2015年2回目のウォーキング練習。
本当は3月初旬に2回目の練習が入っていたのですが、雨で中止となってしまったのです。
そのため、実に3か月ぶりの練習となりました。
1回目の練習で運動不足を実感していながら、この3か月間、寒さに負けて1分たりとも練習をせずに過ごした私は清々しいくらいの運動不足で練習に臨みました。
でも、実のところ、おのれの練習不足にまったくもって気付いていなかったので、練習に対して不安なんてものを抱くこともなく、のほほんのほほんと久々のウォーキング練習に参加したのでした。
本当に危機感のなさが甚だしかったわ・・・・と、練習を終えた今の私なら分かります。
この人、相当っにっ!甘いっ!ウォーキングをなめてますよーっ!とあの日の朝の自分を指差して罵ってやりたい。
というわけでウォーキング開始。
今回は八幡西区陣原を出発し、直方方面を通って田川に行くんだそうです。(地理感覚があやふやなので、さっぱり距離感を実感できてません。でも、最寄駅の駅員さんからは「ほー。あらー。そんなにー。」と驚かれました。この辺りで危機感を抱いてもよかったんじゃなかろうか、と今の私なら思うわけです。)
田川は大学時代を過ごした思い出の地。ゴール地点は下宿先のすぐ近くです。
大家さん、元気かなー。パン、久々に食べたいなー。買って帰ろうかなー、などと思っていました。出発時点では。(大家さんは1階でパン屋さんをされていたんです。美味しかったなー、オーソドックスなクリームパン。)
ウォーキング仲間がコース説明で使っていた「ジェットコースターコース」という言葉も右から左へすいすいっと聞き流しながら、いざ出発!(・・・もうね。気付くべきポイントがいくつもありすぎて、もはや、あほなのかしら?いや、あほだろう。と断言せざるをえない危機感のなさなのです。)
久しぶりの練習は快晴に恵まれ、お日様の光もぽかぽかと心地よく、春なんだなぁと心底実感できるウォーキング日和に恵まれました。
序盤に通り抜けた竹林ではにょきにょきとタケノコが育っている姿も間近に見れて、さらに春を実感。
木漏れ日の光は柔らかいし、囀る鳥の声は鮮やかだし、なんていい日に恵まれたんだろうなぁ、と幸せを噛みしめながら歩きます。
と、突如現れる急な下り坂。
思わず両手でバランスを取りたくなるぐらいの勾配で、恐る恐る降りていたため、あっという間にウォーキング仲間が遠ざかっていきます。
そういえば、私、下り道が破壊的に苦手だったなー、と思い出しました。降りるだけで精一杯。
いつも練習風景を写真に撮ってくれているウォーキング仲間、イソベさん(仮名)が
「あれ?まだのんちゃんがおったんやね。みんなの写真撮ったつもりやったのに。」
と私を完全に見失っていたほどの遅れっぷり。
ここでようやくおのれが完全に練習仲間から引き離されていることに気付き、危機感を抱きました。(遅い・・・・。なんていうか、ホントに危機感に乏しいのです。)
「そういえば、今回、ジェットコースターコースでしたもんねぇ。」
と今更ながらに納得していると、ウォーキング仲間のチホさん(仮名)が
「今回は、後半に坂道がたくさん待ち受けているらしいよ。」
とものすごくさわやかに教えてくれました。
・・・まじっすか。
私、今の坂道で完全にジェットコースターコースを制覇した気持ちでいましたけど。
ジェットコースターコースが控えてるのは後半・・・・なるほど。ガンバリマス。
と、ようやく。
本当にようやくのようやく、本日の練習コースのきつさに気付いたのでした。
でもまだこの時点では、ジェットコースターコースという名称の由来におののいただけで、まだまだおのれの運動不足には気付いていませんでした。
おや、なんか変だぞ?と思い始めたのは練習開始から2時間を過ぎ、畑貯水池に到着した頃、なんだかお腹が空いてきたなー、そろそろお昼かなー、と時計を覗き込み、まだ9時半前だということを知った時でした。
えっと。まだ歩き始めて2時間未満?!
