のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

500円玉貯金は継続中。

2013年06月29日 08時52分15秒 | 日常生活
フリーペーパーの「家計簿拝見」というコーナーが大好きです。
毎週毎週飽きることなく熟読しています。

でも、お金の管理はとてつもなく苦手。
まったく管理できないので、「投資」とか「運用」には近寄らないようにしています。

で、今週。
拝見した家計簿にて妻様名義の貯蓄額欄に
1780万という数字を発見し、驚愕しました。

せんななひゃくはちじゅうまんですとー!?
数え間違いでなくて?
大きい数字に慣れてないので、もう一度数え直します。
うん。間違いない。
せんななひゃくはちじゅうまん。
すごいわー・・・。

しかも妻様は私と同い年、結婚以来9年間、専業主婦なんだとか。
何をどうやったら、そんなに貯まるんですかー!
妻様名義ってことは、独身時代の貯金ですかー!
職業はなんだったんですかー!
むしろ職場も教えてくださーい!
でも、北九州から離れられませーん!

詳しく聴きたいことばかり。
で、同じくこのコーナーを大好きな妹さんに「見た?」と聞いたところ、
見た見た!!と鼻息荒く返事が戻ってきました。

でもね。
この人はすごく頑張ってる人だと思うよー?
いろんなこと我慢して、この貯金額だと思う。
と主婦歴6年目らしく冷静かつ大人の視線も披露してくれた妹さん。

我慢、かー。
・・・してないな。(きっぱり。)
ちょう無縁。
独身のうちは我慢するのは辞めておこう、と思っていたら、
思いの外、独身時代が長く続いてしまって、我慢の仕方とかすっぱりさっぱり忘れちゃったのです。

そもそも。
そもそも、私の今の貯金額っていくらなんだろうねぇ。
と毎度のことながらの疑問を口にしたら。
妹さんが「これぐらいはあるんじゃない?」と教えてくれました。

え!?ホントに?
(なんで分かるの!?)
と驚いたところ、妹さんから
「お姉ちゃんのそういうところ、ホントに心配!」
とため息つかれました。

私は妹さんのそういうところ、ホントに頼りにしてます。

頼りにしてるけど、
でも、提示された貯金額があってるのか、答え合わせはしてみようっと。
合ってたら、尊敬の眼差しで妹さんを見上げます。

夢と現実の境目

2013年06月27日 08時06分58秒 | 日常生活
普段はお休み3秒の私ですが、
昨晩は「寝なきゃ、寝なきゃ!」と焦れば焦るほど、寝られず、
悶々と寝返りを繰り返し、「もう!こんなに寝られなかったら、明日、仕事なんてできないよ!」
と不安になる。



という夢を見ました。
リアルだったなー。

リアル過ぎて、寝てない感が半端ないのです。
寝たのに!
寝たのに、目が開かないまま、ふらふら朦朧と洗面所に向かったがために
壁と激突する始末。

痛ーーーーーーっ!

目が覚めました。
目は覚めたけど、やっぱりなんかぐったりで
「もう!こんな状態じゃ、今日、仕事なんてできないよ!」
と思いました。



正夢だ。

どこからどうなおしていけばいいのやら。

2013年06月23日 09時03分28秒 | 日常生活
姉思いの妹さんの紹介で飲み会に参加してきました。
いわゆる未婚の男女が楽しく飲もうぜっていうアレです。

お相手の方々の居住地が少し離れていたため、お互いの中間点で飲み会。
そのあたりで働いていた妹さんがお店の予約までしてくれる至れり尽くせりっぷりです。
車で30~40分程度の場所だったため、妹さんに任せっきりだった私は
せめて、送り迎えをがんばりますよ!と思い、友人たちを拾って出掛けて行きました。

もっとも送り迎えは私がしますよー!と申し出ておきながら
友人から「じゃあ、この前、降ろしてもらったセブンで待ってます☆」
という回答をもらえば、もうひとりの友人に
「ねぇねぇ?花子ちゃん(仮名)をこの前、降ろしたセブンってどこかわかる?」
と確認する始末。友人が記憶力確かな子で本当によかった!
無事にもうひとりの友人も拾うことができました。

んじゃ!黒崎に向かってしゅっぱーつ!
・・・とりあえず、前を走ってる黒崎行きのバスについていけばいいよね?

