のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

費用対効果の高い映画となりました。

2021年08月23日 22時28分00秒 | 100キロウォーク
一泊旅行で念願の映画『クレヨンしんちゃん』を鑑賞した息子さんは、とても嬉しかったようで、ほぼ毎日、映画について話してくれます。

感想はもちろんのこと、映画の内容についても、詳しく教えてくれるのですが、詳しすぎるせいか、結局のところ、どういった映画なのかは今ひとつ伝わってきません。
息子さんの話を聞いてわかったことといえば、

・フワちゃんが出るらしい
・風間くんがキーパーソンらしい
・風間くんがとてもかわいそうなことになるらしい
・少し怖いロボットが出るらしい
・フワちゃんはめっちゃ騒ぐらしい
・少し悲しい
・少し怖い
・でも、面白い
・クレヨンしんちゃんが始まるまで、めっちゃCMがある。
・CMで妖怪の映画とか、ドラえもんの映画とかやってた。

映画の根幹は何一つ伝わっていません。
ですが。
最後は必ず

おかあさんもクレヨンしんちゃんのえいが、みたい?
みたほうがいいよ。
だってね、めっちゃおもしろいし、めっちゃなきたくなるんよ。

と映画の布教に勤しむ息子さんです。
布教されるたびに、見せてあげられてよかったなー、となんだか嬉しくなります。
微笑ましい。

次はドラえもん映画かな。


束の間のお盆

2021年08月15日 17時19分49秒 | 日常生活
今年のお盆は金、土、日の3日間でしたが、夫さんは13日、お仕事でした。お休みは14日と15日だけ。
それって普通に「週末」ですね。
と伝えると、夫さんからは
「豪雨で外にも出られんし、普通の週末以下やね。」
という回答が戻ってきました。確かに・・・。

13日の午前中は今年が初盆の親戚宅へ。
久々に会えた親族と亡くなった方々、祖母や祖父、祖父の兄弟たちについての思い出話ができて、とても楽しい時間でした。
私たち姉妹は、祖父の兄弟たちとそこまで深くは関われておらず、今年初盆の親戚宅にお邪魔したことも数えるほどしかないのですが、思い出話をしだすと、それなりにいろんな話が出てくるし、「そうだった!そうだった!」と懐かしく思うことも色々とあって、多く関わっていなくてもやっぱり「親戚」ってちゃんとつながりがある人たちなんだなぁ、と思ったのでした。

14日は大雨の中、母の誕生日プレゼントを購入しにショッピングモールへ出かけましたが、豪雨のためにショッピングモールも14時過ぎから閉店準備を始め、私たちもそそくさと帰宅しました。
そもそも今年は従弟もお盆休み直前にコロナの状況悪化を見て、帰省をとりやめたので、会えず。なんというかとても寂しい夏休みです。

小さい頃はお盆といえば、親戚一同が集まって楽しむ「バーベキュー&花火&盆踊り」が夏休みのハイライトでした。
普段は会えない従姉弟や従姉の子どもたち、伯母さんたちが昼過ぎから集まってみんなでワイワイとおしゃべりしながらバーベキューの準備を始めて、お肉を大量に食べて、お腹がいっぱいになったら一休みして、一休みしているうちにまたお腹が空いてきてお肉やスイカをつまんで、そうこうしているうちに暗くなって、ちびっこがする花火をみんなで囲んで鑑賞して、最後は地元のおじいちゃんおばあちゃんが歌う民謡で盆踊りを踊ってお菓子をもらって帰る、というこの一連の流れは、一日丸ごと非日常で溢れていて、今思い返すと、とてつもなく優しい空間だったなぁ、と胸が締め付けられる思い出です。
30人分ぐらいのお肉や野菜、おにぎりやおやつを用意するのも、その後の片付けもめちゃくちゃ大変だっただろうなぁ、と今は分かるようになったけれど、独身生活を気ままに楽しんでいた私は、大人になってもその大変さに気付かずにいました。反省・・・。あの一日が親族たちの優しさに支えられた贅沢な空間だったのか、この年にしてようやくわかるようになりました。

今はもう父方も母方も祖父母が亡くなってしまい、なかなか「みんなで集まる」機会がなくなってしまいました。そのうえ、コロナでますます集まりにくくなってしまって、親族宅に行くのもちょっと、いえ、かなり遠慮してしまうように。
15日は実家でお盆の法要でした。
幸い、私たち姉妹は結婚後も実家から徒歩圏内のところに住んでいるため、お盆の法要に子どもたちと参加でき、お坊さんからは
「こんなに集まってくれて、ありがたいですねぇ。小さい子がいると、ほっとします。」
と言ってもらえました。やはりコロナと大雨のため、今年は老夫婦のみで法要を行う家庭が多いそうです。

