いとこのお兄ちゃん、お姉ちゃんが大好きで、なにかといえばすぐに
「たろくん(仮名)とあいたいなー。」
「はなちゃん(仮名)ちにいきたいなー。」
と言い出す我が家の長男坊ですが、長らくお泊りはできずにいました。お泊りしたいという気持ちはあるらしく
「きょう、たろくんちにおとまりする。」
と宣言し、大興奮、大はしゃぎで夕食やお風呂を堪能するものの、いざお布団に入ると、涙目になり小さな声で
「やっぱりかえる。」
と言い始め、私の妹さんと一緒に歩いて帰ってくる、というのが毎度のパターン。ばあばの家にいたっては
「今日、ばあばのおうちにお泊りする?」
と聞くと、食い気味で
「おとまりせん。」
と答えていました。
それが!
先週末の金曜日、たろくんとはなちゃんがばあばの家にお泊りすると聞いたので、これまたいつものように冗談半分で
「じゃあ、いちろう(長男坊。もちろん仮名です。)もお泊りしよっか。」
と言ったところ、突如、
「おとまりする。」
と厳かに宣言したのでした。え?!という驚き半分、でも、どうせまた夜に戻ってくるんでしょ?という達観半分、でもでも、ばあばの家に関しては、今まで自分から「おとまりする」なんて言ったことなかったし、もしかして・・・という期待がほんのほんの少しで、長男坊の宣言を受け止めました。でもって、当日夕方も半信半疑で長男坊を送り出しました。
が!
なんと、長男坊さん、普通にばあばのおうちへのお泊りに成功しました!
大人の階段1段、のぼった!
なんでもいつもどおり大興奮、大はしゃぎで夕食やお風呂を堪能した後、少しテレビを見ていたら、
「ねむくなったからねーようっと。」
と言って、ひとりでじいじの眠る寝室に向かったんだとか。なにそれ?我が家でそんな大人の対応、見せたことありませんけど??
そして、朝までぐっすり眠ったんだそうです。すごーーーーーーーーーーーーーい!
というわけで、長男坊さん、大満足、かつ得意げに帰宅してきました。
その後も、毎日毎日
「いちろうくん、4さいになったけん、おとまりできたんよ。3さいのときはおとまりできんかったけど。」
と繰り返し話してくれました。お泊りできたことがよっぽど嬉しかったんだな。
その隣で、
「いや、3歳の時もばあばのおうちにお泊りしたけどね。」
と小さく呟く夫さん。
そうなのです。
昨年、私が3年ぶりに100キロウォークへ参加することになったので、長男坊をばあばのおうちに二泊させたのです。長男坊は二泊三日のお留守番を頑張ってくれて、
「お母さんはお仕事なんよ。」
と言われると、すぐに納得し、泣きわめくこともなく、とってもいい子で過ごしてくれたんだそうです。私が帰宅した際もめちゃくちゃ笑顔で迎えてくれたものの泣くことはなく、みんなから
「本当にがんばったねぇ!えらかったねぇ!」
とたくさん褒めてもらった長男坊。
ところが、その数日後、私の仕事の都合でお迎え時間にどうしても間に合わず、母に保育園のお迎えを頼んだところ、息子さんは半狂乱で
「ばあば、こんで!ばあば、だいっきらい!ばか!おかあさんがいいー!!」
と泣きわめき、ナイーブで傷つきやすい母上は
「保育士さんたちにめちゃめちゃ同情された。だって、あんなふうに言われるおばあちゃん、誰もおらんもん。私だけよ。迎えに行って、あんなに嫌がられてるおばあちゃん。」
と落ち込んだのでした。
そのときのことを指して「3歳の時もお泊りした」と言う夫さん。
だめ!その記憶はそっとしておいてあげて!なかったことになってるみたいだから、無理に思い出させないであげてー!思い出しても誰も幸せになりませんよー!
というわけで。
長男坊さん、4歳にして「はじめて」ばあばの家にお泊りができました!
