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正しい市民の声で、社会を変える!!! 

2020-05-21 10:26:28 | 日記

 市民の声が、正しかった。全くもって正しかったことが、文春オンラインで黒川氏が賭け麻雀を外出自粛の時期にも続けていたことが発覚して、より鮮明となった。こんな人を「適材適所」といいつつ、前代未聞の解釈変更で定年延長させた政権の間違いが、白日の下に明らかとなった。

 黒川定年延長や検察庁法改正案については、ANNnewのココで良くまとまっていたので、繰り返さないが、文藝春秋オンラインのココで、ざっと黒川氏の経歴を振り返っておきたい。

 「2011年8月、法務省官房長に就任し、その明くる12年12月、第2次安倍政権が発足。以来、官房長として16年9月まで5年以上国会対策を担い、さらに19年1月まで2年あまり、事務次官として省内の事務方トップを務めてきた。官房長として3年10カ月、事務次官として2年4カ月の合計6年あまり、黒川は安倍政権を支えてきたといえる」。この間、安倍政権は数々の不祥事に見舞われてきた。官房長時代の14年経産大臣の小渕優子、16年経済財政政策担当特命大臣の甘利明の事務所不正経理。事務次官時代の17年・18年の森友学園国有地取引や加計学園の獣医学部設置を巡る政権を揺る事態。加計学園では文科大臣の下村博文の裏献金疑惑、森友学園では財務省の役人の公文書改ざん発覚。ことに森友事件では、市民による背任容疑の告発を受けた大阪地検特捜官邸による霞が関の官僚支配が指摘されてきた。 これらの事件は、いずれも検察が捜査に乗り出しているが、捜査は政権中枢どころか議員本人にも届かなかった。事件で黒川自身がどう立ち振る舞ったかは、必ずしも明らかではないが、これが「安倍政権の守護神とあだ名」される理由と推測されている。

  そして、そんな「守護神」を、政権が異例の閣議決定で定年を延長したのが今年1月。その前代未聞の暴挙への国会での野党の追求に対して、政権側が森法相の飛んでもない発言を含め、「重大かつ複雑困難事件の捜査・公判に必要な」「適切に有能な方を適材適所で選んだ」という理由にならない法解釈変更の弁明が、すべて誤りに基づいていることが分かった。

  ステイホーム期間中も、じっと家にはおれず、しかも法違反を問う立場にありながら、長時間にわたり3密の部屋で、しかも違法なかけ麻雀?(文春オンラインココから)

  週刊文春のお陰で、今回もこれでまた、この政権下で繰り返されてきた「『適材適所』の選び方の杜撰さ」が明らかにされた。間違った選択の責任を取るといいながら、いったいこの間違えにいつ責任をとってくれるのか。そろそろ、この政権を選び投票してしまった国民も、現政権の姿が見え、あいそが尽きてくれる時ではないか。

  公明党においては、下記のように新聞にも書かれているように、公明党支持者から抗議が相次いでいるようだ。安保法制以来ずっと強行採決に忠実にお付き合いしてきた公明党。その公明党も、「小さな声を聞く力」を選挙で誇示してきたのなら、組織に上にあぐらをかいてはいられなそうだ。以前は野党として平和憲法を守り、市民の生活を守ると言ってきた公明党だ。あまりにも、自分たちの賛成して進めてきた方向が、おかしな方向になっていることに目を覚ます時がやってきたようだ。

  国民の丁寧な説明もせず、森友・加計問題、桜を見る会などめちゃくちゃを続け、を防衛予算も増大させてきた自民党と分かれてまっとうな道を進むべき時だろう。野党時代の態度との違いを思い出せば、どうして恥ずかしくならないのかを、私はずっと不思議に思っていた。でも、沖縄県での学会員によるデニー知事への支持。参議院選挙の時の野原候補へのたくさんの投票をみて、創価学会の変化は感じていた。核兵器禁止条約の批准など、いち早く賛成に回りそうな党だったのに、創価学会インターナショナルという国際組織は動いたのに、日本での動きがまったくないことにも違和感を感じていた。

  自民党にしてもそうだ。自民党の中でも、以前は派閥があっていろいろな議員がいた。ところが、最近、自民党内でまっとうな意見を言う人は、抹殺されたり、退けられ、閣内に入ると反原発だった人も、何だかいつの間にか国際感覚まで失った人に変貌したり・・・。だから、自民党員の中でも、まともな議員や支持者の方たちには、しっかりここで現政権と袂を分かってほしいと思う。

  公正で正直な、国民の生活を大事にする政治を求めて、行動を開始してほしい。それができない自民党なら、もうお終いだろう。今でも、自民党の支持者が他の党に比べて圧倒的に多いようだが、自民党議員に投票したからと言っても、たぶんすべての現政権の政策を支持して来たわけではないだろうと思う。今回の検察法改正案でもそうだったように、自分の選んだ政権でも、おかしな政策をしたら、声をあげてこその民主主義だろう。

  下に、公明党の支持者達が執行部へ批判の声をあげたという記事を転載させてもらった。このように、しっかり自分の投票した議員に意見を伝え、正しい市民の声で、政治が正しい方向に進むように、自民党の支持者の人たちも声をあげてほしい。今は、議員も住所や、連絡先を公開しており、党にも意見を簡単に送ることができる時代だ。自分たちの声を届けることが大事だ。そして、自分たちの声を聞き入れない議員や党とは、さようならをする時だ。

  日本社会を動かしていくのは、1部のエリートや、歴代政治家の子孫ではない。日本は、国民主権・民主主義の国なのだから。

            

   検察庁法は「廃案」ではなく、「見送り」だったことを、私たちは忘れない。3権分立を揺るがすような改正案には、国民はこれからも一致団結して注意をしていこう!

   元検察庁OBから、黒川氏が「なぜ閣議決定で自分の定年延長がされた時に、固辞しなかったのか」という声がでていた。それまでになかった解釈を閣議決定で覆すような違法性が漂う定年延長。それを受入れる事がもそもに、自分の生きてきた法の世界に唾するような行為ではないか。元検察庁の矜恃をもったOBからはそう見えたのではないか。

   今回の賭け麻雀を常習で長年し続けてきたこと。さらに週刊誌を読むと、平気で駐輪禁止のところに自転車をとめている黒川氏の写真も掲載されていた。注目されている時期でもこの無頓着で行われ続けた法遵守の精神の欠如。

   自民党内には、これで黒川問題は解決しやすいとみる向きもあるという。とんでもない間違いだっ! 国民は今、検察庁の動きにさらに注目している。黒川氏を起訴し、当然ながら保釈中の選挙汚職の菅原、河井議員、IR汚職事件の秋元議員。そして、何よりも森友・加計問題、桜を見る会、すべての問題がどう裁かれていくか。たくさんの国民の目がみている。社会が国民の望むような社会になるか。勝負はこれからだ。

   黒川氏の辞職が許されるか、懲戒免職かにも注目だ。検察庁のあり方そのものを、そして政権の対応も、しっかり見ていこう。

   自殺した赤木さんの遺書によって新たな事実が明るみに出たのに、恥じることもなく再調査をしないと言い張った麻生大臣。さあ、森友問題も終わってないことを、国民は政権に思い出してもらいましょう!(毎日新聞ココから。署名はココから)


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