のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

気が付けば11月も半ば

2021年11月11日 19時54分26秒 | 日常生活
ふと気が付くと2021年も残すところ2か月弱となりました。
早いー。毎年のことながら一年があっという間です。

今年は10月に仕事の環境が大きく変わりました。まだ新しい環境に慣れることができていません。
でも、実のところ、仕事に関しては昨年にどかんと自信を無くして、今は「新しい環境」とは関係なく、積極的に動くことができる心境にはない、というのが正直なところ。社内風土が大きく変わり、「自分から動く」ことが求められているものの、なにせ自信をどかんとなくしている状況では、積極的に動くことも自分から仕事に手を伸ばすこともできるような状況ではなく、動けないでいると「ちゃんと自分から動かないと。」と指摘される、という悪循環が続いていました。
夫さんに愚痴っても、夫さんは私を甘やかしてくれるような人ではなく、「それは、動いていないのんちゃんが悪い」と冷静に状況を指摘され、「そうだけど!そういうところが好きなんだけど!でも、今、求めているのはそういうのじゃなーい!今は、夫の温かい慰めや受け止めの言葉を求めてておるのじゃー!」と(心の中で。たまにちくりぽろりと出ちゃうけど、あくまでも心の中で。というところが、より陰湿。根暗なのです。)八つ当たりすることもしばしば。という公私共に負のスパイラルに満ちた状況でした。

ただ、今回、新しく入ったプロジェクトの先輩がものすごーく前向きに私を受け入れてくれて、恐る恐る出した意見もしっかり暖かく受け止め、そして大袈裟なぐらいに
「すばらしい!そういう感じで入ってほしいんですよ!どんどんそんな感じで意見を出してください!」
と褒めちぎってくれるため、少しずつ少しずつ(でも、ここ数年の私としてはものすごく大きな一歩を踏み出して)「自分から動く」ことができるようになってきました。ありがたいなぁ。甘やかされてるけど、今の私には力強いご縁だなぁ。

すっかり仕事に対して後ろ向きになっていた上期、そして新しい環境に戸惑ってばかりいた10月を経て、今、また少しずつ仕事が楽しくなっています。できれば仕事納めまでにもう少し自分から仕事に手を伸ばせるようになりたい。そんなふうに思えるようにもなりました。(でも、実際に手を伸ばせるのかは分かりません。積極的に動くには、まだまだ自分への自信が足りない。ゆっくりがんばろう・・・。)

一方でテレワーク生活も2年目に入り、通勤時間をプライベートに充てられるようになったため、おうち時間は思う存分、楽しめるようになりました。
家にいる時間が長いだけでなく、リフォームをして自宅が以前よりも格段に過ごしやすくなったため、家の中の整理やお片付けに丁寧に、そして楽しく時間をかけられるようになったことが大きい気がします。リフォーム直後、年末のバタバタもあって、「えいやっ」と片付けた使用頻度の少ないものたちが雑然と入っている戸棚や引き出しの中を少しずつ少しずつ整理しては、「むふふ」とひとりで満足しています。完全なる自己満足!用もないのに片付いた引き出しを開けては閉める、という気持ち悪い行動も割に頻繁に繰り返しています。雑然としているところはまだまだいっぱいあるので、しばらくは「お片付け」を楽しめそう。というか、終わる日なんて来ることはない気もします。

そして、長男坊の育休中にチャレンジして挫折した編み物を5年ぶりに再開しました。
ちょっと人に言えないぐらい(そして自分自身が嫌になるぐらい)ネット小説にはまって、廃人のような生活を2週間ほど続けてしまい、「スマホに時間を取られ続ける母親の姿は確実にちびっこに影響しちゃう!そもそもちびっこがスマホのゲームばかりするのを怒っているのに、その私がこの有様はいかん!スマホから離れなきゃ!」と一念発起したのが始まりです。(きっかけがひどすぎて、人に言えない。)
久々に編み物を始めてみたら、不器用な私には予想以上に難易度が高く、今のところ「優雅にテレビを見ながら編み物」みたいな生活は送れていません。集中して編み物と向き合っていても、思っていたものとは違う仕上がりになってしまう。不思議・・・。編み間違えてはほどいて、編み間違えてはほどいて、を繰り直し、編みなおす毎日。毛糸一玉で何度も編みなおすので、非常にコストパフォーマンスの良い楽しみ方をしています。間違えてもほどいて編みなおせるところが編み物の素敵なところであり、私の性分(というよりは不器用さ)と合っているところだな・・・としみじみ。

