のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

3年ぶりの100キロウォーク!(の応援)

2022年10月08日 23時11分00秒 | 100キロウォーク
3年ぶりに100キロウォークが開催されました!
本日、お昼12時に行橋市を出発し、100キロ先の別府市を目指します。

あまりに練習していないので、1秒も悩まず参加を見送り、出場するお友達たちの応援へ。

コロナの大流行により、この二年間、チーム練習もなかなかできなかったため、久々に会う人ばかり。
思わず記念写真を撮り続け、みんなの笑顔を久しぶりに間近で見て。なんだか胸一杯になり、そして。

ああ。。。
やっぽり100キロに出ればよかったなあ。
出たほうがもっと楽しかったなあ。。。

と思ったのでした。
とはいえ。出た方が間違いなくもっと楽しいけれど、もれなくそれ以上のきつい、苦しい、眠い、もついてくるんですが。

でも、やっぱりもう一回出たいなあ。と思ってしまった私は、間違いなくオープニングセレモニーの司会者さんがおっしゃていた「ドMの変態さん」なのです。

応援に行って、たくさん刺激を受けたし、まずは練習から再開しよう。
幸い、9月上旬から朝ウォークを再開できていることだし、年末までに20キロぐらいのまとまった距離を歩くぞ。
と、胸の中の決意に火を灯したのでした。

・・・とはいえ、平日の朝ウォークはたったの30分。3キロ歩くか歩かないか、で100キロウォークの練習にはまったくなりません。
そして、根が素直な私はすぐに刺激を受け、「明日から始めよう!」と決意し、その「明日」に辿り着けなかった、なんていう経験が山のようにあるのです。
自分でも自分をまったく信用デキナイ。

さてさて。
年末までに私は20キロ歩けるのか。
歩けたとして、来年の100キロウォークまでコンスタントに(月に一回ぐらい)練習を継続できるのか。
自分ごとではありますが、ハラハラしながら見守りたいと思います。

費用対効果の高い映画となりました。

2021年08月23日 22時28分00秒 | 100キロウォーク
一泊旅行で念願の映画『クレヨンしんちゃん』を鑑賞した息子さんは、とても嬉しかったようで、ほぼ毎日、映画について話してくれます。

感想はもちろんのこと、映画の内容についても、詳しく教えてくれるのですが、詳しすぎるせいか、結局のところ、どういった映画なのかは今ひとつ伝わってきません。
息子さんの話を聞いてわかったことといえば、

・フワちゃんが出るらしい
・風間くんがキーパーソンらしい
・風間くんがとてもかわいそうなことになるらしい
・少し怖いロボットが出るらしい
・フワちゃんはめっちゃ騒ぐらしい
・少し悲しい
・少し怖い
・でも、面白い
・クレヨンしんちゃんが始まるまで、めっちゃCMがある。
・CMで妖怪の映画とか、ドラえもんの映画とかやってた。

映画の根幹は何一つ伝わっていません。
ですが。
最後は必ず

おかあさんもクレヨンしんちゃんのえいが、みたい?
みたほうがいいよ。
だってね、めっちゃおもしろいし、めっちゃなきたくなるんよ。

と映画の布教に勤しむ息子さんです。
布教されるたびに、見せてあげられてよかったなー、となんだか嬉しくなります。
微笑ましい。

次はドラえもん映画かな。


100キロ歩けました!2019のご報告

2019年10月14日 23時49分32秒 | 100キロウォーク
2019年100キロウォークが無事に終わりました。
無事に完歩できました。タイムも大幅更新できました。憧れの明け方到着です。

昨年は台風のため、大会が直前で中止となり、私は今年、4年ぶりの参加となりました。完歩できたのは5年ぶり2回目です。
あまりに間が空きすぎているため、大会一週間前から緊張し始めて、大会当日はがちがちで朝から変な声を出しまくっていました。
この緊張を解くには、もう出発して歩き始めるしかない。そう悟りを開いていた通り、出発してしまえば(そして終わってしまえば)とても楽しい100キロウォークでした。

今回、本番直前の9月末に開催されたツーデーマーチでボロボロになってしまったため、夫さんからは「ペースを守ること」を厳命されておりました。
なにせツーデーマーチは100キロに遠く及ばない40キロ。にも関わらず、暑さもあったせいか、20キロ過ぎで心が折れてしまい、最後の最後まで「リタイアしたい。しちゃおっかな。そうだ、リタイアしよう!」とリタイアを決意しながらのウォーキングでした。初めて夫さんにも「リタイアします」とラインを送ったほど。なんだったら、30キロ過ぎの道の真ん中で「もうだめだ・・・。」としょんぼり座り込んだほどの心の折れ具合でした。(迷惑きわまりない・・・。)
それでもツーデーマーチを完歩できたのは、私が心折れた場所には見渡す限り、バス停も駅もなかったこと、なんなら車もあまり通っていませんでした。そして100キロに出るらしい見知らぬ男性2名が声をかけてくれたおかげです。背中のゼッケンに「100キロ出ます!」と書いていたため、リタイアする場所を探していた私に「がんばりましょう!別府でも会いましょう!」と声をかけてくれた方に。実は100キロの3分の1も歩かないままにリタイアしようとしてるところだなんて、とても言えず、自分をだましだまし歩いたのでした。歩いてよかった!あきらめなくてよかった!
というわけで、ボロボロになりながらも、なんとかかんとか完歩できたツーデーマーチ(40キロ)でしたが、心の傷は深く、夫さんが分析してくれた敗因「自分の限界を超えて、ペースをあげすぎた」を真摯に受け止めて「時速6キロを絶対に超えない!時速6キロよりもスピードを落とさない」を念頭に歩き続けたのでした。

