これだけ、マスコミも新聞も頑張って伝えてくれているので、首相が行った「桜を見る会」の何が問題かについて説明をする必要はないと思うが、下のニュースを聞きもらしていないか、どうか皆さんにチェックしてみてほしい。
桜を見る会、何が悪いの?「誰でも議員は、選挙区のみなさんに、機会あるごとに、何か、このできるだけのことを呼びかけてご参加いただくということに配慮するのは、当然のことじゃないかと」
二階さんの発言は辞めた菅原大臣が悪かったのは「尻尾をつかまれたところが悪かった」との反省だったのだろう。選挙区のみなさんのために、政治家が喜ばれることをするのは「当然」なのか? やさしくメロンや花を贈った大臣が辞任に追い込まれたばかりなのに、この自民党幹部は政治家が政策で応えるのが務めだと、分かっていないようだ。怖い!
但し、政策で応える時に、自分のお友達や寄付してくれる企業に偏った政策をし、それを隠すために官僚に圧力をかけたり、文書改ざんを招くやり方は言語道断。国民全体のために公平、公正な真っ当な政策で応えるべきなのは言うに及ばない?いや、与党には肝に銘じておいてもらいたい。
「桜を見る会」の招待者名簿、「速やかに廃棄」答弁で広がる波紋
多くの国民は、菅官房長官が言った「招待者名簿が破棄されている」という答弁に驚きを隠せなかったはずだ。そんなもの捨てる訳がないだろう!と思うのが当然なのに捨てた???
そうか、今の政府が森友や加計問題で学んだ反省は、「やばい文書はなるべく作らせない、必要があって作ったら終わったあと速やかに消す」ということだったのか!!!??? *最後に、このことについては再度追記する。
国会で「立国社」会派の今井正人議員が与党議員の招待客の選定への関与があったかと質問したが、まともに答えてもらえないことから、野党が追及チームをつくることになった。
野党の国会議員だって国民に選ばれて出てきている議員で最大限に尊重されないといけない! 「誠実に説明する」と繰り返しながらまともに証人を出すことすら拒み、文書は改竄し、文書がないと言い、出て来ると「怪文書」と誤魔化そうとし、解散して覆い隠された森友・加計問題。真実を知らされないまま解散となったあの時のことを、国民は忘れない!「北朝鮮のミサイルに助けられた」と思わず口にした麻生さんの発言も忘れない(ココから復習)
(下で、ヒアリングの様子が見られる)
ヘタなことを言うと自分の首が飛んだりするので、官僚はこんな情けない有様で野党の質問に答えているという事実!長くても、しっかり確認し、官僚の悲哀を感じてみてほしい。1時間かけて野党が頑張っても資料を出さないその姿勢は、何のため?家族のため?地位のため?老後のため?
「桜を見る会」来年度は中止
政府は、幕引きを図るためか、来年予算を今年以上に上乗せして要求をだしていたものを引っ込めて、突然中止と言い出した。首相は自分が決断したと決断力があることを誇示するように発言したが、2大臣が辞めた時に野党に(彼らの説明責任は辞めてもある)と追及され、(彼らには、説明責任がある)と言ったのだから、自分も国民に説明する義務を負うのは当然だ。そもそも、首相は「2人を任命した責任がある」と自分で言いばがら、どう責任をとったのか?口先だけで不明のままだし、言葉に責任をとってほしい。
「来年度はやめましたって言ったって、今年やったこと、これまでやってきた安倍内閣のやり方は消しゴムで消せるようなものではないから」と、立憲民主党 安住淳 国対委員長もいったが、下のように与党でもまともな意見を言う人も出てきた?
野党のみならず、自民党の中にも、(中止でお終いと言うのでは筋が通らない)という人がいた。自民党の総裁選の時に「正直・公正」という当たり前のことをスローガンに掲げて、負けた後は干されていた石破さんだ。私は石破さんのファンではないが、自民党の中ではまだまともに当たり前のことをいう人がいる、と思わしてはくれた。 他の自民党の人たちはどう考えているのだろうか。地方議員も含めて。確か大磯の市議会は首相あてにちゃんと森友問題を巡り猛省を求める決議書を出していた。
でも、こういう声は届いてないのだろう。相変わらず、いやこれまで以上にぞんざいな文書の扱い。臭いモノにはフタをして終りにしようとする態度。噓を平気で付ける体質。自民党に自浄作用が見られなければ、全ての自民党の人の「正直・公正」が疑われるだろう? それに組して与党を続けている公明党も、これで自民党をそのまま歩み続けるなら、創価学会の人もさすがに支持はし続けないだろう。違いますか?
それにしても、ココに掲載されていた下のグラフを見て、私としては<これが国民に消費税を10%に上げる前の首相の行動か?>と、首相たるその資質を問いたいと思った。首相がノーベル平和賞に推薦したほどに大好きなトランプには、言われるがままのオスプレイ、イージスアショアなどの軍備を大人買いを決めた首相。そして、二階さんの言ったように「自分の選挙区は皆で大事にしようとのこの大盤振る舞い」。でも、これって誰のお金???税金でしょう! 消費税は、消費者の所得とは無関係に貧しい人からも同じように取られる。その税金を8%から10%に上げるのは何のためでしたか?歳出超過だからでしょう!!!
予算の見積もりより支出が高かったので、来年度は積み増しした5700万円を越える概算要求を出していた!!!グラフをみて、大半の方はあきれ果て、こんな神経の人に消費税を値上げを決められたのかと暗澹たる気持ちになったはず。
*追記) 最後に、予告した大事な追記だ。
文書改ざん問題が起こったあと行われた政府の文書の見直しが、先ほどのまさに「やばい文書はなるべく作らせない、必要があって作ったら終わったあと速やかに消す」路線であることが説明されている記事を最後にしっかりと読んでみてほしい。
「官邸は情報漏えいを警戒して面談に記録要員を入れさせない」
「首相の目の前ではメモは取れない。見つかれば、次の面談から入れてもらえなくなる」
「面談後に記録を作っても、あえて公文書扱いにはしていない」
「幹部は面談後、記憶した首相とのやり取りを部下に口頭で伝えてメモを作らせている」という省庁幹部の話が上のクリックして見て頂ける記事に載っていた。
「桜を見る会」の招待者名簿にも、同じ指示が飛んでいたのだろうと推察される。また、誰もまともには証言しない内に幕引きしてしまおうということだろうか。常識ある人なら、人を招待したイベントで、それを記録を残さず完璧に廃棄することなどありえないことは分かる。特に毎年行う行事、この人は去年は招待しているか、確かめるために必要になりそうな名簿を紙でも電子データでも廃棄したなんてことがある訳がない。異常な言い訳で、どうやって人を納得させるつもりか。森友・加計の時の噓も、余りにも酷いモノだったが、あれで解散総選挙で締めくくって(ココを参照)国民がついて来た。今回も同じにやってうまく行くと思っているのだろう。国民はナメられているのだ!
森友・加計でも、今回も、小学生でも見抜ける噓がつき続けられている。これ以上こんなことが続けられて、日本はホントに大丈夫とあなたは思えるだろうか。
いろいろな資料がしっかり国民の目に触れられるように、テレビも新聞も全ての人が今度こそ渾身の力を振り絞って行きたい。招待状は全て捨てたなんて、そんな噓をつく政府、噓をつく官僚にNO!を言えなくて、子どもたちに「噓をつくな」と大人はいい続けられますか????