と友人に確認したところ
「最終的には到着できるけど、ものすごい遠回りするよ?
 絶対に待ち合わせ時間に間に合わないよ?」
とごくごくまっとうな指摘をされ、
その後は彼女に至れり尽くせりのナビゲートをしていただいたのでした。

・・・よく「送り迎えするよー!」とか言い放ったなぁ、おい。
と自分でも呆れるぐらいのだめだめっぷりでしたが、なんとかお店近くまで到着。

いざ!とお店に乗り込みました。もとい、乗り込もうとしました。
が。
わざわざプリントアウトしたはずのお店の地図を家に忘れ・・・
結局、お店の場所も、あのぴゅいっと指を動かしただけで何でも教えてくれる
魔法の電話を持っている友人に頼る始末。

私ってば、本当に役立たずだわー。
と呆れるのを通り越して、もはや感心をしてしまったのでした。

なんとかお店にたどりついたのが待ち合わせの5分前。
なんやかんや色々とバタバタした割にはちょうどよくない?
んじゃ、入ろっか!
と居住まいを正した瞬間、本日、一緒に飲むことになっていた殿方からメールが入りました。

「すみません!仕事がなかなか終わらずに、今、出発しました。
 少し遅れてしまうかもしれません!」

どうぞどうぞー。おかまいなくー。お気をつけてー。
とメールを返しましたが。
待ち合わせ時間5分前に「今、出発しました」?
「少し遅れてしまうかも」?

いやいやいや!
遅れるでしょうよー。
そんな5分でばびゅんと到着しちゃったらびっくりですよー。
と思いましたが。
そこで、はて?と思いなおしました。

もしや。
もしや。本日の待ち合わせ時間って19時半じゃないんじゃない?
もしかして20時なんじゃない?

急いで妹さんに電話したところ、「20時ってメールしたやん!」
と、私の「もしや?」の仮説を力強く肯定してくれました。

あ。やっぱり?
わたし、なんで19時半なんて思っちゃってたんでしょうねぇ?
バカなのかしら?
むしろ、20時開始のメールを見た記憶すらないんですけど・・・。
と過去のメールを見返しました。

・・・うん。バカだ。
私、バカですよー。

とはいえ、お店の前で立ち尽くすのもアレなんで
「ちょっと水でもしようぜ。」とみんなに提案し、お店の方に
「ちょっと早く来すぎちゃったんですけど・・・いさせてもらってもいいですか?」
とお願いをしたのでした。

(ジョシだけの)乾杯1杯目は、まさかのお水。




・・・もうさ。
私のことはぜひ「役立たず」と呼ぶがいいよ。
むしろ、「役立たず」とお呼びくださいませ。
ホントにホントにごめんなさいーーーーーーーーーっ!!!
と時間までひたすらに謝り通したのでした。

ばれない嘘は嘘じゃない。

2013年06月22日 09時17分39秒 | 日常生活
東京へ転勤していく後輩の壮行会です。
お世話になった諸先輩方にどうしても恩返ししたい!
という後輩のおごりだと言うので(主催者談)、
お世話してもいない先輩ですが、のこのこ出かけて行きました。

だって、美味しいお肉が食べられるって聞いたんだもの!!
お肉!お肉!お肉食いたいですよー!!

集まったメンバーは同じフロアにいる面々。
とは言え、仕事ではまったく接点がない方々ばかりです。
仕事でまったく接点がないと言うことは
普段、お話する機会がない方ばかり。
なにせ、わたくし、仕事場ですら、
トイレ以外一歩も動かない引きこもり魂を発揮しているのです。
同じフロアの方々でも、列が違うだけで、顔を見ることすらないのです。

あ、お久しぶりですー。
と、おそるおそる飲み会に加わりましたが、
皆々様、とてつもなく気さくな方ばかりで、あっという間に楽しく時が過ぎました。

お酒の力も借りたおかげで順調に口がほぐれ、場も和やかに。
と、ひとつ後ろの席にいながら、普段、まったく話すことのない先輩が
「でもさー。ホントにのりぞうくん、綺麗だよね。」
と唐突にほめ言葉を発しました。

・・・え?なんですか?いきなり?

