のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

まるごと

2011年01月31日 23時43分39秒 | 日常生活
全国各地が大雪に襲われた週末。
寒さに震えながら会社に出勤すると、
出くわした先輩方3名から立て続けに
「こんなに寒いのによく来たねー!」と驚かれました。
ひとりの先輩にいたっては
「ちゃんと会社に来たんやねぇ。」と微笑んでくださる始末。


・・・寒い日に出社しただけで驚かれる会社員10年生。
どう考えても、まるごと受け入れられすぎてる気がする。
と、ありがたいような申し訳ないような気持ちになりました。

ありがたいような申し訳ないような気持ちになりながら
寒さのあまり、1日中、ひざ掛けにくるまったまま
冬眠モードから抜け出せないまま、
必要以上に(必要があっても)動かずに過ごしました。

せめて。
せめて、躊躇なくトイレに行けるぐらいあったかくなってほしいよねぇ。
と、後輩に訴えかけたところ。
「・・・トイレぐらい我慢せずに行ってくださいよ。」
とひっじょーにまっとうなご指摘をしてくれました。

本当に。
入社以来、同僚にはとてつもなく恵まれています。

役立ってる

2011年01月30日 22時23分29秒 | 日常生活
礼拝終了後、教会員の方々と立ち話をしていると
ひとりの教会員の方から「そういえば!」と話しかけられました。

「この前ね、息子を車で送っていくことになったんだけど
 道を1本間違えてしまって、待ち合わせ時間に10分ぐらい
 遅れてしまったのよ。息子も隣で不機嫌になってるし
 どうしよう・・・と思ったんだけど、
 そのときのりぞうさんのこと思い出したら、なんか元気になったの。
 電車乗り間違えて広島まで行ってしまったのに比べれば
 市内で迷うぐらい、たいしたことないなーって。」

そうですよー。
市内なんて全然っ!
すぐにUターンできちゃいますし。
近いところでぐるぐるするぐらいだったらかわいいもんですよー。
10分なんて誤差です、誤差!

と鼻息荒く主張しました。
でもって、私の失敗もちゃんと役立ってるんだわー
よかったわー、と嬉しくなりました。

それにですねー。
ワタクシ、どうやら「前の人についていく」習性があるんですよ。
右折する必要なんてまったくないにも関わらず
前の車が右折したために私まで右折してしまって
よく分からないコンクリート採掘場みたいな場所に
到着してしまったことがありますもん。

と、気軽に話したところ、その場にいる全員から
「・・・それ、気付くの遅すぎない?」
「え?到着しちゃったの?」
と心底、驚かれました。

・・・いやいや。いくらなんでも。
いくらなんでもそこまでのうっかりさんではありませんから。
ご安心ください。
道間違えたことにはすぐ気付きましたとも。

ただ。
右折した道がUターンきかないほど細い1本道だっただけです。
なんか山道のような砂利道のような
かなりの上級者コースだったっけなー、と懐かしく思い返しました。
私の目の前で右折した車は大型トラックで
私の後ろを走る車も大型トラックで
「私だけ場違い過ぎるにもほどがあるわ。」
とあたふたしたことを鮮明に思い出しました。
やむなく到着した山の頂上みたいなところで
前のトラックの運転手さんが私のことを見て
明らかにきょとんとしてましたもんねぇ。
ホント、懐かしい。

うん。大丈夫。
たいていのうっかりは時が経てば「よい思い出」になるな、と。
しかもうっかり具合が大きければ大きいほど
楽しい思い出になるな、と思います。

と断言して。
なるほどー。私のうっかりがいつまで経っても治らないのは
数々のうっかりを「楽しい思い出」にしてしまってるからかー
と思い至りました。

中には笑えないうっかりもあったはずなんだけど
それらは見事なぐらいに忘れてしまえるあたり
私の記憶力は自分の身を守ることにかけてとても優秀だな、と
思わぬところで自分の隠れた(・・・隠れてないな。)才能に
気付くことができました。

充電完了

2011年01月30日 15時18分41秒 | 日常生活
年末からずっとずっと抱え込んでいたことがありましたが
もうどう考えても私の手には余りますぜ、と思いつつ
でも中途半端に手出しをしたのは私だし、
ここで手を引くのは卑怯なんじゃないのかな、
と踏ん切りつかないまま、ここに来てまだグダグダと悩んでいたここ数日。