最初の15キロは幼馴染と共に。
なにせ久しぶりの100キロウォークでとても緊張しており、心の余裕がまったくなかったために幼馴染との会話も途切れがちでしたが、それでも彼女の持つ空気感と長い付き合いだからこその安心感で、徐々に身体も心もほぐれてきて、久々の100キロウォークを楽しめるようになってきました。「時速6キロで歩き続ければ、36キロ地点の第一チェックポイント、中津駅に到着できるのは6時間後。夕方6時半ぐらいだよね。」というような確認もでき、これがとりあえずの目標にしました。
100キロと考えると、長すぎて途方もないけれど、まず目指すべきは第一チェックポイント!
なにせ第一チェックポイントに到着できなかったら、来年の100キロウォークへの参加権利を失ってしまうのです。それは避けたい。

とにもかくにも時速6キロを守ろう。そうすれば、もしかしてもしかすると、17時間後にはゴールに到着できるかもしれないのです。17時間後!明け方5時半から6時過ぎだから、日の出前のはず!暑くなる前に到着できるって大きいよね!
と言葉少ないながらも、幼馴染と目標を確認し合いながら、歩いていましたが、自衛隊築城基地到着後、歩道が狭くなってしまい、並んで歩けなくなってしまったところで、幼馴染とは離れてしまいました。
何度か振り返って、幼馴染の姿を確認しましたが、「歩みを止める」と歩き出せなくなりそうで、怖くて立ち止まって待つことはできず、そのままひとりで歩き続けることを選択しました。(薄情者。)

腕時計を確認しながら、時速6キロを遵守していると、26キロ地点で、見覚えのある面々に遭遇!
いつも一緒に練習しているウォーキングチームのチームメイトさんたちです!
私は過去の大会にて20時間以内でゴールしたことがないため、スタート地点で前に並べないのですが、チームメイトさんたちは20時間以内で何度もゴールしたことがある方々ばかり。そのため、私たち黄色ゼッケン組より早くに出発していました。出場者が多いこともあって、私が出発できたのは「スタート!」の号砲が鳴り響いてから20分後。はるか先を行っていたチームメイトさんたちに会えたことで、大いに元気をもらいました。

そして、その直後には、今回、残念ながら体調不良で参加できず、応援組となってしまったチームのキャップにも遭遇!
100キロは距離が長いこともあって、途中で見知った人に遭遇すると、それだけでとてつもなく元気がもらえるのです。知っている人に会えるのがとってもとっても嬉しい。元気100倍!そんな大会です。

チームメイトさんたちと会えたので、にこにこでしばらく一緒に歩いていると、
「のんちゃんの今回の目標はなんですか?」
と質問されました。
「私の目標は最後まで時速6キロを崩さずに歩き続けることです。疲れてしまう後半、そして眠気に襲われる夜間にこのペースを守れるかがとても不安なんですが・・・。」
と答えると、
「じゃあ、のんちゃん、先に進まないと!今、すでに時速6キロより落ちてるよ!」
と叱咤激励を受けたのでした。

なんと!確かにみんなに会えたことで安心して、ペース確認をすっかり怠っていました。
そんなこんなで、チームメイトさんたち7名に別れを告げ、先を急ぎました。

おかげで、無事に当初の目標通り、18時半には第一チェックポイントの中津駅に到着。きゃっほーい!(と思わず声に出して喜びました。41歳にして。)
中津駅で梅干しをもらい、スポーツドリンクを補充し、ヘッドライトをリュックから出して、頭につけると準備完了!
ここでも「休憩」が怖くて、そそくさと出発しました。

なにせ秋深まる10月。18時半はもうすでに辺りが真っ暗なのです。眠くなるのも時間の問題!
と言っている間に、本当に襲ってくる眠気。暗くなると、すぐにとてつもなく素直な脳が「夜だよ。寝る時間だよ。」と認識してくれます。無意識ながらも少しずつ遅くなるペース。
無意識にもかかわらず「遅くなっているような気がする。」という自覚はあるので、腕時計を頻繁に確認しました。

どうしよう。本当に眠い。
と途方に暮れていたところで、顔見知りのスポーツショップの店長さんに遭遇!なんとボランティアでごみ回収をしてくださっていました。街灯も少ないとても寂しいところなのに、たったひとりで!本当に感謝しかありません。
そんな店長さんに会えて、笑顔も見れたため、元気100倍!眠気を吹き飛ばすことができました。(もっともカフェインも投入しました。滅多に薬を飲まないせいか、はたまた自己暗示にかかりやすいせいなのか、30分後には効果を発揮してくれます。)

なおかつ、ツーデーマーチで私を見かけたらしい方からも「ツーデーマーチ出てましたよね?『100キロ出ます』って背中に書いていた方ですよね?歩き方が特徴的だから、覚えてるんですよー!」と声をかけてもらえ、少し会話できたことも眠気からの脱却に大きな影響を与えた気がします。
その方は、今回20時間以内にゴールして、黄色ゼッケンから白ゼッケンになることが目標なんだとか。このペースで歩き続けられれば、お互い、目標達成ですよね!と励まし合いながら、歩いているうちに、すっかり元気になりました。
やったー!眠気が去ったー!!

そうこうしているうちに62キロ地点の第二チェックポイント、宇佐に到着。これまた目標通り23時過ぎの到着でした。よかった!ペース守れてる!
前回出場時は50キロ地点でリタイアだったので、この時点で前回の記録を無事に更新できました。ほっ。

宇佐では28キロ地点から移動したキャップが出迎えてくれて、「少し座って休み!ドリンク入れてきてあげるから。」と至れり尽くせりで、面倒を見てくれました。
「意気込みをどうぞ!」とスマホも向けてくれたため、ついつい条件反射で笑顔になり(カメラを向けられると、笑顔をつくるタイプです。)
「がんばってます!がんばります!」
と宣言したことも効果が大きかったような気がします。・・・いや、気のせいではないな。笑顔で誰かと会話すると、それだけで元気が回復する。
元気が回復したせいか、ツーデーマーチでは20キロ地点でヘロヘロだったのに、62キロ地点に到達したときもツーデーマーチのときのようなきつさ、心臓の締め付けは全くありませんでした。
リタイアせず、完歩できる気がする!そう確信できた62キロ地点。