「いや、ホントに綺麗やなぁって思うもん。
 うん。キレイキレイ。」

・・・な、なんですか?と戸惑っていると、

「ね?おれ、なんも得せんのに、なんでこんなに褒めてやりよんやろ。」
と、あっさりお世辞であることをカミングアウトされました。

知らんですよ!
そして、お世辞言うならも少しがんばってくださいよ。
お世辞貫き通してー!

「いや、でも、仕事ができるやろうな、とは思いよる。」
と、先輩がポイント変えて褒めてくれ始めました。

はい?仕事ができる?
一緒に仕事をしたことがまったくないというのに、
どこからその言葉出てきましたか?

「分かる。分かる。たたずまい見よったら分かる。
 この人、仕事できるって分かる。」

・・・うそだ。
ここに滑らかに嘘つく大人がいますよー!
私の普段のたたずまいって、大抵、眠気と戦って敗北してる姿ですよー!

「ね?なんで、オレ、こんなに懸命に褒めてやりよんやろ。
 なんか得することあるんかな?」

いや、私に聞かれても。
「ありません!」ときっぱり答えました。

ありませんが。
でも、実のところ、お世辞は大歓迎です。
お世辞と分かっていても、ふふふーん♪と鼻歌歌いたくなるので
ぜひ、どんどんお世辞ください。
むしろ、普段、褒められることがとんとないので
お世辞ぐらいもらわなきゃ、私、色々消耗して枯れ果てちゃいますよ。
自分で元気とかやる気とかつくりだせないんです。
優しい言葉、ぷりーずー。

でも!だからこそ!
お世辞は最後まで貫き通していただきたい!(どん!)

腫れてません。ふっくらしてます。

2013年06月20日 22時02分38秒 | 日常生活
出勤して机に座った途端、後ろを通りがかった部長が
「どうしたん?」
と心配そうに声かけてきました。

ん?「どうしたん?」とはいかに?
なんですか??私の顔に何かついてます??

「なんか・・・顔がはれとるやろ?
 そのピンク、傷??どっかでぶつけて怪我した?」
と、ほっぺを指指されました。

・・・はて?
今朝、化粧をした際にはどこも怪我なんてしていませんでしたが。
通勤中もどこにもぶつかったりこけたりしていませんが。
え?傷ついてます??

と慌てて鏡を取り出して覗き込んだところ、
朝見たままの私の顔が「こんにちはー。」と顔を出しました。

え?傷?どこに??
と首をかしげていると、部長から「ほら。ここ、ここ。」と再度指さされました。



・・・ぶちょお。
これは。ですねぇ。
私が珍しくつけた「チーク」なる女性化粧品です。
顔がはれてるわけではなく。
通常仕様の顔なんですー。
通常仕様の顔にピンクのチークをつけてるんですー。
はれてるように見えるのはピンクのチークなんですー。
普段、チークなるものを使わないので適量が分からなかっただけなんですー。

・・・ちょっと濃すぎたってことか。
うわーん。

とは泣き出しませんでしたよ。
大人ですから。

大人ですから、ちょっとの動揺も見せることなく
「あ。ホントだ。少し腫れてる!別に痛くはないんですけどねぇ。」
とにこやかに回答し、慌ててほっぺをごしごしこすりました。


予言どおり

2013年06月20日 00時19分53秒 | 日常生活
二週間前の検診では、数値が悪かったものの
薬をきちんと飲むようになってからは、体調がよくなっているらしく、
一ヶ月前ほどの「いついかなるときもおなかがすいてますよー!」
という状況はなくなってきました。

そして。
食べれば食べただけきちんと加算されるようになってきました。
現在。
順調に3キロ増。

いつのまにーーーーーーーーーーー!?
いやーーーーーーーーーーーーー!?

と思わず叫びましたが、時すでに遅し。
その上、何の因果なのか
今週来週の二週間で10日近くが外食という外食三昧の日々が続くのです。
ちょう危険。

とりあえず。
7月末までに増えた3キロのうち、2キロぐらいは戻します。


・・・せめて、これ以上の加算は避けます。(←すでに弱気。)

メールと電話に関する考察

2013年06月18日 23時06分50秒 | 日常生活
飲み会にて「メールが苦手で・・・」という方に遭遇しました。

なんとー。
私はメールより電話のほうが断然、苦手ですよ?