なんだか。
なんだかとても寂しい夏休みです。

おめでとう。ありがとう。の43歳。

2021年08月12日 12時32分28秒 | 日常生活

43回目の誕生日!
いまだに自分が43歳だなんて信じられません。(図々しいと分かってはいるので、小声です。)

思い描いていた43歳とは、かなり違います。
なにせ小さい頃の夢は「若くて綺麗なお母さん」だったのです。(これまた恥ずかしい・・・。そもそも「綺麗なお母さん」ってところからして、図々しい。幼いときって無邪気に怖いもの知らずです。)

もっとも。
思い描いていた43歳とは、まったく違うけれど、でも、とても幸せな43歳にはなれている気がします。
「年を重ねるって素敵なことだ」と負け惜しみではなく、胸を張って言えるのは、おそらく私の周りにいる人たちのおかげで、恵まれているなぁ、としみじみ思う誕生日です。(の、割に愚痴や悪口が口から漏れちゃうことが多いんですが。でも、いいのです。愚痴や悪口も人生には必要。心の健康にも必要。)

43歳の誕生日。
なんと父上が誕生日ケーキを買ってくれました。
いや、もうこの衝撃たるや・・・。
父をご存じでない方には絶対に伝わらないと思うけれど、父を知っている人であれば、きっと一緒に驚いてくれるはず。なにせ寡黙を愛する昭和の男なのです。
小さい頃、一年の始めに学校に提出する書類の類はすべて父上が記入担当でした。記入するたびに毎回毎回、 「あんた、誕生日いつね?」 と確認されていたのに。
そんな父がケーキを買ってきてプレゼントしてくれるなんて!

・・・・実のところ、父が買ってくれた、ということに気付かず、母上にお礼を伝えてしまいました。
渡されたとき、もちろん、父にもお礼を伝えましたが、言い出しっぺは母だと信じて疑わなかったので。
母の顔に浮かぶ怪訝な表情を見て
「え??も、もしかして、父が?え?!ひとりで?ひとりでケーキ買ってくれたの??そんなこと、ある?43年生きてきて初めてなんじゃない?」
という結論にたどり着きましたが、たどり着いてもまだしばらくその結論を信じられずにいました。それぐらい天変地異な出来事なのです。すごいや!

でも、嬉しい。
じわじわじわじわ嬉しい誕生日ケーキです。

「絶対、写真に残しとこう!」 と思っていたのに、気が付いたら食べてしまって(私の口にする「絶対」の価値の低さが露呈してしまう。)残った半分を大事に写真に納めました。
食べてしまった空間が寂しかったので、ちびっこさんが毎日毎日、幼稚園で折って持って帰ってくる「カエルさん」を一緒に並べて写真に残しました。(我が家、カエル大国になるんじゃ。という危機に瀕しています。)

ちびっこさんは、誕生日ケーキを食べる前に夫さんから
「おかあさんにおめでとうのうた、うたってあげんと?」
と言われると
「そうだったー!」
と言って、クローゼットからピアノ絵本を持ってきて、「ハッピーバースデー」のページを開き、おもむろにピアノを弾いてくれました。
メロディを理解するのが大変なぐらい拙い演奏でしたが、これまた嬉しかった!

そして、夫さんからは夜寝る前に「私の好きなところを7つ」言ってもらいました。無理矢理。かなり抵抗されましたが、無理を通しました。
照れ屋さんなので、しょうもないことしか言ってくれませんでしたが、それも夫さんらしくて幸せでした。

うん、 思い描いていた未来とはだいぶ異なるけれど、思い描いていた未来より幸せだなぁ、と思える一日でした。
ささやかな幸せがいたるところにちりばめられている今がとても好きです。ありがとう。

初めての感涙

2021年08月10日 20時08分35秒 | 子育て生活
年に1、2回、両親や妹さん一家と旅行するための積立貯金をしているんですが、県外への旅行はなかなか難しいため、夏休みを利用して地元でホテルステイを堪能しました。
昼過ぎにホテルへ入り、プールで遊んでホテルビュッフェで美味しいものを食べて、お風呂にゆっくり入り、ラウンジでコーヒーをゆっくり楽しむ。そんなプランです。コロナのおかげでリーズナブルなプランが提供されているうえに、ちびっこ3名がまだまだ添い寝でもOKの(というか、むしろ添い寝しないとならない)年代のため、人数にカウントされないところも魅力的なのです。
というわけで一泊二日のんびりのんびりしてきました。

