のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

楽しすぎて泣いた休日

2019年05月26日 06時05分57秒 | 子育て生活
久々に少しのんびりとした週末を迎えたため、親子ですぐ近くにある動物園へ遊びに行きました。
のんびりとした週末ではあるものの、夫さんはゴルフの練習に行ったり、親戚のお付き合いで保険に入ることになったため、その契約に来ていただいたり、細々とした用事はあって、結局、動物園に到着したのは15時半過ぎでした。

もっとも、5月末にも関わらず、気温は30度を超えていて、歩くだけでぐったりする真夏日だったため、影も長くなった15時過ぎという時間帯は、動物園を気持ちよく楽しめるとてもよいタイミングでした。少し涼しくなってきたからか、いつもより動物が活動している場面を見られた気がします。
ただ、時間帯が遅いため、やぎのエサは完売、うさぎやモルモットとのふれあいタイム、ロバに乗せてもらえるてくてくタイムも終了していて、動物と触れ合いたかった長男にとっては、少々不服も残る動物園となってしまいました。なにせ、我が家のちびっこさんは絶賛、動物大好きシーズン。散歩しているよそのお宅の犬さんを「よしよし」するのも大好きなのです。前回、モルモットを抱っこし、うさぎさんをよしよししたことをずっと覚えていて、
「うさぎさん、よしよししたよねー。かわいかったよねー。」
と何度も反芻して楽しみ、今日も
「うさぎさん、だっこする!」
と決意に満ち溢れていたのです。前回、やぎにエサをあげたことも覚えていて、エサ売り場で諦めがつかず、しばらく文句を言い募っていました。そっか。時間帯が遅くなると、こういう弊害があるのか。

しかし、それ以外は動物園を大満喫!もともと虫や花、動物など「何かを見る」ことを楽しむことができる子でしたが、年齢が上がり、その興味を言葉や行動で伝えられるようになったため、連れて行った私たちもなんだかうれしい気持ちになるぐらい動物園を楽しんでくれました。併設する小学校低学年までぐらいだったら楽しめるかな??というぐらいのちいさなちいさな遊園地でも汽車と空中サイクリングを楽しみました。(閉園間際だったこともあって、人がほとんどいませんでした。まったく並ばなかったけれど、係の人もいなくて、係の人が来てくれるまで待つぐらい!これはこれで楽しかった!)

前回、動物園に来たのはゴールデンウィーク直前の週末。そのときのこともちゃんと覚えていて、我が子の成長をしみじみと感じました。全身で動物園を楽しんでいる我が子を心から「かわいい!!」とも思えました。最近はイヤイヤ期真っ盛りで辟易することも多かっただけに、この「心から我が子をかわいいと思える時間」も、私にとってはとても幸せな休日の要素だった気がします。「ちょっとゆっくり子ども主体で楽しめる休日」は、子供がふぇんふぇん言う回数が少なくて、結果的に心がのんびりできるんだなぁ・・・としみじみ思いました。

というわけで親子ともども動物園を満喫!
そもそも動物園に入ったのが3時半過ぎだったため、5時の閉園までの時間はあっという間でした。(5時が閉園だとは知りませんでした。6時だと思ってた!1時間半弱だもの。そりゃ、あっという間だ!というわけで。)
「かえりたくないー!!」
とちびっこさんは帰宅拒否でした。うんうん。気持ちはわかる。分かりますよー。3か月パスポートの期限までまだあるから、また来よう。次はもう少し早い時間帯から来よう!とちびっこをなだめすかしながらの退園となりました。

動物園前もお散歩を楽しんでいたちびっこさんは動物園を出た直後に気絶(お昼寝)し、1時間半後、
「どうぶつえんにもっといたかったぁぁぁぁぁ・・・。うわーん。」
と泣きながら起床しました。

連れて行った甲斐があるよね。こんなに楽しんでくれると、親の私たちもうれしいね。と夫さんと言い合った幸せな一日となりました。
うん。また行こう。

夜は夜で、私の幼馴染が彼氏さんを連れて遊びに来てくれて、私にとっては楽しい幸せな一日でした。
ちびっこさんも幼馴染の彼氏さんが一緒にパズルを楽しんでくれて、嬉しかったようで、ふたりが帰る際は「いっしょにくるまにのるー!!」と大号泣でした。