しかも、私の5分前、15分前にチームメイトさんが2名、宇佐を通過しているらしいのです。
そのまだまだ先には4名のチームメイトさんがいますが、30分以上先を歩く4名には会える気がしないため、まずはすぐ先を行くチームメイト2名に会うべく、張り切って宇佐を出発したのでした。
こうやって張り切って出発できたのも、5分前、15分前にチームメイトがいることを教えてくれたキャップのおかげです。本当に感謝しかありません。

その後、無事に5分先に宇佐を出発したチームメイトさんに会えました。5分先のチームメイトさんに会うのに1時間以上かかり、5分という時間差の大きさを体感しました。が、そのすぐ後、私よりも30分以上先に宇佐を出発したはずの大先輩にも遭遇!これでまたもや元気をもらえました。もうひとりのチームメイトさんにもぜひ会いたい!峠の前にぜんざいをふるまってくれる休憩スポットがあるため、もしかしたら、そこで会えるかも!と希望を胸に歩きましたが、会えず・・・。
しょんぼりとひとりで峠を越えました。この峠、急傾斜なうえに、真っ暗なので、できれば誰かとお話しながら歩きたかったのです。(わがまま者)
しょんぼりついでに、またもや眠気に襲われたため、ここで栄養ドリンクを注入しました。

でも!しょんぼりしながらも期待せずに見上げた先には、満点の星空が!
夫さんが「すごいよ。あの星空は(普段あまり感動とかしない俺でも)感動した。見せてあげたいな。」と出会ってすぐに教えてくれた(でも、雨女ゆえに一回も見ることがかなわなかった)満点の星空が目の前に!
今年も台風の影響で曇り空の中、歩き続けていたため、まったく期待していませんでしたが、峠を上るころから、奇跡のように(って安っぽい表現ですが。)雲が晴れ始め、満月間近の美しい月とたくさんの星を思う存分、目に焼き付けることができました。
チームメイトさんに会えなかったのは、きっとこの星空をゆっくりじっくり味わうためだったんだな、と思える素敵な星空でした。

そして、峠を下りさえすれば、最後のチェックポイント、日出がすぐそこに。・・・ない。
歩けども歩けども最後のチェックポイントが全然、出てこない!
100キロウォークの最後のチェックポイントなんだもの。80キロ地点じゃないの?それとも85キロ??もう84キロ過ぎましたけど?と自問自答しながら下り坂を歩き続けます。
リュックの中には100キロウォークのしおりがあって、そこにはチェックポイントの位置もちゃんと記載されていますが、もうすでにとても疲れていて、リュックを下して、しおりを広げるだなんて、そんな面倒なこと、できなーい!
と自暴自棄になっていたところ、ゴールした夫さんから電話がありました。

夫さんの声と、夫さんからもらった「日出は86キロ地点。もうすぐそこ」という情報に励まされて、スピードアップ。
ここで、ツーデーマーチでわたしを見かけた方からまたもや声をかけてもらえました。「きれいな歩き方だね。」と褒めてもらえて、更にテンションアップ!歩く足に力が入ります。

が。
最後のチェックポイントを通過し、別府湾に到着した辺りから、とてつもない疲れに襲われました。
頑張っても頑張っても足が前に出ない。前には出るけれど、スピードが出ない。疲れたー。もうだめだー。ここで(91キロ地点で)リタイアしたら、いくらなんでも目立つよなー。(というより呆れられる。そもそも、ここでリタイアしても、ゴールまで歩くしかないんですが。)でも、もう歩けないー。歩きたくないー。きついー。
と脳内は弱音ばかりでしたが、なんといっても、今回は私が100キロウォークに出るために、我が家の長男坊には多大な我慢を強いているのです。「ものすごく頑張って我慢している」(私の母上談)らしい長男坊のためにもリタイアはできない・・・。がんばらなきゃ・・・。がんばるぞ。がんばれー。と口に出しながら、最後の9キロを踏ん張りました。

ラスト1キロで出迎えてくれたチームメイトさんには後光がさして見えました。間違いなくあのときのチームメイトさんはキラキラしてた!

そんなこんなで無事完歩。
最後、大幅にペースが落ちたため、17時間は超えてしまいましたが、17時間10分(と少し)で完歩です。

終わってしまえば、とってもとっても楽しい100キロウォークでした。
17時間、いろんなことをぐるぐるぐるぐる考えて、考えて、考えて。豊かな時間を持てました。

そこかしこで応援してくれたチームメイトさんにもすっごく励まされましたが、見ず知らずの私たちを応援してくれる沿道の方々にも同じぐらい励まされました。
町内会で手作りの応援幕を飾ってくれている地区もあって、その手書きの筆文字にきゅんとしました。
ラスト5キロのところにいる応援おじさんは、まだ応援を開始していませんでしたが、なんと巨大電光掲示板まで持参してくれる力の入れ具合で、こちらから手を振ると「がんばれー!」と言ってもらえました。嬉しい。

非日常の連続だった2日間に心から感謝です。
また明日から日常が始まるだなんて、信じられない。未練がましくこの2日間はチームメイトさんが撮ってくれた写真や動画を見返しました。

きつかった。
きつかったけど、とっても楽しかった。
ゴール直後は「もう1キロだって歩きたくない!」という気持ちだったけれど。

また次の大会を目指してがんばります。

夜のピクニック2019

2019年08月29日 07時45分47秒 | 100キロウォーク
久々のウォーキング練習。
確か前回の練習参加は5月だったので、実に3ヵ月ぶりのウォーキング練習です。しかも今回は苦手な夜間ウォーキング。
20時半に西小倉駅を出発し、そこから1駅先、寄り道せずに向かえば歩いて15分ほどの距離にある小倉駅まで、モノレール沿いに終点まで向かうという回り道に回り道を重ね、ついでに門司港近くまで寄り道をして、明け方6時半到着を目指す、という行程です。

夜すぐに眠くなってしまう私は、西小倉駅出発時点で既に眠気と戦っていました。
この眠気に勝つためには、とにかく早く歩いて、自分の身体に刺激を与えるしかない。
それでも眠くなってしまったらクスリ(カフェイン)に頼るしかない!