それでこの疲れっぷり?私の体内時計はすでにお昼ですけれど。練習開始から4時間ぐらい経過したつもりになってましたけど。
というわけで。
この辺りからひたすらひたすらに私はウォーキング仲間さんたちの最後尾をへろへろと歩く一日となりました。
へばっていることが駄々漏れだったらしく、ウォーキング仲間さんからは折に触れ「大丈夫?きついやろ?」と声をかけられる始末。情けなや・・・。
本来、休憩をとるはずではなかった場所でも思わずへたり込み、「休憩したいです・・・。」と懇願し、休憩をゲット。ほんに情けないへたりっぷりを露呈しました。
(でも、ウォーキング仲間のナツコさん(仮名)が休憩をゲットした瞬間、力強く「よくやった!」と褒めてくれたので、「申し訳ないなー」という思いがほんの少し軽減しました。ありがたいなー。私もこういうふうにさりげなく気配りできるようになりたいんだけどなー。)
でもって、休憩をゲットして少しほっとしている私に、キャップがものすごーくわくわくとした風情で
「のんちゃん、休憩の後は、あの坂を上るんよ。」
と教えてくれたのでした。
・・・なるほどね。
ジェットコースターコースってこれのことだったんですねー。
と一目で納得できる大きな坂を目の前に思わず言葉を無くし。
その次の瞬間、私が天使と信じてやまないイソベさんに
「聞いてくださいよー!キャップがー!」
とキャップの嬉しそうな様子を言いつけに走・・・る元気はなかったので力なくよろよろと訴えたのでした。
(でも、天使イソベさんには「しょうがないよ。だってキャップだもん。」と諭されました。確かに・・・。32キロ田川まで歩いて、疲れた様子を微塵も見せず、さわやかに走って帰ったキャップなのです。そりゃ「キャップだもん。」の一言で説明が足りちゃうよね。と納得しました。)
というわけで。
なんとかかんとか壮観の坂道を3つほど上って下りて。
さらに歩いて歩いて歩いて。(すでにくたくた、くらくらです。)
ゴール地点の田川石炭記念館にたどり着くと同時に私はへなへなとへたり込みました。
へなちょこー。
ちょっとあまりに疲れすぎていて、大家さんの経営するパン屋さんにはまったくもっていけませんでしたが、ひっさしぶりに見る田川の風景は色々と懐かしくて、ちょっと心温まりました。
今日現在の(だいぶ疲労から回復した)私は「大家さんち、訪ねてみればよかったのにー。」と思いますが、でもあのときは無理だったもんなー。
そんなこんなで2015年度第2回目のウォーキング練習も無事に(?)終了。
へたれっぷりが際立ったので、ランニングして体力つけよう!・・・このダメージ(今回、初めてもんのすごい筋肉痛に襲われました。やっぱり運動不足が甚だしいんだな、と実感。)から立ち直ったら。と心から思いました。
が、根がへたれなので決意の仕方がダイエットと同じでなんとも胡散臭いのです。ガンバリマスヨー。
そして、いろんな方から「おめでとう」と言われてちょっとこそばゆいような照れくさいような、でもやっぱり嬉しいような気持ちを存分に味わったウォーキング練習でした。
うん。やっぱり「嬉しい。」が一番かなー。うふふー。
皆様、ありがとうございます☆
これからもよろしくお願いいたします♪
追記
そういえば。
久しぶりに乗った日田彦山線のガタゴト列車もえっらく懐かしかった!のです。
単線なので、そこかしこの駅で「3分停車します。」とか「7分停車します。」とか言われてしまういまどき珍しいのんびり列車なのですが、そののんびり具合が「休日☆」という空気を醸し出してくれていました。そもそもカードは使えず、チャージ?何それ?という改札口で駅員さんが切符を受け取って、ぺたんとハンコを押してくれました。駅の中もあの頃は特段気付かなかったけれど、改めて訪れると、電子音や丁寧すぎる説明など、余分な音のない風景が広がっていて、ほっとしました。今の駅ってどこも煩すぎるんだな・・・と改めて気付かされた気がします。