ちびっこも5歳になり、自分の時間を楽しめるようになりました。
10キロぐらいなら家族ウォーキングも楽しめるようにもなりました。大きくなったもんだ。

ワクチン接種1回目と結婚記念日6回目

2021年09月19日 06時38分54秒 | 日常生活
新型コロナウィルスのワクチン接種予約が取れたので、ようやく1回目の接種を受けました。
お世話になっていた内科は、いつ行ってもまったく待たなくてよい素敵な(でも、なんで継続できているんだろう?とお世話になりつつもいつも不思議に思っていた)病院で、私はその先生の愛想があまりない語り口だけれど、穏やかな佇まいや、今はあまり見かけない昔ながらの手書き(で、日本語なのか英語なのかドイツ語なのかもまったく分からない解読不能ま)カルテや、長年ずっと変わらない受付の女性ふたりの関係性とかがとても好きだったんですが、昨年、息子さんが医院を継ぎ、若先生として病院も新しく立て直し、雰囲気がまったく変わったのです。とってもおしゃれな医院の雰囲気を外から見ては「行ってみたいわぁ・・・・」と思っていたのですが、新型コロナウィルスのせいで発熱しても内科には足を踏み入れることができず、電話で問診をしていただくことしか叶わず、モヤモヤしていたところ、今度は新型コロナウィルスのおかげで新しくなった医院に足を踏み入れることが可能に!嬉しい・・・とワクワクしながら病院へ。

残念ながらずっと知っていた受付の方々は、変わっていました。
が、若先生も穏やかそうな素敵な先生で、これを機に新しくなった病院でも診察券を作って頂けました。でもって新しくなった診察券がこれまたおしゃれなかわいらしいものでした。以前は紙の診察券でしたが、カードになったし、代替わりってこういうことなのね・・・。と肌で体感できる変わりっぷり。でしたが、ちゃんと先代の先生もまだ診察を受け持っていて、お顔を見ることができました。ちょっと嬉しかった!先代の先生、声がとても小さかったので、広くなった病院では診察室から患者さんを呼んでもまったく声が通らず、いちいち待合室まで出てきては患者さんを呼んでいる様子が朴訥とした感じを醸し出していて素敵でした。

というわけで、ワクチン接種1回目を思う存分、楽しみました。
接種後1時間までは。
ニュース映像を見るたびに「い、痛そう・・・・。」とドキドキしていましたが、看護師さんが上手なのか、痛みを感じることもなく、15分その場で経過観察してもらって、帰宅。帰り着いたらお昼どきだったので、お昼ご飯を食べ、食後の珈琲を飲んでいるうちに、突如、倦怠感に襲われました。頭と身体がなんだか重くて、どうにもこうにも横にならずにはいられない感じ。休みの日は貧乏性根性が働いて「休みをあますところなく楽しみたい!お寝坊やお昼寝なんてもってのほか!勿体ない!!」と思うタイプなのですが、耐えられずにベッドへ横になりました。(夫さんは私と正反対で「お休みなんだからのんびりしたい。朝もゆっくり起きたい。お休みの日ぐらいお昼寝を楽しみたい。エネルギーチャージしなければ。」というタイプ。仲良く過ごせているのが奇跡です。)

そして、そのまま、まったく動けなくなってしまったのでした。目が開かない。身体が動かない。息が苦しい。
とてつもなく寂しがり屋さんの息子さんは、私が寝室に行くことすら嫌がるので、定期的に「ねらんで!こっちきて!」とお願いをしに来るものの、どうにもこうにも動けない。でも、午前中、お散歩に出たときに「お昼ご飯食べたらドーナツ買いに行こうね。」と約束をしたので、ドーナツ屋さんには行こう。行かなきゃ。と思いつつも動けないでいるうちに、少しずつ寒気がしてきました。体温計で熱を測ると37度7分。うーん。少し寝て汗をかいたら下がりそうな熱だけど・・・とりあえず少し寝よう。
と横になっていたら、母が夕方過ぎに我が家に立ち寄ってくれて、息子さんと遊びに来ていた姪っ子さんとドーナツ屋さんへ連れて行ってくれました。ありがたやー・・・。
そして、夕方、姪っ子さんを迎えに来た妹さんが息子さんを「うちに泊まり。」と連れて帰ってくれました。これまた、ありがたやー・・・・!