そんな決意のもと、歩き始めたところ、開始30分ほどでなんとか眠気ともお別れすることができました。しかし、不安なのはモノレールの終点を超えて、明かりが乏しくなるところからなのです。昨年は明かりが少なくなった辺りから、急激に眠気に襲われました。今年もきっと・・・と不安を覚えていましたが、昨年、急激に眠気を覚えた地点も難なくクリア。快調に楽しく気持ちよく歩けます。どうやら前日、ちびっこを寝かしつけるつもりで、自分も一緒に寝かしつけられてしまい、睡眠をたっぷりとれたことが大きい模様。やはり睡眠って大事なんだなぁ、と感嘆しながらさくさく歩きました。

が、深夜0時からほんのりとした眠気を覚え始めました。まだ「ほんのり」だけど、「がっつり」眠くなる前に予防だ!と二回目の休憩ポイントのコンビニにて早々とクスリ(カフェイン)を投入してみました。

実のところ、滋養強壮を目的とする栄養ドリンクの類は、味がとてつもなく苦手で夜間ウォーキングのときしか飲みません。けれど、滅多に飲まないせいなのか、効果はてきめんなのです!
今回も早々に「ほんのり」とした眠気とお別れできました。出発時点以外ではほとんど眠気に悩まされませんでした。すごいな、栄養ドリンク。
もっとも、栄養ドリンクだけでなく、ホンモノのクスリ(チームメイトが恵んでくれたカフェイン剤。錠剤です。)も深夜2時過ぎに投入しました。これまた効果てきめん!100キロ本番前に、自分で購入しよう!と決意しました。

そんなわけで、今回は眠気に襲われることなく快適に歩けましたが、それでもいつ眠気に襲われるか分からないので(なにせ「夜は寝る時間!」と言われて育ったのです。変なところ素直なので、夜になるとちゃんと眠くなります。特に暗いところに行くとてきめん眠たくなります。)追われるように(眠気から)速足ウォークを心がけました。

そもそも練習量が極端に少ないのです。
練習に出られた時ぐらい、負荷を最大限にかけよう!と健気な(と自分で言う。誰も言ってくれないから・・・。)決意もしており、私なりにスピードを意識して歩きました。でもって、スピードを意識して歩いたがために、誰かとお話する余裕がほとんどないまま、つまりチームメイトとの会話もほとんどないまま、黙々と歩いた夜間ウォークでした。

でも!
100キロ本番は、過去の実績で出発の時間帯(というか出発順)が異なり、私はチームメイトよりかなり遅い出発となる予定。となると、おそらく100キロウォークの間中、ほぼひとりで歩くことも覚悟する必要があるわけで。
途中からは「今回はひとりで黙々と歩く練習。ひとりでもスピードを落とさずに歩く練習。」と自分に言い聞かせながら歩いたのでした。言い聞かせないと、すぐに心折れて、スピードが落ちちゃう。スピードが落ちると、途端に眠くなってしまう。心の弱い人間です。

というわけで、今回はいつもよりほんの少し、いえ、私にしては随分と!頑張りました。
小倉駅到着時刻も明け方5時40分!昨年の記録を大幅更新で、自分に対して、とっても甘い私は、自身の頑張りと結果に十分満足しました。

そう。十分満足してはいるんですが!

今回、ウォーキング協会の方々との合同練習でした。
ウォーキング協会の方々、練習の最初から最後まで飄々と歩いていらっしゃったのですが、最後の休憩地点からの5キロは、ラストスパートがものすごくてものすごくて、それなのにラストスパート中も飄々としたたたずまいで、ものすごーーーーーーーーーーーーくかっこよかったのです。
がむしゃらに歩くでもなく、歩幅も私と比べて極端に大きいわけでもなく、それなのに、ひょいひょいと歩いて、私との距離をどんどんどんどん開けていく。かっこいい!!どうやったら、あんなふうに歩けるのだーーーーーーーーーーーーーーーーー?!と尊敬と憧れと魔法にかけられたような不思議な気持ちを抱えたのでした。
ウォーキング協会には魔法使いみたいな人がいっぱいいますですよー!
(でもって、練習終わったら、すぐに打ち上げに行く雰囲気でした。ビール飲む雰囲気でした。足を引きずりながら帰った私との違い!かっこいい。)

今回の練習で100キロへの恐怖心が大きくなりました。
42キロで足もひざも痛くなって、余力なんてほとんど残ってなくって、100キロ歩きとおせるのかしら?という不安でいっぱい。なんですが。だからといって、練習時間を取る元気も根性もないので、開き直って歩きます。がんばる。そして久々の100キロを楽しみます。

ところで。
褒めてもらいたがりの私は、ゴール直後、すぐ夫さんへ「ゴールした!」とメッセージを送りました。
しかしながら、そのメッセージは、私がよたよたと帰り着き、よたよたとお風呂掃除をし、よたよたとお風呂に入り、「ふぉーーーーーー!なんたる幸せーーーーーーーーーーーーーーー!」と幸せをかみしめ、お風呂から上がって、ふぃぃぃぃっと力抜けてリビングに座り込んでも、既読になることはありませんでした。ちぇっ。

夫さん、幸せそうにベッドですやすやと睡眠を満喫していました。ちぇっ。ちぇっ。

巡れ、篠栗。八十八ヶ所巡礼の旅。

2019年04月16日 00時03分51秒 | 100キロウォーク
久しぶりにウォーキング練習へ参加しました。
前回、歩いたのが100キロウォーク中止残念会だったので、実に半年ぶりです。

