遊木民のアトリエ

現在は農業・木工業
                           

山椒の収穫と保存

2006-07-02 | 食品加工の部屋


今年は山椒が豊作でした。

 若いうちにつみ取り、加工して保存します。

 山椒の実を一個々バラバラにするのが大変です。



 たっぷりのお湯に軽く(30秒~1分)通します。



 直ちに冷水で冷やします。



 ジブロックなどに密封して冷凍保存します。

 こうしておくと、山椒の実が一年中使え便利です。

 当家の常備菜である縮緬山椒に欠かせません。

 買うととんでもない価格ですが、作ると簡単ですよ。

 いずれレシピを公開します。

大内宿

2006-07-01 | 会津の風景


会津で人気のスポット、下郷町にある大内宿に行ってきました。

 今回は、山越えで大内ダムを通っていきました。

 このダムは環境景観に配慮されたロックヒルダムです。



 ダム湖の大内湖



 大内宿のメインストリート、大勢の観光客でにぎわっていました。

 道の両脇には水量豊かな水路が流れています。



 山からの雪解け水ですので、とても冷たいです。

 飲み物を冷やして、売っています。冷蔵庫は要りません。

 どの家にも水路に降りる階段があり、生活の中で重要な位置を占めています。



 大部分の家が土産物を売っていたり、食堂を開いています。

 以前はこんなに多くなかったのですが。



 一瞬ほんと~~? の「熊肉汁」です。

 山間部を通っていると「熊に注意」の看板を見かけますが・・・・。



 こちらも有名なネギで食べる蕎麦「ねぎ蕎麦」。

 箸を使わず、一本のねぎで食べます。薬味としてねぎをかじりながらです。

 以前頂きましたが、思ったほど食べ難くは無かった記憶があります。

 味は?・・・・・覚えていません。



 こちらも有名な郷土料理、「しんごろう」。

ご飯を半分程度つぶし、じゅうねん(荏胡麻)味噌などを塗り、炭火で焼いた物で、ごはんを半分程度潰すので「はんごろし」とも言われています。

 「はんごろし」には面白い話があります。

 昔旅籠に旅人が宿泊することになりました。

 宿の主人と女将は久しぶりの客でしたので、精一杯もてなそうとして、何を出そうか相談しました。「今日の客は手打ちにしようか、それとも半殺しにしようか」
それを聴いた旅人が逃げ出したのは言うまでもありません。

 手打ちは「手打ち蕎麦」、「半殺し」はしんごろうのことで、会津ではごちそうです。



 これだけの茅葺き屋根を保存することは大変なことです。

 文化財ですので改築したりも出来ません。

 別棟をたてて生活はそちらでする家もあるとか。

 観光客に郷愁を提供するためにご苦労は多いようです。




観光地で撮影した画像をアップするのは気を遣います。

 出来る限り、顔が写らないように撮影していますが、難しいです。

 そんなときこの画像のように前景を入れて撮影するようにしています。

 次は冬雪の中の大内宿を撮ってみたいと思っています。

 以前、当地方にお住まいのお嬢さんのブログ載っていた画像が印象的でした。