と驚くと、

「面倒じゃないですか?
 ええい。面倒や!電話してまえ。って思うんですよねぇ。」

と言われました。

ほほう。人それぞれで興味深い。
私は電話の「逃げ場のない感じ」が苦手です。
あと、沈黙が必要以上に重くるっしくなってしまうところ。とか
電話を切るきっかけが今ひとつつかめないところ。とか
ついでに言うと、「突然」の感じもあまり好きではありません。

メールだと、自分の心の準備ができたときに確認したり返信したりできる。
そこが好きなんです。安心して向き合えるところ。

と、話しながら、こりゃまたずいぶんと自分勝手な理屈だぜ。
と、いまさらながらに気付きました。
しかも、私、自分が電話するときは
予告一切なしに突然ぽんと電話している気がしないでもない。
(ホントに今更ながら過ぎる気付きだわぁ。)

ついでに言うと、デコメも苦手です。
デコメなるものをどう作成するのかすら分かりません。
ただ、デコメに関しては、それゆえに使いこなしている人を見かけると
無条件で心から尊敬します。思わず覗き込みます。
最近は殿方でもデコメ使いこなしている人、いますよねぇ。

と続けたところ、件のメールが苦手な人から

「というと、のりぞうさんのメールは絵文字なし?
 それって、メール『も』苦手では・・・。」

と口を濁されました。

そうですよ!
わたし、メールより電話のほうが断然、苦手なだけで
メールも得意ではないんですよ。

でも。
得意ではないけれど。
やっぱり、メールは「好き」な部類かも、と思い直しました。
うれしいメールをもらったとき、何度も何度も読み返せるところとか大好きです。
ほめ言葉を素直に受け取ることも苦手なくせに、
意外とそのほめ言葉、大切に大切に何度も味わいなおしているのです。
(根暗だわ・・・と思わないでもない。)

夢うつつの現実逃避

2013年06月17日 19時50分09秒 | 日常生活
案の定、雲仙に残された心は戻って来ないまま、
月曜を迎えてしまいました。だって楽しかったもんなぁ・・・。

というわけで、楽しかった旅をを振り返っていたら
一日が終わりました。

□出発。朝マックへ。
 一年に一回、食べるか食べないかの朝マックに興奮する。
 甥っ子君、パパさんカーから我が家の車へ移動。

□インターで親族一同集合。
 みんなで「おはよう」と言い合う。
 テンションが上がりすぎて、ご機嫌で鼻歌を歌っていた私を
 伯母が本気で心配する。
 「頼むけん、若い男の人がおる前ではせんでね?
  変な子と思われるけんね?」

□後続三台のうち、一台が迷子になる。
 高速を降りたところで気付き、1時間ほど待ちぼうけ。
 うん。なんかものすごく我が家っぽいよね。と妹と言い合う。
 予想外の出来事にも関わらず、「あ。予想通り。」と納得してしまう。
 母上と伯母たち、話が大いに盛り上がる。

□島原城近くで具雑煮を食べる。
 車を降りた瞬間、伯母が「おなかペコペコで倒れるかと思った。」と
 ため息をつく。どうやら車の中で
 「ジョイフルがあるよ?あそこでよくない?」
 「あ。とんかつがあるよ?あそこでよくない?」とか
 「吉野家もおいしいんじゃない?」とか懸命に運転手さんに訴えてた模様。
 「でも、マックはいや。」だったらしい。なんでー!?
 なんにせよ、みんなで昼食会場にたどり着けてよかった。よかった。
 とほっと胸をなでおろす。
 具雑煮の優しい味とお餅にうっとりする。

□島原城見学。
 お城の中に入るや甥っ子君、びびる。
 2階、3階の資料館では怖さのあまり、泣き続ける。
 かく言う私も甲冑が並ぶフロアはひとりではまわれませんでした。
 美術館は好きですが、博物館は少し苦手です。彫刻とか怖いです。ぶるぶる。
 隠れキリシタンゆかりの展示物が豊富で非常に興味深く拝見する。
 でも、見れば見るほど心が苦しくなる。
 迫害されて、それでも神を信じずにはいられなかった人、
 迫害されても虐待されても、神を求め続けた人たちがいて
 今の私がいる。けれど、私にはそんな強さはないな、と思う。