教会終了後の分かち合いの時間。
「最近、どうよ?」と聞かれた瞬間に
「最近は辛くて辛くてたまりません。」
という言葉が自分の口からぽろりと飛び出し。

あぁ。私、自分で思っていた以上にきつかったんだなぁ。
としみじみ自分の内面に目を向けることができました。

ぽろりと飛び出した言葉に自分でも驚きつつ
でも、やっぱり「悩み」を人に打ち明けることは難しくて
核心部分はまったく話せず。
それでも親身に話を聞いてくださった同じグループの方々の相槌と
その後、リハビリのように、話してしまった悩みを打ち消すかのように話した
最近の私の失敗話を身をよじるようにして笑ってくれた教会員の方々の姿に
心のもやもやをほんの少し晴らすことができました。

まだまだ全面解決にはほど遠いけど
それでも、教会という場が私に与えられていることの幸せをかみしめた日曜日。

この1ヶ月。
日常生活のあれやこれやに対する感度が鈍りっぱなしでしたが
よし、自分のアンテナを立て直そう、と決意することができました。
でもって。
うだうだと悩み続けることはやめよう、という決意もできました。

ところで本日の礼拝説教で紹介された聖書の箇所は
「起き上がれ。自分の足で立て。」(使徒26:16)でした。

この言葉についての牧師の言葉。
「『神様に赦されて、愛されて生きる』という生き方を
 『私が』受け取るんよ。神様の赦しと愛を受けて、
 自分がどう行動するか、どういう人生を歩んでいくか、を
 私たちが自分で考えて選び取るんよ。」

今の私に訴えかけられている気がものすごーくする言葉でした。
教会に来てよかったなぁ、と思いました。

うん。うだうだ悩み続けてもこの問題は私の力では絶対に解決しない。
だから、私は「受け流して、はねつけて、笑って過ごす」人生を選び取ろうっと。

なぞ

2011年01月29日 11時58分43秒 | 日常生活
なんで。
なんで、まったく悪気はないのに。
悪気ないことがちゃんと分かるのに。


とてつもないダメージを与えられてしまうんだろう。
なんで、関わるたびにすごいすごい落ち込んでしまうんだろ。

人付き合いって、本当に難しい。
でも、人と関わるのは嫌いではなくて。
だから毎回、似たようなところをぐるぐる回ってるのかな。


そつなく、隙なく人と付き合えるウマさか、
もしくは何があっても動じない度胸。
そういったものが欲しいなあ。

と思わずにはいられません。
ないものねだりだけど。

遺伝か。

2011年01月17日 23時17分59秒 | 日常生活
夜のニュースで「婚活外来」が紹介されていました。
なんでも近年話題となっている「婚活」に勤しみすぎて
「婚活疲れ」をしてしまう人、その結果、「精神的不安」を
訴える人が急増しているんだそうです。
そのために「婚活外来」を設けている精神科が出てきているんだとか。

ほほう。
他人事じゃないわ!!と思い、身を乗り出して見ていましたが。
うーん。いまひとつもやもやしたものを感じてしまうというか
全体的によく分からんというか。共感できないというか。
婚活による精神的不安ってどゆこと?!
と思わずニュースに突っ込んでいると、懇切丁寧な解説が始まりました。

なんでも婚活を続け、何度も断られているうちに
自分自身に対する自信がなくなってしまうんだとか。
結婚相談所から届く「お断りメール」は婉曲的なものが多く
自分の何がよくなかったのか、具体的な理由が分からないために
感じる不安が大きくなってしまうのだそうです。

ほっほう。。。
うん、こりゃ、他人事ではありませんな。
と、思い、傍でニュースを見ていた父上に
「迂闊に婚活になんか手を出せんねぇ。
 私も打たれ弱いけん、間違いなく精神的不安を訴えると思うよ。
 私がもし婚活のし過ぎでこんなふうに病院にかかるようになったら
 どうする?婚活やめてもいいよって言う?」
と尋ねてみました。

かわいい娘の質問に、父上はいつも通り
簡潔な回答を返してくれました。
「ひとりで暮らさせる。」

・・・え?どゆこと?
精神不安を感じるぐらいだったら、婚活なんかせずに
ひとりで生きていけって諭すってこと??

「うんや。
 家を出てもらって、一人暮らしをさせる。」

・・・え?もっとよくわかんないんですけど。
婚活は続けろってこと?

「ん。」

・・・つまり。
婚活を続けさせる上に、一人暮らしをしろって追い出すってこと??
ムスメが精神的不安を訴えてるのに?なんで?どゆこと?