二日目はお昼12時にチェックアウトし、男子ふたりが熱望した「クレヨンしんちゃん」の映画鑑賞へ。(小学校1年生のジョシは「えー!クレヨンしんちゃんとかいやだー!」と反対を唱えましたが、2対1で譲る形に。3名だと、それ以外にも2対1になる場面が色々とあって、なかなかに争いの絶えない2日間ではありました。女子1名がどうしても2対1の1になってしまう・・・。)
ちびっこ3名で映画鑑賞させている間に大人はお買い物とお茶を楽しめて、「これは!めっちゃよいプランなのでは?!」と気が付けました。これから春休みや夏休みの旅行では映画タイムを積極的に旅程へ組み込んでいきたいと思います。

映画終了時刻に合わせて、ちびっこ3名を迎えに行くと、まず満足そうな顔をした小学4年生の男子が現れ、その後ろから小学1年生の女子に付き添われて、なんともいえない微妙な表情をした幼稚園男子が出てきました。
「おもしろかったー!!」と4年生の男子。
「みてみて。とんくん(我が家の長男坊)、ちょっと目に涙がたまっとるんよ。あのね。はあくん(4年生男子。いとこのおにいちゃん。)もちょっと泣いたんよ。でも、2回目(の映画鑑賞)やったけん、涙4つぶぐらいですんだんよ。」と色々と報告してくれる1年生の女子。

え?あのなんともいえない微妙な顔は泣きそうなのを我慢しとる顔なん?とんくん、泣きそうなん?
と我が子の顔を覗き込んだと同時に、我が家のちびっこさんは
「しんちゃんがー。うわーん!」
と泣きながらしがみついてきたのでした。




かわいい。
ときゅんとしました。
が、しっかり者の小学一年生女子が
「あのね。映画がね、2時間やったけん、とんくん、おしっこにもいきたいみたい。」
と冷静に教えてくれたので、余韻に浸る暇なく泣いている我が子を大急ぎでおんぶしてトイレに駆け込んだのでした。
トイレをしながら、泣き続ける幼稚園児。

映画、見せてあげてよかった!
と心から思いました。
そういえば、私も初めてテレビ見て泣いたのは、幼稚園のときでした。(小公女セーラを見て大号泣し、母を驚かせました。)

心も体もすくすく育っておるんだなぁ。と実感した夏休みです。

おや?おやおやおや?

2021年08月09日 08時09分23秒 | 日常生活
気が付いたら8月も中旬になっていました。どゆこと?!とびっくりです。
夜、まったく起きられない(子どもと共に寝落ちしてしまう・・・)ため、朝に洗濯したり、諸々準備したりする生活で、テレワークじゃなかったら、一体どんな生活になってたんだろう?とテレワークに感謝する日々です。
もっとも「テレワークだから」という油断が無意識に刷り込まれていて、夜に作業ができない、という可能性もなきにしもあらず。「テレワークだから、夜、寝てしまっても、朝に取り返せるもんねー。」と思っている可能性は多分にあります。なんにせよ、しっかり身体を休められているのはテレワーク生活のおかげです。やっぱり感謝。

でも。
夜は子どもと寝てしまって、朝は準備でバタバタして、帰宅後は夕食の準備やらちびっこの相手やらでわちゃわちゃ過ごしていて。
7月はお仕事がなんだかばたばたで精神的にもいっぱいいっぱいで、夫さんに思いっきり八つ当たりしたことも。結構、ある。気がする。
夫婦でゆっくり過ごす時間はぐんと減りました。ちょっと(いえ、かなり)寂しい。

とはいえ、このバタバタもきっと今だけ。
ちびっこは男の子なので、親子で過ごせる時間はそんなに長くないんだろうなぁ、と覚悟もしているわけで。
夏休みはテーマパークで遊んだり、プールで遊んだり、動物園行ったり、交通公園で自転車乗る練習したり、ウォーキング仲間さんに企画してもらって黒川を散策して温泉や虫取りを楽しんだり、海で砂遊びと水遊びを楽しんだり、今しか楽しめない「家族の時間」を満喫中。そして、夜は親の方が疲れ切って寝てしまう。というループにはまっています。



このままでは気が付いたら2021年が終わってた、ということに十分なりそう!
それはいやー!!とジタバタしています。
やっぱり子育ては若いうちにしておいたほうがいいんだろうなぁ、と思ってしまう今日この頃。

せめて体力をつけよう。
9月は久々にウォーキング大会に出場予定です。50キロ。
今のところ、不安しかない。ゴールできる予感がこれっぽっちもしない。なんだったら中間地点にもたどり着ける気がしない。

のですが、ちびっこの成人までは元気に若々しく年を重ねていたいので、がんばります。