共働き生活のため、日常の食料はできる限り、週末に買い貯めるようにしています。
毎日買い物になんて行く時間はとれないし、夫さんがかわいそうになるぐらい料理のレパートリーが少ない私にとっては、ある食材を使いつぶしていくほうが夕食の献立を決めやすいのです。・・・まあ、結局のところ献立を決めているのはぐーぐる大先生なんですが。「冷蔵庫に残っている食材でできるものはなんですかー?」と尋ねると親切なグーグル大先生が即座にいろんな料理を教えてくれるのです。便利な世の中になったもんだ。
というわけで、日曜日。食材を買いに出かけたところ、スーパーにて幼馴染の旦那様と遭遇しました。
「あら!奇遇ー!!」とふたりで大いに盛り上がり、短いながらも近況報告をし合ったり、主婦っぽく「ところで今日の夕食は一体なんなのさ?」と尋ね合ったりショート井戸端会議を楽しみました。短い時間を大いに楽しんで「じゃあ、また今度!幼馴染にもよろしくね!」と別れを告げてレジへ向かったところ、レジにて緊急事態発生!
・・・もうね。ベタすぎて嫌になりますが。
お金を忘れました。
財布は持って出かけたのです。だってスーパーに行くんだもん。財布を忘れるなんて、そんな初歩的なミスはしません。
ただただ財布の中にお金が入っていなかったのです。・・・大人の女性としてそっちのほうが大問題だという気がしないでもありませんが。
言い訳をさせてもらえるのであれば(って、誰に対しての言い訳なんだかもはやちっとも分かりませんが。自分自身への言い訳です。)IT業界に片足を突っ込んでいるので(って、業務はまったくITと関係ないわけですが。)、最近はすっかり電子マネー頼りの生活だったのです。電子マネーさえかかげればなんでも買えちゃう。便利な世の中になったものです。そんなわけで自分の財布にお金が入っていない、ということをすっかり忘れていました。(そして、よりによって選んだスーパーが電子マネーを使えないスーパーでした。いつもは電子マネー使えるスーパーに行っているのにー!よりによってなんで・・・と打ちひしがれましたが、よくよく考えれば、お金もちゃんと持ち歩きなさいよ、大人なんだから。という結論にたどり着くわけです。結局のところ。)
レジで精算、というなんとも最悪なタイミングで気付くと、なんというか精神的に追い詰められるわけで。
とっさの判断で出た選択肢が「幼馴染の旦那様にお金借りる」一択のみでした。
・・・なんというか、とっさの判断って怖いものですね。「とりあえず買い物を諦める」という選択肢がこれっぽっちも頭をよぎりませんでした。
というわけで、レジのお姉さまに「ちょっと待っててください!さっき知り合いに会ったんでお金借りれるかも!」と言い残し(ってそこまでお姉さんに報告する必要はナイ、と今頃きづきました。)店内をばびゅーんと走りまわり、幼馴染の旦那様の元へ。
無事にお金を借りることができました。
いつだって親切丁寧、なおかつ何でも面白がってくれるありがたい幼馴染の旦那様は、私の大人としてありえないようなこの大失態ぶりも面白そうに受け止めてくれて(でも笑いはこらえてくれてました。大人・・・。)
なおかつ、
「いくらでも貸せるよー。何万貸す?」
と寛大に申し出てくれましたが、何万だなんてとんでもない!3000円!3000円あれば足りますー(←あてずっぽう)、そして明日には必ずお返しに伺いますー!!と平身低頭謝りながら、スーパーの真ん中でお金を借り、再びレジへ。
「やっぱり知り合いいました!お金も借りれました!3000円で足りますか??」
と3000円握りしめて戻ってきた私を、これまた親切にじっと待ってくれていたレジのお姉さんはカゴの中の食材をざっと眺めて
「大丈夫。多分足りますよ。」
と太鼓判を押してくれたのでした。(でも、よくよく考えたら、やっぱりレジのお姉さんにここまで報告する必要はないわけで。冷静になれよ、私。と思わないでもありません。)
そんなこんなで無事に一週間分の食材を手に入れることができました。
持つべきものはなんでも面白がってくれる幼馴染とその旦那様だな、と実感した日曜の夜。
1時間後。家でお留守番をしていた幼馴染から
「買い物しようと町まででっかっけたら~♪ のサザエさんだったらしいね。」
とメールが届きました。
財布は持ってたんだよー!
電子マネーだって持ってたんだよー!