「家族に迷惑がかかるやろうもん。
 人を巻き込まんようにせな。」

・・・なるほど。と思いました。
アタシの根本的な冷たさは間違いなく父親譲りだな、と。
でもって、人を信じないところがるのは
この父上に育てられたからだな、と心底納得しました。

その上で。
「人でなし!!」
と叫びました。

胸に響く言葉

2011年01月15日 00時31分46秒 | 備忘録
仕事帰りに幼馴染と食事。
なんの気なしに頼んだコースが目を見張るほどの量で
かなり気合を入れて料理を頬張りながら、新年一発目の報告会をしました。
仕事に関して「よく思い切ったね!」と感心したり、
もうすぐ訪れる変化を心の底から羨ましがったり、
恋愛に関して「うわ!やっぱりオンナって怖いね・・・」
と身震いするような話を伺って思わず悲鳴をあげたり
料理を食べたり、話したり笑ったり悲鳴を挙げたり
思う存分、口を動かした夜となりました。

はー。おなかいっぱい。

帰宅後、新聞で今年の歌会始の歌を詠み、
あー。高校生の恋愛はいいなぁ。和むなぁ。と頬がゆるみました。
1時間前に恐ろしいコイバナ(しかも単に巻き込まれただけ)を
聴いてきただけに、余計心に染み入りました。

駐輪場 かごに紅葉をつけている きみの隣に 止める自転車

かわいい。あの頃はあの頃なりに一生懸命だったし、
色々悩んだりやきもきしたりして
「もう嫌だー!!」と地団太を踏みたくなったときもあったけれど
やっぱりこういう歌が詠めるのは
10代の感受性あってこそじゃないかなぁ、と思いました。

でもって、14歳のまっすぐな言葉が胸に突き刺さったのがこちらの歌。

「大丈夫」 この言葉だけ言ふ 君の不安を 最初に気づいてあげたい

本当に。
このシンプルさをいつも持ち続けられたらいいのに。
このシンプルさだけで生きられたらいいのに。
ついついその周辺にあるせちがらいことにも目を留めてしまうから
話がややこしくなってしまうんだよね。と反省。
「手を差し伸ばす」でもなく「親身になる」でも「助けてあげる」でもなく
ただシンプルに「気づきたい」と願うその気持ちが素敵だなー、と思いました。

そして、ものすごーくツボだったのがこの歌。

葉脈の しをり見つけし 古き本 思ひ出はめぐる 初等科時代に

「葉脈のしをり」と「古き本」。
この言葉の組み合わせがとってもとっても好きでした。
隙間風が入り込む木造校舎とか、卒業式前の静まり返った廊下とか
別棟に建っていた図書館とか、校庭に長い影を落としていた時計台とか
長期休暇前に持ち帰っていた引き出しや朝顔とか
そういった懐かしいものが一気に胸に蘇ってきました。

WORLD SKA SYMPHONY TOUR(東京スカパラライブ)

2011年01月13日 21時19分07秒 | 音楽鑑賞
■WORLD SKA SYMPHONY TOUR (福岡市民会館)

久々のスカパラさんライブ!
なんと今回でスカパラさんライブへの参戦も7回目。
これもそれも全部全部、チケット予約をしてくださる先輩のおかげです。
いつもありがとうございます!!
前回の参戦はいつだったっけ?
と過去ブログを確認したところ、2009年11月でした。
2009年って!一昨年ですよー!!1年以上前ですよー!

というわけで、本当に久々久々のスカパラさんライブ。
今回のライブは、昨年の春に出たアルバム「WORLD SKA SYMPHONY」と
秋に出たミニアルバム「Gold Fingers」からの曲が中心。
どちらのアルバムも購入していたので私にしては珍しく
予習ばっちり!という状態でライブに挑めました。

ちなみに「GoldFingers」は完全なるジャケ買いだったのですが
もうもうジャケ買い万歳!!と心底思いました。それぐらい大好きでした。
ミニアルバムで6曲収録でしたが、その6曲すべてを年末まで
何度も何度もリピートしてました。
そんなこんなで知っている曲多めだったため、
今回はいつもより長めのレポートです。いつにもまして自分用の記録です。
アルバムをもう1回、聴き返そうっと。

ライブのオープニングは
ステージカーテンからひょこっと顔を出すGAMOさん。
かわいいっ!・・・ワタクシ、前回のライブからGAMOさん熱高めです。
でもってステージカーテンの前に出て来て、タクトを振り上げた
GAMOさんの「Here We Go!」でライブが始まりました。
かっこいいーーーーーー!!

