のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

上って下れよ、ジェットコースターコース!

2015年04月27日 12時53分13秒 | 100キロウォーク
2015年2回目のウォーキング練習。
本当は3月初旬に2回目の練習が入っていたのですが、雨で中止となってしまったのです。
そのため、実に3か月ぶりの練習となりました。
1回目の練習で運動不足を実感していながら、この3か月間、寒さに負けて1分たりとも練習をせずに過ごした私は清々しいくらいの運動不足で練習に臨みました。

でも、実のところ、おのれの練習不足にまったくもって気付いていなかったので、練習に対して不安なんてものを抱くこともなく、のほほんのほほんと久々のウォーキング練習に参加したのでした。
本当に危機感のなさが甚だしかったわ・・・・と、練習を終えた今の私なら分かります。
この人、相当っにっ!甘いっ!ウォーキングをなめてますよーっ!とあの日の朝の自分を指差して罵ってやりたい。

というわけでウォーキング開始。
今回は八幡西区陣原を出発し、直方方面を通って田川に行くんだそうです。(地理感覚があやふやなので、さっぱり距離感を実感できてません。でも、最寄駅の駅員さんからは「ほー。あらー。そんなにー。」と驚かれました。この辺りで危機感を抱いてもよかったんじゃなかろうか、と今の私なら思うわけです。)

田川は大学時代を過ごした思い出の地。ゴール地点は下宿先のすぐ近くです。
大家さん、元気かなー。パン、久々に食べたいなー。買って帰ろうかなー、などと思っていました。出発時点では。(大家さんは1階でパン屋さんをされていたんです。美味しかったなー、オーソドックスなクリームパン。)
ウォーキング仲間がコース説明で使っていた「ジェットコースターコース」という言葉も右から左へすいすいっと聞き流しながら、いざ出発!(・・・もうね。気付くべきポイントがいくつもありすぎて、もはや、あほなのかしら?いや、あほだろう。と断言せざるをえない危機感のなさなのです。)

久しぶりの練習は快晴に恵まれ、お日様の光もぽかぽかと心地よく、春なんだなぁと心底実感できるウォーキング日和に恵まれました。
序盤に通り抜けた竹林ではにょきにょきとタケノコが育っている姿も間近に見れて、さらに春を実感。
木漏れ日の光は柔らかいし、囀る鳥の声は鮮やかだし、なんていい日に恵まれたんだろうなぁ、と幸せを噛みしめながら歩きます。

と、突如現れる急な下り坂。
思わず両手でバランスを取りたくなるぐらいの勾配で、恐る恐る降りていたため、あっという間にウォーキング仲間が遠ざかっていきます。
そういえば、私、下り道が破壊的に苦手だったなー、と思い出しました。降りるだけで精一杯。
いつも練習風景を写真に撮ってくれているウォーキング仲間、イソベさん(仮名)が
「あれ?まだのんちゃんがおったんやね。みんなの写真撮ったつもりやったのに。」
と私を完全に見失っていたほどの遅れっぷり。
ここでようやくおのれが完全に練習仲間から引き離されていることに気付き、危機感を抱きました。(遅い・・・・。なんていうか、ホントに危機感に乏しいのです。)

「そういえば、今回、ジェットコースターコースでしたもんねぇ。」
と今更ながらに納得していると、ウォーキング仲間のチホさん(仮名)が
「今回は、後半に坂道がたくさん待ち受けているらしいよ。」
とものすごくさわやかに教えてくれました。

・・・まじっすか。
私、今の坂道で完全にジェットコースターコースを制覇した気持ちでいましたけど。
ジェットコースターコースが控えてるのは後半・・・・なるほど。ガンバリマス。