日曜日の朝も状況はまったく変わらず、礼拝はオンラインで参加しました。
いつもはゴルフの練習に出かける夫さんが「こんな状態では目を離せん。」と言って、ずっと傍についてくれていました。
「何が必要なのか教えてくれたら、買い物も行ってくるよ。」とも言ってくれましたが、今日は結婚記念日なのです。結婚記念日なので、ふたりで買い物ついでにゆっくりお茶ぐらいしたい!
幼馴染が「ワクチン接種の副反応は24時間程度でおさまることが多いよ。」と教えてくれていたし、昼過ぎには動けるようになるはず!と思ったものの、状況変わらず、
「せっかく結婚記念日が日曜日に重なったのに・・・。寝るだけで一日が終わるなんて・・・。」
と悲しみのつぶやきをこぼしたところ、夫さんが
「忘れとった!それで、ふたりで外出することにこだわっとったんや・・・。」
と驚きの言葉を放ったのでした。

・・・夫さん。5回目にして結婚記念日忘れてました。ゆるされん!
と思いましたが、
「いいやん。今日にこだわらんでも、来週でも。お祝いなんて、いつでもできるやん。体調がいいときにゆっくりお祝いしたほうがいいやん。」
と優しい言葉をかけてくれたし、寝る前に結婚式で歌った「善き力に我囲まれ」という讃美歌のことを思い出して一緒に歌ってくれたし、なんやかんやで結局のところ「結婚して(結婚出来て)よかったなあ。」と実感できた結婚記念日にしてもらえました。感謝だなぁ。

でもって、昨日。
ふたりで久々にウォーキング練習をしました。行橋市まで24キロ。7時半に出発してお昼休憩をはさんで13時に到着。約6時間、ゆっくりのんびり会話や景色を楽しみながらふたりの時間を楽しめて、私たちらしい結婚記念日ウォークとなりました。
ふたりとも新型コロナウィルスのせいにして練習をさぼっていたので、15キロあたりからヘロヘロ。体力の衰えを実感できました。6回目の結婚記念日に向けて、心新たに歩み始めます。

・・・とはいえ、まずは10月に控えているワクチン2回目と50キロウォーク完歩が目標です。どちらもドキドキするなぁ。

さて9月。

2021年09月02日 21時27分32秒 | 日常生活
9月になりました。
とうとう9月。
息子さんは幼稚園で仲良しのお友達が5歳になった4月から、ずっとずっとずーーーーーーーーーーーーーーーっと自分の誕生月の9月を待ち望んでいたのです。

8月31日、幼稚園から帰ってくると
「あしたはくがつ!!」
と嬉しそうに叫び、翌朝、起きてきて連絡帳を開くと
「きょう、くがつ!!」
とにんまり笑いました。

楽しみで楽しみで仕方がないお誕生日は9月の終わり。まだまだ先です。
そして、同じぐらい楽しみにしていた幼稚園のお誕生日会は新型コロナウィルスの感染拡大が影響し、10月に延期となりました。
担任の先生から
「あのね。お誕生日会、9月じゃなくなったんよ。すこーし先に延びて、10月になったんよ。コロナで。」
と言われた時の能面のような顔と来たら!先生は大慌てで
「お誕生日会をやめたわけやないけんね!絶対、するけんね!でも、少し先になったんよ!」
と一生懸命、とりなしてくれました。

そういえば、夏休み前から何度も
「お母さん、大きくなったら何になりたい?」
って聞かれてました。あれはお誕生日会のときにみんなの前で発表するテーマだったのか!