この半年間、まったくと言っていいほど運動をしていなかったのですが、にも関わらず
「子育てで結構、体力使ってるもんね。」
と変な自信を持って練習に挑みました。
が、結論から言うと、子育てで使う体力と100キロウォーク用の体力は全然別ものでした。
開始2時間ぐらいでバテて、心が折れました。長い長い一日であった・・・。
もう今日という日が終わらないんじゃないかな、と何度か思いました。ち
ょっと泣きそうにもなりました。(どんだけ心折れてるんだ・・・。)

とはいえ、久々に子どもと離れて過ごす休日は新鮮で楽しくもありました。
中盤、山道が割にあり、しかもその山道には、山初心者の私からすると「ほ、ほんまもんの山道やん・・・。」という(アスファルトなんて皆無。ならされた道もない、すぐそばを見ると足がすくむ、というような)ものもあって(山に慣れている人が読むと、おそらく鼻で笑います。きっと、そんなには危なくない山道ではあるんだと思います。が、なにせ初心者な上にアスファルトで舗装されていても急な下り道は足がおぼつかなくなるバランス感覚皆無者なので)夫にしがみつかなければ歩くこともままならない箇所が何か所かあり、思いがけず夫婦間のコミュニケーションも深められました。
そして、身体を使うことの大切さも身をもって教えていただいた(思い知らされた・・・)貴重な一日でもありました。

いつも「歩くの好きだし。人よりは歩いているし。」と心の底で思っていましたが、よくよく考えると、最近の朝はいつもバタバタで時間がまったくなく、最寄り駅まで徒歩10分程度にも拘わらず、車で送ってもらっているし、歩いて行けないこともない保育園のお迎えも「夕食の準備があるからな。」と思って、車一択だし、子どもとお散歩をよくしているとはいえ、所詮は歩く距離なんて、2歳児が歩ける程度の距離なわけで・・・よくよく考えなくても、まったくもって人より歩けてはいませんでした。なんで「人よりは歩いている」と思ってたんだ、わたしは。

そんなこんなでがっつり疲れて、がっつり筋肉痛です。
朝8時から歩き始めて、お昼休憩の11時半時点で、既に筋肉痛に襲われていました。

今回のコースは篠栗にある八十八か所お遍路の旅コース。
前述したように基本は山の中だったのですが、そのおかげでゴールまでたどり着けたといっても過言ではありません。今日のコースが街中で、バス停や駅がすぐそばを通っていたら、間違いなくリタイヤしていました。いや、バス停や駅が近くになくても、タクシーがすぐそばを通る道であれば、リタイヤしておったかもしれん・・・。

久々の練習が今回のコースで本当に良かった。
・・・とのど元過ぎた今は思っています。
そして、なぜ練習前に私はなぜあんなに自信を持っていたのだ、とも思っています。
楽観的って恐ろしい。

八十八か所のうち、一日目で廻ったのは四十一か所。
どこものどかな、そしてどこか厳粛な自然に囲まれた里山で、目に入る景色も、耳から入ってくる音も、肌に触れる空気も、踏みしめた足から伝わる土の感触も、すべてすべて静謐で心地よいものでした。静謐だけれど、鳥の鳴き声、川を流れる水の音には、春の賑やかさもあって、「季節はもうすっかり春なのね」としみじみ、そして存分に味わえた一日でした。

今回の練習で何より嬉しかったのは、私たちの生活に今も信仰が根付いていることを実感できたこと。人里離れた山の中にいくつもある仏やお地蔵様は、結構な割合で、古びていない手作りの帽子や、願いや感謝の言葉が書き記された前掛けを身に着けていて、花や線香、お酒も備えられていました。

それらの光景から、行きやすい場所ではないのに、たくさんの人が間をおかずに訪れていること、生活の喜びや悲しみや願いをお地蔵さまや仏さまと共有していること、訪れる人たちはお地蔵さまや仏さまに畏れというよりは、親しみの情を抱いて大切にしていることが伝わってきて、なんだかとても嬉しくなりました。

私たちはずっとずっと昔からこうやって人の力では及ばない何かに支えられて生きているんだな、「自分一人で生きる」「自己責任」だなんて、おこがましいことだな、と思いました。

夫さんは先月亡くなったお義父さんのわらじを買って、そのわらじをリュックにぶら下げて共に歩き、お義父さんのことをお願いしていました。こういう祈り方も神様の感じ方や神様との向き合い方も、仰々しくなく素朴で素敵だなあ、と心から思いました。

それにしても。
私が歩いたのは2日間の練習の1日目のみ。距離にして30キロほどです。
100キロウォークの第一チェックポイントは36キロ地点なのです。
こんなにきついのに、そして心が折れ果ててしまったというのに、まだ第一チェックポイントにすら未到達・・・。いつもは優しく励ましてくれるキャップも、今回の私のばてっぷりに
「やっぱり日頃の積み重ねが大事やけんね。」
と、言葉少なく穏やかに、含みある言葉をプレゼントしてくれました。

日頃の積み重ね・・・。
一番私の苦手な分野です。
が。10月に泣かないためにもがんばらないと。まずはスクワットやストレッチから。

今年は年明けから、夫婦で英語の勉強を開始しました。
英語も「日頃の積み重ね」が大事なもの。
2019年は(って、もう4月ですが。)「日頃の積み重ね」と向き合う一年になりそうです。
心身ともに一歩一歩、前へ進んでいける年にします。

あぁ・・・。
それでもやっぱり今年の10月が恐ろしい。
練習から2日経って、筋肉痛はよりひどくなっています。
この痛みが100キロに対する恐怖を引き立てています。

100キロ、終わっちゃったってよ。

2018年10月10日 16時26分08秒 | 100キロウォーク
今年の100キロウォークが終了しました。
今年は妊娠、出産を経て3年ぶりに参加予定だったのに、なんと台風により中止というなんとも肩透かしな結果となってしまいました。

そういえば、初めて100キロに参加した際も台風間近の状況でゴール後、夕方から別府は荒れに荒れ、電車の軒並み止まったんだということを夫さんが思い出し
「のりぞうが参加しようとすると、嵐が来る。」
とちくりと言われたのでした。


・・・断じて私のせいではありません。(どん!)

