のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

さようなら、こんにちは。

2019年12月31日 07時08分33秒 | 日常生活
2019年も残すところ1日。

昨日はひたすらに掃除して過ごしました。
普段、掃除がおざなりなこともあって、悲鳴をあげるほど(比喩ではなく本当に。)汚い箇所が多々あり、恥ずかしくなったので、来年は定期的にプチ大掃除をしたいと思います。
・・・というこの宣言は、なんだか「明日からダイエット」宣言と似ている気がしないでもないのですが。いや、がんばる。

でもって、夜は年賀状のデザイン作成とあて名書き。
・・・まだそこ?!
はい。そこです。
おそらくメッセージ書くのもポストに入れるのも年が明けてから。
平日の夜はちびっこと一緒に寝ることにしたため、まったく取り組む時間がなかったんです。という言い訳を年賀状1枚1枚に書いて回りたい。
とはいえ、年賀状を書くより先に他人様のブログを読んだりテレビを見たりすることを優先してしまった自覚はあるため、言い訳(というか嘘)は書きません。
来年は、来年こそは大事なことを優先させられる素敵な大人になりたいものです。

今年は思い返せば色々色々あって。
心が忙しい一年でした。
アメリカに行ったことなんて、はるか昔のことのよう。え?今年でしたよね?という気持ちです。夢のように楽しい一週間でした。

後半は「ふたりめ欲しい!」という思いとの戦いの毎日。
結局、授かることなく、今年を終えました。
長男坊があまりにもかわいいので(大変なこともたくさんあるけれど。)ふたりめどころか、三人目も四人目も五人目も何人だってどんとこーい!という気持ちだったんですが、我が家はひとりっことなってしまいました。残念。
でも、こう宣言できるぐらいには、この「欲しかったけれど、できなかった」という気持ちと向き合えるようになりました。
今までは、年齢的に諦めないないといけないと思ってはいるけれど、高らかに宣言してしまうと来ないこと確定させるみたいで(言霊信奉者なんです)宣言できませんでした。
まだ心のどこかで「でも、来てくれるかも。」と思っているし、来てくれたら「ばんざーい!」って叫ぶこと間違いなし、だし、「来れるんだったらおいでー!」と願っていて、未練たらたらありまくり、ではありますが。
でも、家族三人で仲良く暮らせればそれでいい。今だってものすごーーーーーーーーーーーーーーーーく幸せ。と思える境地に(ようやく)なりました。今ある幸せに目を向けられるようになるまで時間がかかりました。

あ。
家族三人ではなくなったんでした。
家族三人+二匹。
数日前からなんと猫を飼い始めました。

夫さん、夫さんのお母さん、私の親戚、と至るところから渋い顔をされまくりましたが、我儘を押し通しちゃいました。
夏頃からありあまった母性のやり場がなく、保護猫さんを見に行くようになり、「飼いたい」という思いを募らせるようになりました。
甘えん坊で常に愛情不足気味な長男坊に余った愛情を注ぐべきだとも思ったのですが、なにせ男の子。あと10年もすれば私から離れていくわけで。なおかつ、長男坊も動物が大好きだし、愛情不足気味の甘えん坊さんなので、猫を飼うことで情緒が安定しないかしら?とかも思ってみたり。
なんやかんや理由をつけていますが、猫を飼うことに不安もあって、秋まで定期的に保護猫カフェに通って自分と息子の様子を見て過ごすうちにどんどんどんどん猫さんに魅了され、ついでに息子さんもどんどんどんどん猫好きになって、「猫飼いたーい!」というテンションになってしまったのでした。

猫飼い初心者なので、保護猫カフェのオーナーさんには初心者で不安があること、そのため、できれば人慣れしている子がいいことを伝えたところ、
「人慣れしている子だったら、留守の時間が長いと寂しいかも。仲が良い子と二匹の方がおすすめですよ。」
とアドバイスをもらい、猫さんの兄妹2匹、クックとベッポが我が家にやってきました。

初日はごはんも食べず、お水も飲まず、トイレもせず、じぃっと様子をうかがうばかりでしたが、三日目にして、傍に来るようになり、追いかけっこをするようになり、健康的なうんちもするように!
とってもとってもかわいいです。
きっとこれから飼い続けていくうちに大変なこともたくさん出てくると思うけれど、ずっと仲良く穏やかに暮らせますように。
直近の課題はお仕事始まってから、猫さんとのふれあい時間をどう捻出するか。来年も楽しい一年になりそうです。

クリスマスおめでとう

2019年12月25日 17時10分08秒 | 日常生活
クリスマスの街並みや街の雰囲気が好きです。
イルミネーションがキラキラと輝いていてきれいだから。
キラキラと輝くイルミネーションを見て、街を歩く人たちがとても幸せそうに楽しそうにしている様子が見られるから。
誰かのことを思ってプレゼントを選ぶ人たちがたくさんいて、暖かい気持ちがいろんなところで行き交っていることを感じられるから。

ずっと前に友人が
「お祈りってね、その人のことを思っている時間のことだと私は思ってるよ。
 誰かのことを思い出して「元気かな?」って思う時間は、もうそれだけでお祈りなんだよ。
 その人のことを思ってお祈りしているってことなんだよ。難しく考えなくていいんだよ。」
と言ってくれたことがあって。
その言葉からすると、大切な誰かを思ってプレゼントを選ぶ人が多いこの季節は、誰かのことを思ってのお祈りが満ち溢れている幸せな季節。