1.Boppin' Bunny!
  観客さんたちは一気にテンションアップ!
  カーテン上がってステージ登場。2階建てのセットが組まれていました。
  鉄骨のようなシンプルなセット。中央挟んで右と左に2本の階段が
  組まれていて、その階段と2階を使っていろんなフォーメーションを
  組んでくれました。
  シンプルな素材をかっこよく使いこなすあたりスカパラさんらしい。
  オトナかっこいいセットでした。今回のライブはこのセット使いと
  ライティングが抜群に好きでした。

2.Pride Of Lions
3.A Song For Athletes
  谷中さんの「戦うように盛り上がっていくぜ!」で始まった曲がこちら!
  「戦え 勝利の時まで走り続けろ
   風とツキと太陽さえ 味方につけて」
  スカパラさんメンバー全員で大熱唱。とにかくかっこいい!!
  勿論、一緒に歌いました。大声で。戦うように。幸せだー!

4.WORLD SKA CRUISE
  1曲目から楽しんではいたのですが、この曲からようやく何も考えずに
  音楽に没頭できるようになりました。
  加藤さんが「博多ーーーーーーーーーー!」と叫んでくれました。
  単なる地名なんだけど、ものすごくテンションアップ。

5.明鏡止水
  沖さんのピアノの音、美しかったです。
  今回、沖さんはいつもほどウキウキノリノリではなく、地に足つけて
  キーボードに専念されていました。(本来はそれが普通。)
  難しい曲、多めだったのかな?

6.STORMRIDER
7.LIKE JAZZ ON FIRE
8.Fingertips
9.WORLD SKA BEACH
  このあたりは曖昧・・・。9曲目はNHKさんの
  「スタジオテーマパーク」のテーマ曲だそうです。へぇ!
  スタジオテーマパークとスカパラさんって不思議な組合せ。
  と思いましたが、波の音から始まり、全体的にハワイアン風味漂う
  ゆったりとした調べでした。確かに昼下がりっぽい!
  曲が終わった後にGAMOさんから楽器紹介。
  「ラップスティールギター、カトー!」
  実にハワイアンな感じを醸し出すほわんほわんとした調べを
  作り出していました。
  「アズキッ!オオモリーッ!!」
  波の音、やっぱり小豆だったんだ!!
  演奏中も奏でられた波の音と、その音を創り出しているざるに
  聴衆の視線は集中。波の音を奏で終わった大森さんが得意そうに
  にこりと笑い、ぺこりとお辞儀をした姿におもわず笑いを誘われました。
  かっこよく紹介されてもう一回ぺこりとお辞儀をする大森さん。

ここでいったんMC。
昨年出したアルバムとミニアルバムについての紹介。
次の曲について、そのミニアルバムからやるよー、と紹介されました。
菊池さんとコラボして作った曲です。
とは言え、勿論、菊池さんが福岡まで来れるわけもなく。
GAMOさんが椅子の上に立ち上がり
「この俺が!俺様が!俺様ヒューチャーで!やっちゃおっかな
 と思いますっ。」
とふんぞり返ってました。いちいちかわいいなぁ。

10.Boogie Stop Shuffle(GAMOさんver.)
  GAMOさんバージョンでも十分にかっこいい!しびれました。
  もともとこの曲、好きだったしなー。みんなえらく楽しそうでした。

11.Juggling City
  沖さんがアコーディオンもって2階から登場。今回のセットは
  シンプルなのに、本当にかっこいい。

12.SKA ME CRAZY
  前奏部分でピアニカ持って現れるナーゴさん。
  「メリーさんの羊」を短調で演奏するナーゴさん。
  観客がメロディに乗って手拍子をし始めると、
  途中でメロディを止めるナーゴさん。
  観客ににやりと笑ってみせるいたずらっ子風ナーゴさん。
  ラストは変調したメリーさんの羊から火曜サスペンス劇場の
  「ジャジャジャッ ジャジャッ ジャジャーーーーーーーン」で終わり
  観客から盛大な拍手(と笑い)をいただいていました。
  勿論、ピアニカはいつものようにくるくる光ってました。

欣ちゃんMC。
もうね、何を話しても面白いです。何度も噴き出しました。
「来るたびに行ってるけどね。夕暮れ時の、ショッパーズ前の、
 あのバス通りが俺は大好きなんだよね。
 あそこでたくさんの人が家に帰るためにバスを待ってるんだけど
 あの通りであの人たちを見ると、家であったかいご飯が
 待ってるんだろうなぁ、とかそういう光景も見えて来て
 そういうのも含めて、ぼくはあの通りが大好きなんだ。」
と、またもやショッパーズ前の通りについて力説。

