弾くこと。テンポを失わないで保つこと」 それをしっかり胸に刻みながら、さあ練習頑張りますよ~。
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