すごくすごく楽しかったけれど、楽しいだけに「終わる」ことが悲しくていっぱいいっぱい泣いて心が大忙しの一日でした。

はじめて尽くしの海外

2019年05月12日 01時46分34秒 | 日常生活
大型連休に人生初の海外を堪能しました。
行先は夫さんのお義姉さんが住んでいるアメリカ、シアトル。
なにせ初めての海外、しかもイヤイヤ期真っ盛りの2歳児連れ。不安要素ばかりなので帰国後も日本でゆっくりする時間が取れるように、4泊6日と大型連休にしては控えめの旅程としました。(そして連休後半に日本で過ごした3日間は、私たち夫婦にとってとても貴重な時間でした。4泊6日にしておいてよかった!休養時間が私たちには必要な時間だった!旅程を組んだ夫さんは自分のことをよく分かっているなあ、としみじみ感嘆しました。)

■1日目
朝9時半に我が家を出発し、一路成田空港へ。人生初の成田です。今回の旅行は何もかも初めて。成田もパスポートも出国手続きも全部初めて。成田を経由し、日本を出たのは夕方6時半で、なんと1日のほとんどを空港で過ごしたことになります。こんな一日の過ごし方も人生初めてです。
飛行機に乗り込んだ後は、新作映画目白押しのビデオプログラムに感動し、アルコールもある豊富な飲み物メニューに感動し、ちびっこ機内食を我が子がほぼ完食したことに感動し、自分たちの機内食の豪華さにも感動し、デザートに出てきたハーゲンダッツのアイスに感動し、と大忙しでした。(が、これらのサービスに感動している私に対し、夫さんからは「いくら払っとると思っとるん。」と真顔で諭されました。・・・確かに。国内旅行の数倍のお金を支払っているんでした。とはいえ!やっぱりすごい!飛行機内も十分に楽しみました。)
危惧していたちびっ子さんもビデオプログラムで「おかあさんといっしょ」「クレヨンしんちゃん」「ドラえもん」を楽しみ、少しもがき苦しみながらも無事に寝ることができました。よかった!!

シアトル到着後は飛行場まで迎えに来てくださったお義姉さん夫妻に連れられてお義姉さんたちのご自宅へ行き、引っ越し真っ最中というタイミングだったので、そのまま荷物の整理を一緒にしました。寄りによってこんなにも忙しいときに遊びに来てしまって申し訳ない限りです。が、私にとってはお義姉さんたちの旧居も新居(のモデルハウス。残念ながら新居完成は間に合わなかったのです。)も見学できて、とってもお得なタイミングでした。どちらも「ゴージャス!」という言葉がぴったりの素敵なおうちでした。
夕食には念願のステーキを食べ、スーパーで朝食やおやつを購入して一日目が終了しました。

シアトルに到着したのが出発した日の午前11時だったので、異様に長い一日でした。にも関わらず私は、時差ぼけなのか、初めて尽くしによる興奮なのか、深夜2時近くまで寝られず、寝たかと思ったら今度はちびっこさんが時差ボケなのか、我が家ではない不安からなのか、深夜2時過ぎに突如起きて、「ねたくないー!」と泣き出し、本当に寝ない、という暴挙に出て、本当に長い長い1日となったのでした。

■2日目
ちびっこさんが「ねたくない」と言い張ったため、明け方5時過ぎに諦めて起床し、家族3人でホテル周辺をお散歩。
街路樹や道端に植えられている花が日本とまったく違い、街並みを見るだけで、「海外に来てるんだなぁ」とわくわくできました。ウサギやリスが庭に遊びに来るような自然豊かな場所で、ちびっこさん大喜びでした。
それにしても寒かった!シアトルの肌寒さに驚いた明け方でした。あまりに寒くて(吐く息が白かったのです。)お散歩を短めに切り上げ、ホテルに帰ってすぐ足風呂に入りました。心底冷え切った!姪っ子ちゃんによると、シアトルは真夏もまったく暑くならず、今と変わらない気温なんだそうです。すごく過ごしやすいみたい。夏バテとは無縁だそうです。