□民俗資料館見学。
 昔の暮らしにまつわる道具がたくさん展示されていて、みんなで大興奮する。
 「あ!これ、我が家にあった!あった!」と伯母たちが言うものが
 たくさんあって、わずか30年前ぐらいは、こういった道具が本当に
 ごくごく普通に使われていたんだな、と不思議な気持ちになる。
 火鉢も蚊帳も味噌樽もどれもこれもなくなったもの。
 必要なくなったから使われていないのだけれど、
 どの道具も温かみがあって、今はもうないのかと思うと、
 少しさびしい気持ちにもなる。
 あと10年もすれば、ラジカセやカセットタイプのウォークマンなんかも
 ここに並べられて、同じように郷愁をそそるようになるのかな、
 と、これまた不思議な気持ちになる。

□西望記念館見学。
 地元出身の彫刻家、北村西望の記念館。
 「長崎平和祈念像」の作者。
 甥っ子君、大泣き。私も並ぶ彫刻の迫力にびびる。
 彼の才能に惚れ込んで押しかけ秘書となり、
 この記念館作成にも尽力したという秘書の情熱に心打たれる。

□ホテルへ!そして温泉へ!
 ホテル到着と同時に温泉へれっつらごーと旅立つ。
 とろとろのお湯。入れば入るほどしっとり。
 極楽極楽・・・という気持ちになる。(←クリスチャン。)
 みんなで露天風呂へ行き、またもやわいわいと語り合う。
 甥っ子君はパパさんとお風呂に行ってくれたため、
 妹さんものーんびりお風呂を楽しむ。
 お風呂上がりに体重を量り、まだビュッフェに挑んでもないのに
 既に体重がいつもよりふえていることを確認。打ちひしがれる。

□夕食!ビュッフェ!
 義弟君、蟹に大興奮。レストラン前で「蟹食べるぞ!おー!」と
 鬨の声を上げる。
 ・・・私の周りで、そこまでの蟹好きどこにもいなかったですよ?
 蟹ってそんなに美味しかったですっけ?
 と、驚く。義弟君の興奮につられて20年ぶりぐらいに蟹を食す。
 うん。おいしい。すごく美味しい。でも、私の中ではどうしても
 「食べるまでこんなに面倒!」という気持ちが
 「美味しい!」に勝ってしまうのですよう。と心の中で誰にともなく訴える。
 山盛りの蟹をすべて食し、その上で他のお皿の蟹にも手を伸ばす
 義弟君の姿を非常に頼もしく眺める。(モトとってるかも!と興奮する。)
 母上、私の隣の席で刺身と格闘する。
 元来、小食の母上は新鮮で脂が乗っているお刺身で胸いっぱいになる。
 それでも、やはり義弟君につられて蟹に手を出してしまい、
 「もう無理ー。」と何度もつぶやく。
 「これ食べて。お願い!」と父上に懇願する。
 私も刺身と格闘。しつつ、飲み放題につられて(貧乏根性)お酒を楽しむ。
 梅酒を全種類飲んだ後、芋焼酎に移る。んまーい。
 妹さんも珍しくお酒を楽しみ、顔が真っ赤っ赤になる。
 姉妹でもこんなに遺伝子が違うのね・・・。と遠い目になる。
 食後、もちろん別腹でスイーツを楽しむ。
 もとい、楽しもうとして、挫折する。
 負けた・・・。この私がスイーツ入らないなんて・・・。なんたる不覚!!
 と涙こぼしそうになる。けれど、大人なのでぐっと我慢してスイカを楽しむ。
 スイカ甘ーーーーーーーーーい!!どんどん入るーーーーーーーー!!
 今年初めてのスイカを思う存分堪能する。

□明日のおやつを賭けて。いざ!七並べ大会!
 親族が集まった時恒例の七並べ大会。
 お正月、お盆、いつもみんなでやったっけ。今年もやるぜ!と
 普段ため込んでいるやる気モードをすべて引き出す。
 七並べはちびっこでも楽しめて、大人も大いに盛り上がる優秀なゲームなのです。
 何度やっても、毎回毎回新鮮におもしろーい!
 試合は大いに白熱する。
 せっかく引き出したやる気もむなしく、いつも通りに弱っちい私は、
 いつも通りに最下位あたりをさまよう。