と、ようやく。
本当にようやくのようやく、本日の練習コースのきつさに気付いたのでした。
でもまだこの時点では、ジェットコースターコースという名称の由来におののいただけで、まだまだおのれの運動不足には気付いていませんでした。
おや、なんか変だぞ?と思い始めたのは練習開始から2時間を過ぎ、畑貯水池に到着した頃、なんだかお腹が空いてきたなー、そろそろお昼かなー、と時計を覗き込み、まだ9時半前だということを知った時でした。
えっと。まだ歩き始めて2時間未満?!
それでこの疲れっぷり?私の体内時計はすでにお昼ですけれど。練習開始から4時間ぐらい経過したつもりになってましたけど。

というわけで。
この辺りからひたすらひたすらに私はウォーキング仲間さんたちの最後尾をへろへろと歩く一日となりました。
へばっていることが駄々漏れだったらしく、ウォーキング仲間さんからは折に触れ「大丈夫?きついやろ?」と声をかけられる始末。情けなや・・・。
本来、休憩をとるはずではなかった場所でも思わずへたり込み、「休憩したいです・・・。」と懇願し、休憩をゲット。ほんに情けないへたりっぷりを露呈しました。
(でも、ウォーキング仲間のナツコさん(仮名)が休憩をゲットした瞬間、力強く「よくやった!」と褒めてくれたので、「申し訳ないなー」という思いがほんの少し軽減しました。ありがたいなー。私もこういうふうにさりげなく気配りできるようになりたいんだけどなー。)
でもって、休憩をゲットして少しほっとしている私に、キャップがものすごーくわくわくとした風情で
「のんちゃん、休憩の後は、あの坂を上るんよ。」
と教えてくれたのでした。

・・・なるほどね。
ジェットコースターコースってこれのことだったんですねー。
と一目で納得できる大きな坂を目の前に思わず言葉を無くし。
その次の瞬間、私が天使と信じてやまないイソベさんに
「聞いてくださいよー!キャップがー!」
とキャップの嬉しそうな様子を言いつけに走・・・る元気はなかったので力なくよろよろと訴えたのでした。
(でも、天使イソベさんには「しょうがないよ。だってキャップだもん。」と諭されました。確かに・・・。32キロ田川まで歩いて、疲れた様子を微塵も見せず、さわやかに走って帰ったキャップなのです。そりゃ「キャップだもん。」の一言で説明が足りちゃうよね。と納得しました。)

というわけで。
なんとかかんとか壮観の坂道を3つほど上って下りて。
さらに歩いて歩いて歩いて。(すでにくたくた、くらくらです。)
ゴール地点の田川石炭記念館にたどり着くと同時に私はへなへなとへたり込みました。
へなちょこー。
ちょっとあまりに疲れすぎていて、大家さんの経営するパン屋さんにはまったくもっていけませんでしたが、ひっさしぶりに見る田川の風景は色々と懐かしくて、ちょっと心温まりました。
今日現在の(だいぶ疲労から回復した)私は「大家さんち、訪ねてみればよかったのにー。」と思いますが、でもあのときは無理だったもんなー。

そんなこんなで2015年度第2回目のウォーキング練習も無事に(?)終了。
へたれっぷりが際立ったので、ランニングして体力つけよう!・・・このダメージ(今回、初めてもんのすごい筋肉痛に襲われました。やっぱり運動不足が甚だしいんだな、と実感。)から立ち直ったら。と心から思いました。
が、根がへたれなので決意の仕方がダイエットと同じでなんとも胡散臭いのです。ガンバリマスヨー。

そして、いろんな方から「おめでとう」と言われてちょっとこそばゆいような照れくさいような、でもやっぱり嬉しいような気持ちを存分に味わったウォーキング練習でした。
うん。やっぱり「嬉しい。」が一番かなー。うふふー。
皆様、ありがとうございます☆
これからもよろしくお願いいたします♪