福岡市は1月11日に成人式が行われていたため、
天神のいたるところにはかま姿、振り袖姿の新成人さんが
溢れかえっていました。
その光景が印象に残っていたのか、成人式についても言及。

「毎年、ニュースで見るはじけちゃった若者くんたち。
 ああいうのもね、僕は嫌いじゃないよ。
 あのイベントに向けて気合を入れたり準備したりしているんだろうね。
 でもね、ひとつだけ言えるのは。
 あそこはゴールじゃない。
 あそこがスタート地点なんだ。」

思わず笑ってしまったけど、名言!
隣の友人と「名言出たねぇ。」と深くうなずき合いました。

「僕たちもスカパラで活動し始めて20年が過ぎたんだけど
 そこはゴールじゃない。やっぱりスタートなんだ。」
と自分たちのことに話をつなげて。

12.KinouKyouAshita
  この話の流れでこの曲!!ぴったり!!
  改めていい曲だなぁ、好きな曲だなぁ、好きな言葉の塊だなぁ
  と思いました。スカパラさんたちの選ぶすれていないまっすぐな言葉が
  大好きです。彼らの20年の活動がこの曲に大きな説得力を与えている
  んだと思うのです。
  「肩を抱いて 逃げない自由 幸せを作り出す」
  「君の前に 光が 見える」
  スカパラさんたちはきっと人間の持っている「頑張る力」や
  ひとりひとりの存在感を信じてるんだろうな。ひとりひとりの力を
  決して「ちっぽけ」と思ってないんだろうな。

13.流星とバラード(人力テクノver.)
  ミニアルバム「Goldenfingers」におさめられている中田ヤスタカ
  バージョンをなんと人力で!沖さん頑張ってたよー。
  私、この曲、ミニアルバムで聴いた時は中田さん好きにも関わらず
  (パフュームさんも勿論好きだけど、カプセルさんも好きだったの
  です。なのに!)やっぱりスカパラさんはスカパラさんだし
  中田さんは中田さんで、それぞれの個性にお互いに遠慮し合って
  るんじゃないかなー、それぞれを思う存分、楽しむほうが好きかも
  しれんなー、と思ったのでした。
  スカパラさんのオリジナルバージョンは奥田さんボーカルだし。
  でも、今回の人力テクノバージョンで苦手意識が消えました。
  人力だから?迫力がCDで聴いた時の3割増し。
  テクノ特有の軽さが消えてる気がしました。

14.THE PEAK

ここでナーゴさんのMC。
THE PEAKについて「スカパラのダークサイドゾーンの曲。デンジャラス
ゾーンの曲です。」と説明してました。・・・ダークサイド?
続いての曲、水琴窟についての説明。
スカパラさんメンバー全員が上原さんのファンだったこと、
一昨年に出たジャズフェスで上原さんに会えたこと、
上原さんの楽屋にメンバー全員で遊びに行き、記念写真を取ったこと、
いつか一緒に曲を作れたらいいですね、と言い合ったこと
そしたらなんと、昨年、その機会に恵まれたことを
嬉しそうに話してくれました。
「今日は上原さんはここに来れないのですがスカパラが誇る
 キーボーディストの沖ががんばります。彼はスカパラの宝です。」
この言葉を聞いて私もテンションが上がりました。

15.水琴窟
  今回、もっとも好きだった曲。私は今まで上原ひろみさんが
  少々苦手だったのですが、その苦手意識をこの曲で払しょくしました。
  ひたすらかっこいい上原さんらしい硬質なメロディラインで、
  この曲を聴くたびにピアノは「メロディを奏でる打楽器」
  という言葉を思い出します。

16.White Light
17.Just say yeah!
  この曲でラスト!メンバーひとりひとりを紹介し、それぞれが
  ソロシーン披露。大盛り上がりで終わりました。

勿論、アンコール。
18.THEME FROM LUMPY GRAVY

ここでもう一度、メンバー紹介。ひとりひとり話してくれました。
■谷中さん
 この会場、観客が近いね・・・と驚く谷中さん。
 「一番前のお客さんなんて全身が見えちゃってるわけよ。
  って言っても変な意味じゃないよ?!」と焦る谷中さん。
 「メンバー全員が同じことを思っていると思うんで
  伝えておかなければ、と思いました。」と言い訳口調の谷中さん。
 うん。確かに会場とステージがとっても近い感じがしました。
 私たちは19列目だったのですが、
 裸眼でもメンバーさんたちの顔がくっきりはっきり見えました。
 このくらい近いととっても嬉しい。