2日目は朝8時に義姉夫妻が迎えに来てくれて、パンケーキのお店へ。日本と違ってボリュームたっぷりだと聞いていて、おやつに食べるのを楽しみにしていたのですが、義兄からは「なんてクレイジーな予定なんだ!」と予定変更を言い渡されました。アメリカではパンケーキは朝食に食べるもので、15時過ぎに食べるなんて考えられないんだそうです。実際、お店は朝早いのに満員で20分ほど待ちました。お店の賑わいにも驚きましたが、出てきたパンケーキのボリュームにも「え?!これ、朝食?!」と驚きました。フルーツもクリームもたっぷり!

そのあとはお義姉さんの新居を見学に。新居はまだ建築中でしたが(そのため、義姉一家はこれから1か月間ほどホテル暮らしとなります。ホントにタイミング悪いときに遊びに来てしまいました。)、間取りがまったく同じというモデルルームを見学させていただき、びっくり仰天おったまげたのでした。旧居もその広さに驚いたのですが、新居はその倍ぐらい広く感じました。なにせお風呂が主寝室用、姪っ子用、客室用と3つもあるのです。トイレも主寝室用、客室用、1階、2階と4つ!リビングとお庭には暖炉もあって、日本との住環境の違いをしみじみ実感しました。お義姉さんからは「この客室に泊まってほしかったんよ!間に合ってほしかった!」と言われましたが、私も泊まってみたかったー!!ぜひぜひ、また遊びに来なければ。

そのあとはドイツ村という観光スポットを案内してもらい、またもやスーパーに寄ってホテルへ帰宅。
ちびっこくんはなんとこの日も深夜2時過ぎに起きて「おなかすいた、おかしたべたいー。」と泣き始め、対応に苦慮したのでした。・・・普段と環境が違いすぎて疲れてるんだろうなぁと実感した深夜でした。

■3日目
夫さんは義兄さんとゴルフへ。ちびっこくんは結局、寝付いたのが4時過ぎだったため、昼近くまで起きず、私はひとりでゆっくりとした時間を楽しみました。こんな贅沢な時間、なかなかないぞ、と一人時間をしっぽり楽しみました。これはこれで有意義な朝でした。
午後はゴルフから(お義兄さんに勝って)帰ってきた夫さんとお義姉さんのおうちへ行き、夫さんは引っ越しの荷造りをお手伝い。私とちびっこさんは姪っ子ちゃんに近くの公園へ連れて行ってもらいました。この公園がまた日本の公園にはこんな遊具ない!と楽しめる公園でした。滑り台やブランコもあったけれど、それもまた日本のものとは形状が違って、「海外に来てる!」と実感できました。楽しかった!

夕方からコストコへ行き、日本と違う品揃えに大興奮でした。買いたいものがたくさんありすぎて、品数をコントロールするのに大苦戦。こういうとき「せっかくだから全部買おう。めったに来れないんだもの。全部買おう。」と我慢をしない方なのですが、なにせ今回は飛行機に乗る際、重量制限があるのです。泣く泣く我慢したものもたくさん。夫さんはフードコートで日本のコストコではメニューからなくなってしまったチュロスを発見し、大喜びで味わっていました。

■4日目
お義姉さんが勤めているスーパーのお寿司コーナーでお寿司を購入して動物園へ!
お寿司は日本のお寿司とはまったく違うものでしたが、お寿司と思わなければ、とても美味しいものでした。でも、ちょっぴり(いえ、かなり)高かったかな。お寿司に限らず、野菜や日常品全般が日本に比べて高く、日本のデフレを実感しました。

最近、動物大好きなちびっこさんは、動物園を堪能。私と夫さんも日本と規模の違いすぎる動物園を堪能しました。動物の住環境(居住エリアの広さ)まで、日本とまったく違うなんて!ひとつの動物に対して与えられるエリアが広大で、自分が今、どこにいるのかがちっとも分かりませんでした。ちびっこさんは本当にとっても楽しかったらしく、ホテルに帰り着いた際「車から降りたくない!」と降車拒否を発動しました。