私たちは「便利」と引き換えにいろんなものをなくしてきたんだな、でも、「便利」を選択したのはまぎれもなく私なんだよな、ということを思わされた日田彦山線列車の旅でした。
本当は3月初旬に2回目の練習が入っていたのですが、雨で中止となってしまったのです。
そのため、実に3か月ぶりの練習となりました。
1回目の練習で運動不足を実感していながら、この3か月間、寒さに負けて1分たりとも練習をせずに過ごした私は清々しいくらいの運動不足で練習に臨みました。
でも、実のところ、おのれの練習不足にまったくもって気付いていなかったので、練習に対して不安なんてものを抱くこともなく、のほほんのほほんと久々のウォーキング練習に参加したのでした。
本当に危機感のなさが甚だしかったわ・・・・と、練習を終えた今の私なら分かります。
この人、相当っにっ!甘いっ!ウォーキングをなめてますよーっ!とあの日の朝の自分を指差して罵ってやりたい。
というわけでウォーキング開始。
今回は八幡西区陣原を出発し、直方方面を通って田川に行くんだそうです。(地理感覚があやふやなので、さっぱり距離感を実感できてません。でも、最寄駅の駅員さんからは「ほー。あらー。そんなにー。」と驚かれました。この辺りで危機感を抱いてもよかったんじゃなかろうか、と今の私なら思うわけです。)
田川は大学時代を過ごした思い出の地。ゴール地点は下宿先のすぐ近くです。
大家さん、元気かなー。パン、久々に食べたいなー。買って帰ろうかなー、などと思っていました。出発時点では。(大家さんは1階でパン屋さんをされていたんです。美味しかったなー、オーソドックスなクリームパン。)
ウォーキング仲間がコース説明で使っていた「ジェットコースターコース」という言葉も右から左へすいすいっと聞き流しながら、いざ出発!(・・・もうね。気付くべきポイントがいくつもありすぎて、もはや、あほなのかしら?いや、あほだろう。と断言せざるをえない危機感のなさなのです。)
久しぶりの練習は快晴に恵まれ、お日様の光もぽかぽかと心地よく、春なんだなぁと心底実感できるウォーキング日和に恵まれました。
序盤に通り抜けた竹林ではにょきにょきとタケノコが育っている姿も間近に見れて、さらに春を実感。
木漏れ日の光は柔らかいし、囀る鳥の声は鮮やかだし、なんていい日に恵まれたんだろうなぁ、と幸せを噛みしめながら歩きます。
と、突如現れる急な下り坂。
思わず両手でバランスを取りたくなるぐらいの勾配で、恐る恐る降りていたため、あっという間にウォーキング仲間が遠ざかっていきます。
そういえば、私、下り道が破壊的に苦手だったなー、と思い出しました。降りるだけで精一杯。
いつも練習風景を写真に撮ってくれているウォーキング仲間、イソベさん(仮名)が
「あれ?まだのんちゃんがおったんやね。みんなの写真撮ったつもりやったのに。」
と私を完全に見失っていたほどの遅れっぷり。
ここでようやくおのれが完全に練習仲間から引き離されていることに気付き、危機感を抱きました。(遅い・・・・。なんていうか、ホントに危機感に乏しいのです。)
「そういえば、今回、ジェットコースターコースでしたもんねぇ。」
と今更ながらに納得していると、ウォーキング仲間のチホさん(仮名)が
「今回は、後半に坂道がたくさん待ち受けているらしいよ。」
とものすごくさわやかに教えてくれました。
・・・まじっすか。
私、今の坂道で完全にジェットコースターコースを制覇した気持ちでいましたけど。
ジェットコースターコースが控えてるのは後半・・・・なるほど。ガンバリマス。
と、ようやく。
本当にようやくのようやく、本日の練習コースのきつさに気付いたのでした。
でもまだこの時点では、ジェットコースターコースという名称の由来におののいただけで、まだまだおのれの運動不足には気付いていませんでした。
おや、なんか変だぞ?と思い始めたのは練習開始から2時間を過ぎ、畑貯水池に到着した頃、なんだかお腹が空いてきたなー、そろそろお昼かなー、と時計を覗き込み、まだ9時半前だということを知った時でした。
えっと。まだ歩き始めて2時間未満?!
