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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

渡辺かづき先生とのレッスン56

2015-07-17 22:20:23 | ピアノ

   人間、わかってると思っても、なかなかしっかり分かるまでには至らない。
   今日のレッスンは、それを身に染みるレッスンでした~。

   まずは、練習曲としてのボサノバシリーズ「オルフェのサンバ」から。
   ウナギの寝床のように長い楽譜ですが、根気よく練習して、その成果の7割くらいの出来で弾けました。

   まあ、しっかりもっと練習すれば、すらすら行くかもしれませんが、トチトチつかえてしまいつつ、完奏。
   先生も、「よい練習になったということで」と深い追及はなく、譜読みとリズムとりの練習成果としてOKに。

   次は、前回頂いた奥様の曲"Longing"。これは、譜面が全部左も書いてある完全譜。しかも、渡辺先生が弾いているCDを聞いても、この譜以外の音を全く入れていないという完全版。あっという間に弾けるようにはなったのですが、細かく自然の動きを裏切る不思議な和音の連なりに、結構何回弾いてもどこかでミスがでてしまって、なかなか完全には弾けない曲でした。しかも、先生の弾くのを聞くと、「明るく伸びやかで、語りかけてくるような」まさにlonging という題名にふさわしい曲なのですが、うっかり弾くと抑揚がないつまらない曲になってしまうのです。

   1回目間違えないように慎重に弾きましたが、間違えた上にそのつまらない曲のように弾けてしまいました。
   2回目、心してlonging を思いつつ弾いてみました。やはりタッチミスはしてしまいましたが、ちょっと表情を付けて弾けました。

   「2回目の方が、うまく弾けました」と自分から言ってしまったら、先生も「そうですね。2回目の方がよかったですね。これはもういいですね」と言ってくださいました。曲に表情、思いを載せる。すごく難しいけれど、面白です。

    奥様のCD”LONGING”に収録された8曲。今日最後の"Remember"の譜を頂いてきました。
    これは、左がまったくなく、メロディーとコードのみの譜です。この曲がこのCDで特に好きな曲でしたが、楽譜が1ページの半分しかないのにびっくり。この6行に、いろんな音が詰まっていたんですね。再現できるでしょうか~~~わくわくします。


    そして、ここからが今日の大誤算。2回目となる"Wind Of Change" . 練習もばっちり、結構いい感じにまで弾けるようになり、今日は午前に余裕があったので、弾きこんでいいところまで出来た「はずでした」


    ところが、先生の前で弾くとイントロはうまく弾けたものの、そのあとがメロメロに。あれあれ。
    その上、先生の第1声は「出だしの音から、どうも違う」
     「!?」(まさか)
     
     「カウントが、3連でのカウントに直っていない」
     「最初は、これでいいんじゃないんですか?」何回か弾いて、「もっと、1音目が跳んだ感じの音にならないと」
    
     との指摘に、最初の音の後の休符、2番目の音の後はタイで伸ばしていることに気づいてやり直し。
     でも、まだ違う様子。

     「カウントが、4分音符を3カウントにしてない。だから、音が跳んでない」
     「最初の音も、3カウントの3音目で弾くのですか?」
     「そう、当然全部が3カウントで数えているんですよ~」

     「!!!」
      メトロノームが登場です!

      先生がメトロノームを2カウントで数えた弾き方と、3カウントで数えた弾き方で模範演奏。

      微妙~、聞き分けられない。

     「きっと、ゆっくり弾くと聞き分けられると思いますよ」とさらにメトロノームをゆっくりな速度に変えて先生の模範演奏。
      すみませ~ん。
      わかったような、わからないような。しっかり録画させていただいて、聞き分け、弾きわけをお宿題に。

     「8分音符が出ているところはすべてタータに読み替えるということは・・・」とそれから、この曲を前回に続いて全面見直し。

     というか、先生は前回もこう教えていたのに、私がわかっていなかったようです(泣)