追記
そういえば。
久しぶりに乗った日田彦山線のガタゴト列車もえっらく懐かしかった!のです。
単線なので、そこかしこの駅で「3分停車します。」とか「7分停車します。」とか言われてしまういまどき珍しいのんびり列車なのですが、そののんびり具合が「休日☆」という空気を醸し出してくれていました。そもそもカードは使えず、チャージ?何それ?という改札口で駅員さんが切符を受け取って、ぺたんとハンコを押してくれました。駅の中もあの頃は特段気付かなかったけれど、改めて訪れると、電子音や丁寧すぎる説明など、余分な音のない風景が広がっていて、ほっとしました。今の駅ってどこも煩すぎるんだな・・・と改めて気付かされた気がします。
私たちは「便利」と引き換えにいろんなものをなくしてきたんだな、でも、「便利」を選択したのはまぎれもなく私なんだよな、ということを思わされた日田彦山線列車の旅でした。

上司には上司の悩みがある(らしい)

2015年04月26日 06時16分05秒 | 日常生活
目標なんとか面談の季節がやってきました。
毎度のことながら、半年前の自分が作ったシートを見返して「そういえば、こんなこと目標にしてたわー。」と驚きつつ、半年後の自分に向かって「とりあえず、これ目標にしとくからー。」とバトンを投げ渡しています。
ばけつリレー的に目標を受け渡しているので、どんどんどんどん成果がちっこくなっていくのです。困った・・・・。

いや、あまり困っていないのです。
ちゃんと困ってさえいたら、もっと日々の業務をきちんとこなそうとするはず。
も少し成果をきちんと出そうと努力しているはず。
困っていないから、15年間ものうのうと変わらず(いや、変わってはいます。どんどん図太くなってる・・・。)居座り続けられてるんだろうなー。

というわけで、目標なんとか面談が無事に終わりました。
今年は業務のことよりも、業務以外の話で面談の大半の時間を使ったような。
業務の成果から上司の目をそらすことができ、私にとっては非常にありがたい面談でした。

面談の最期、「ふぅ。。。」とため息をつく上司。
どうやらお疲れモードの模様。
「お疲れですか?・・・いや、お疲れですよね?」とおずおずと言わずもがなのことを確認する気の利かない部下。

「そうなんよ。疲れとる。
 最近、つくづく思うんやけど・・・俺、どうも女性が苦手みたい。」
と、上司がため息をこぼしながら、おっしゃいました。

えっと・・・・。私、それ知ってましたよー。
というか、うすうす勘付いてましたよー。
なんていうか、男性に対するときと違って、相当に気を使われてるなぁって思ってました。
部長はお疲れかもしれませんが、私たち女性の部下にとっては、ありがたいことだなぁと感謝してました。

と、答えたところ、
「いやいや、のりぞうくんにはね、特に気を使ってないけど。」
と、不思議そうに目をぱちくりされたのでした。


・・・それって、どういう意味ですかー?
と、色々色々、思うところがあったのですが、女性が苦手な部長が私に対して気を使っていない、と断言する理由をつまびらやかにしても、私にとってなんにもいいことはないぞ、と本能が警告したため、そっと「そうだったんですね。」と「いいとも」的な返事をするにとどめたのでした。

部長様。
わたくし「気を使ってください。」なんて図々しいことは望んでません。
でも、できれば、女性の枠組みの中には仲間はずれすることなく、入れてほしいなー、と思うのです。
ヨロシクオネガイイタシマス。

アメとムチを使い分ける三歳児。

2015年04月20日 23時27分34秒 | 日常生活
高校時代の友人が小倉に来る用事がある、と連絡をくれたため、「ついでに会おうかー。」という話になりました。
というわけで、土曜の夜、妹さんちに総勢8名が集まりました。
メンバーは
・高校時代の友人(もちろん主賓)
・妹さん一家4名(会場提供主)
・母上(友人がずっと「会いたい」と言ってくれていたので、お誘い。)
・地元友達(完全に巻き込まれただけの人。)

総勢8名のにぎやかな夕食となりました。
人が大好きな甥っ子君は大喜び。
でも、「今日、泊まってもいい?」と確認すると、やっぱり「だめーーーーーーーーーー!と返されました。
なんなんだ!

でもって、はしゃぎながら地元友達と何回も「乾杯!」を重ねた後
「ねえねのお友達が大好きなんよ。やけん、何回も乾杯したんよ。」
と教えてくれたのでした。
なんなんだ!ツンデレか!