昨年のお誕生日会では、みんなの前に立った瞬間に恥ずかしくなって固まってしまった息子さんは、名前を呼ばれても返事ができず、「大きくなったら何になりたいですか?」という質問にもまったく答えられませんでした。
でも、今年はお誕生日だけでなく、みんなにお祝いしてもらえるお誕生日会も楽しみにしていて、夏休み前からずっとずっとずっと「大きくなったらなりたいもの」も一生懸命一生懸命考えてます。
ついでに私が大きくなった時のことまで考えてくれて
「おかあさんは、おはなやさんがいいんじゃない?さくらちゃん(同じクラスの女の子)はおかしやさんやったよ?」
などとアドバイスをしてくれます。本当に、本当にこの1年で身体だけでなく、心もぐーんと大きくなりました。

お誕生日会は10月に延期となったこともちゃんと理解できたうえで
「でも、おたんじょうびのひにケーキだけはたべたい。だって、ケーキだいすきやもん。」
とリクエストされたのでした。(・・・はて?そんなにケーキ好きだったっけ?)

5歳のお誕生日まであと3週間。
まだ「欲しいもの」を絞り切れておらず、テレビでおもちゃのCMを見るたびに
「あ!これ!これがほしい!!おたんじょうびぷれぜんと、これがいい!」
とフラフラフラフラいろんなものをリクエストされるので、3週間かけてゆっくりと決めてほしいな、と思います。

でも。
その前に夫婦のお誕生日。6回目の結婚記念日です。
ようやくようやく6回目。まだまだ先は長い。
ついこの間、夫さんが何気なく発した
「びっくりするぐらい、結婚した時と(気持ちが)変わらん。」
という言葉を未だに大事に心の中にしまい込んで、ふとした瞬間に味わいなおしている(まだまだ気持ちは新婚の)妻です。

9月。
楽しみな行事がいっぱいです。

束の間のお盆

2021年08月15日 17時19分49秒 | 日常生活
今年のお盆は金、土、日の3日間でしたが、夫さんは13日、お仕事でした。お休みは14日と15日だけ。
それって普通に「週末」ですね。
と伝えると、夫さんからは
「豪雨で外にも出られんし、普通の週末以下やね。」
という回答が戻ってきました。確かに・・・。

13日の午前中は今年が初盆の親戚宅へ。
久々に会えた親族と亡くなった方々、祖母や祖父、祖父の兄弟たちについての思い出話ができて、とても楽しい時間でした。
私たち姉妹は、祖父の兄弟たちとそこまで深くは関われておらず、今年初盆の親戚宅にお邪魔したことも数えるほどしかないのですが、思い出話をしだすと、それなりにいろんな話が出てくるし、「そうだった!そうだった!」と懐かしく思うことも色々とあって、多く関わっていなくてもやっぱり「親戚」ってちゃんとつながりがある人たちなんだなぁ、と思ったのでした。

14日は大雨の中、母の誕生日プレゼントを購入しにショッピングモールへ出かけましたが、豪雨のためにショッピングモールも14時過ぎから閉店準備を始め、私たちもそそくさと帰宅しました。
そもそも今年は従弟もお盆休み直前にコロナの状況悪化を見て、帰省をとりやめたので、会えず。なんというかとても寂しい夏休みです。

小さい頃はお盆といえば、親戚一同が集まって楽しむ「バーベキュー&花火&盆踊り」が夏休みのハイライトでした。
普段は会えない従姉弟や従姉の子どもたち、伯母さんたちが昼過ぎから集まってみんなでワイワイとおしゃべりしながらバーベキューの準備を始めて、お肉を大量に食べて、お腹がいっぱいになったら一休みして、一休みしているうちにまたお腹が空いてきてお肉やスイカをつまんで、そうこうしているうちに暗くなって、ちびっこがする花火をみんなで囲んで鑑賞して、最後は地元のおじいちゃんおばあちゃんが歌う民謡で盆踊りを踊ってお菓子をもらって帰る、というこの一連の流れは、一日丸ごと非日常で溢れていて、今思い返すと、とてつもなく優しい空間だったなぁ、と胸が締め付けられる思い出です。
30人分ぐらいのお肉や野菜、おにぎりやおやつを用意するのも、その後の片付けもめちゃくちゃ大変だっただろうなぁ、と今は分かるようになったけれど、独身生活を気ままに楽しんでいた私は、大人になってもその大変さに気付かずにいました。反省・・・。あの一日が親族たちの優しさに支えられた贅沢な空間だったのか、この年にしてようやくわかるようになりました。

