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あなたに「ぬくもり」を届けたくてブログをつくっています

限界を教えるのは父親?

2025-03-08 21:11:45 | 日記

風邪気味の身体がだるいので、今日は出かけるのを中止して家で冊子の編集に専念することにしました。冊子は、昨年9月末には発行する予定が、なかなかまとまった時間が取れず今日までできずに来ました。学童クラブの仕事でも疲れて、エネルギーがなかったのかもしれません。

学童クラブも年度末になりました。初めに出会った頃よりも、だいぶ成長したようです。逆に支援員を悩ませる子どもたちが増長してきてもいます。5年生になると、わが天下のようにいけないと注意されてもいうことを聞かなくなりました。「自由」と「絶対にしてはいけないこと」の「自由」だけしかないと思っているようです。その原因の一つはいままで「いけないこと」をきちんと指導してこなかったこともあるのでしょう。

学校側、学童クラブ、子供支援課まで話が広がってしまったことがありました。いつも問題を起こす5名の女子の一人が、いわゆるいじめ行為を男子生徒にしたことでした。その女の子はクラスのA子さんとか?B子さんにするように言われてしたのだ、と言います。

結局、学校で事情を聞いても事実関係がわからず、父兄と話をすることになりました。お父さまが迎えに来られて、リーダーとお父さまと本人も交えて話をしていました。私たちは内容はほとんど聞けませんでしたが、お父さまが静かに娘に対して話をしていました。下を向いたまま女の子は黙っていた感じです。お父さまが娘に対して諭すように根気よく話を続けていました。15分以上でしょうか。お父さまは娘の手をつなぎながら出て行かれました。ほっとしたような女の子の表情が見えました。

先ほどのお父さまと同じくらいの年齢の支援員の方と「やはり、父親なのですよね」「そうですね、僕もそれでよかったと思いました」「父親は限界を(してはいけないこととして)教えるものなのですね」という話をしました。突然の話でも共有できた気持ちがあり、うれしかったです。

「父親の役割」それは「限界を教えることだ」と誰かに習いました。あんな風に娘と向かい合えるなら、彼女は大丈夫だろうな。

 

 

 

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悲しみを救うものは?

2025-03-07 21:41:58 | 日記

寒の戻りのような寒さが続きます。これが終われば春になるのでしょう。やっと大船渡市の山林火災が火の勢いが抑えられたと言います。10日目くらいになるのでしょうか。まだ、一部の地域でしか避難指示の解除がされていないようです。東日本大震災で大きな被害を受け、やっと生活が安定してきたところへのこの自然災害・・・。対岸で燃えているその復興した風景を眺めることのつらさはいかばかりのもか、と胸が痛みます。世界的な自然災害の多さに、ただ祈ることしかできません。

春の気配のせいか、感性が動き出したようです。春の持つ喜びと悲しみという裏腹の感性でしょうか。観葉植物の小さな芽が確実に伸びてきています。ああ、いのち・・・。と思うのです。そして、生きているそのこと自体の悲しみというのか・・・。

創作意欲(というほど大げさではありませんが)もでてきて、お友達の詩集を開いてみました。見過ごしていた詩集の帯に「時にやさしく、時に厳かに― 人の姿を自然の営みに重ねたとき 自然への畏敬と人間への慈しみがうまれる」

失ったものへの哀悼・・・。その詩集には溢れていました。ひとの悲しみを救うものは何なのでしょうか・・・。

なぜ、そんなことを考えたのかわかりませんが、それは「とき」ではなくて、「ひと」であり、その「ひと」とともに生きていくことではないだろうか、と思えたのです。かなしみを違う色に塗り替えて(塗り替えきれなくても)「ひと」はだれかと「とき」を紡ぎながら生きていくのがいいのではないだろうかと思うのです。悲しみの海にいるよりは。

ほんの少しだけ頭をあげてみましょうか。うつくしい夕方の空に眉月が見えませんか。

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グレーゾーンも必要かも

2025-03-06 20:41:24 | 日記

北風が吹く冷たい日でした。11時ごろから草津へ出かけましたが、帰宅すると顔がひりひりする感じです。ボランティアの仕事の用事をたしに行ったのですが、ごたごたしている日常を離れたくて、一番近いデパート(近鉄)でぶらぶらしてきました。やはり、デパートが好きなんですね。食材もいつもは求めてくるのですが、高くてもうおいしいお魚には手が出ません。成城石井なのですが、だんだん遠くなります。

