※前回のあらすじ※
高塔山を目指す勇者22人。(なんと今回は参加者22名でした。もはや1クラスぐらいの人数です。しかも男女比1対1!割り切れる数字が好きなので、なんとなく嬉しい。)
雨にも負けず、霧にも負けず、山羊にも、分かりにくい山道にも、意外にも険しい登り坂にも負けることなく、一路高当山を目指す勇者たち。
はたして彼らは無事に高塔山にたどりつけるのか!(←夜中のため、テンションが非常におかしいことになっております。)
山道を歩いているせいか、「回復する」と言っていた天気もまったく回復せず、雨足は強まるばかり。霧も濃くなるばかり。おそらくここは雲の中なんだろうなー、と思いながら歩いていると、チームメイトの大将さんが優しく傘を差しだしてくださって、思わず恋に落ちるかと思いました。トレンディードラマなるものでこういう場面、見たことあります!と胸がときめきました。
が、胸をときめかせている場合ではないのです。なんせ雨はまったくやむ気配もないわけで、今、この瞬間も大将は私のために濡れそぼっているのです。傘を持ち合わせていないのは完全に私の準備不足のせいなのに。
いかん!早く返さなきゃ!と大将を追いかけるもひたすらに山道上り坂でまったく大将に追いつけず・・・・。大将、健脚過ぎです・・・。
そもそも・・・。
心の準備ができてなかったな、と。
わたくし、今日は高塔山へハイキングがてら紫陽花見物に来たつもりだったのです。
山登りの心づもりがね、全然足りていませんでした。
と、隣を歩くチームメイトジョシに反省しだす始末。
(ようやく「反省」というスキルを手に入れました。ふふふん。でも、そういえば、朝時点の説明でちらりと「縦走」っていう言葉が出てたような気がするようなしないような。要は人の話をちゃんと聞きなさいってことなのです。)
危うく本格的に恋に落ちる前に、なんとか大将へ傘をお返しすることができた頃、山道は一点、下り坂へ。こらまた、前回の練習に参加できず、今年は山道や下り坂に苦しめられることがなかったなー、と油断をこいていた私のために準備されたような下り坂でした。雨で足元も悪いため、ただただ目の前の一歩を安全に確実に踏みしめることに集中しながら下り坂を降ります。
この坂にてウォーキング常連組の大先輩が手を負傷してしまいました。痛そうに顔をしかめる姿に心を痛めていると、先頭を歩いていた旦那様が頼もしく登場。手を取り合い、寄り添いあいながら山道を降りる姿にあったかい気持ちになりました。いいなあ。こんな夫婦になりたいなあ。手を取り合う姿もすっごくすっごくかわいらしくて、おふたりの姿を羨ましく眺めながら山道を降りました。(負傷されていて、とても痛そうだったのに、それでも私より先をテンポよく歩かれていたのです。心から尊敬します。)
後日伺った情報によると、痛そうにされていた手は骨折されていたんだとか。一日も早いご回復をお祈りしています。次の練習は・・・無理にしても本番前にまた一緒に歩けますように。
というわけで、ようやくようやくの高塔山到着です。
紫陽花は・・・残念ながら盛りをほんの少し超えてましたが、でも十分に美しく咲き誇っていました。十分に美しく咲き誇っていたからこそ、最盛期だったに違いない先週末の様子も見てみたかったなぁ、とちらり思いました。
紫陽花の佇まいが好きです。雨に塗れるとなおかわいらしさを増す様子とか、花の大きさはそこそこ大きいにも関わらずどこか謙虚さが漂う雰囲気とか、「陽」というよりは「陰」の匂いを漂わせた日本的な雰囲気とか、その土地に寄り添って咲かせる色を変える特性なんかが大好きなのです。
高塔山の頂上でごはんを食べて、念願の紫陽花を眺めながら下山。ここからは若松で生まれ育った大田さんの出番です。
「ここに建っていたホテルには絶対に(幽霊が)出る部屋があったんですよ。」
「このすぐ近くに住んでいた友達んちは、(幽霊の)通り道だったんですよ。」
「ここ、出るんですよ。」