今はもう父方も母方も祖父母が亡くなってしまい、なかなか「みんなで集まる」機会がなくなってしまいました。そのうえ、コロナでますます集まりにくくなってしまって、親族宅に行くのもちょっと、いえ、かなり遠慮してしまうように。
15日は実家でお盆の法要でした。
幸い、私たち姉妹は結婚後も実家から徒歩圏内のところに住んでいるため、お盆の法要に子どもたちと参加でき、お坊さんからは
「こんなに集まってくれて、ありがたいですねぇ。小さい子がいると、ほっとします。」
と言ってもらえました。やはりコロナと大雨のため、今年は老夫婦のみで法要を行う家庭が多いそうです。

なんだか。
なんだかとても寂しい夏休みです。

おめでとう。ありがとう。の43歳。

2021年08月12日 12時32分28秒 | 日常生活

43回目の誕生日!
いまだに自分が43歳だなんて信じられません。(図々しいと分かってはいるので、小声です。)

思い描いていた43歳とは、かなり違います。
なにせ小さい頃の夢は「若くて綺麗なお母さん」だったのです。(これまた恥ずかしい・・・。そもそも「綺麗なお母さん」ってところからして、図々しい。幼いときって無邪気に怖いもの知らずです。)

もっとも。
思い描いていた43歳とは、まったく違うけれど、でも、とても幸せな43歳にはなれている気がします。
「年を重ねるって素敵なことだ」と負け惜しみではなく、胸を張って言えるのは、おそらく私の周りにいる人たちのおかげで、恵まれているなぁ、としみじみ思う誕生日です。(の、割に愚痴や悪口が口から漏れちゃうことが多いんですが。でも、いいのです。愚痴や悪口も人生には必要。心の健康にも必要。)

43歳の誕生日。
なんと父上が誕生日ケーキを買ってくれました。
いや、もうこの衝撃たるや・・・。
父をご存じでない方には絶対に伝わらないと思うけれど、父を知っている人であれば、きっと一緒に驚いてくれるはず。なにせ寡黙を愛する昭和の男なのです。
小さい頃、一年の始めに学校に提出する書類の類はすべて父上が記入担当でした。記入するたびに毎回毎回、 「あんた、誕生日いつね?」 と確認されていたのに。
そんな父がケーキを買ってきてプレゼントしてくれるなんて!

・・・・実のところ、父が買ってくれた、ということに気付かず、母上にお礼を伝えてしまいました。
渡されたとき、もちろん、父にもお礼を伝えましたが、言い出しっぺは母だと信じて疑わなかったので。
母の顔に浮かぶ怪訝な表情を見て
「え??も、もしかして、父が?え?!ひとりで?ひとりでケーキ買ってくれたの??そんなこと、ある?43年生きてきて初めてなんじゃない?」
という結論にたどり着きましたが、たどり着いてもまだしばらくその結論を信じられずにいました。それぐらい天変地異な出来事なのです。すごいや!

でも、嬉しい。
じわじわじわじわ嬉しい誕生日ケーキです。

「絶対、写真に残しとこう!」 と思っていたのに、気が付いたら食べてしまって(私の口にする「絶対」の価値の低さが露呈してしまう。)残った半分を大事に写真に納めました。
食べてしまった空間が寂しかったので、ちびっこさんが毎日毎日、幼稚園で折って持って帰ってくる「カエルさん」を一緒に並べて写真に残しました。(我が家、カエル大国になるんじゃ。という危機に瀕しています。)

ちびっこさんは、誕生日ケーキを食べる前に夫さんから
「おかあさんにおめでとうのうた、うたってあげんと?」
と言われると
「そうだったー!」
と言って、クローゼットからピアノ絵本を持ってきて、「ハッピーバースデー」のページを開き、おもむろにピアノを弾いてくれました。
メロディを理解するのが大変なぐらい拙い演奏でしたが、これまた嬉しかった!

そして、夫さんからは夜寝る前に「私の好きなところを7つ」言ってもらいました。無理矢理。かなり抵抗されましたが、無理を通しました。
照れ屋さんなので、しょうもないことしか言ってくれませんでしたが、それも夫さんらしくて幸せでした。

うん、 思い描いていた未来とはだいぶ異なるけれど、思い描いていた未来より幸せだなぁ、と思える一日でした。
ささやかな幸せがいたるところにちりばめられている今がとても好きです。ありがとう。

おや?おやおやおや?