他にはインフォメーションも。
「映画、ワンピースの主題曲をやることになりました。
 主題曲だけでなく、サントラすべてです!
 このために我々は1月3日からレコーディングを行っています。
 実に働き者のメンバーたちです。」
「ヴィブラティーナというメキシコの音楽祭に呼ばれたので
 行ってきます。多分、ビバ!ラテン!なのかな?
 ヨーロッパは何度も行っているけど、メキシコは初めてだから嬉しい。」

■加藤さん
 博多は熱いね!とやや興奮気味。
 ライブの最初から「博多」押してくれてたもんね、と嬉しくなりました。
 「今年も世界中を回ります。世界中を回って、お客さんからたくさん
  熱いエネルギーをもらってきます。でもって、世界中からもらって
  きたエネルギーをまたライブでみんなに返していきます!」

■欣ちゃん
 「僕は、本当に、福岡が大好きなんだっ!」とまたもや力説し、
 その後で会場(福岡市民会館)の響きがいい、やりやすい、と
 話してくれました。
 「歴史がありそうな会場だよね。いい感じに古いから、
  きっと今までにたくさんいい音を聞いてきているから
  音がなじみやすいんだと思うよ。いい会場だ!」
 というようなことを話してくれました。
 「歴史がありそうな会場」発言に観客から笑いが起こりましたが
 その後、谷中さんが真面目にフォロー。
 「新しいスタジオも音を3日間ぐらい流しっぱなしにして
  スタジオに音をなじませたりするんですよ。そのくらい会場が
  いい音を吸収してるからやりやすい、っていう感覚は本当にあるんですよ。」

■川上さん
 「久しぶりに来たっていう気がしない。」そうです。
 なぜなら九州場所に加藤さんと来ていたから、だそうです。
 なんでも白鳳のすぐ後ろの席でがっつり九州場所を楽しまれたんだとか。
 「結構、長くテレビに映っちゃったよー。」と喜んでました。
 そういえば、前回のときも
 「他のメンバーは2DAYSで福岡入りしていますが、
  私だけ福岡3DAYSです。2泊3日で福岡を楽しんでます。」
 って言ってたっけ。福岡を好きって言ってくれて嬉しいです。
 夏の山中湖のイベントについて告知してくれてました。
 ・・・山中湖は行けないなー。

■沖さん
 ・・・あれ?沖さんの言葉をまったく思い出せません。びっくり!

■大森さん
 欣ちゃんに刺激されたのか色々と地名を出してました。
 「いいよね。福岡。デートしたくなる町だよね。
  キャナルシティで買い物したり、ソラリアをぶらぶらしたり、
  ジュンク堂で立ち読みしたり、そんなデートがしたいです。」
 でもって、本日も物販番長。いろんなグッズを着込んだり
 手に持ったりして登場していました。それだけ色々持ってきたのに
 「ま。いいや。色々あるんで買ってください!」とあっさり紹介。
 え?!それだけ?!
 川上さんと参加する熊本のイベントも告知。
 「川上つよしと彼のムードメイカーズ で出ます。
  僕はムードメイカーのひとりなんですけど。
  みんな来ちゃえばいいんじゃないの?」
 と軽妙トーク。大森さん、今回もめちゃめちゃかっこよかったです。

■NARGO
 「スカパラは昨年21年目を迎えて色々やらせてもらって。
  で、今日は欣ちゃんもさっき言ってたけど、今日、成人式を
  迎えた人もいて、俺らは彼らが生まれたときにはもうスカを
  やってたんですよ」としみじみ。
 「もうね。こうなったら40年、60年を目指します!」

■北原さん
 相変わらずテンション高く叫んでました。甲高かったなー。
 ・・・でも、内容を覚えてないという・・・。あれー?

■GAMOさん
 ・・・あれ?やっぱりあまり覚えてない。
 私、GAMOさん大好きだなー、と今回、再確認したばかりなのに。
 GAMOさん、沖さんと好きなメンバーのコメントばかり
 すっかり記憶の彼方です。なんでー?