・・・若松は幽霊出現率が非常に高い街らしいということが分かりました。それとも大田さんの周りに霊感能力の高い人が多いのかしら。とにかく、私にとっては若松=河童と幽霊が多い街としてインプットされました。
下り道は舗装された道だったこともあって、あっという間で気が付けば渡船場に到着していました。なんだか本当にハイキングというか、むしろ「遠足」みたいな雰囲気で楽しかったな。(大田さんが先生です。)
チームメイトのほとんどは八幡西区在住のため、出発地だった陣原駅まで戻りますが、小倉組はここ戸畑駅にて離脱。
・・・あれ、小倉組がひとり足りませんよー!(小倉組1名は寝坊のため、今回のウォーキング練習は欠席だったのです。ということまで何も記録にとどめておかなくっても・・・と思わないでもないですが、面白かったので記録に残します。遅れて参加してほしかったなー。)
みんなと別れを惜しみあいながら我々は戸畑駅を超えて、一路小倉を目指しました。
ここからがすごくすごくすごーーーーーーーーーく長かったなー。
戸畑から小倉ってすぐ近くだと思っていたのですが、思っていた以上に戸畑は遠い場所でした。疲れてたからかな。
帰る道すがら、婚約者さんが「もう小倉からバスに乗って帰っちゃえばいいんじゃないかな。」と疲れ果てている我が幼馴染を誘惑するため、疲れ果てていた幼馴染の心はもてあそばれ、揺れ動き、更に疲れ果てていました。どうやら我がウォーキングチームには天使だけでなく、小悪魔もいる模様。
結局、幼馴染は自宅まで無事に歩いて帰りつけたのか。その結果は神のみぞ知るばかりです。
疲れた、疲れた。と思いましたが、日差しがきつくなかったので、今年の練習で一番元気に歩けました。楽しかった♪
しっかし、日差しがきつくなかったためにすっかり油断してしまっていましたが、帰り着いて鏡の中を覗き込んだら、見事に日焼けしていました。
あんなに雨の中を歩いていたというのに。なんか騙されてる気がする。
高塔山を目指す勇者22人。(なんと今回は参加者22名でした。もはや1クラスぐらいの人数です。しかも男女比1対1!割り切れる数字が好きなので、なんとなく嬉しい。)
雨にも負けず、霧にも負けず、山羊にも、分かりにくい山道にも、意外にも険しい登り坂にも負けることなく、一路高当山を目指す勇者たち。
はたして彼らは無事に高塔山にたどりつけるのか!(←夜中のため、テンションが非常におかしいことになっております。)
山道を歩いているせいか、「回復する」と言っていた天気もまったく回復せず、雨足は強まるばかり。霧も濃くなるばかり。おそらくここは雲の中なんだろうなー、と思いながら歩いていると、チームメイトの大将さんが優しく傘を差しだしてくださって、思わず恋に落ちるかと思いました。トレンディードラマなるものでこういう場面、見たことあります!と胸がときめきました。
が、胸をときめかせている場合ではないのです。なんせ雨はまったくやむ気配もないわけで、今、この瞬間も大将は私のために濡れそぼっているのです。傘を持ち合わせていないのは完全に私の準備不足のせいなのに。
いかん!早く返さなきゃ!と大将を追いかけるもひたすらに山道上り坂でまったく大将に追いつけず・・・・。大将、健脚過ぎです・・・。
そもそも・・・。
心の準備ができてなかったな、と。
わたくし、今日は高塔山へハイキングがてら紫陽花見物に来たつもりだったのです。
山登りの心づもりがね、全然足りていませんでした。
と、隣を歩くチームメイトジョシに反省しだす始末。
(ようやく「反省」というスキルを手に入れました。ふふふん。でも、そういえば、朝時点の説明でちらりと「縦走」っていう言葉が出てたような気がするようなしないような。要は人の話をちゃんと聞きなさいってことなのです。)