・・・かわいいじゃないか。ちくしょうめい。

その後。
何を思ったのか、真剣な面持ちで「ねえね。おっぱいある?」と確認してくる甥っ子君。
「残念ながら、ないんよー。」と、お答えしたところ「ちっさいと?ちっさいってこと?」と質問を重ねられたのでした。
「うん。そういうこと。」と答えたけどさ。(意外と正直者なのです。)
なんなんだ!



・・・かわいい・・・くないな。やっぱり。
質問が的を射すぎていて、ちっともかわいくないっ!

でも、私たちが帰った後、甥っ子君は妹さんに
「ねえねのお友達が遊びに来てくれたけん、今日はいい夢が見られると思う。」
と伝えたんだとか。
なんなんだ!天性の人たらしめ。


・・・やっぱりかわいいじゃないか。
と、大いに翻弄されたのでした。(結局、伯母馬鹿。)

それにしても。
一族総出で高校時代の友人を歓待したけれど。
わざわざ小倉まで来てくれた友人を心から歓待はしてたんだけれど。

よくよく冷静に思い返すと、むしろ友人はよく付き合ってくれたもんだな、と感嘆するメンバ構成だったな・・・と、いう気がしないでもありません。
順応性高く食事会を楽しんでくれた友人に心から感嘆したので、友人にはこれに懲りず、ぜひまた小倉に来てほしいなー。
でもって、一族同伴の食事会の前にぜひぜひ小倉でたくさんお金を落としてほしいなー。

ヨロシクオネガイシマス。

「私が」原因ではないらしい。

2015年04月11日 06時43分39秒 | 日常生活
甥っ子君たちが遊びに来ました。
今日、いよいよ幼稚園に入園する甥っ子君はすっかりお兄ちゃんに!・・・・突然、なるわけもなく。
相も変わらずひょうきんでお調子者の赤ちゃんです。
まだまだ甘えたい盛り。「おとこのこ」という感じではありません。
一昨日も眠たくてぐずっている姪っ子ちゃんを妹さんが抱っこしてあやしていると「たろくんね。ままが はなちゃんをだっこしてると さみしくなるんよ。」とぽつりと呟いたんだとか。赤ちゃん!まだまだ赤ちゃんです。切なすぎる。

とはいえ、我が家に来た甥っ子君は狭い我が家を縦横無尽に走り抜け(でも、怖いから電気がついていない暗い部屋には絶対にひとりで行きません。)踊ったりかくれんぼしたりしてました。

「まま!たろくんがかくれるけんね、ままとはなちゃんがたろくんのことさがしてね。『おらんなー。おらんなー。』ってさがして、ここにきて、『ん?』っていって、あっちいって『あれ?やっぱりおらん。』っていって、で、ここみて『やっぱりおらん。たろくん、どこかな。』っていって、で、ここをばってして『たろくん、おったー!』っていったら、たろくんがままのことぎゅーーーーーってするね。」

・・・演技指導が細かい。
そもそもかくれんぼにそんな演技指導って必要だったっけ?
かくれんぼって自由に隠れて、でもって鬼が隠れた人を見つける遊びじゃなかったっけ?
もう隠れたところ、分かっちゃってますけど・・・・。

「まま!ほら、まま、さがしてー!」
促されて、演出通りに甥っ子君を探す妹さん。ええママさんや。

「あ!みつかったー!!たろくん、おったー!!」
と、妹さんが喜ぶと(喜んであげると)甥っ子君はすごーーーーーーーーーーーく幸せそうに妹さんに抱き着き、ぎゅーーーーーーーーっとした後、「ママすきーーーーーーーーー!」と伝えました。かわいいじゃないか。

「じゃ、もっかい!もっかい、まま、たろくんのこと、さがしてー!」



まさかのアンコール。
ちびっこの相手って果てしがないのね、と実感しました。
でも、そうやって訴えるってことは、妹さんはいつも付き合ってあげてるってことで。ほんにええママさんや。