2021年08月09日 08時09分23秒 | 日常生活
気が付いたら8月も中旬になっていました。どゆこと?!とびっくりです。
夜、まったく起きられない(子どもと共に寝落ちしてしまう・・・)ため、朝に洗濯したり、諸々準備したりする生活で、テレワークじゃなかったら、一体どんな生活になってたんだろう?とテレワークに感謝する日々です。
もっとも「テレワークだから」という油断が無意識に刷り込まれていて、夜に作業ができない、という可能性もなきにしもあらず。「テレワークだから、夜、寝てしまっても、朝に取り返せるもんねー。」と思っている可能性は多分にあります。なんにせよ、しっかり身体を休められているのはテレワーク生活のおかげです。やっぱり感謝。

でも。
夜は子どもと寝てしまって、朝は準備でバタバタして、帰宅後は夕食の準備やらちびっこの相手やらでわちゃわちゃ過ごしていて。
7月はお仕事がなんだかばたばたで精神的にもいっぱいいっぱいで、夫さんに思いっきり八つ当たりしたことも。結構、ある。気がする。
夫婦でゆっくり過ごす時間はぐんと減りました。ちょっと(いえ、かなり)寂しい。

とはいえ、このバタバタもきっと今だけ。
ちびっこは男の子なので、親子で過ごせる時間はそんなに長くないんだろうなぁ、と覚悟もしているわけで。
夏休みはテーマパークで遊んだり、プールで遊んだり、動物園行ったり、交通公園で自転車乗る練習したり、ウォーキング仲間さんに企画してもらって黒川を散策して温泉や虫取りを楽しんだり、海で砂遊びと水遊びを楽しんだり、今しか楽しめない「家族の時間」を満喫中。そして、夜は親の方が疲れ切って寝てしまう。というループにはまっています。



このままでは気が付いたら2021年が終わってた、ということに十分なりそう!
それはいやー!!とジタバタしています。
やっぱり子育ては若いうちにしておいたほうがいいんだろうなぁ、と思ってしまう今日この頃。

せめて体力をつけよう。
9月は久々にウォーキング大会に出場予定です。50キロ。
今のところ、不安しかない。ゴールできる予感がこれっぽっちもしない。なんだったら中間地点にもたどり着ける気がしない。

のですが、ちびっこの成人までは元気に若々しく年を重ねていたいので、がんばります。

致し方なしの課金

2021年04月08日 17時15分47秒 | 日常生活
今年はえらく不調が続いていて、バセドウ病が判明したと思ったら、その薬が体に合わず、上半身ひどいかゆみに襲われて「DVを疑われてもやむなし」というぐらい傷ものの体になってしまい、皮膚科にも通いました。皮膚科で出された薬は効果てきめんで、「こりゃ、すばらしい!」と思わずミュージカル張りに歌いたくなるぐらい症状がすとんと落ち着いた・・・と思ったら、今度は毎月来るはずのものが来ないそわそわする毎日。しかも「気のせいなのかな?」というぐらいのそこはかとない腹痛と吐き気に悩まされて、今度は婦人科へ。なんだか病院大好きっ子みたいだな、私。

そもそも来るはずのものが来ず、軽い腹痛はさておいて「吐き気」。これは!もしや40代の2%に起きるらしい奇跡が起きたのかも・・・と期待したのですが(42歳の妊娠率は1%です。高額治療をしても5%しか妊娠しないという重い現実。新しく命が生まれるって本当に奇跡なのです。それはさておき)検査薬はしっかりと「違うよー!」と教えてくれて、「じゃ、じゃあ、もう更年期なの?そうなの?これがトシっていうやつなの?」と不安に慄きながら病院に向かったのでした。(42歳と頭できちんと理解していても、ついつい「まだそんな年じゃないもん。」(オンナノコ風)と思ってしまうのって、一体何なんでしょう。)

テレワーク生活をしているので、できれば家の近くの病院がいいな、という理由で、我が家から徒歩5分の産婦人科に行きましたが、さすが産婦人科。待合室は幸せいっぱいの光景で少しばかり落ち込みました。でも、先生に見ていただいたところ「来るはずのものが来ないのはおかしい。(年齢のせいじゃない。)」という前提で話してもらえたので「やっぱりまだそんな年齢じゃなかったんだな。」とほっとしたのでした。