     「Aとかの最後の3連の2音目から出るところもンタタ、でなくタータに油断するとなっている。ンタタですよ」

     「じゃあ、2つ8分音符が並んでなくても休符♪でもこれは・・・の3拍目ですか?」

     「そうそう。すべて、3拍でカウントしていく」
     「あっ! それなら、頭ではわかりました(体と指では全然わからないけれど・・・汗)」

     という訳で、3拍とり全然うまくいってませんでした。自信があったのに・・・。
     
     となると、同じ3拍子で3拍でとるところがそっくりという前回頂いた "Troubador"は~いかに。
     予想通り同じく悲惨なことに。
    
     「最初のところは音を自由に感じるままに弾いていいRubatなので、今のでいいですけれど、Aのところからは違っちゃっていますね。
      これ、付点四分音符2つだけれど、同じ長さじゃないんです。3、3、3でカウントするんで、(1・・)(・・2)(・・・)ちょっと2音目は遅れる感じになるんです」「!!!!?」

     「1つマスターできれば、あとは簡単ですね」
     「先生にこういう3拍でとる曲多いですか?」
     「ジャズっぽい感じの曲はあまり僕には多くないから、そんなにこういう曲は多くないですよ」

     「聞くとカッコよくて、すんなり耳に入るのに、弾くとなんでこんなに難しいんですか~(嘆)」
     「そうかなぁ。慣れですよ」

     頭ではわかった素人さん、次回のレッスンまで3拍を3連符マークのリズムでメトロノームをお供に、先生の"Wind Of Change"と"Troubador"、頑張ってきま~す!

      
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福島を撮った中筋純・写真展に行こう!(新宿西口地下ロータリー奥のギャラリー7/18~8/1)

2015-07-16 20:57:11 | 知ろう福島のこと

前に、この日記ブログに紹介した「原発事故のその後を考える」中筋純さん。中筋さんの「流転福島」の写真展がいよいよ今週土曜の15:00~始まります(8月1日の11:00まで)。

 福島に何回も足を運び、放射能の危険も顧みずに撮ってきた写真もあるようです。
 西口地下にある「新宿の目」に対峙するように、「原子力明るい未来のエネルギー」という標語を映しこんだ大きな目が展示され、通る人の目を奪うことになるようです。

  どんな目?この目です。   

    

  中筋さんによると、これは小学6年の時に「原子力明るい未来のエネルギー」の標語を書いた大沼勇治さん(39)の目だそうです。
 この目に映しこまれた双葉町の路上を飾り続けてきた看板が、今、撤去されようとしているそうです。

  そして、この大沼さんをはじめ多くの人が反対運動をしています。
 「撤去には反対。原発を推進してきた町の歴史や、事故の記憶を消すことになる。修繕して、原発を考えるきっかけとして残してほしい」との気持ちからのようです。

  さあ、あなたの目で写真を通して福島の現実を確かめてみましょう。
  原発賛成派の方も、反対派の方も、無関心の方も、立ち止まって写真を眺めて原発はどうしたらよいのか、考えてみましょう。

  折しも、台風の影響もあって、また規定値を超える放射能の汚染水が海に流出し、4年経ったにもかかわらず福島第一原発の汚染水がコントロールできないでいることを報道せざるを得ないでいるのが現実です。
  オリンピック誘致で「福島は今、安全にコントロールされている」とはだれが言ったのでしょう。

       

  さあ、ギャラリーに行って中筋さんがいたら、声をかけて話も聞いてみましょう。
  東京では知ることのできない話が聞けるはずです。「原発事故のその後を考える」の講演会でも、驚きに満ちた知らなかった話を中筋さんから聞けました。

  新宿による機会がある方、是非立ち寄ってみてくださいね。
  中筋さん、解説文もつけると言ってましたから、写真と共にしっかり読んでみてくださいね。

  一人でも多くの方が、福島の写真展に立ち止まり、福島で起きたことをどう受け止めるべきか、しっかり考える時間をもってくれますように!
  しっかり正しいと思える結論を皆で納得して出してから再稼働なら再稼働をするべきだと思います。

  原発再稼働も、安保関連法案も、新国立競技場も、「おかしい、わからない、納得できない」と大多数の人が思っている段階で、強硬に話を進めるのは民主国家の中では暴挙です。それを、暴挙と感じないとしたら、私たちは主権在民の民主国家をあきらめていることになります。

  みなさん、まずアベ政権の暴走を止めて、しっかり自分たちの頭で日本の国の将来を考えて、正しい選択をしませんか。

  
 

    

  
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1番スタメン出場のイチロー、あと22安打でタイ・カップとタイに!

