9月24日20時10分、無事に3266グラムの元気な男の子を産むことができました。
予定日から丁度1週間も待たされましたが、夫さんがお休みの土曜朝から産気付き、その日の夜に産まれるという、なんとも親孝行な息子くんでした。偉いっ!
おかげで夫さんは最初から最後まで側に付き添い、励まし続けるはめに。お疲れさまでした。
でも、私は夫さんに最初から最後まで付き添ってもらえて、とても心強かったです。夫さんの付き添い効果はかなり大きかったなー。
しかも応援団は夫さんひとりではなく、母上に妹さん、幼馴染み一家と大軍団。賑やかに囲んでくれたおかげで、心強さと来たら半端なかったのです。
生まれた直後にはみんなが入れ替わり立ち替わり息子君を囲んでくれて、とても幸せなひとときを過ごすことができました。
当初の出産予定日だった先週末はスーパームーンに台風が重なって、出産の数が随分と多く、バタバタしていたらしいのですが、昨日は最初から最後まで私ひとりしか分娩室におらず、おかげで出産後も分娩室にてみんなと割にゆっくりと過ごさせていただけた気がします。
・・・さては、ちびっこくん、ゆっくり分娩室を独り占めできる日を狙って粘っていたのかしらん。
夫さんからは
「出産が無事に終わったら、どんなふうに痛かったか、ちゃんと記録に残してね。」
と言われましたが、終わった瞬間にほっとしてしまって、辛かったこととか痛かったこととかどんどん忘れていっています。ふんわりした記憶しかない!人間の記憶力って、ホントによくできてます。
ただ、私の場合、そもそも陣痛自体とても弱かったらしく、土曜の朝、起床直後から「おや?なんか変だぞ?もしや、これが陣痛なのかな?」と思われる痛みがあったものの、弱すぎて病院に連絡していいものか、判断がつかず。
念のためにシャワーは浴びて朝食を取り始めた辺りから、陣痛が5分おきぐらいの間隔になったものの、やはり「この程度で連絡していいものかしら?」と迷う程度のもので、夫さんから
「出産のこととか、なんにも分からないけど、断言できる!それは陣痛です!」
と太鼓判を押されてようやく産婦人科に連絡を入れたのでした。
すぐに病院に来るように指示されたものの、やはり陣痛は弱く、子宮口はまだ1、2センチしか開いてない状態で病室にて待機することに。
夫さんに妹さん、母上、幼馴染みとわいわいお話できたので、気を紛らせながら、陣痛の痛みが大きくなるのを待つことができました。昼過ぎには子宮口も3、4センチまで開き、5時半過ぎにはめでたく子宮口全開となり、分娩室へ移動。
ここまでは、陣痛の合間合間に人と話せたし、疲れたらうとうとと睡眠を取っていたので、とにかく「あっという間」でした。あっという間、と思える余裕があるぐらいに陣痛が弱かったんだと思われます。
分娩室に入ってからが長い長い戦いでした。
何せ我が家のちびっこくんは3000グラムを越える子で、しかも頭が大きかったので、途中で前にも先にも動かない、という時間がやたらと長くて。
もっとも、これは私の陣痛が弱いのも大きかったみたいです。陣痛が弱いと出てくる力も弱くなるみたいで、そのせいで、ちびっこくんは出てくることができず、途中で止まってしまった模様。
終盤、私の心は三回ほど完全に折れて、その瞬間を見事、夫さんに目撃されました。
しかしながら、どんなに私の心が折れても、頭の先まで出てるちびっこをそのままにはしておけないわけで・・・なんとか気力を振り絞って、出産を再開。夫さんからは
「あんなに頑張ってるのんちゃんを初めて見た。ちゃんと頑張れる人だったんだ。」
と、驚かれました。
いや、普通はがんばれません。がんばりません。(きっぱり。)
ただ、あの場合は「がんばる」という選択肢しかなかったんです。人間、他の道を選ぶことも来た道を戻ることも許されないと、無理と思った道を進めちゃうもんなんだな、ということを身をもって知りました。
とはいえ、つるりと我が子が出てきた瞬間の感動と、初めて我が子を腕に抱いたときのぬくもりは筆舌に尽くしがたく、それまでの辛さはすっかりかきけされちゃいました。
むしろ、こんなにも幸せな気持ちを味わせてくれて、ありがとうっていう気持ちになれました。
これからのほうがもっともっと大変なんだろうな、と覚悟はしていますが、まずはこの幸せをかみしめつつ、入院生活を楽しみます。
予定日から丁度1週間も待たされましたが、夫さんがお休みの土曜朝から産気付き、その日の夜に産まれるという、なんとも親孝行な息子くんでした。偉いっ!