□もう一度、温泉へ!
 温泉に来た以上、温泉を出来うる限り楽しまなければ!と再び温泉へ。
 ですが、満腹のお腹では、もう何をしても苦しく
 ちょっとあったまって甥っ子君と共に退散する。

□甥っ子君、ぎゃん泣きする。
 いつもと違う場所だからなのか、甥っ子君が大いに泣き叫ぶ。
 何が不安なのか(何もかも不安なのか。)右側に妹さん、左側に私がぴったりと
 くっついて横になり、上から母上が覗き込むと、ほんの少し落ち着く。
 ・・・あなた、どこの王侯貴族なの?
 と思うものの(実際に言いましたが)三人が定位置をほんの少しでも
 離れると、再びわんわん泣き出すので、落ち着くまで定位置で。
 甥っ子君の泣き声が「ぎゃんぎゃん」から「くすんくすん」になったころ、
 私もことんと夢の世界に落ちる。

□5時起床!三度温泉へ!
 温泉に来た以上、温泉を出来うる限り楽しまなければ!と三度温泉へ。
 甥っ子君もぱちりと目を覚まし、ご機嫌で温泉に向かう。
 伯母たちとも温泉で「おはよう!」
 みな考えることは一緒なのです。なにせ親戚ですから。
 甥っ子君は「あんたよう泣きよったねぇ。」とからかわれる。
 そうでしたか・・・。聞こえてましたか・・・。響き渡ってましたか・・・。

□お部屋でまったりする。
 あまりに朝早くから温泉を楽しんだため、朝食の時間までまったり。
 うっかりふたたび睡魔に襲われる。ねむいー。

□朝食!ビュッフェ!!
 今度こそ、計画的に!!とビュッフェに挑んだものの、またも惨敗を喫する。
 なにせ大好きなとうもろこしがふんだんにあったのです。
 しかもしゃきしゃきの極甘。そりゃ、食べねばならまいてー!と大いに興奮し
 とうもろこしのおかわり。美味しかったー!もっと食べたかったー!!
 みんなで朝からおおいに頑張る。
 が。いつも朝食を取らない義弟君は早々とギブし、部屋に戻って二度寝する。
 朝は少食の甥っ子君も早々と食べなくなり、従妹の傍にやってきては
 もじもじする。かまってほしそうだな、おい。
 甥っ子君、従妹ちゃんを大好きになる。

□お土産購入!
 名残惜しいけれど、チェックアウト。
 宿泊者特典として、カステラをひとり一本もらう。
 全部で12本。重いー!でも満足ー!お得気分ー!!
 道の駅で小玉スイカにメロンを購入。
 甥っ子君、消防車とパトカーのキーホルダーに心奪われる。
 協議の結果、母上が購入する。
 義弟君のご実家へのお土産を母上が購入していると、義弟君から
 「そんなにいいものをうちの実家に送るぐらいなら
  俺に誕生日プレゼント買ってほしい。」と言われる。(母談)

□雲仙普賢岳の火砕流被害跡を見学
 あの当時の火砕流のすごさ、激しさを再確認する。
 親族一同、「はぁ。」とため息をつく。

□ドクターフィッシュ初体験!
 足の角質を小魚が食べてくれるという気持ちいいんだか、気持ち悪いんだか
 見当もつかないものが団体割引で半額なるというので体験する。
 叔父や伯母たちがこそばそうにもだえている様子を思う存分、笑う。
 その後、体験し、あまりのこそばゆさにどうすればいいか分からず、
 とりあえず叫び続ける。母上から「大げさな・・・」と呆れられる。
 でも!!だってっ!!!こそばゆいんだものー。
 甥っ子君は一貫して「こあいー!!」と尻込む。
 角質取れて、大いに笑って、更に半額!と思い、すっきりする。

□雲仙普賢岳の火砕流博物館へ
 入館料の高さにあえなく入場を断念する。
 私が「ここに行きたい」って言ったにも関わらず・・・。
 でも!私の中の許容量を超えた入館料だったんですよー。
 (けち臭いよ、私・・・。)