夜は念願のマクドナルドへ。ちびっこさんは人生初のハッピーセット。
しかし、「日本と全然違うよ!サイズがめっちゃ大きいよ!」と聞いていたマクドナルドのバーガーは日本とあまり変わらず、その点はちょっぴりがっかりでした。でもパテが日本よりも肉々しかったような気がしないでもない。・・・気のせいかしら。
この日の夕食は家族三人のみで、夫さんと私はドキドキしながらカウンターに立ち、恐る恐る注文。無事に購入できましたが、私は自分のヒアリング力のなさに落胆しまくりでした。夫さんのほうが私より聞き取れた英単語が多かった!自分にがっかりです。

■5日目
マリナーズVSカブスの試合を観戦するためにシアトルの中心街へ。活気ある中心街を闊歩。これまた「海外に遊びに来てる!」と実感できる街並みで、楽しいお散歩でした。。
野球場も日本に比べて開放的で、太陽の光の違いなのか、グリーンがとても明るく輝いていました。平日の昼間という日本であれば考えられないような日程の試合でしたが、交流戦ということもあってなのか、人がわんさかいて、これまた驚きました。カブスは人気チームらしく、本拠地のゲームだというのにマリナーズファンよりもカブスファンをおおく見かけました。その上、カブスの選手が気持ちよいくらい大量に点を入れて勝ったため、会場は大いに盛り上がりました。
運よくイチロー選手も見れて(顔を出して、会場のみんなに挨拶をしてくれました。カブスの熱狂的なファンと思われる方々も立ってイチロー選手に拍手を送っていて、その光景にもちょっぴり感動しました。)試合結果は残念だったけれど、野球を大いに楽しみ、マリナーズのグッズを購入後、これまたアメリカサイズの巨大なピザを堪能して帰宅。

ちびっこさんはこの日も(アメリカ滞在中毎日)時差ボケで深夜に起き、「ねたくない」「ねられない」と苦しんでいました。結果、夫さんもあまり眠れず。

■6日目
いよいよ帰国!
最後に飛行場でスタバへ。シアトルはスタバ発祥の地なのです。マリナーズの試合観戦の際にスタバ1号店に寄って、1号店ならではの観光客による混雑具合を見学し、その後、すぐ近くにあるスタバの高級ラインのお店でモカを購入しました。滅多にスタバに行かないのに、この旅行中は、3回もスタバを楽しみました。これもいつもと違って新鮮でした。
帰りの飛行機内でも、映画を大いに楽しみました。結局、往復の飛行機内で「グレイテスト・ショーマン」「ボヘミアン・ラプソディ」「メアリーポピンズ・リターンズ」「グリンチ」「踊る大捜査線2」「春待つ僕ら」と6本の映画を楽しみました。久しぶりに映画をゆっくり堪能できて至福のひと時。どれもこれもとても面白かったのですが、一番心が揺さぶられたのは「ボヘミアン・ラプソディ」でした。才能ある人というのは、味わう喜びも悲しみも桁外れで大変だとしみじみ思いました。どんなに才能に溢れ、多くの人に愛されていても、自分が求める愛に恵まれなかったり、もっとも多感な頃に「愛されたい」「認められたい」という気持ちが満たされなかったりすると、幸せを実感できないんだろうな、とも思いました。(凡人がこんなこと言うのもおこがましいけれど。)今、思い返しても、胸が痛いので、もう見返すことはないような気がします。

というわけで、盛沢山の4泊6日でした。
帰国した日、ちびっこくんは6日ぶりに朝までぐっすりと眠ってくれました。おかげで私と夫さんもぐっすり!

楽しい楽しい旅行でした。
帰国時、混雑する飛行場で「まさか自分がゴールデンウィークに海外旅行するだなんて。ニュースで帰国ラッシュの様子を見るたびに「なんで混雑することがわかってるのに、行くんだろう?」って思ってたのに。」と夫さんから言われ、なんだかうれしくなりました。夫さんの生活に変化を及ぼしているって、なんだかうれしい。