シニアサッカーのボランティアをしていると、色々な情報が入ってきます。それぞれのチームで部外秘のこともあるので、そこは慎重に秘密厳守をしています。時には困ったことに、正義感からいけば、真実を話す方がいいのでしょうが、それをすると人間関係が崩れることになります。だれもいい思いをしないという。会社の仕事のように事務的には処理できないのです。

ふと、あるセリフを思い出しました。「私とあの人とどちらが大事なの?」責められた男性が「どっちも大事だ」と言ったことでした。なんとも正直なお答えです。男社会はグレーゾーンが多くて、女の世界は、白黒をつけたがる、といいますね。今は、そういう感覚はないかもしれませんが、群れを成さないと生きていけない世界もある、ということなのかもしれません。

真実は大事にしまって、今ある人間関係を大切にすることが必要なのかな、と思います。なぜなら、真実は消えないからです。

今日はおいしいパンをランチにして、レギュラーコーヒーをお湯割りにしてもらって(アメリカンがない)、少しのんびりしました。そういう、ずるい自分も好きになりました。誰に習ったのか・・・。

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つけは必ず回ってくる

2025-03-05 21:37:26 | 日記

朝から雨が降っていましたが、お昼ごろの雨はどこか春の香りがしました。少し柔らかく春の匂いなのです。季節は動いていますね。高校の卒業式もあるのでしょうか?一日の日曜日静岡では、きれいにクリーニングに出された制服を着た高校生たちが電車に乗り込んできました。私立高校なのでしょうか、華やかな感じで、プレゼントされたのか男子生徒が違う花束を持っていました。(数やお花に差がありました)ああ、第2ボタンは死んでしまったのかな?ご存じですか、卒業式で上着のボタンが全部なくなる男子生徒がいたことを・・・。

年度末でそろそろ人事も発表という時期なのでしょうか。そんな時にいままで伏せられてきたようなことが何故か出てくるのです。伏せられてというよりは逃げて解決せずにきたことが表に出てくるというのか。

人生はそういうものだ、と思うようになりました。自分が逃げてきたことは、いつかそのつけが回ってくると。この私の貧乏生活も一人暮らしも。でも、大概のことは自分でつらくても責任を取ってきました。言いたくないから言わずにきたとか、それは苦手なことだからいつも逃げてきた、というようなことは何らかの形で責任を取らなくてはならないようです。「今更文句を言っても仕方ないけれども、私がその時その時きちんと処理をすればよかったのよね。騒ぎが起こるのが嫌で黙ってきたことばかり・・・」そういう方がいました。

今日は学童クラブで子どもたちと楽しく遊びました。なんでこんなに子どもにはもてるのだろう・・・。なんて喜んでいます。「ねぇ、ねぇ、先生・・・」昔、よく子どもに呼ばれました。「私はねぇねぇ先生じゃないの。○○先生なの」と言いました。懐かしい感覚です。

今日は暗いというかいやなニュースが多かったです。明日、天気になるといいなぁ・・・。

 

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なごり雪

2025-03-04 21:23:32 | 日記

冷たい雨の降る日。これでは用事がたせません。それに昨夜夕飯時に手元が狂ってこぼしてしまった汁物が炬燵布団にかかり、今日はコインランドリーでお洗濯です。この冷たい雨の中でもそのままにはできず、家出のような大きな旅行バックでコインランドリーに出かけました。車のないという不便な現実です。でも、泣いてはいられません。2往復の道のりは結構腕に効きました。ああ、やっと終わったとコインランドリーを出ると駐車場のはしに雪の山がありました。

ああ、なごり雪だわ・・・。そんな季節になるのですね。

なごり雪も降るときを知り ふざけすぎた季節のあとで

今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった

そんな歌詞を口ずさみながら、重いバックをもって帰宅しました。若い時と違い、この歌の歌詞にはかなり深い行間があると感じるのでした。昔の歌はなんと余韻のあるものだったのでしょうか・・・。「落ちてはとける雪を見ていた」そうだわねぇ・・・。

今日は7時のNHKニュースのあとの歌こんのトップでこの歌が流れました。さらに幅のあるイルカさんの歌を聞いていました。年を取ったせいか涙もろくなりました。なぜか涙が流れました。

去年よりもシミもしわも増えたけれども、私はきれいになりました。鏡のなかの私が好きです。だけど、私の唇は「さようなら」は言いません。

 

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