2015-07-13 20:26:49 | イチロー、米単独3000本安打へ

 気持ちいいなぁ~。「1番ライト」でスタメン出場のイチロー。
  好調だった仲間・ゴードンの故障は痛いが、イチローが本来のポジションでそのかわりを堂々と務める姿はファンとしてはうれしい。

  昨日、「このチャンスを生かせるイチローだとファンは信じています!」と書いた通り、早速今日も守備でも攻撃でも活躍を見せてくれました。
  4打数1安打1得点、1盗塁。3戦連続安打で打率を・253(詳細はデイリースポーツへ)とした。残念ながら、この安打のビデオはみつからなかったが、守備の華麗なプレイがMBLマーリンズのサイトに動画が出ていた ( ココ からみよう!)。フェンスにぶつかりながらもボールを巧みにキャッチして「10回ゴールドグラブ賞をとったイチローだからね。すごいねぇ」と解説者もコメント。

  さあ、今日からは日米通算の参考記録ではあるが、タイ・カップとタイとなる4191安打に向けてカウントダウン開始です!

  あと、22本!!!!!

  頑張れっ、イチロー!!!!!!
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イチローマルチの活躍。タイカップの安打記録にあと23本で並ぶ!!!

2015-07-13 00:10:05 | イチロー、米単独3000本安打へ

   34打席ノーヒットをストップした当たりは今ひとつだったが、その後1回代打で打てなかったものの、昨日の試合、今日の試合と確実にイチローらしいヒットが出て、しかも今日はスタメン出場して5打数2安打。6月15日のヤンキース戦以来となるマルチ安打を記録し、復調の兆しを見せた。

   そんな中、マーリンズの中で1番輝いていていたゴードンが、1塁への滑り込み時に親指を脱臼。そのまま球場を去った。左手の親指脱臼とのことだが、オールスターにも選ばれているのに出場がどうなるか。スタントンに続き、主力選手の故障。試合はゴードンが去ったあとにも追加点が入って大勝したものの、マーリンズとしてはピンチ。

   <イチロー外野手に「1番・ライト」の役割を求められる試合もありそうだ>との見解も言われ始めている…人の不幸からとはいえ、イチローにとってはチャンスが回ってきたともいえる。

   野球とかスポーツ、常に誰かの故障で誰かにチャンスがまわるもの。
   この前の女子ワールドカップの安藤の例もあるが、それは「故障したものの分も元気なものが頑張るのが当然であり、自然」といえるだろう。

   さあ、このチャンスを生かせるイチローだとファンは信じています!
   今季9度目のマルチ安打で、打率は2割5分3厘まで回復。

   今年46安打となって、メジャー通算は2890安打で、3000安打まで残り110本。日米通算では4168安打。タイカップの出した4191安打にあと23本でならぶ。今年の米単独3000安打へはちょっと距離感があるが、この23本は、射程圏内に確実に入ってきている!

   イチローガンバレェッ!!!!!!!

      

    

   
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久しぶりに見たら、金星と木星が位置を変えて遊んでいましたよ~(写真付)

2015-07-11 09:57:17 | 惑星・天体ニュース

   昨夕は、久しぶりに晴れましたね。
   おかげで、こんな金星と木星のツーショットを見つけました!


      
         <2015年7月10日19:42>

   左の明るいのが金星、右のやや光の弱いのが木星、よ~く見ると金星の左ななめ上にはしし座のレグルスも見えていました。
   この写真では、小さすぎて見えないですね。

   前回この2人のツーショットを撮った6月29日の写真と比較してみましょう。
   
        <6月29日19:30、左が木星、右が金星>

   梅雨で観られないでいる間に、こんなにお互いの位置を変えてしまっていたんですね。木の特徴で比較していただくとわかると思いますが、前回より2人ともずいぶん低い位置にいました。

   くっついていた金星と木星が、右左の位置を変えて、しかもちょっと距離を置き始めているのもわかりますね。

   これからは、だんだん沈む時間が早くなっていってしまうので、3月頃から楽しんできたこの2人の演じてくれた楽しい恋の駆け引き物語(?)も終演が近づいています。でも、まだまだ、夕方晴れていたら、7時半とか少し暗くなったところで、西空を眺めて楽しんでみてくださいね。

   昨夕の写真を知人に送ったら、「金星、木星のお写真ありがとうございます!何億光年も前の光を今、見ているのかと思うと、より不思議な魅力がありますよね」とお返事がありましたが、惑星というのは皆地球の属している太陽系の中にいるので、いわば家族のような近い関係。
   太陽までの距離は、光の速度で約8分と大変近いのです。だって、熱をこんなに感じる関係なんですから。