おかげで夫さんは最初から最後まで側に付き添い、励まし続けるはめに。お疲れさまでした。
でも、私は夫さんに最初から最後まで付き添ってもらえて、とても心強かったです。夫さんの付き添い効果はかなり大きかったなー。
しかも応援団は夫さんひとりではなく、母上に妹さん、幼馴染み一家と大軍団。賑やかに囲んでくれたおかげで、心強さと来たら半端なかったのです。
生まれた直後にはみんなが入れ替わり立ち替わり息子君を囲んでくれて、とても幸せなひとときを過ごすことができました。
当初の出産予定日だった先週末はスーパームーンに台風が重なって、出産の数が随分と多く、バタバタしていたらしいのですが、昨日は最初から最後まで私ひとりしか分娩室におらず、おかげで出産後も分娩室にてみんなと割にゆっくりと過ごさせていただけた気がします。
・・・さては、ちびっこくん、ゆっくり分娩室を独り占めできる日を狙って粘っていたのかしらん。
夫さんからは
「出産が無事に終わったら、どんなふうに痛かったか、ちゃんと記録に残してね。」
と言われましたが、終わった瞬間にほっとしてしまって、辛かったこととか痛かったこととかどんどん忘れていっています。ふんわりした記憶しかない!人間の記憶力って、ホントによくできてます。
ただ、私の場合、そもそも陣痛自体とても弱かったらしく、土曜の朝、起床直後から「おや?なんか変だぞ?もしや、これが陣痛なのかな?」と思われる痛みがあったものの、弱すぎて病院に連絡していいものか、判断がつかず。
念のためにシャワーは浴びて朝食を取り始めた辺りから、陣痛が5分おきぐらいの間隔になったものの、やはり「この程度で連絡していいものかしら?」と迷う程度のもので、夫さんから
「出産のこととか、なんにも分からないけど、断言できる!それは陣痛です!」
と太鼓判を押されてようやく産婦人科に連絡を入れたのでした。
すぐに病院に来るように指示されたものの、やはり陣痛は弱く、子宮口はまだ1、2センチしか開いてない状態で病室にて待機することに。
夫さんに妹さん、母上、幼馴染みとわいわいお話できたので、気を紛らせながら、陣痛の痛みが大きくなるのを待つことができました。昼過ぎには子宮口も3、4センチまで開き、5時半過ぎにはめでたく子宮口全開となり、分娩室へ移動。
ここまでは、陣痛の合間合間に人と話せたし、疲れたらうとうとと睡眠を取っていたので、とにかく「あっという間」でした。あっという間、と思える余裕があるぐらいに陣痛が弱かったんだと思われます。
分娩室に入ってからが長い長い戦いでした。
何せ我が家のちびっこくんは3000グラムを越える子で、しかも頭が大きかったので、途中で前にも先にも動かない、という時間がやたらと長くて。
もっとも、これは私の陣痛が弱いのも大きかったみたいです。陣痛が弱いと出てくる力も弱くなるみたいで、そのせいで、ちびっこくんは出てくることができず、途中で止まってしまった模様。
終盤、私の心は三回ほど完全に折れて、その瞬間を見事、夫さんに目撃されました。
しかしながら、どんなに私の心が折れても、頭の先まで出てるちびっこをそのままにはしておけないわけで・・・なんとか気力を振り絞って、出産を再開。夫さんからは
「あんなに頑張ってるのんちゃんを初めて見た。ちゃんと頑張れる人だったんだ。」
と、驚かれました。
いや、普通はがんばれません。がんばりません。(きっぱり。)
ただ、あの場合は「がんばる」という選択肢しかなかったんです。人間、他の道を選ぶことも来た道を戻ることも許されないと、無理と思った道を進めちゃうもんなんだな、ということを身をもって知りました。
とはいえ、つるりと我が子が出てきた瞬間の感動と、初めて我が子を腕に抱いたときのぬくもりは筆舌に尽くしがたく、それまでの辛さはすっかりかきけされちゃいました。
むしろ、こんなにも幸せな気持ちを味わせてくれて、ありがとうっていう気持ちになれました。
これからのほうがもっともっと大変なんだろうな、と覚悟はしていますが、まずはこの幸せをかみしめつつ、入院生活を楽しみます。