とにもかくにも今年の100キロウォークは終了。
100キロウォーク終了に伴い、心が荒み果てた私の機嫌も荒れに荒れ、一家離散もやぶさかではないかもしれない・・・と(私は)恐れおののくような夫婦喧嘩(というには私が拗ねていただけ、という気がしないでもありませんが。そして、「拗ねる」という言い方はあまりにもかわいらしすぎるやも、という気もしないでもありませんが。)に発展しましたが、なんとかかんとか寝る間際には仲直りまでこぎつけることができました。

よかったー!!

ホント、もう100キロウォーク中止の威力たるや絶大なのです。
来年の100キロウォークはぜひとも快晴の中、実施できますように!と切に願うばかりです。

・・・いや、もう快晴でなくてもよいよい。
大雨だろうが、猛暑だろうが、とりあえず実施できる天候であれば、それでよいよい。
そう思う2018年の秋です。

目指せ!新鮮なお魚!

2018年01月18日 14時03分34秒 | 100キロウォーク
久方ぶりにウォーキング練習に参加しました。
今回の練習コースは陣の原駅出発後、道の駅「とと市場」を目指し、昼食後にまたもや陣の原駅に戻ってくる、という若干22キロ程度のコースです。100キロに比べれば22キロなんてたったの5分の1!久しぶりの練習参加となる私にとっては、非常にありがたいらくちんコースなのです。

ただ季節は1月。寒さも非常に厳しく、数年前に参加したときは「火サス」のクライマックス場面だって撮影できちゃうよ!というような荒れ狂う灰色の海、重くどんよりと広がる灰色の空を横目に吹きすさぶ風と格闘しながら歩いた「なんかあまりいい記憶がないなぁ・・・」という記憶が残るコース。とりあえず防寒対策だけはしっかりしよう!と心して久しぶりの練習に臨みました。

それなのに、なんということでしょう!(ビフォアアフター風にお願いします。)
それまで数日続いていた真冬の寒さが急になりをひそめ、風もまったくない一日に!練習の最初から最後まで、「歩くと温かい。立ち止まるとほんの少し肌寒い」というなんとも理想的な一日が繰り広げられたではありませんか。

今回は前回の練習からコースも変更してくださったみたいで「火サス」現場もほぼ歩かず。ほんの少し「火サス」現場(と私が記憶しているあたり。土地勘全くないので自信はありませんが、多分、前回、歩いたと思われるところ。)あたりも通ったのですが、なんだかものすごくこじゃれた感じのデートスポットに整備されていて、そもそも火サス感ゼロに。それはそれで寂しい。
麗らかな小春日和、とまではいかないものの、気持ちの良い静かな空気の中、のどかな沿道をてくてくと楽しく歩きました。のどかな沿道なので、心に余裕があるせいか、チームメイトともたっくさんお話できました。そもそも練習参加が久しぶりなので、どのメンバーとも話すことがたっくさん!いろんなメンバーとお話できて、最初から最後までにこにこ楽しく過ごしました。

昼食をとる予定の道の駅「とと市場」では夫さんと息子さんがしばし合流!動き回るのが大好きな息子さんは「母さんとの再会」よりも「自由に動き回れる空間」にはしゃぎ、母さんそっちのけであっちへこっちへとことことご機嫌で歩き回りました。そして、ウォーキングチームの仲間さんたちみんなに愛想を振りまいておりました。ほぉ・・・そんなふうに愛想もふりまけるんだ?と母さんは息子の新たな一面を垣間見ることができました。

後半は久しぶりの練習が祟り、早くも筋肉痛に襲われましたが、それでも最後まで楽しく気持ちよく歩けました。
・・・しかし、たったの22キロ、いえ、筋肉痛出現ポイントを考えると、たったの10キロで筋肉痛に襲われるなんて。100キロ歩くとどうなるんだろう、私・・・という恐怖に襲われています。そもそも100キロなんて距離、歩けるのかしら?ホントに歩いたのかしら?記憶違いじゃないのかしら??
という気持ちに襲われながら、足を引きずり引きずり帰りました。そんな妻の様子を夫さんはものすごーーーーーーーーーーーーーーく幸せそうに「しめしめ」という表情で眺めていました。その表情、「しめしめ」の例示として辞書に載せてもらうがいいよ!

楽しかったー。
新年のさわやかな空気を身体中に取り込むことができました。
誘ってくださった方、お話に付き合ってくださった方々、お留守番をしてくれた方々、本当にありがとうございました。

目指せ!門司港!の焼きカレー

2017年01月23日 14時32分35秒 | 100キロウォーク
1年ぶりに100キロウォークの練習会に参加しました。
当初の予定では7時に西小倉を出発し、北九州マラソンのコースを歩き、15時ごろに門司港到着を目指す30キロの練習だったのですが、天候不良のため、前日、10時にスペースワールド駅を出発し、北九州マラソンのコースを歩いて14時半の門司港到着を目指す22キロの練習に変更!という連絡がありました。

と、なると、私も予定を変更して練習にまるまるっと参加できちゃうんじゃないの?と欲張りモードが発動。
当初の予定では、長男を抱っこ紐に入れて練習に合流し、小倉駅から門司港までの10キロを長男と共に歩こう!と考えていたのですが、そもそもお天気が芳しくなく、寒さが厳しいために長男を連れて歩くのは諦めました。そのうえ、練習開始時間まで遅くなってくれたのです。朝7時開始の練習前に長男を妹さんに預けるのは難しいけれど、10時開始だったら間に合うかも!がんばろう!!