   そして、そのまわりを一緒にぐるぐる回っている惑星たちも太陽のこちらにきたりあちらにいったり、地球との距離はその時によって違いますが、恒星と違って何億光年なんて遠くはないんです。遠い冥王星でも宇宙船にのって100年以上頑張ればついてしまうといわれるほど近いんですよ。近いって、恒星との比較で近いだけですけれどね。火星や土星に人が乗っていない探査機はもう行っているんですから~。


   因みに、恒星では星同士の距離がこんな風に半月で劇的に変化することなんてありません。
   この他の星とはようすの違う肉眼で見える水星・金星・木星・土星の明るい星たちを、昔の人はすぐに気づいて注目したんです。

   なんでこの星たちは夜空を近づいたり離れたりとふらふらしているのかなぁ~と不思議に思い、「遊び星」「惑い星」と呼んでいたんです。

   ガリレオが天体望遠鏡で木星のガリレオ衛星をみて「!!!!」とひらめいて、この謎を解明したんです。
   彼らは、太陽のまわりを回る地球の兄弟星なんだ~と。

   さあ、そんな身近な惑星の輝き、今夕も楽しめるといいですね。
   木星と金星を楽しんだら、その目を天頂(すみません、最初天頂と書きましたが、南の誤りでした)の方に向けてみましょう。今は、ちょうど土星も明るく見えていますよ~。

   *写真が小さくて見にくいと思った方は、写真ブログに同じ写真を大きめに掲載していますココからどうぞ~
   
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原発再稼働の動きの中、今ドキュメンタリー「日本と原発」の自主上映が拡大中!

2015-07-09 11:25:58 | 日記



  今年の2月5日に、渋谷のユーロライブで、「日本と原発」(2時間15分)というドキュメンタリー映画をみました。浜岡原発差止裁判の団長をするなど、大震災での福島の原発事故より前から、ずっと脱原発の裁判を闘い続けてきた辣腕弁護士・河合弘之が自らの裁判にも使えるかもしれないと作った映画だそうです。

  東北大地震による福島の原発事故が起きてから4年。今でも、いつ爆発するかもしれない福島原発からの惨禍から逃れるために、孫2人を連れて主人のいる長崎に避難するため羽田空港を飛び立った、あの底しれない胸に淀んだ深い恐怖が蘇ります。

  命、ひとりのではなく、日本国民全体の命の上にのしかかったあの大きな暗雲が忘れられません。この映画は、その時の記憶をよみがえらせてくれながら、丁寧に実際起こったことを重ねあわせてくれ、非常に分かりやすい映画です。
 
  映画の中に出てくる元通産官僚・古賀茂明、元原発設計技師・田中三彦、浪江町・馬場町長、経済学者・大島堅一の語る話も、それぞれ非常に説得力がありました。

  心のそこに残っていた、避難地域に指定された場所の被災者はどうしたのだろうか?という疑問に対する過酷な事実も知ることができました。震災や津波と言う悲劇でなく、まさに原子力と災禍によって奪われた命、故郷、人々の生活が胸に迫ってきました。
  除染された土の入った黒い不気味な袋の山波が痛々しかった。山林など、除染されずに残されている自然の行くへも心配に感じました。

  普通の映画館では放映されておらず、渋谷のユーロライブでの上映もすぐ終わってしまいました。ただ、いろいろな団体が各地で自主上映会をしており、今もどんどん上映する地域が拡大しています。テレビでも、新聞でもほとんど報道されていませんが、確実に見ている人の間で情報が拡大して広がっています。あなたの家のそばでも、上映会があると思います。ぜひ、ココで調べて映画を見てください。

  原発は必要悪で、問題が多少あっても電気は現在の生活に必要不可欠だから仕方ないと思っているあなたも、ぜひご覧ください。
  情報をしっかり捉えないで、頭だけで考えているのは、危険です。この映画をみても、上記の考えを貫けると思うなら、映画をみてぜひご意見を寄せてください!