でもって、お泊りできたことがとっても嬉しかったらしく、今週もはなちゃんとお泊りしたいと言い出した長男坊。(まだひとりでお泊りは無理だそうです。)
迎えに来てくれたばあばから
「言っとくけど、毎週、お泊りはできんのやけんね。あんたたちおったら、何にもできんのやもん。」
とぶつくさ言われながら(ぶつくさ言った先は私と妹さんですが)、ご機嫌でばあばのおうちに向かったのでした。
本当に。
本当にお兄ちゃんになりました。すごいなぁ。
「たろくん(仮名)とあいたいなー。」
「はなちゃん(仮名)ちにいきたいなー。」
と言い出す我が家の長男坊ですが、長らくお泊りはできずにいました。お泊りしたいという気持ちはあるらしく
「きょう、たろくんちにおとまりする。」
と宣言し、大興奮、大はしゃぎで夕食やお風呂を堪能するものの、いざお布団に入ると、涙目になり小さな声で
「やっぱりかえる。」
と言い始め、私の妹さんと一緒に歩いて帰ってくる、というのが毎度のパターン。ばあばの家にいたっては
「今日、ばあばのおうちにお泊りする?」
と聞くと、食い気味で
「おとまりせん。」
と答えていました。
それが!
先週末の金曜日、たろくんとはなちゃんがばあばの家にお泊りすると聞いたので、これまたいつものように冗談半分で
「じゃあ、いちろう(長男坊。もちろん仮名です。)もお泊りしよっか。」
と言ったところ、突如、
「おとまりする。」
と厳かに宣言したのでした。え?!という驚き半分、でも、どうせまた夜に戻ってくるんでしょ?という達観半分、でもでも、ばあばの家に関しては、今まで自分から「おとまりする」なんて言ったことなかったし、もしかして・・・という期待がほんのほんの少しで、長男坊の宣言を受け止めました。でもって、当日夕方も半信半疑で長男坊を送り出しました。
が!
なんと、長男坊さん、普通にばあばのおうちへのお泊りに成功しました!
大人の階段1段、のぼった!
なんでもいつもどおり大興奮、大はしゃぎで夕食やお風呂を堪能した後、少しテレビを見ていたら、
「ねむくなったからねーようっと。」
と言って、ひとりでじいじの眠る寝室に向かったんだとか。なにそれ?我が家でそんな大人の対応、見せたことありませんけど??
そして、朝までぐっすり眠ったんだそうです。すごーーーーーーーーーーーーーい!
というわけで、長男坊さん、大満足、かつ得意げに帰宅してきました。
その後も、毎日毎日
「いちろうくん、4さいになったけん、おとまりできたんよ。3さいのときはおとまりできんかったけど。」
と繰り返し話してくれました。お泊りできたことがよっぽど嬉しかったんだな。
その隣で、
「いや、3歳の時もばあばのおうちにお泊りしたけどね。」
と小さく呟く夫さん。
そうなのです。
昨年、私が3年ぶりに100キロウォークへ参加することになったので、長男坊をばあばのおうちに二泊させたのです。長男坊は二泊三日のお留守番を頑張ってくれて、
「お母さんはお仕事なんよ。」
と言われると、すぐに納得し、泣きわめくこともなく、とってもいい子で過ごしてくれたんだそうです。私が帰宅した際もめちゃくちゃ笑顔で迎えてくれたものの泣くことはなく、みんなから
「本当にがんばったねぇ!えらかったねぇ!」
とたくさん褒めてもらった長男坊。
ところが、その数日後、私の仕事の都合でお迎え時間にどうしても間に合わず、母に保育園のお迎えを頼んだところ、息子さんは半狂乱で
「ばあば、こんで!ばあば、だいっきらい!ばか!おかあさんがいいー!!」
と泣きわめき、ナイーブで傷つきやすい母上は
「保育士さんたちにめちゃめちゃ同情された。だって、あんなふうに言われるおばあちゃん、誰もおらんもん。私だけよ。迎えに行って、あんなに嫌がられてるおばあちゃん。」
と落ち込んだのでした。
そのときのことを指して「3歳の時もお泊りした」と言う夫さん。
だめ!その記憶はそっとしておいてあげて!なかったことになってるみたいだから、無理に思い出させないであげてー!思い出しても誰も幸せになりませんよー!
というわけで。
長男坊さん、4歳にして「はじめて」ばあばの家にお泊りができました!
でもって、お泊りできたことがとっても嬉しかったらしく、今週もはなちゃんとお泊りしたいと言い出した長男坊。(まだひとりでお泊りは無理だそうです。)
迎えに来てくれたばあばから
「言っとくけど、毎週、お泊りはできんのやけんね。あんたたちおったら、何にもできんのやもん。」
とぶつくさ言われながら(ぶつくさ言った先は私と妹さんですが)、ご機嫌でばあばのおうちに向かったのでした。
本当に。
本当にお兄ちゃんになりました。すごいなぁ。