と普段はついぞ発動させることのない倍速モードをえいやっと入れて、がつがつ朝の用事をすませ、9時に妹さんちへ出発!やればできるんじゃん!私!!と自画自賛しました。車の中ではわんわん泣いていた長男を無事に泣き止ませて妹さんへ託し、いざ練習へ!!
今回の練習コースはJRの駅を巡るため、非常にリタイアしやすいのが特徴的で、妹さんにも
「定期的にリタイアできるポイントがあるから、都度、電話して連絡するね。何かあったら、そちらも電話してね!」
とお伝えしたところ、
「何かあったら、こちらから連絡するから。都度連絡なんていりません。」
と丁重にきっぱりとお断りされました。その肝っ玉母さんぶり、非常にありがたいです。

というわけで一年ぶりの練習へ!
みんなが「復帰が早いねぇ。」と驚いてくれたため、気持ちよく練習を開始できました。
開始早々、女子駅伝全国大会に遭遇し、颯爽と(この寒空の中、ランニングシャツにショートパンツで!ありえん!)走り抜ける女性たちを目の当たりにし、大いに刺激を受けたのでした。かっこよかった・・・。

久々の練習は久々だと思うととても楽しく、あっという間に1回目の休憩場所のコンビニに到着しました。約8キロ地点にあるコンビニにたどり着いても元気満タン!久々の復帰が22キロといういつもの練習より短いコースでよかった!今日は「楽しい!」で練習を終わらせられそうだぞー、とわくわくしながらコンビニで買ったおにぎりをぱくつきます。
しかも心配していた寒さもそこまで厳しくなく、雪どころか晴れ間が覗き始めているのです。なんて幸先がいいんだ!

と思っていた休憩直後。
先ほどまでの晴れ間が嘘のように空が重い色合いになり、冷たい風が吹き始め、やがてその風に乗って雪がちらつき始めました。
天気って大事なファクターなんだなー、私ってば天候に精神面が大きく影響を受けるんだわ、と悟るまでに5分もかかりませんでした。ほんの10分前は「楽しい!今日の練習、ひょっとして楽勝なんじゃないの?!」と思っていたはずなのに。
とはいえ、その雪も寒さも長時間は続かず、いったん落ち着いてくれました。よかったー!寒ささえ落ち着いてくれればこっちのもんだぜ!と盛り下がったテンションを「えいや!」と気合を入れて立て直しました。

10キロ地点の小倉駅にて、北九州マラソン出場者はランに切り替え、私たち歩き組とはお別れ。歩き組は次の休憩地点となるコンビニの珈琲を目指します。この辺りも楽しかった!なにせ練習自体がひっさびさなのです。チームメンバーとにこやかに談笑しながら歩くのって楽しい!

ただ。
足がね。足がなんだかものすごく痛くなってきました。
今まで練習で足が痛くなったことなんてまったくないのに!
どの練習もきつくてめちゃんこ疲れて、練習に出るたびに「100キロなんて絶対!無理!!」と思うけれど、でも!足が痛くなるなんてことなかったのです。それが本日はものすごーーーーく足が痛い。太ももの前面が既に筋肉痛、下腹部辺りもなんとなく筋肉痛っぽい鈍い痛みがあるし、足先の指の辺りもなんだか痛い気がする。何より、今まで歩くのに力を要したことなんてなかったのに、今の私は足を前に出すのに「えいやっ!」と力(と気合)を入れる必要があるのです。明らかに疲れてる・・・・。私、大いに疲れてますよー!

というわけで2回目の休憩地点のコンビニにて珈琲を飲むべく休憩コーナーに座った時間は至福のひとときでした。
ぬくい!(珈琲も空間も。ぬくいってとにかく幸せ。)
美味しい!(ご馳走になった珈琲も回ってきたおやつも。いつも周囲に甘えてばかりです。)
気持ちいい!(椅子に座るって行為がこんなにも気持ちが良いとは。体中の力が抜けていきます。)
あまりに気持ち良すぎるため、休みすぎると再び立ち上がる気力がゼロになってしまうのではないかと危険を感じ、自ら「休憩終わり!」と無理矢理立ち上がったほど、幸せな時間帯でした。

でもって。
練習再開後の残り8キロはものすごーーーーーーーーーーーーーーくつらいひとときでした。
雪が舞い散るわ、北風に打ち付けられるわ、で心身ともに凍え、体力を奪われ、「辛いー!」「騙されたー!」と喚きながら過ごした1時間。向かい風のせいか、歩けども歩けども、門司港は姿を見せず、最終的に「私たち、こんな雪の日に何やってるんだろうね・・・、」と笑いあい、「あぁ・・・100キロウォーカーというのは、こうやって100キロという距離がもたらす痛みや苦しみを受け入れて、笑っちゃう人たちなんだな。」と体感した一年ぶりの練習でした。

現時点での私は今年の100キロに申し込める自信が1ミクロンたりともありません。(きっぱり。)
とはいえ、久々の練習はとても楽しかったし、少し寒すぎたけれど、それでも広い世界の空気は気持ちよく、何より久々に自分ひとりで自由に動かして体は軽く(ちびっこおもりがないだけで、こんなに軽いとは!・・・ま、後半10キロはちびっこおもりを抱えているとき以上に重く、足も前にすんなりとは進められなかったんですが。)、練習中の珈琲もおにぎりも練習後の門司港名物焼きカレーもとてつもなく美味しく、なんとも魅力的な一日ではありました。とりあえずは10月なんて先のことは考えない!見るのは次の一歩のみ!まずは3月の練習を楽しみます。

ところで。
練習後、へろへろになった私を見て、なぜか夫さんは「よしよし!」とガッツポーズをせんばかりの喜びようでした。
どうやら夫婦生活で生じていたストレスがかなり解消できた模様。幸せそうにほくそえむ夫さんを見れてよかった、よかった、と思おうと思います。

隣の芝生は青い

2016年06月01日 20時44分36秒 | 100キロウォーク
100キロウォークの申し込みが始まりました。
朝、身支度を整えるために寝室へ行くと、いつもはゆっくり起きてくる(というか、私が家を出るまで起きることのない)夫さんが既に起きて、申込みを始めていました。
その並々ならぬ意気込みに「楽しみにしていることがある人生っていいなー。」と思いました。
・・・夫さん、恥ずかしがり屋さんなのか、ヒネクレ者なのか判然としませんが、いかなるときも絶対に絶対に意欲や意気込みや楽しみにしていることなんかを認めたがりません。とはいえ、朝イチで、しかも早起きして申し込みをしてるんだもん。絶対に楽しみにしているはず。