それでこの疲れっぷり?私の体内時計はすでにお昼ですけれど。練習開始から4時間ぐらい経過したつもりになってましたけど。
というわけで。
この辺りからひたすらひたすらに私はウォーキング仲間さんたちの最後尾をへろへろと歩く一日となりました。
へばっていることが駄々漏れだったらしく、ウォーキング仲間さんからは折に触れ「大丈夫?きついやろ?」と声をかけられる始末。情けなや・・・。
本来、休憩をとるはずではなかった場所でも思わずへたり込み、「休憩したいです・・・。」と懇願し、休憩をゲット。ほんに情けないへたりっぷりを露呈しました。
(でも、ウォーキング仲間のナツコさん(仮名)が休憩をゲットした瞬間、力強く「よくやった!」と褒めてくれたので、「申し訳ないなー」という思いがほんの少し軽減しました。ありがたいなー。私もこういうふうにさりげなく気配りできるようになりたいんだけどなー。)
でもって、休憩をゲットして少しほっとしている私に、キャップがものすごーくわくわくとした風情で
「のんちゃん、休憩の後は、あの坂を上るんよ。」
と教えてくれたのでした。
・・・なるほどね。
ジェットコースターコースってこれのことだったんですねー。
と一目で納得できる大きな坂を目の前に思わず言葉を無くし。
その次の瞬間、私が天使と信じてやまないイソベさんに
「聞いてくださいよー!キャップがー!」
とキャップの嬉しそうな様子を言いつけに走・・・る元気はなかったので力なくよろよろと訴えたのでした。
(でも、天使イソベさんには「しょうがないよ。だってキャップだもん。」と諭されました。確かに・・・。32キロ田川まで歩いて、疲れた様子を微塵も見せず、さわやかに走って帰ったキャップなのです。そりゃ「キャップだもん。」の一言で説明が足りちゃうよね。と納得しました。)
というわけで。
なんとかかんとか壮観の坂道を3つほど上って下りて。
さらに歩いて歩いて歩いて。(すでにくたくた、くらくらです。)
ゴール地点の田川石炭記念館にたどり着くと同時に私はへなへなとへたり込みました。
へなちょこー。
ちょっとあまりに疲れすぎていて、大家さんの経営するパン屋さんにはまったくもっていけませんでしたが、ひっさしぶりに見る田川の風景は色々と懐かしくて、ちょっと心温まりました。
今日現在の(だいぶ疲労から回復した)私は「大家さんち、訪ねてみればよかったのにー。」と思いますが、でもあのときは無理だったもんなー。
そんなこんなで2015年度第2回目のウォーキング練習も無事に(?)終了。
へたれっぷりが際立ったので、ランニングして体力つけよう!・・・このダメージ(今回、初めてもんのすごい筋肉痛に襲われました。やっぱり運動不足が甚だしいんだな、と実感。)から立ち直ったら。と心から思いました。
が、根がへたれなので決意の仕方がダイエットと同じでなんとも胡散臭いのです。ガンバリマスヨー。
そして、いろんな方から「おめでとう」と言われてちょっとこそばゆいような照れくさいような、でもやっぱり嬉しいような気持ちを存分に味わったウォーキング練習でした。
うん。やっぱり「嬉しい。」が一番かなー。うふふー。
皆様、ありがとうございます☆
これからもよろしくお願いいたします♪
追記
そういえば。
久しぶりに乗った日田彦山線のガタゴト列車もえっらく懐かしかった!のです。
単線なので、そこかしこの駅で「3分停車します。」とか「7分停車します。」とか言われてしまういまどき珍しいのんびり列車なのですが、そののんびり具合が「休日☆」という空気を醸し出してくれていました。そもそもカードは使えず、チャージ?何それ?という改札口で駅員さんが切符を受け取って、ぺたんとハンコを押してくれました。駅の中もあの頃は特段気付かなかったけれど、改めて訪れると、電子音や丁寧すぎる説明など、余分な音のない風景が広がっていて、ほっとしました。今の駅ってどこも煩すぎるんだな・・・と改めて気付かされた気がします。
私たちは「便利」と引き換えにいろんなものをなくしてきたんだな、でも、「便利」を選択したのはまぎれもなく私なんだよな、ということを思わされた日田彦山線列車の旅でした。