のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

気付けば身近な存在。

2013年10月25日 08時10分36秒 | 日常生活
通勤途中、何気なく百貨店内に目を向けたところ、
ハロウィンの大々的な飾り付けの向こう側にクリスマスツリー的なシルエットが目に止まりました。
思わず目を見張って二度見。
二度見したら、店内にはクリスマスツリー的なものだけではなく、
柊モチーフの置物やリース的なものもあることが判明し、
・・・いやいやいや!
どう考えても生き急ぎ過ぎでしょうよ!
と、朝から激しく動揺してしまいました。

わたくし、どちらかと言えばハロウィンという西洋の季節行事の取り扱いに戸惑っているほうの人間ですけど、
「トリック オア トリート!」とか言われたってお菓子なんかやんねーぞ。
と、おとなげなく心に決めてる新しい流れに心閉ざすタイプの人間ですけど。
でも、これはあんまりだ!と思わず憤慨。
ハロウィンの立場なし。

せめてハロウィン終わるまでは待ったげてー。
と切実に願いました。
ハロウィン終わるまでは、ハロウィンのことだけ考えたげてー。
ハロウィンを目一杯楽しんだげてー。
と、心から願いました。

そうじゃなきゃ、わざわざ日本くんだりまでやって来て
ハロウィン盛り上げてくれてるカボチャさんとか魔女さんとかオバケさんなんかが浮かばれませんよ。まったく。

クリスマスはハロウィンが終わってから!
そう取り決めたい!
と真剣に考えて、意外と私、ハロウィンのことを受け入れちゃってるな、と思いました。
「トリック オア トリート!」とか言い出して、隙あらばお菓子をたかろうとする日も近いやもしれません。

嘘じゃないもん。

2013年10月22日 23時13分32秒 | 日常生活
グループ会社全体を巻き込んだ親会社の施策実現のため、
社員全員にお願いしている作業をサポートするため、事業所を訪問しました。

なにせ、今、お願いしている作業は全社員に「お願い」というより
もはや「強制」しているような作業だというのに
マニュアルはびっくりするぐらい長いわ
何の問題もなく正常終了したとしても作業開始から終了まで最低20分かかるわ
いったんエラーが発生すると、エラー対応がややこしいわ、
エラー対応がこじれてしまうと、「本日の作業終了」すら望めなくなるときがあるわ
なのに、エラーが発生する原因が今ひとつよくわかっておらず
もはや「運」ではないかと思わずにいられないわ、で
とにかく「なんかよく分からんけど、怖い・・・。ていうか、メンドクサイ!」
という作業なのです。できる限りサポートして帰りたい!

と、珍しく仕事に対して前向きな意気込みを抱えて事業所に赴いたところ、
事業所にいる方々も同じ思いで私を出迎えてくださいました。
人生最初で最後(に違いない。と確信するほど)の大歓待を受けました。

「ようこそ!ようこそー!」
「あ。こっちにも来てくださーい。」
「待ってましたよー。」
「のりぞうさん。次はこちらへ。」
「のりぞうさん。まだでしょうか?」
「のりぞうさん。エラーが発生したんですけど・・・。」
「のりぞうさん。ちょっとここわからないんですけど。」

まさに需要と供給の一致。
のりぞうさん大人気でし。自分史上最高のモテ日到来です。
のりぞうさんの引っ張りだこっぷりを間近で目撃した他部署の課長が
あまりの人気急騰ぶりに思わず目を見張り、
「すごいねぇ。人気やねぇ。」とにやついたぐらいのモテ日です。

そんな課長に対し、幼き頃、耳にした人生の摂理(というか、法則というか
そういうやつ)を静かに披露してきました。

なんでもですね。
人間には、どんな人にも一生に一度だけ、モテ期というものが到来するらしいのです。
これは確実にそのモテ期がまさに今日、私に到来しているのではないかと確信しているところです。



・・・でもですね。
私の大事な「モテ期」をですよ!
こんなところでこんなにあっさりと使っちゃっていいものなのか?と。
これは大事な大事なモテ期の無駄遣いと言っても過言ではない状況ではないのか?と。
もっと使うべきところあるんじゃないの?と。
そう思うのですが、どうでしょう?どん!

説明するうちに思わず熱が入りました。
数年ぶりに遭遇した課長に対し、急きょ人生相談を始めた昼下がり。
たまたま遭遇しただけの課長はあからさまに困ってました。
とても優しい課長なので、曖昧に笑ってごまかしてくれました。
それでも根が正直な方なので、「そんなことないよ。またモテ期来るよ。」とか
そんなその場しのぎの慰めの言葉は一切ありませんでした。

・・・それぐらいの嘘、ついてくれても全然いいのにな。
「またそんな根拠のないこと言ってー。」とか文句言いながら簡単に騙されるのにな。
とか全然、思ってません。オモッテマセンヨー。

人間正直に生きるのが一番なのです。
と、ついつい「怒られるのがイヤ」とかそんなしょうもない理由で
その場しのぎの嘘を繰り返しているいい年した30代の大人(=私)は、
自分自身に言い聞かせました。

そんなわけで。
本日、満を持して「人生最高のモテ期が私に訪れたよ。」っていう自慢です。
これからは「モテ期?あったよ。30代半ばかなー」と、涼しい顔で自慢してまわります。
大人のオンナのアイテムをまたひとつ手に入れてやったぜ。

雨だけなら許可します

2013年10月08日 07時55分41秒 | 日常生活
台風が20数年ぶりに北部九州を直撃するそうです。

え?!
自宅近くの木が軒並みなぎ倒されたあの台風から、もう20年以上経つの!?
と、動揺を隠せないままに、って隠す必要まったくないので
「ショックー!ショックー!」と喚きながら床についた昨晩。

今朝の小倉はまだまだ穏やかな曇り空です。
ホントに台風来るんでしょうねぇ?
とお天気お兄さんを疑うぐらい穏やかな、むしろ無風と言ってもいい天気です。
とはいえ、せっかく朝から天気予報を確認したんだし、
と、お兄さんを信じ、雨が降ってもいないのに傘を持参してみました。

いつもは「雨が降ってもないのに傘を持ち歩くとろくなことにならん!」
という経験に基づいた固い信念(むしろ主義と言っても過言ではない)から、
傘は極力持ち歩かないようにしているのです。

それが。
今日は。
信念を曲げ。
傘を持って、通勤路を闊歩してますよー!!
と「未来を予測するデキる女性像」(という妄想)に酔いしれながら浮足立ち。

あ。台風が来るんだったら、この傘は使えないわー。ということに思い至りました。
この傘は使える。
でも、台風来るんだったら使えないのです。

なにせ、いつもは「雨が降ってもないのに傘を持ち歩くとろくなことにならん!」
という経験に基づいた固い信念(むしろ主義と言っても過言ではない)から、
傘を極力持たないようにし、やむなく持って出るときは、
いついなくなっても穏やかな気持ちで「さよなら」を言える傘(つまりビニル傘)を持つようにしている私が、
今日持って出た傘は、ハウステンボスで(豪雨に襲われ、やむなく)購入した
すこぶるお気に入りのキラキラ傘(当社比)なのです。
台風の暴風雨にこの傘をさらせないー!!

というわけで、台風によるやむにやまれない休日を期待していた私(不届き者)は、
今、台風の進路変更を心から願っています。