で、そんなに100キロウォークを楽しみにしている様子を隣で見て、なんだか私はすっかり羨ましくなってしまいました。
いいなー。私も参加したかったなー。参加は無理にしても、せめて応援には行きたかったなー。

出産予定は9月中旬。
100キロウォーキングは10月上旬。

「神経質」とか「心配性」とかそういった言葉とは無縁で、たいていのことは「どうにかなるんじゃないかしらー。」と考えている私もさすがにこのスケジュールでは参加も応援も無理っぽい・・・と諦めてはいますが。でも、やっぱり羨ましいなー。
羨ましい、という気持ちを抑えて今年は自宅にて応援です。

・・・・いや、100キロどころじゃないよ!となっている可能性も大きいわけですが。
なんなら、100キロ終わっちゃったの!?となっている可能性もなきにしもあらず、なのです。
正直なところ、10月の自分がどんなかんじの精神状態にあるのか、今の私には皆目検討がつきません。
でも、今は羨ましい気持ちが大きいぞー。

目指せ!珈琲タイム後の焼きカレー

2016年02月02日 13時46分06秒 | 100キロウォーク
2016年のウォーキング練習が始まりました。
練習始めに指定された日はまさかの大雪に見舞われてしまい、一週間延期。
延期された一週間後の日曜日は快晴で日差しの暖かいウォーキング日和の一日でした。
幸先良い感じで2016年のウォーキング練習、始まり始まり~!なのです。

2016年度初回の練習コースは北九州マラソンコース。
2月末に行われる北九州マラソンのコースを歩こう!という練習コースです。
北九州マラソンはもちろん42.195キロですが、練習は門司港からの折り返し部分を省略し、門司港でゴール!
解散後は美味しい焼きカレーを食べようぜ!という素敵な練習コースです。
ただし、マラソン参加者は小倉から門司港までのラスト10キロをランニングに切り替えます。

実のところ、今回、当初の予定ではわたくし、人生初のハーフマラソンにチャレンジしてみるつもりでいたため、ラスト10キロは勿論ランニングにて参加の予定だったのです。
けれど調整不足とか気持ちの問題とかヤル気の問題とか、あといろんなめぐりあわせによる諸事情のためにハーフマラソンを断念したため、ラスト10キロもウォーキングに変更しました。
年末から「一緒に走ろうね」と言ってくださっていたマラソン大先輩は子犬のような目で
「一緒に走ろうって言ってたのにー。」
としくしくとかわいく嘆いてくれて、ものぐさ太郎の私の胸はものすごーくものすごーく痛んだのでした。

・・・でも、走れなーい。練習ゼロなんだものー!ごめんなさーい!

というわけで、今年は「ごめんなさい」で練習始めです。
・・・やっぱり、幸先よくはないのかも。
でも!
来年こそは、このへなちょこ根性を叩き直してラスト10キロ走ります!
(と、年が明けたばかりで来年の話をしてみます。鬼も大笑いです。)


そのうえ。
今回、いろんな用事が重なってしまい、2016年のこの練習に最初から参加することはかなわず、途中からの参加となりました。
「途中から」というのもおこがましいようなラスト10キロ地点からの参加です。
それでもなんとか参加しよう!とがんばったのはラストに焼きカレーが待っているから、と言っても過言ではありません。
もはや練習の目的をすっかり見失った上での2016年の練習初参加です。

・・・あ、でも参加したのは焼きカレーのためだけではないのです。
なにせこの練習コースには毎年恒例のお楽しみがもうひとつ控えているのです。
それがチームのムードメーカーさんによってふるまわれる珈琲タイム休憩。
ラスト6キロあたりのミニストップで美味しい珈琲を御馳走になり、今年も100キロウォークに参加しようね、という意志を確かめる儀式です。
この珈琲タイムと焼きカレーのために今回の練習はがんばって参加しました。

と、いうことは。
今回の練習ではわたくし、ラスト10キロ地点から参加し、4キロほど歩いたらもう休憩してウォーキング仲間さんがおごってくれた珈琲(私は今年は野菜ジュースを楽しみました。美味しくてあっという間に飲み干しました!)を楽しみ、もう6キロほど歩いたら焼きカレーを食べる、というなんとも楽ちんな、そしてお楽しみ満載の練習で今年のウォーキングを開始し、こりゃ、やっぱり幸先がいいな、と浮かれたのでした。


それにしても。
今回、小倉駅前にてウォーキング仲間さんたちと合流したのですが、みんなのすごくすごく楽しそうな歩きっぷりに、遠目からでも「あの集団だ!」とすぐに見つけることができました。
小学生の遠足みたいなウキウキ感が漂う集団がにこにこと歩いてくる様子を遠くから見て、なんだか私まで心晴れやかになりました。
今回の練習は参加者も18名で、まさに小学校の1クラスに迫る勢い。(私、小学校5、6年の時のクラス人数は24、5名だったもので。)

それだけの人数の人間が縦に長くなったり、みんなでぎゅっとひとかたまりになってわいわい騒いだり、横を歩くメンバが入れ替わったり、たまにひとりで景色を楽しんだり。とにかく自由に楽しく歩いて、学生時代は運動嫌いで休み時間に外に出たことなんかなかった私がしみじみと「歩くの、楽しいなー。外って気持ちいいなー。」と思えたのでした。この気持ちの変化は間違いなくウォーキング仲間さんたちのおかげです。

練習後の焼きカレーも美味しかった!
また食べたいなー。来年までお預けかなー。

とはいえ、課題も山盛りで。
なんと10キロしか歩いていないのに、くったくたに疲れてしまった私は家に帰りついた途端、ばたんきゅーでお休みしました。
この体力のなさっぷりは今年の私の大きな課題です。