  原発は、失敗が後世に残り、取り返しがつきません。
 「トイレのないマンション」と映画の中で表現されていましたが、廃棄物の処理、処理費用が目途がたたない恐ろしいこのエネルギーを今後どうしていくのか、私達一人一人が考えていかないといけないと思います。

 実は、私がこの上映会を知ったのは、雑誌「AERA」を読んでいて、あの佐村河内のゴーストライター・新垣隆がこの音楽を作ったという記事からでした。原爆の広島を思い作ったと佐村河内が喧伝した「交響曲第1番」を陰で支えた新垣が、原発の福島の作曲で新たなスタートを切ったのかと、その気持ちを推し量りながら、是非聞いてみたくなったのでした。

 そして、この彼の記事をきっかけに映画に出会えたことを心から感謝しています。
 音楽も素晴らしかったです。

 河合弁護士は震災以前から脱原発の裁判活動をしてきたけれど、敗訴してきたそうです。
でも、震災は日本人の意識を変えると信じてさらに闘い続けてきた方です。(どうして悲惨な原発被害を目の当たりにしたその日本人が、再稼働を今にいたって容認する動きを止められないのか!)と、弁護士としてやむにやまれぬ気持ちで、河合さんは、脱原発の裁判活動をしながらこの映画を作ったと映画のあとに本人が出てきて話していました。

 大地震予測が政府の発表もあり現実のものとして報道もされている現在の日本で、脱原発の施策は待ったなしの大問題。再稼働どころか、「原発があること自身が、日本という国の存亡にかかわる」ことであるという認識が、まだ日本人にこの期に及んで共有できていないことが怖いことです。
 傍観者的な話をしている状況に私たちは今いないのだということを、この映画を見て私は自分の身が引き締まる思いがしました。


 反省して行動がとれるから進歩がある。
 日本の国土に次の福島を作らないために、どんな行動をしていくかを真剣に考えないといけないと強く感じます。
 まずは、この映画を見て下さい。

 今 動かないと、安倍内閣は原発を推進していきます。それは、この地震国・日本ではありえない選択肢です。

 映画に小泉と細川の活動が少しですが入っていて、そこを監督に突いている人もいましたが、原発と言うこれ以上事故や失敗が許されない以上、反省したものはより必死に動いていくしかないのです。いろいろなアプローチがあってもいいけれど、無関心で動かないことが脱原発では1番危ないことなのだと、映画を見て心の底から突き動かされるように感じました。

 映画の中で、河合弁護士が語っているのですが、他のものは失敗して問題を解明して改良してというプロセスがとれるが、原発にはそれができない。

 なぜなら、今でも放射能汚染で、事故現場の中核の部分には立ち入りさえできないでいるのです。十分な検証すらできない危険物が原発なのだということです。
 そして、万が一もっと重大な事故になったら、それは改善などでおいつく話ではない被害を日本国民にもたらすものだからです。

 重要な情報は、受け身でいるだけでは誰かに選択された情報しか手に入りません。それは戦争中の昔の話ではなく今もそうなのです。
 待っているのでなく、自分で大切な情報を捉え、そして重要と思ったらひとりでも多くの大切な人と共有していかないといけないと思います。
 この文を読んで反発を感じた人も、私には関心はないと言う方も、それでも「日本と原発」の映画を見てから同じ結論ならそれでもいいと思います。でも、ともかくこの映画は見て下さい!

 私たちに、時間は十分残されているのでしょうか。答えは、歩きながら走りながら考えていくしかありません。映画を見に行けないならDVDが出てから見るのでもいいです。是非、すべての日本人にみてほしいです。

 
 映像は、「日本と原発」の公式サイトから転載
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澤地久枝さん提案・瀬戸内寂聴、鳥越俊太郎、浅田次郎など呼びかけ人で「アベ政治を許さない」7月18日1時

2015-07-08 00:33:26 | 日記

 河合弁護士の映画「日本と原発」の関係で知り合った方から、「アベ政治を許さない」というポスター(このチラシも表裏添付)を一斉に掲げようという、やや荒唐無稽と最初は思われた提案書が送付されてきました。

 でも、その呼びかけ人の最初に瀬戸内寂聴さんの名前があるのを見て、「死を覚悟してでも、反対しなといけないと思った」と車いす姿で国会前に現れた寂聴さんの姿をニュース報道でみたことを思いだしました。

 このようにたくさんの人たちが、このような行動を本気で呼びかけるほどに「行動をおこさないととんでもないことが起きる」という危機感を強く今抱いているのだなと、突き動かされるような衝撃を感じました。

 今、行動をおこさないと、後顧の憂いになる!