□大野古賀小学校を見学
 火砕流の熱風で校舎が燃え落ちてしまった大野古賀小へ。
 燃え落ちた校舎は当時のまま保存されており、すぐそばにある資料館で
 当時の在校生の作文に改めて自然の驚異と私たちの無力を痛感する。
 校舎裏手の火砕流通過後に深い緑と雄大な自然が広がる様子を見て、
 東北を思う。東北も20年経てば、きっと、と思う。
 でも、20年はそこで生活している人にとっては長いなあ、と思う。

□今年初めてのかき氷!
 あまりの暑さに伯母が道の駅で見かけたかき氷をみんなにおごってくれる。
 やったー!!100円という破格の値段でシロップたっぷり。
 暑い中で食べるかき氷の美味しさを久々に思い出す。
 甥っ子君もかき氷にはしゃぐ。ものの、パパさんの
 「食べ過ぎたらぽんぽ壊すんやけん、もう終わりね。」という言葉に
 とても従順に従う。甥っ子君の聞き分けのよいところをこの旅で初めて目にする。

□さあ、帰ろう!と帰路へ
 帰宅途中に回転寿司屋へ寄る。
 前後一週間が誕生日の人には、アイスケーキプレゼント!と書かれてあり
 みんなで義弟君と伯母のひとりを「おめでとー!」と祝福する。
 前日の七並べで負けたメンバー(私含む)はここでデザートの支払いを担当する。
 寝起きの甥っ子君はまたもやぐずぐずに。
 「今回の旅では、甥っ子君、ずっとご機嫌斜めだったねぇ。」と言うと
 ほとんどしゃべることのない父上が「いつも通りやろ。」と久しぶりに言葉を発する。
 いつも通りなのかあ。
 ・・・それもどうなの?

□途中のインターでお別れ
 長い長い旅もとうとう終わり。
 妹さんは甥っ子君があまりに駄々っ子モードだったために、親せき一同に
 「何かお土産買うから!」と言い募るも断られる。
 「男の子なんてあんなもんよ。」
 「年寄りはちっさい子に飢えとるけん、顔見られただけでうれしいんよ。」
 という言葉になぜか私まで泣きそうになる。
 さようなら。さようなら。また今度。また温泉に行こうね。
 今度こそ、おじいちゃんも一緒に。
 と言い募りながらお別れ。一泊二日はあっという間だということを知る。

□妹さんたちともお別れ
 我が家に到着。いよいよ妹さんたちともお別れ。
 じゃあね。さよならね。と別れようとしたところ、甥っ子君がこの旅
 何回目かのぎゃん泣きする。ぎゃん泣きの甥っ子君に心を痛めながらお別れ。
 夕食用の惣菜を買おうとスーパーへ向かっていると、妹さんから電話。
 「今、どこ?ちょっと全然、泣きやまないんで、とりあえずそちらに向かいます。」
 という言葉の数分後にはスーパーに現れ、あっという間の再会を果たす。
 ・・・早すぎない?
 甥っ子君のみ、我が家に宿泊。二泊三日の旅と相成りました。


そういえば。
最後の最後に寄った、スーパーにて、
旅館の売店で購入した250円の小玉スイカが
880円で売られているところを目撃し、
ものすごーーーーーーくテンション上がりました。
おもわず 誰彼かまわず自慢したくなりました。


さて、次はどこに行こうかなー。
どこに行きたいかなー。

一泊二日三回お風呂

2013年06月16日 22時37分09秒 | 日常生活
母方の親族とともに温泉旅行を堪能してきました。
まさかの主役(祖父)入院による主役不在の旅でしたが
それでも一泊二日の間、大いに笑って大いに喋って、でも喋り足りないよー!
と地団太を踏みたくなるような旅でした。
なにせ我が母上は七人兄弟。長男以外はみな女性、という女系家族なのです。
女系家族の中の数少ない男性陣である祖父と長兄(伯父)が今回は欠席。
となると、必然的に女性比率の高い一行となるわけで。
その上、伯母上はみなみなとても元気な方ばかり。
伯母上達が伴侶に選んだ殿方は我が父上を筆頭として、みな言葉少ない方ばかり。
そりゃ、そうなるよねー。
と、納得しきりの賑やかな旅でした。

