のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

夏のご挨拶

2008年07月29日 22時11分48秒 | 日常生活
お世話になっているホテルの方が
夏のご挨拶を持って、やって来てくださいました。
「満室なんです。」とお断りされたときにはいつも
その方を名指しで指名し、
「あの、部屋をお願いしたいんですけど・・・☆」
と、無理を聞いていただいている方です。

こちらのほうが夏のご挨拶をしなければいけないのでは?
というぐらい、お世話になっている方です。

お願いの電話で、定期的に声は伺っていたものの
お会いするのは、実に半年振りで
立ち話に花が咲きました。
・・・と、もじもじするホテルの方。

・・・どうしました?

「のりぞうさん!
 勇気を出していいますけど!!」

・・・は、はい。

「ずっとずっとずっと!
 ここにいてくださいね!
 まだまだ働き続けてくださいね!」

・・・は、はい。
勢いに飲まれて、思わずおとなしく返事をしてしまいました。

最近。
同世代の働く女性に出会うと、
励まされたり励ましたりする機会が増えてきました。
ついでに「仕事、辞めませんよね?」
とけん制を入れたり、入れられたりする機会も増えています。

女性って、本当に仲間探しが大好きな生き物です。

見解の相違

2008年07月29日 07時49分59秒 | 日常生活
ようやく、ようやく、ようやく!
自分の部屋で寝ることができそうな気配がする部屋になってきました。

今回の引っ越しで処分した本92冊、CD12枚。
二冊持っていた本、4冊。・・・今回の引っ越しで初めて二冊持っていることに気が付きました。
保険に限らず、定期的な見直しって必要なものなのねー。
と人生勉強をしつつ、部屋で眠った昨晩。

今朝は目覚ましがなるより早く、母上に起こされました。

「あんたの部屋、まったく片付いとらんやん。
 汚なすぎて、気が狂いそうになる。信じられん。
 大体、何?このこせこせしたものたちは?
 こういうのを置くと、ほこりがたまって大変なのに。
 片付けん人に限って・・・。」


・・・呪いの呪文かと思いました。
つーか!今、何時よ!?

5時。
あー、5時ですか。


色々と見解の相違が多くて、しばらくは大変な日々が続きそうです。


それより何より。
本もぬいぐるみもこれ以上捨てられそうにないので
しばらくはこの呪詛を聞き流し続けなければなりません。

今回の引っ越しで、三年分ぐらいの決断力をゆうに使い果たしました。

ふいうち

2008年07月28日 01時01分02秒 | 日常生活
部屋の片付けは、未だに終わりが見えません。
自分が保有している思い出の多さにびっくり。

朝から顔も洗わず、教会にも行かず、黙々と片付けていたら、
高校時代、体育祭の応援団で巻いたハチマキと再会しました。

・・・いかん。
メッセージを読んでいたら、目頭が熱くなってきた。
あの応援団で得たものは、
私の人生の宝物と呼んでもいいぐらい大切なものばかりで
今もワタクシの「とっておき」なのです。
なにしろ、今も変わらず「仲間」でいてくれる友人たちと仲良くなった
きっかけとも言えるイベント。
特別でないはずがない!のです。

ハチマキへの寄せ書きの言葉がまだまだ妙にぎこちなくて
「ぎこちない」と思える今の幸せをかみしめたひととき。

さ、片付け再開です。

ヨン様のために

2008年07月26日 21時18分10秒 | 日常生活
引っ越しが無事に完了致しました。
しかし、ワタクシの狭い部屋は荷物で埋まり
身動きさえできない状況。


・・・今夜中に寝る場所を確保できるのかな。

と、一瞬、弱気になりましたが。
弱気になっている場合ではないのです。

23時までにテレビとDVDを設置しなければならないのです。
ヨン様のドラマ録画を待っている人がいるのです。

頑張れ!アタシ!

席取りゲーム

2008年07月25日 21時29分21秒 | 日常生活
入社以来、お世話になりっぱなしの取締役たちが退職されるため
感謝の集いが開かれました。
「送別会」ではなく、「感謝の集い」なのは、
今後も顧問として、お世話になるからです。

さて、こういった集いのときに女性陣が
最も気にするのは、席取り。
普段は女性らしさの片鱗も見当たらないワタクシも
こういうときは、例に漏れず。
好きな席に座るため、会場に一番に乗り込みます。

しかし、時既に遅し。
既に部長がいらっしゃっていました。
ワタクシを見てにっこりする部長。


・・・な、なんですか?