 まずは、チラシを載せます。

 

 そして、澤地さんが掲げようと言っているチラシが下のです。 

 

 ちょっと大きくてびっくりさせてしまいましたね。
 すみません。うまく大きさの調整ができなくて~。

 オリジナルは、ココからとれます。
 寂聴さんの声はyoutube ココ から


 みなさんは、今のアベ政治の暴走をどう感じていますか。

 安保関連法案は違憲という憲法学者の意見も、沖縄県民に選挙で選ばれた県知事の辺野古移設反対の要望も、まったく無視して暴走するアベ政治は危険極まりないと感じます。

 原発の再稼働を始めるなんて、福島原発の廃炉も先が全然見えていないのに。
 福島原発の解決を早めたいがために、福島の一部地域で帰還準備が進められている話も、十分に報道されていない間に着々と進んでいるようです。

 なんだか空恐ろしくなります。

 新国立競技場の建設をめぐる論議も、時間切れとばかりに十分にされないまま推し進められていこうとしています。
 でも、今日NHKニュースを見ていたら、「通常オリンピッ ク競技場の5倍もの予算となっている」と言ってました。

 「これまでの通常予算の5倍?!」。調べると、本当に東京は2500億円なのに対し、北京は540億、ロンドンでも610億円だったようです。
 借金まみれの自転車操業の国家財政をどう乗り切るかの目途もついていない日本で、この予算の使い方ありえません!

 国民の納得がいくまで、まずはアベ政権を立ち止まらせないと。加速度がついて暴走がはじまってからでは、制止できない怖さ。
 歴史がいつも私たちに示しているのを忘れてはなりません!

 7月18日1時です。 この情報、拡散よろしくお願いいたします!!!!!

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渡辺かづき先生とのレッスン55

2015-07-03 21:54:52 | ピアノ

   2週間あいてのレッスンでした。結構今朝は時間があり、一生懸命練習をしたものの、最後のところで義母のお友達のT叔母様から電話を頂き、久しぶりで長電話。最後の詰めがヤヤ甘くなってしまいました。

   先生にまずは、練習の曲からというと、先生が「練習したい」といったのと誤解したのかちょっと席を外して下さって・・・指ならし。
   先生が戻って、まずは練習の曲"Desafinado"から。ブラジル時代によく口遊んでいた曲なので、リズムはばっちりなはずなのですが、かなり変わった編曲なので、リズムが錯綜し、結構注意しないとドボンと行ってしまう感じの曲でした。

   時々ペースが怪しくなってきながらも、落下を免れてクリア。勢いに任せて流したので、何の曲を弾いているかはわかる程度にはなっていました。
   先生が、「大まかには、結構まとまっていた」と言って下さり、細部の検討へ。

   怪しげなところも、ゆっくりと、噛みしめるようにやるとどうにかOKが出て、今回もこれ以上頑張って上手く弾けるのが目的ではないので、パスさせていただくことになりました。メデタシ

   次回の「オルフェのサンバ」は編曲もおとなしく、すっと入れそうなのでホッとできそうです。

   2曲目は、今回2回目となる、"The Dreaming Day"。
   youtube でecomusicのために作曲・演奏した曲。現在は第一興商が無料公開に踏み切っているので[欧州都市]コッツウォルズ・イギリスのバックミュージックとしてどなたにも聞くことができます。

   先生のコード譜から、私が楽譜に書き直したものを、前回間違いを修正。楽譜はちゃんと書いていても、私の癖で音符通りに待つことができずに音の割り振りが間違ったところも、練習で修正して、のぞみました。

   ところが、今日は雨で鍵盤に湿り気があり、指運びが難しい。とかなんとか、いつも言い訳を探すわたしです。早い話が、思うようには弾けず68点位?の出来。せっかくたくさん練習してきたのに~~~ と思っていると、

  「まとまってきたんじゃないですか。全体的に、よくなりましたよ」
  「音は食べていませんでしたか?」「ちょっと怪しげなところもありましたが、ほぼ問題なかったですよ」
  当然、弾き直し・・・と思っていたのに、先生優しすぎ?