・・・そりゃ、(私が勝手に)浮かれ気分にもなるわけだ。


そんな大好きな季節のさなか、何気なく手に取って久々に読み進めた谷川俊太郎さんの詩。
私が通っている教会がクリスマスシーズンになると必ず伝えていることを短い言葉でそっと、丁寧に壊れないようにささやいてくれていました。



「大きなクリスマスツリーが立った」

 キラキラ 光っていて
 この世じゃないみたいに きれいだけど
 これも 人間がつくったものだよ


 夜のあいだに 大いそぎで
 ビニールテープを巻いたりして
 時々 ビリッと感電したりして
 つくった人は 寒くて寒くて
 きれいかどうかも 分らなかったよ


 キラキラ 光っていて
 永久に 消えないみたいに まぶしいけど
 いつかは こわしてしまうんだよ


 すぐに 新しい年が やってきて
 これも あっという間に古くなる
 きれいなもののいのちは 短いのさ


 ほんのちょっと にぎやかな気分になって
 あとは 夢のように 忘れてしまうんだ


 キラキラ 光っているものは
 どうしても どこかに 影をつくる

 影しか 見えない人だって いるんだよ
 影のほうがいいと すねてる人だって いるんだ

 そんな人にかぎって ほんとうは
 もっともっと キラキラと 明るいものに
 それが 何かはよく分らないくせに
 もう 泣きたくなるほど こがれているのさ

12月いろいろ

2019年12月22日 06時56分43秒 | 日常生活
12月も終盤になりました。
気が付けば、あと一週間で年末年始のお休みに!早い!年賀状1枚も書いていない!やばい!
・・・今年は焦らず年末のお休みに入ってから書こうかと思います。・・・いや、焦ったほうがいいな。ちゃんと焦ろうかと思います。

と書くと、面倒くさがっているように思われそうですが、私は年に一度、その人のことを思い浮かべて「元気ですかー?」と綴る時間が嫌いではないのです。
本当は会いたいけれど、会えるだけの時間はない。ちょくちょく会っているけれど、年の瀬という一年の節目に改めてその人のことを思い、言葉を探すひととき、好きなんだけどな。
・・・つい先日、「儀礼的な年賀状は廃止することにしました。」と伝えてくれた人がいて、私への年賀状は儀礼的なもので特に心はこもっていなかったのね・・・と寂しく思ったのでした。(いい年してすねてます 笑。)

毎週末はついつい予定を入れ込んでしまうため、昨日も皿倉山への登り納め練習会、町内のお年寄りへのお饅頭配り、教会のこどもクリスマス会へ参加と慌ただしい一日だったのですが、どれもこれも楽しくて「あぁ、私、今、とても幸せなんだな。」と実感できた一日でした。
皿倉山の登り納め練習会は長男と一緒にケーブルカーで参加予定だったのですが、ケーブルカーは午前10時からしか運転しておらず、長男と共に行けるところまで行くことに。長男は舗装された車道のほうは、刺激が少なく、飽きてしまうのか、すぐに「あしがいたくなってきたー。だっこー。」と言うので、山道散策コースへ。冷たい空気の中、落ち葉を踏みしめたり、木の実を探したり、鳥のさえずりを聞いたりしながら、楽しく3合目まで登りました。3合目まで登ったところで「そろそろ降り始めたほうがいい時間」(頂上まで登った人たちが降り始めるであろう時間)に差し掛かったため、記念写真を撮り、また山道を降りたのでした。長男とこんなふうに登山(登り切っていないけれど)を楽しめる日がくるなんて。来年は5合目、6合目辺りまでの登山を目指します。

そして、午後はこどもクリスマス会。
圧倒的に人手が少ない教会の教会員にも関わらず、時間ギリギリになって行き、完全にお客様で楽しみました。
後半、サンタクロースさんも登場し、長男は大喜び。「サンタさん、ちょーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっとこわかった。けど、うれしかった。トナカイさん、おらんかったねぇ。」と何度も言っていました。
なんでも「サンタさん、まままま(我儘)いわんひとのところには、プレゼントもってまたくる。」んだそうです。来るかなぁ。どうかなぁ。

朝からたくさん動いたためか、珍しく(生まれてからの3年ちょっとで1度あるかないか、ぐらい珍しく)夕方に寝た長男はそのまま起きなかったので(何度か泣いて起きましたが、目は開かず、そばに行って、なだめるとまた寝ました。一度、ベッドから落ちて泣いていましたが、自分で起きてベッドに上り、また寝ていました。・・・そこはなだめる必要、ないんだ。それにしても、こんなに起きないなんて、本当にめずらしい。)、夫さんとゆっくり鍋をつつき、録画していた「一万人の第九」を鑑賞。年末気分をさらに堪能しました。初めて歌詞をゆっくりと味わいながら聞いた歓喜の歌は、本当に歓喜の歌で、ベートーヴェンの生きていた時代から、人々の願いは変わらず、そしてその願いは今もなかなか叶えられないでいるんだということを考えさせられた時間でした。

さて、今週は珍しく日曜にお仕事です。そのため、クリスマス礼拝は出られないけれど、その分、イブ礼拝を楽しみます。
私が行っている教会のイブ礼拝は、ろうそくの光だけが灯される静かな時間です。暗闇にそっと輝くろうそくのあたたかい光がとても好きなので、今から楽しみです。

そして!
金曜日は我が家に猫さんがやってくる予定です。ビッグイベント!
・・・自分で「飼いたい」と言い始め、わがままを通しておきながら、未だに不安もたくさんあって。
どうぞ、猫さんと迎える初めての年末年始が猫さんにとっても私たちにとっても良いひと時となりますように。と切に願う毎日です。