ところが。
「ふむ、なんかおかしいね。けど、まずは来るはずのものが来ないと検査もできないんで、薬を出しましょう。次はまた2週間後。」と、まさかの「続く」宣言。

えー!なに、この「続きはWebで」展開。
私、課金は一切しない派なのにー。

でも、今回ばかりは続きが気になるので、もう一度病院に向かいます。
どうぞ皆さま、課金して見た「続き」が「しょうもな!」と毒づきたくなるような内容であるように、お祈りに覚えてください。

困った。

2021年02月18日 23時46分29秒 | 日常生活
会社が「働き方改革」の一環でテレワーク推奨してくれ、なおかつ、コロナ禍もあって、昨年の春から出社するのは月に1、2度となりました。
息子さんは保育園に入れず、幼稚園に行くことになったため、この「働き方改革」はとってもありがたいタイミングでした。
なにより6月中旬まで、息子さんは幼稚園にも行けず、自宅にいました。自宅にいるにも関わらず、お休みせず、仕事ができたのはテレワークのおかげ。本当に本当にありがたかった!(今もとってもありがたいです。テレワークになっていなかったら、息子さんは「毎日、クラスで一番帰るのが遅い子」でした。今ですら「はやおむかえがいいなー。」とねだられるというのに。)

というわけで、テレワークの恩恵をありがたく受けていたのですが、秋ぐらいから著しく体力が低下し、買い物に行くと、途中で疲れてしまい、どこかに座りたくなるようになりました。
ちょっと歩くとすぐに息切れをするようになりました。ちょっとストレッチをしても息切れ。まさかの座って仕事をしているときすら、息が荒くようになり、この体力の低下っぷりはやばいな、と危機を感じるようになりました。
そして、夜、眠れなくなりました。ベッドに入っても、ちっとも眠くならない。眠れないために、朝、起きれなくなりました。
休日は早起きして、目いっぱい楽しみたいのに、9時過ぎに息子さんから起こされるように。
お腹が空いて空いて、夕食を食べ終えたら、すぐにおやつを食べるようになりました。テレワークで人の目がないために、仕事中も常に何かを食べながら作業をしているため、気が付けばお腹周りがすごいことに。

この食欲増加はなんとなく覚えがあるな、と思いましたが、そのときは食べても食べても体重が減って、それでおかしいな、と思ったのでした。
今回は四六時中、食べているせいか、体重はちゃんと増えている。もっとも食べている量を考えると、あと10キロぐらい増えていてもおかしくない、そのぐらい異常な食欲で、念のため、病院へ行き、甲状腺の検査をしてもらうことにしました。
「甲状腺の検査をしてほしい。」
と伝えると、もれなく身体測定もセットで、案の定、体重はしっかり(恐ろしいことに4キロほど)増えていて(知りたくなかった!40代の4キロなんて、どうすれば落ちるのか見当もつきません!)
「甲状腺に異常があるときは、体重が減るはずですけどねぇ。増えた?本当に?」
と医師に言われて、いたたまれない気持ちを味わう羽目に。検査代、もったいなかったかなぁ、と思いながら帰宅しましたが、検査結果は見事に悪く、「甲状腺機能亢進症」と診断してもらうことができました。

つまり、私の身体は40代を迎え、甲状腺機能の異常には負けないぐらい、代謝が悪くなっている!という事実を思い知らされたのでした。

このところ、息子さんにもイライラしっぱなしで、四六時中、怒っていて、息子さんも毎日、目が腫れるぐらい泣き明かしていたのですが、
「そっか!このイライラもすべて甲状腺のせい!」
と晴れやかな気持ちになりました。(おそらく違います。)

はてさて。
これからこの溢れんばかりの食欲をどのように迎え撃つべきか、考えると、頭が痛いですが、でも、座っているだけで息切れしたり、ごはんの準備をするために立っているだけでめまいを起こしていたのは「単に体力が低下しただけ」じゃなかったんだなあとほっとしました。

しかし、ずっと食べて、少しずつ太って、ちょっと動いたら息切れがしてって、どう考えても病人には見えない。困った!