  「本当は、もう少しうまく弾けるはずだったのですが~」とさきほど間違えた心残りのところを再演。あっさりOKが出ちゃいました~  ちょっと不十分ながら、またいつかちゃんと弾きまするぅ。
  

  そして、今日のメイン・ディッシュです。
  先週頂いた、先生のオリジナル楽譜 "Wind of Change" です。
  かなり頑張りました。 先生のCDのきれいなイントロを、その気分を引き継いで真似っこ。
  そのイントロも鉄面皮にもくっつけてご披露。あいにく、途中にベルが鳴って先生が出て行って、どこまでイントロを聞いたかは不明。
  こちらは、イントロでひとり気分が乗ってきて、最後まで・・・。

  この曲、聞くのは易し、弾くのは超難曲でした。というのも、3拍子なのですが、3カウントでいくとわりきれないタータ・タータとはいるところや、3拍目を3連符で最初の1拍目を抜かしたンタタでいれるものと、8分音符でタタと入れるところがあるなど、複雑極まりなく、落とし穴いっぱい。
  完ぺきではないものの、好きこそものの上手なれで、かなり頑張って間違いのないように忠実に練習してきました。

  「はじめて弾いたけど、感じはとれていますよ」と評価をいただいたものの、ここで大判狂わせが~~~~。
  「だけど、これ8分音符が2つのは全部 この楽譜の左上に書いたみたいにタタでなく3連符のタータに直して弾いているんですよね」

               

  「たた、確かに先生は流れるように模範演奏で気持ちよくタータの雰囲気で弾いていらっしゃるなぁ~とは感じていたのですが、楽譜に忠実に引いてきたんですが・・・

  「楽譜に忠実というのが、この左の記号に書いてある通り、すべてタタは、タータでということなんですよね」

   真っ青になりつつ、再検討した結果、問題は2.3ページ目に集中していて、安泰なのは1ページのみでした。

   唸りつつ、修正。
   上記で難しいといった3拍目を3連符でンタタと弾いたあとの8分音符がタタではなく、3連符のタータになって、(ンタタ・タータ・・・)
   8分休符、8分音符3つの4つ並んだところは、ンタタタと弾いていたのが、3連符での(ンータタータ)

   嘆息。
   先生が弾いていらっしゃるのはアレンジ風にしているのかと思っていたのですが、まじの模範演奏だったことがわかりました。

   でも、当然ながら、修正した方が本物。気持ちのいい音楽になるのですから、出直してきま~す。

  先生が「最初にこの3連符のとこの記号の注意をしておくべきだったかな」と反省をしていらしたので、「たぶん、それがあったら、さらに複雑で先にすすめなかったかもしれません。今回はこれで、よかったかもしれません」と告白。確かに、不幸中の幸いだったかも。

  ということで、最後に大波乱がありながらも、どう修正するのかは分かったところで、今日のレッスンは終了。

  最後のお楽しみの新曲選びです。
  どうにか、"Wind of Change"のジャズのテーストについていけそうだというので、同じテーストの"Troubador"を頂くことに。
  
  ただ、これは先生の作った完全楽譜ではなく、メロディーとコードのみのコード譜です。
  模範演奏です。

  イントロもつけてくださる贅沢な演奏。うっかりうっとりと聞き惚れながらも、だんだん心の中に不安が広がってきました。

  「先生、これは弾けないかもしれませ~~~ん」

  「弾きなれているように弾いてしまったけど、もっと単純化しても大丈夫ですよ」

  「単純化・・・。確かに、先生の弾いたようにでなく、たとえば今回の"Wind of Change" のようにと考えれば・・・」

  「そうそう、"Wind of Change" は思ったより簡単に(楽譜が)作れて、僕も楽しかったんですよね」
   
   考えた末に、万が一のための緊急避難の処置をおねだりしてみることに・・・・。

  「先生、できる限り頑張ってみますが、それでも挫折した時のために奥様の残っているCDの曲の楽譜もいただけませんか?」
  
   ということで、奥様の残り2曲の楽譜を先生が出してみてくださると、なんとその1つが左手も完全についた完ぺきな楽譜でした~~~。やった====! "Longing"です。これなら、問題なく練習すれば弾けそうです。

   かくして、切望した2曲の新譜を手に入れることができて、幸せに今日もレッスンが終了いたしました。
   
   
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中筋純さんの写真+講演・「原発事故のその後を考える」

2015-07-02 16:35:45 | 日記

  前日になってしまいましたが、昨日予告した「原発事故のその後を考える」という中筋純さんの講演会に行ってきました。
  小雨交じりの平日にも関わらず、会場に着くとすでにたくさんの人が来ていて、熱気がムンムン。