ちなみに。
帰ろうとする甥っ子君に「ねえねもたろくんちに泊まりに行っていい?」と聞いたところ、にべもなく「だめー!」と拒否されました。
「え?!なんで?!」と(割に真剣に)ショックを受けて聞き返したところ、「だって、たろくんち、ふるいんよ。ふるいいえやけ、とまれんのよ。」と真剣な面持ちで宿泊拒否の説明をしてくれて、妹さんは「ちょっと!失礼じゃない?」と大いに憤慨したのでした。

どこで、こんな理屈を覚えてくるんだろうなー。
ちびっこって本当にミラクルです。予測がつかなさすぎてオモシロイなー。

通常運営です

2015年04月04日 06時57分31秒 | 日常生活
組織改訂、人事異動、新人入社にワークフローの運用開始、といろんなイベントが重なった4月第1週がようやく終わりました。
普段は「動かざるごと山の如し」をモットーにして会社にいる私がせかせかせかせかと「あ、これ、お願い。」「あ、あれもしておいてくれないかな。」「あ、それ終わったら、この作業お願いします。」と、人に作業を割り振り通し。
・・・結局、自分は動いてません。
だって!気が急いてたんだもん!

そんなバタバタの一週間がようやく終わりを迎えたのです。ほっと一安心。
しかも金曜日は終日新人研修を担当。
デスクワークを離れて、新人とPC設定をしたり、新人にツールの使い方を教えたり、ふわふわしている新人を意地悪く注意したりできるのです。
ふふふん♪と楽しみにしていました。
入社8年目か9年目ぐらいまでは(と、すでに記憶があやふやですが)新人研修のクラスマネージャを担当していたので、ちょっと懐かしい気持ちにも浸れちゃうし。
何よりやはり入社したての新人さんたちは、ものすごーーーーーーーーーく素直で目をキラキラしながらこちらの話を聞いてくれるので、一緒に過ごしていてとても気持ちがいいのです。私の背筋までぴんと伸びちゃう。(でも、いかにも古参の先輩めかして、細かい意地悪は言っちゃうんですが。)

というわけで、ばたばたの一週間最終日は朝から晩まで気持ちよく楽しく過ごしました。
当初のもくろみ通り、新人にちくりと偉そうな注意もしてやった!
(言いながら、言ってる本人が「絶対に私にだけは言われたくないよなー、こんなこと・・・。」と思いました。「フロアの先輩方にだけは、私がこんな注意しているなんて、絶対に知られたくないわー、知られたら恥ずかしいわー。」とも思いました。でも、素直な新人たちは神妙な顔をして素直にうなずいてくれました。ええ子たちやー。)

楽しかった一日研修を終えて席に戻ると、終盤、ちらりと顔を出してくれた部長が「お疲れ様。」とねぎらいに来てくれました。
ねぎらいながら「・・・・なんか、すっごく怒ってなかった?なんかあった?」と心配されました。

・・・はて?

私、怒ってたっけ?
いや、新人たちにちくりと注意はしたけれど、それは研修前半のお話で。
部長が顔を出した時間帯は非常に和やかに研修を進めていたはず。
少なくとも私は非常に和やかな気持ちで研修に臨んでいましたけれど?

「そうなん?いやー、よかったー。
 ちらっと顔を出したら、なんか知らんけど、めっちゃ怖い顔しとったやろ?怒っとる、怒っとる、と心配しとったんよ。
 新人がなんかしたわけやないんやね?」

だーかーらー!
怒ってないんですってば。
めっちゃ和やかな心持ちで研修に臨んでましたってば。
なんなら私自身は「ちょっと厳しいけど、ホントは優しい先輩」を演じるべく、心もち微笑みを浮かべて研修を進めているつもりでしたけど。

と、いうわけで。
なにやら通常仕様の、いやむしろ、「通常よりほんの少しよそ行きバージョン」の私の外観は「あの人、めっちゃ怒ってる!」というものだということが図らずしも知れた新人研修でした。




不本意です。