19.愛の讃歌
  この曲はもう本当にしみじみとよい曲だなぁ、と。
  スカパラさんのアレンジが好き、とかではなく、
  もうこの曲自体がめちゃくちゃ好きです。
  曲そのものに力があるなぁ、と思いました。
  できれば。今となっては叶わぬ夢だけど、
  越路吹雪さんとスカパラさんの競演が見てみたかったな。
  越路さん、若い人にこの曲が歌い継がれているのを見たら
  きっと喜ぶだろうなぁ。

はー。楽しかった。
終演後はうっすら汗ばんでました。次はゴールデンウィークだそうです。

確実にできるアドバイスひとつ

2011年01月12日 22時28分37秒 | 日常生活
日曜日の青年会終了後、
東京スカパラさんのライブのため、一路福岡へ向かいました。
本当は午後も青年会のオプションプログラムがあったため
それに参加してから向かうべきかなー、と思ったのですが
どうしてもどうしても!!高校時代の友人に聴いてもらいたい話があって
ライブ2時間前にお茶の約束を取り付けました。

年末から頭を悩ませている問題について
騒動の発端ともいうべきメールをニュートラルな視点で見てもらったり
ここ数日のあたふたを2時間たっぷり聴いてもらったり
ふたりで頭を抱えながら、今回の騒動について考え続けました。
結局、2時間後にふたりでたどりついた結論は
「分かんないね。
 このままにしておいていいのかも
 もう少し関わったほうがいいのかも。
 そもそもこの状態が『心配な状態』なのかすら、わかんなくなってきたね。」
というなんとも曖昧模糊としたものだったわけですが、
話を聴いてもらい、一緒に悩んでもらっただけで
随分と心が落ち着きを取り戻しました。

友人が穏やかに語ってくれた言葉。
「『暗い』って大切なんだよって教えてあげたいね。
 みんな普段は笑って話をしていても、心のどこかにちゃんと闇があって
 落ち込んだり、泣いたりすることがあるんだよって。
 『暗い自分はダメな自分だ』と思いこんで
 『自分は元気だよ、おかしくなんかないよ。』って
 強がって足掻いているんじゃないかなー。
 泣いたり怒ったり暴れたりっていう負の感情を味わうこと
 負の感情を持つ自分と向き合ったり、
 そんな自分を認めてあげたりすることって本当に必要なんだよね。
 向き合って向き合って、
 負の感情を持つ自分とうまく付き合えるようになる人もいるし、
 負の感情の発散方法を見つけられる人もいる。
 負の感情を持つ自分を認めて、その感情を抱えたまま過ごしている人もいる。
 どの状態でもいいけれど、『明るくない自分』を見つめられないことには
 始まらないよね。こんな自分は嫌だって明るい自分を装って
 誤魔化しちゃだめだよね。」

もうねー。
彼女のこの話をぜひ聴かせてあげたい、と思いました。
彼女のこの言葉をなんとか伝えてあげたい。
でも今はどんなに素敵な言葉だったとしても、
きっとその人には届かないだろうなー、とも思いました。
会話って「聴く」ことと「話す」ことで成り立っていて
きっとその人は今、自分の気持ちを伝えることに一生懸命なんだろうなー。
と考えると、受け流すだけでいいのかな?とも思ったり。

・・・ええ。
「受け止める」ではなく「受け流す」という言葉が出てくるあたり
でもって、最終的な結論として
自分の身を自分で守ること最優先で動いていいかしら・・・。
などという結論に落ち着こうとしている私は、
こういう役割に心底向いていないのです。
人選間違えてますよー!!とそこを一番にアドバイスしてあげたい。

確かに新人!

2011年01月11日 23時17分14秒 | 日常生活
2011年も始まって10日が過ぎ、
「年始気分」はまったくもってなくなってしまいました。
そんな折、部長から
「昨年の成果と今年の目標を資料にまとめて
 5分程度で発表してもらおうかな。」
という指示を受けました。

さ、昨年の成果ですかー。
こ、今年の目標ですかー。
と半笑いで固まってしまいましたが、
「堅苦しく考えなくていいから。
 簡単にまとめてくれればいいから。」
という部長の言葉を信じ、
発表資料をちゃっちゃかまとめてしまうことにしました。

そもそもパワーポイント資料の作成は嫌いじゃないしー♪
ただ、昨年の成果が思い浮かばないだけなのよねー。ふっふふーん♪
と鼻歌交じりで資料作成開始。
思っていた以上に昨年の成果を思いつかなかったため
勝手に「昨年の大きかった出来事」という項目を追加しました。

私にとって大きかった昨年の出来事。
それは後輩ができたこと。
なんてったって会社人生初の「後輩」です。
しかも新人さん!
彼女を通して、いろんなことが見えたもんねー。
うん。これはでかいわー!