「のりぞうくんの席は・・・ここかな?」

え?本日の飲み会、席は自由じゃないんですか?

「すぎちゃんは、ここね。」
次々に席を決めていく部長。

えっと、ワタクシの席周辺、がら空きですけど。
すぎちゃん、こっちでもよくないですか?
むしろ誰かに座っててもらわないと
心細くてたまらないんですけど。

「大丈夫。のりぞうくんの周りはもう決めてるから。」
にっこり笑いながら、きっぱりおっしゃる部長。

「のりぞうくんの前は社長、隣は常務に座ってもらおう。」

えーーーーーーー!?
とってもとっても光栄だけど
とってもとってもとっても荷が重すぎます・・・。
せ、せめて斜め前はすぎちゃんをお願いします。

「すぎちゃんはこっち。」
部長の言葉を受けて、こっそりガッツポーズをするすぎちゃん。


カイシャは、面白いレクレーションで溢れています。

ようやく

2008年07月25日 07時56分58秒 | 日常生活
明日はいよいよ引っ越しです。
引っ越しの準備は火曜から始めました。

なのに。
火曜は定時15分前に突然、接待を頼まれ
水曜はお世話になった先輩の送別会があり
本腰入れて作業に取り組めたのは、昨日1日のみ。

本日は、入社以来、お世話になってきた取締役の退任パーティーです。

明日、本当に引っ越せるのか、ドキドキしつつも
ま、なんとかなるでしょ!と楽観視しているあたり
学生時代から1ミリたりとも進歩なし。

もっとも順調に片付いてきてはいるのです。
残るは、本棚のみ。

・・・本棚か。
楽観視している場合ではない気がしてきました。

宴のあと

2008年07月22日 07時37分07秒 | 日常生活
妹の結婚式が行われた日。
のりぞう一家は主役でもないのに、クタクタに疲れ果てて帰宅しました。
座ったと同時に動けなくなったワタクシたちは、とりあえず「篤姫」を鑑賞。
母上の帰宅第一声が「篤姫、終わった?」でした。
ムスメの結婚式にたいする余韻、一切なし!

見終わったあとも動けないでいる一家。
「疲れて1ミリたりとも動けんー・・・。」と半ば放心状態の母上。
唯一、冷静な判断ができる状態の父親に
「疲れとるんなら寝り。」とまともなアドバイスを受け、
「でも、片付けな、寝れんー。」
「じゃあ、片付けり。」
「動けんー。」
と時間の無駄遣いとしか思えない不毛なやり取りを繰り返していました。

写真は、そんな疲労困憊の母上の宴翌日の姿。
近所のスーパーに向かう車の中で爆睡中。
未だに仲良し夫婦です

花婿の名言

2008年07月20日 22時34分45秒 | 日常生活
お色直しのため退場する新郎が付き添いに指名したのは
花婿の兄上様と、花婿の母上様でした。
一回目のお色直しでは、兄上様に
「お前とは兄弟というより友人のような関係でした。
 これからもよろしく!」
と高らかに宣言され、ふたりで肩を組んで退出していった花婿。

二回目のお色直しでは、母上様へのメッセージを披露しました。
「今日、こんなにも多くの友人や同期や先輩たちに囲まれて
 こんなに楽しく素敵な式を挙げることができて・・・」

あ。なんか駄目かも。
ちょっぴり瞳がうるうるしてきたかも。
やはり披露宴での親子の場面は問答無用に涙腺を刺激されるかも。
と思っていた矢先。新郎が。

「そんな息子に僕がなったことを誇りに思ってください!
 こんなにまっすぐ、ひねくれもせずに育ちました!」

えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!?
結局は自分自慢?!
少し湿っぽい空気になりかけた会場が
一気にコメディっぽい雰囲気に様変わりしました。

この後、新郎は花嫁のために、ギターをかき鳴らしながら、
オリジナルソングも歌ってのけるなど大活躍。

すごいぜ。新郎。
花嫁とお似合いの夫婦だぜ。
気取らず、気負うことなく、親戚づきあいできそうな義弟で
ワタクシは心底ほっとしています。

ブーケの行方

2008年07月20日 22時18分38秒 | 日常生活
結婚式の後、ブーケトスが庭園で行われました。
新婦の友人がたくさん出席してくださったため
年頃のかわいらしいお嬢さん方がたくさん。