ただ、電子マネーがあのスーパーでは使えなかっただけなんだよー。
という大人げない反論はそっと心のうちにとどめました。
毎日買い物になんて行く時間はとれないし、夫さんがかわいそうになるぐらい料理のレパートリーが少ない私にとっては、ある食材を使いつぶしていくほうが夕食の献立を決めやすいのです。・・・まあ、結局のところ献立を決めているのはぐーぐる大先生なんですが。「冷蔵庫に残っている食材でできるものはなんですかー?」と尋ねると親切なグーグル大先生が即座にいろんな料理を教えてくれるのです。便利な世の中になったもんだ。
というわけで、日曜日。食材を買いに出かけたところ、スーパーにて幼馴染の旦那様と遭遇しました。
「あら!奇遇ー!!」とふたりで大いに盛り上がり、短いながらも近況報告をし合ったり、主婦っぽく「ところで今日の夕食は一体なんなのさ?」と尋ね合ったりショート井戸端会議を楽しみました。短い時間を大いに楽しんで「じゃあ、また今度!幼馴染にもよろしくね!」と別れを告げてレジへ向かったところ、レジにて緊急事態発生!
・・・もうね。ベタすぎて嫌になりますが。
お金を忘れました。
財布は持って出かけたのです。だってスーパーに行くんだもん。財布を忘れるなんて、そんな初歩的なミスはしません。
ただただ財布の中にお金が入っていなかったのです。・・・大人の女性としてそっちのほうが大問題だという気がしないでもありませんが。
言い訳をさせてもらえるのであれば(って、誰に対しての言い訳なんだかもはやちっとも分かりませんが。自分自身への言い訳です。)IT業界に片足を突っ込んでいるので(って、業務はまったくITと関係ないわけですが。)、最近はすっかり電子マネー頼りの生活だったのです。電子マネーさえかかげればなんでも買えちゃう。便利な世の中になったものです。そんなわけで自分の財布にお金が入っていない、ということをすっかり忘れていました。(そして、よりによって選んだスーパーが電子マネーを使えないスーパーでした。いつもは電子マネー使えるスーパーに行っているのにー!よりによってなんで・・・と打ちひしがれましたが、よくよく考えれば、お金もちゃんと持ち歩きなさいよ、大人なんだから。という結論にたどり着くわけです。結局のところ。)
レジで精算、というなんとも最悪なタイミングで気付くと、なんというか精神的に追い詰められるわけで。
とっさの判断で出た選択肢が「幼馴染の旦那様にお金借りる」一択のみでした。
・・・なんというか、とっさの判断って怖いものですね。「とりあえず買い物を諦める」という選択肢がこれっぽっちも頭をよぎりませんでした。
というわけで、レジのお姉さまに「ちょっと待っててください!さっき知り合いに会ったんでお金借りれるかも!」と言い残し(ってそこまでお姉さんに報告する必要はナイ、と今頃きづきました。)店内をばびゅーんと走りまわり、幼馴染の旦那様の元へ。
無事にお金を借りることができました。
いつだって親切丁寧、なおかつ何でも面白がってくれるありがたい幼馴染の旦那様は、私の大人としてありえないようなこの大失態ぶりも面白そうに受け止めてくれて(でも笑いはこらえてくれてました。大人・・・。)
なおかつ、
「いくらでも貸せるよー。何万貸す?」
と寛大に申し出てくれましたが、何万だなんてとんでもない!3000円!3000円あれば足りますー(←あてずっぽう)、そして明日には必ずお返しに伺いますー!!と平身低頭謝りながら、スーパーの真ん中でお金を借り、再びレジへ。
「やっぱり知り合いいました!お金も借りれました!3000円で足りますか??」
と3000円握りしめて戻ってきた私を、これまた親切にじっと待ってくれていたレジのお姉さんはカゴの中の食材をざっと眺めて
「大丈夫。多分足りますよ。」
と太鼓判を押してくれたのでした。(でも、よくよく考えたら、やっぱりレジのお姉さんにここまで報告する必要はないわけで。冷静になれよ、私。と思わないでもありません。)
そんなこんなで無事に一週間分の食材を手に入れることができました。
持つべきものはなんでも面白がってくれる幼馴染とその旦那様だな、と実感した日曜の夜。
1時間後。家でお留守番をしていた幼馴染から
「買い物しようと町まででっかっけたら~♪ のサザエさんだったらしいね。」
とメールが届きました。
財布は持ってたんだよー!
電子マネーだって持ってたんだよー!
ただ、電子マネーがあのスーパーでは使えなかっただけなんだよー。
という大人げない反論はそっと心のうちにとどめました。