というわけで1ページにでかでかと
「新人さんが配属されました!」
と記入。

・・・うん。空白が多すぎるかな。
「新入社員」のイラストを入れてみようかな。
と、思いつき、困ったときのぐーぐる大先生に
「新人さんの画像を出しちゃってくださいな!」
とお願いしました。

次の瞬間。
ワタクシのデスクトップ上に陳列される
グラビアアイドルさんたちのあられもない姿、姿、姿。
うっわー!ビキニ率高っ!!
あ!ところどころにミニスカセーラーも見えますな。
と、悠長に観察する余裕もなく。
あからさまに不自然な動揺オーラを周囲に見せつつ、
瞬時に「閉じる」ボタンをクリックしました。

び。びっくりしたー。
久々に会社でこんなに真剣に慌てちゃったよー。
そっかー。そーだよねー。
彼女たちも「新人」だよねー。
「新人アイドル」ってよく耳にするわー。
とものすごーく納得。

年明け早々、ふてぶてしい、ふてぶてしいと思っていたあたしにだって
意外と初々しいところがあるじゃないか、と自分自身を見直しました。
(ちょう自画自賛)

静かなときは考えているときです。

2011年01月10日 23時09分41秒 | 日常生活
今回の青年会のテーマは「応答に生きる」。
ざっくり言うと
「神を信じてクリスチャンになって、で、どうやってこれから生きるの?
 あなたはこれからどう行動していくの?」
というテーマで、頭でっかちの私にとってはとてもとても難しいテーマでした。
講演を担当してくださった奥田牧師の話もスピーディで
ついていくのにいっぱいいっぱい。
理解できたのやらできていないのやら、という状態で
(つまるところ理解はできていないわけですが。
というか腑に落としこむことができないまま講演が終わってしまい、
その状態で)本日の「講演を受けての分かち合い」の時間に突入。

講演を思い出しつつ、みんなの意見を聴きながら
自分の意見をまとめようと四苦八苦し、
先々週の礼拝で聴いた牧師の言葉
「理解するということは『言葉にする』ことなんだよ。」
に想いを馳せました。

なるほど・・・。
なんとなく理解はしていても、その理解が中途半端だと
こんなにも自分の意見を言葉でまとめることに時間がかかるものなのね。

参加者一同、今回のテーマはやはり難しかったらしく
議論も進んだり戻ったり。
さっき確認したはずのところにまたもや舞い戻ったり。
みんなで理解できた(はずの)ことを再度、共有しなおしたり。
行きつ戻りつで無事に着地点にたどりつけるのか
非常に不安な2時間を過ごしましたが
なんとかみんなで納得し、テーマを落とし込むことができました。

改めて思ったことは言葉の大切さ。
私はせっかちなので、ついつい人の話を途中で聴き飛ばしたり
進んだり戻ったりする議論に対して、
「で、結論は?!何が言いたいの?!」
といらいらしたりしてしまうことが多いわけですが。
そういった時間も必要なんだなー、
時間をかける必要があるときもあるんだなー、
と今回は素直に思えました。

ま、こういうふうに思えたのは
今朝の時点で、私が昨日の講演内容をまったくもって
理解できなかったから、というのが大きいわけで
結局のところ、自分勝手すぎる感想ですし、
こんな感想を抱いておきながら、その一方で、
「でも仕事では認識を共有するためだけに、
 こんなにも悠長に時間を使えないよねー。」
と心の中で思っている自分がいるわけですが。

でも、やっぱり。
言葉にすること、
自分が今時点で理解していることを人に話すこと、
人が理解したことを私も理解したいと思いながら話を聞くこと、
でもって、他の人と認識したことにズレが生じたとき、
そのズレにイライラせず、どこがずれているのかを確認しあうこと、
コミュニケーションにはこの4つが必要だなー、
ということを今回、体感しました。

今回はいつになくいっぱいいっぱい考えました。
青年会終了後、教会仲間のひとりからは
「のりちゃん、今日はおとなしかったねー。」
とご指摘を受けたぐらい、ひたすら考えました。

・・・つまるところ。
普段、私がウルサイのは考える間をおかずに
反射神経でしゃべっているからなんだわー、ということも今回認識できました。
もっとも、認識できたからといって、脊髄反射的に話したり愚痴を言ったり
悪口を言ったり憤ったりする今の私は変わらない・・・もとい!
今更、変えられないわけですが。

関係者各位。
今年もよろしくおねがいいたします。