あっちもこっちも大変

2021年02月04日 23時08分37秒 | 日常生活
先週木曜、勤めている会社が親会社に吸収合併されることが発表されました。
寝耳に水の出来事で、社内はあちらでもこちらでもざわざわ・・・してるよね??衝撃を受けているのは、私だけじゃないよね??
なにせ絶賛テレワーク生活なので、みんなの反応がまったく見えないのです。
ひとりで不安を抱えているせいか、私にしては珍しく夜眠れなくなってしまいました。深夜3時ごろまでベッドの中で悶々と・・・するのも退屈なので、スマホでいろんな人のブログを読み進め、朝はちっとも起きれません!
毎朝、夫さんに起こされる生活で少し、いえ、かなり自己嫌悪の毎日です。(つまるところ、睡眠はきちんと取れています。ご安心ください。)

どんなに不安でもなるようにしかならないし、今できることをやるのみ、そして流れに身を任せるのみ。・・・でも、不安なんだよう。

と、会社生活に不安を抱える中、私生活も私生活で大変で。というか、ちびっこ!ちびっこですよ!
ちびっこがご飯をまったく食べませーん!

あ、ご飯は食べます。おかずを食べません。
マックや吉野家は大好きなのです。総菜のミートボールなんかもちゃんと食べる。
要するに私の作るおかずを食べないのです。・・・母さんはとてつもなく悲しい。

悲しいを通り越して、今週はついに拗ねました。
4歳児に拗ねて冷たく当たり散らす42歳。(怒ったら、表情なくして黙り込むタイプです。厄介!)
「ごはん、まだぱべてないー。」と何度も報告しに来るちびっ子に対して、最初のうちは
「うん。頑張って食べて。あと少しやん。」と励ましていましたが、繰り返される報告にプッツン切れて表情をなくし、
「わかった。もういい。ご飯食べなくていい。歯磨きして寝なさい。」
と言い渡しました。取り付くしまなし!

ちびっこは「ぱべるー!!」と泣きましたが、泣くばかりでこれっぽっちも食べようとしないので
「もういい!」
とこれまた冷たく言い渡し、おかずを鍋に戻したのでした。ちびっこ大号泣。
「ごめんなさいー!!」
とものすごーーーーーーーーーーーーーーーーく悲しそうに泣くのに、その3分後ぐらいにけろりと立ち直っているので、それもまた腹立たしくて
「もう明日からごはん作らないから。」
とわざわざちびっこに言い渡しました。おとなげ??そんなもの、はなから装備していません。

というわけで、公私共々疲れた一週間。
明日を乗り越えたら、土日はゆっくり過ごします。
は大きいのです。


あったかい!

2021年01月24日 13時38分00秒 | 日常生活
リフォームした家に住み始めて1か月が経ちました。

あったかい!
この一言に尽きます。
あったかいよー!!と何度言っても言い足りないくらい、リフォーム後の生活にうっとりしています。
床や壁紙やキッチンの色合いやら、あれやこれやと色々決める必要があって、とても大変でしたが、そして、リフォーム中も
「大丈夫かな?お金かけたのに、何も変わらなくて、後悔しちゃうんじゃないかな。」
と不安を抱えていましたが、すべて杞憂に終わりました。
毎日、幸せだなぁ、素敵なお家だなぁ、居心地がいいなぁ・・・と思いながら、過ごしています。

リフォーム中、ストレスを抱え、トイレの粗相を繰り返した猫さんたちに対して
「新しくなった家でトイレの失敗したら、絶対に許さんけんね。」
と夫さんは(私を)脅していましたが、不思議なことに我が家に戻ってきた後は、すっかり落ち着いてまったく失敗をしていません。
我が家ってことがちゃんと分かっているのかな?

本やら写真やら今までに取り交わした日記帳やら手紙やら洋服やら、とにかく物が多すぎて、ちゃんと片付くのかしら??とこちらも不安でしたが(ちなみにリフォーム前は、まったく片付いていませんでした!夫さんがため息つくぐらい、散らかりっぱなしでした。)以前に比べると格段に片付いているような気がします。
が、夫さんからは、「まさか、これで満足しとるわけやないやろうね?」と何度か確認されています。

・・・え。
もうしっかり綺麗に片付いた気持ちでいるんですけれども。

というわけで、リフォーム後も夫婦の間には埋められない溝が横たわっています。
分かりあうって難しい・・・。