危うく本格的に恋に落ちる前に、なんとか大将へ傘をお返しすることができた頃、山道は一点、下り坂へ。こらまた、前回の練習に参加できず、今年は山道や下り坂に苦しめられることがなかったなー、と油断をこいていた私のために準備されたような下り坂でした。雨で足元も悪いため、ただただ目の前の一歩を安全に確実に踏みしめることに集中しながら下り坂を降ります。
この坂にてウォーキング常連組の大先輩が手を負傷してしまいました。痛そうに顔をしかめる姿に心を痛めていると、先頭を歩いていた旦那様が頼もしく登場。手を取り合い、寄り添いあいながら山道を降りる姿にあったかい気持ちになりました。いいなあ。こんな夫婦になりたいなあ。手を取り合う姿もすっごくすっごくかわいらしくて、おふたりの姿を羨ましく眺めながら山道を降りました。(負傷されていて、とても痛そうだったのに、それでも私より先をテンポよく歩かれていたのです。心から尊敬します。)
後日伺った情報によると、痛そうにされていた手は骨折されていたんだとか。一日も早いご回復をお祈りしています。次の練習は・・・無理にしても本番前にまた一緒に歩けますように。
というわけで、ようやくようやくの高塔山到着です。
紫陽花は・・・残念ながら盛りをほんの少し超えてましたが、でも十分に美しく咲き誇っていました。十分に美しく咲き誇っていたからこそ、最盛期だったに違いない先週末の様子も見てみたかったなぁ、とちらり思いました。
紫陽花の佇まいが好きです。雨に塗れるとなおかわいらしさを増す様子とか、花の大きさはそこそこ大きいにも関わらずどこか謙虚さが漂う雰囲気とか、「陽」というよりは「陰」の匂いを漂わせた日本的な雰囲気とか、その土地に寄り添って咲かせる色を変える特性なんかが大好きなのです。
高塔山の頂上でごはんを食べて、念願の紫陽花を眺めながら下山。ここからは若松で生まれ育った大田さんの出番です。
「ここに建っていたホテルには絶対に(幽霊が)出る部屋があったんですよ。」
「このすぐ近くに住んでいた友達んちは、(幽霊の)通り道だったんですよ。」
「ここ、出るんですよ。」
・・・若松は幽霊出現率が非常に高い街らしいということが分かりました。それとも大田さんの周りに霊感能力の高い人が多いのかしら。とにかく、私にとっては若松=河童と幽霊が多い街としてインプットされました。
下り道は舗装された道だったこともあって、あっという間で気が付けば渡船場に到着していました。なんだか本当にハイキングというか、むしろ「遠足」みたいな雰囲気で楽しかったな。(大田さんが先生です。)
チームメイトのほとんどは八幡西区在住のため、出発地だった陣原駅まで戻りますが、小倉組はここ戸畑駅にて離脱。
・・・あれ、小倉組がひとり足りませんよー!(小倉組1名は寝坊のため、今回のウォーキング練習は欠席だったのです。ということまで何も記録にとどめておかなくっても・・・と思わないでもないですが、面白かったので記録に残します。遅れて参加してほしかったなー。)
みんなと別れを惜しみあいながら我々は戸畑駅を超えて、一路小倉を目指しました。
ここからがすごくすごくすごーーーーーーーーーく長かったなー。
戸畑から小倉ってすぐ近くだと思っていたのですが、思っていた以上に戸畑は遠い場所でした。疲れてたからかな。
帰る道すがら、婚約者さんが「もう小倉からバスに乗って帰っちゃえばいいんじゃないかな。」と疲れ果てている我が幼馴染を誘惑するため、疲れ果てていた幼馴染の心はもてあそばれ、揺れ動き、更に疲れ果てていました。どうやら我がウォーキングチームには天使だけでなく、小悪魔もいる模様。
結局、幼馴染は自宅まで無事に歩いて帰りつけたのか。その結果は神のみぞ知るばかりです。
疲れた、疲れた。と思いましたが、日差しがきつくなかったので、今年の練習で一番元気に歩けました。楽しかった♪
しっかし、日差しがきつくなかったためにすっかり油断してしまっていましたが、帰り着いて鏡の中を覗き込んだら、見事に日焼けしていました。
あんなに雨の中を歩いていたというのに。なんか騙されてる気がする。