先人は。
「女三人集まると姦しい」という名言を残しましたが。
それって本当だよー!!と誰彼かまわず報告したくなるような旅でした。
でも。
「姦しい」ってことは、悪いことではないな、と思った旅でもありました。
「姦しい」って楽しいし、面白い。元気がみなぎる。
「姦しい」は、その場に居合わせた人たちを元気にする力がある。
と、「姦しい」を作り出した側にいた私は、思いました。
もっとも、「姦しい」のすぐそばにいた男性陣の意見はまったく異なるかもしれません。
異なるかもしれませんが、聞かないもんねー。
聞かずにまた付き合ってもらっちゃうもんねー。

とってもとっても楽しい一泊二日でした。
とってもとっても楽しい一泊二日ではありましたが。
ただひとつだけ心残りがあって。
それは、旅の前日、妹さんから
「旅が楽しみすぎて、おやつ買いすぎちゃったよー!」
というメールが届いていたというのに、
そのおやつを一口たりとも食べられなかったこと。

豪華、かつ美味しいビュッフェの食事に惨敗し、
「無理ー!もう米一粒たりとも喉を通りませんよ。無理無理!」
と通行止めを行ったほどの満腹具合。
お肉もお寿司も刺身もデザートももっともっと食べたかったよー!
と、心残りありまくりの旅となりました。
残して来た心は未だに雲仙の温泉を漂っているはず。
明日の始業時間に間に合うように帰って来れるかどうか、とても心配です。

ちゃんと帰って来くるんだよー。

ルームサービスが憧れです。

2013年06月13日 23時46分21秒 | 日常生活
久々に友人とロイホ会をしました。
「久々っていつぶり?」
「もしかして、今年初めてやない?」
と友人が言うので

じゃ、とりあえず。
あけましておめでとうございます。今年もよろしくー。

と挨拶をしたところ、もうひとりの友人が思い出を掘り起こしてくれました。
「いやいや。2月に会ったよ。2月に会って、1月の旅行の話を聞いてもらった。
 すんごい大変やった!!って訴えて、のりに爆笑された。」

あ。さっきの「あけましておめでとう」はお返しくださいませー。

そんなこんなでロイホ会。
ドリンク飲んでー。
フライドポテトを食べてー。
カレーとハンバーグでもんのすごい悩んでー。
カレーを頼んでー。
やっぱりハンバーグにしますっ!とチェンジしてー。
もう一刻も早くメニューを持って行っちゃってくださいっと懇願してー。
ハンバーグを食べてー。
友人の残したオムライスもつまんでー。
またもやドリンク飲んでー。
「今日はこれを食べにきたの!」と心に決めていたパフェを頼んでー。
幸せ気分でパフェをほおばりました。しあわせー。

もちろん、口は物を食べるだけではなく、言葉を発するのにも大忙し。
近況報告をしてー。
このところ、誰かに会うたびに訴えてる愚痴をひとしきりみんなに浴びせてー。
友人が「昨日から、みんなに相談しようって思っとったんよ。聞いて聞いて!」
と訴えてくれた悩みに大笑いしてー(←最低・・・。)。
友人が行った野球の試合で始球式に登場したコナン君の写真を見てー。
その意外にもたくましく筋肉みっしりの足を見て爆笑してー。
キアヌ・リーブス激太りの写真を見てヨヨと泣き崩れてー。
元子役たちの「現在」の写真を見せてもらってー。
「大人になることの怖さ」をしみじみと実感してー。
三浦春馬くんと藤木直人さんのどちらがかっこいいかを競ってー。
綾野さんはイケメンなのか、というテーマで論じてー。
そもそも雰囲気イケメンっているよねぇ!!と盛り上がってー。
私の今年の目標について、経過報告を神妙にお伝えして。
熱弁に告ぐ熱弁。大忙しの2時間半でした。

本日、ロイホで一番騒がしかったのは間違いなく私だな。
だって、興奮と比例して声が大きくなっちゃうんですよー。
元来、地声が大きい上に、感情表現も豊かなほうなんですよー。
(「大げさ」とも言う。「オーバーリアクション」とも言われる。)

話せば話すほど、「全然時間が足りないYo!」という気持ちになるのはなぜかなー。
今年中に、どこかのホテルを一室借りて
思う存分、のんびりしたり、だらだらしゃべり続けたいね。長時間!
という短期目標を友人ふたりと掲げました。

いいと思う。
声の大きさ気にせず、帰りの時間を気にせず、がつがつしゃべる。
すんごい素敵!
わくわくしてきた!