  スライド投影をしつつ、その写真を撮った状況、今の福島の現状について中筋さんの話を聞きました。

      
   <福島民友ネットから転載>    <右写真2枚@ 中筋 純>

  突然に生活が根こそぎ土地からひき剥がされてしまった、福島の7.9万人の方々の置かれている状況が報告されました。

  急に故郷から引き裂かれ、人々が立ち去ったあとの空間の写真。そこには、年月により植物が生い茂り、人々の生活のあとを包み込んでいっている。
  緑や花が美しくさえ見えるその景色。一方で、避難してきた人に「帰れ」と書いた文字の写真。

  原発事故の被害を受けたというだけでなく、一般の人と被害者、さらに被害者間でもひき裂かれてしまう苦しみがあることにも触れられました。

  本当に問題とされ、向かわなくてはいけない相手は原発事故を起こした電力会社であり、それを推し進めた政府であるのに、手を結ぶべき人が引き裂かれてしまっていること。

  さらには、4年が過ぎて、今その1部が「避難指示解除準備区域」として避難が解かれ、故郷に戻る話が急速に進められていること。そのために急ピッチで除染活動が大手ゼネコンが入って進んでいること。その帰還の問題点。

  知らなかったことを、写真をみながらたくさんの話を聞き、学ぶことができました。

  「まずは、自分が知ること。そして、皆にも知る機会を持ってもらうこと」
  この2つが肝要であることが、確認できました。

  私も、目と耳を開いて情報を集めるつもりですが、この日記を読んでくださっている方も、自分の触れるマスコミや新聞だけでなく、いろいろな情報ツールを駆使して、この将来を大きく揺るがす時代の選択を間違えないようにしましょう!

  中筋さんの福島の写真は、7月18日15:00~8月1日11:00まで新宿駅西口地下「新宿西口プロムナード・ギャラリー」で無料展示されます。ぜひ、見てください。

              

  このチラシの目は、子供の時に「原子力 明るい未来のエネルギー」と瞳の中に映る標語を考え、今 その言葉の過ちを体験して脱原発活動をしている男性のものだそうです。この目は、新宿の地下で「新宿の目」として知られる大きなガラスの瞳に対峙した位置に展示されることになります。
  上記期間内に、訪れてあなたも1歩を踏み出してください。
  
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ノーヒットでも存在感あるイチローのプレー!チームも勝利

2015-07-01 22:00:31 | イチロー、米単独3000本安打へ

  先日書いたように、仲間の外野手・スタントンの怪我でスタメンになって3試合目のイチローです。
  今日もスタメンで「ライト・8番」で登場。でも、快音は響かず・・・

  でも、記録の2打数ノーヒットをよく調べると、イチローは第1打席もショートゴロに倒れたが併殺は免れ、1塁に残り、1番ゴードンの素晴らしいランニングホームラン(動画はココから)によって、逆転となる2点目のホームも踏んでいる。

  3打席目は4球を選んで出塁しているし、4打席目は1点リードの8回ノーアウト、1、2塁の場面で3塁方向へ完璧なバントをし、走者を送り、その後の追加点にも貢献した。 かくして、最近負けが多くなっていた試合も、マーリンズが5-3で勝利。

  イチローは「説明の必要はないんじゃないですか」と多くを語ろうとしなかったが、監督は「チーム全員でものにした勝利。イチローのバントは大きかった」とベテランの技をたたえたという。

  連続打席ノーヒットの20についても、「レギュラーでそれが続いているのとは(受け止め方が)違う。そもそも(連続無安打の)数も知らない」とさばさば話したイチローだったという。(共同:提供)

  野球は、チームに勝利をもたらすことを旨としたスポーツ。いいのよ、ヒットがでなくても、チームの勝利に貢献できればそれで!!!

  イチローの今後のますますの活躍に期待していま~す!
  ホントは、ヒットも期待はしていますがね、イチロー様!!! 

*ところで、今日の朝日の夕刊のイチローの記事は「イチローは8番右翼で出場したが、2打席無安打だった」と書いてあっただけでした。
スペースがないにしても、そのコメントと上に書いた実際の試合運びとの落差! 最初に帰宅してその記事を読んで肩を落とした私に、主人が「2打席っていうことは、4球とかエラーとかもあるかも~。無安打だけじゃわからないよ」といわなければ、大変な誤解をするところでした。うそは書いていないといっても、このコメントの冷たさ。イチローのプレイの意味が、ヒットだけと記者は思っているのでは? (私にもその傾向があるので、自分も猛反省しているところではありますが・・・・)
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