「どうぞ、女性の方、前に出てきてください。」
式場の方に言われて、おずおずと前方に出てきてくださった
新婦の友人たちは、みなさん、本当に美人さんばかり。
ブーケをもらっても、戸惑うことなく
すぐにお嫁様になれそうな方々です。

そんな空気を微塵たりとも読まず、
一生懸命、新婦の姉を前に押し出そうとする新婦の親族。
「のりちゃん!もらっとかんな!」
「あんた、次に行かんないかんのやけ!!」
「ほら!何、後ろに行きよるんね。前に行かんね!」

・・・必死で抵抗するワタクシの姿を「恥らいからの行動」と
解釈してくださっている親族は、懸命にワタクシを後押し。
そんな一族周辺の空気に気付かず、ブーケを軽やかに投げる花嫁。

カーブを描いて、宙を飛んだブーケが飛び込んだ先は・・・・
地面でした。花嫁、誰もいないところを狙いすぎ。
地面に転がっていったブーケを一生懸命追いかけて
うれしそうに拾い上げたのは、花嫁の伯母でした。
なんなら、少し得意げです。


それなのに。
地面に落ちてしまったブーケは無効ということで
ブーケトスはやり直しとなりました。
拾い上げた伯母は不満げです。
「私だって独身やのに。別に年取っとっても拾っていいんやろ?」

うん。年齢制限で取り上げられたわけじゃないのよ。
地面に落ちてしまったからやり直しなのよ。

ちなみに、その隣では他の伯母様方が暑さのあまり
「もう駄目。ブーケなんか、いらんけん
 中に入れてくれんかいな?披露宴会場で待っとくけん。」
と、会場の方に直訴していました。

・・・みんな、本能のままに行動しすぎ。
憧れの伯母たちです。

新婦にそっくりです。

2008年07月20日 21時55分44秒 | 日常生活
神聖な雰囲気の中、結婚式が滞りなく終わりました。
パイプオルガンがどどーんとある最近流行の結婚式会場です。
そんな神聖な会場で、親族一同の記念撮影。
新郎新婦を囲んで、一族がひな壇に並びます。

しかし、どんな場所でも姦しいのりぞう一族。
ひな壇に並んで、カメラを目の前にしてもしゃべり続けます。
新婦の髪をお直ししてくださっているスタイリストさんを
発見した(してしまった)伯母たち。

「ちょっと!私の髪も綺麗にしてくれんやろうか?」
「髪だけ綺麗になっても、どうしようもないやろ。」
「そうやった。私、これ以上、綺麗になりようがなかった。」
「そうよ。あんたがものすごく綺麗やけ、今朝も蜂が寄ってきたやろ?
 この人、今朝、蜂に三箇所も刺されたんよ。」

・・・へ?!蜂?!
蜂に刺されたと?!今朝?!大丈夫?!

「そうなんよー。好かんちゃー。
 唇を蜂が刺したんよ。なんか色っぽい唇になっとるやろ?
 ぷっくり腫れたとって。」

・・・いや、色っぽいとかそういう表現方法であってるのかな?
その隣で他の伯母が冷静に蜂に刺された伯母をたしなめます。

「かわいそうに。人間は寄ってこんもんね。
 蜂しか近寄って来んやろ。あんたの魅力は人間にはわからんのよ。」

いや、蜂に刺された人に追い討ちかけすぎやろ。
・・・つーかさ。そろそろ目の前にあるカメラに集中しようや。
ワタクシ、後ろの会話が面白すぎて
まじめな表情が一秒たりともできませんでしたから!

「あらー?そーなの?
 私なんて、どの写真見ても美人に写っとる自信があるよ。
 どれも美人過ぎて、選びようがないかも。
 美人もなかなか大変なんよー。」

・・・この科白。
新婦からも似たような言葉を聞いた記憶があります。
披露宴で皆様にお見せするために、
小さい頃からの思い出写真を選んでいた新婦が
真剣に頭を抱えていました。
「どうしよー!!昔の私、どれもかわいすぎる!
 本当に選べん!全部、見せたい!!」

・・・すごいなー。DNAの力は偉大だなー。