のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

初めてのお泊り(我が家への)

2021年02月22日 11時56分02秒 | 子育て生活
昨日は辞書にサンプルとして載せてもいいぐらい気持ちの良い「公園日和」で、幼馴染の息子君と約束していた公園へ出かけていきました。
行きたがっていただけあって、幼馴染君は公園内を自由に駆け巡り、どこにいるのか見つけ出せないこともしばしば。
一方、人見知りの激しいうちの息子さんは、人がたくさんいる公園に気後れしたのか、私の周りをうろうろして、公園の木にかかっている名札をチェックする始末。
いちいち、私を手招きし、「このおなまえ、なあに?」と小さな声で聞いてくる。いつもの大声はどこに置いてきましたかー?今こそ!走ったり騒いだりする時間なのだよ!
ふたりで一緒に公園へ行ったものの、ものの見事にふたり別々に遊んでいて、たまに遭遇する。そんな時間を楽しんでいました。

せっかくだから、と夜ごはんも一緒に食べてお別れしようとしたところ、幼馴染君が
「わあ!!わああ!!」
と叫び始めました。どうやら別れたくなり模様。別れがたい気持ちは分かる。分かるけど、もう夜だし・・・。

うちに泊まる??
と何気なく聞いたところ、こくんと頷く幼馴染君。

え??泊まれるん??
と親の方が驚きました。なんでも、これまで親戚の家にも泊ったことがないんだそうで、人生初のお泊りチャレンジ。
うちの息子さんは何度失敗したか分かんないよ??深夜3時に呼び出されたこともあるよ?大丈夫??
しかも、我が家、猫さんがいるよ?本当に大丈夫??(幼馴染君は、動物が少し苦手なのです。遠く離れて見る分には平気らしいのですが、道の向こう側にいる猫さんを見かけただけで泣いてしまった過去があります。)

と(親の方がドキドキしながら)我が家へ連れて帰り、うちの息子さんは、張り切って幼馴染君を家(自分のテリトリー)に招き入れていました。
案の定、我が家の猫さんたちを見るたびに
「うわー!ねこー!!」
と毎回、律義に叫んでいましたが、
「まえよりはこわくなくなったんよ。」
と教えてくれました。(でも、猫さんたちが移動するたびに「うわー!!」と叫び、猫さんたちの姿を見失うと、「ねこ、どこ??」と存在を確認していました。どこにいるのかをきちんと把握しておきたいらしい。)
そんなこんなではしゃぎまわっていた子どもたちの第一関門はお風呂でした。

「お風呂入るよー」
と声をかけると、顔をこわばらせる幼馴染君。
「入るよ。」
と、また声をかけると、全身で拒否。小さい声で
「おうちかえる。」
と言い出したのでした。帰ってもいいけど、せっかくだからお風呂ぐらい入って帰りなさいな。と言いながら、泣きわめいて抵抗する幼馴染君の洋服を脱がせ、お尻を洗って、お風呂に放り込みました。
お風呂に入った後もしばらくは全身緊張状態の幼馴染君とその様子を興味深く眺める息子さん。

なにせいつも泣きながら怒られたり、なだめられたりしているのは自分のほうなのです。
自分以外の誰かが我が家で泣いている様子がもの珍しい様子。
しばらくすると、幼馴染君もようやく落ち着き、お風呂場で遊ぶ息子さんを眺めて、笑顔を見せ始めました。
後から聞いたところ、幼馴染君は顔が濡れることをすごく嫌がるタイプで、自宅以外の入浴を断固拒否してきたとのこと。「おふろにはいれたんだ!!」と(私のほうの)幼馴染が驚いていました。第一関門、無事に突破。

その後はとってもいい子で、さっとお着替えをし、ちゃっちゃと歯磨きをして、裸のままぐずぐず遊んでいる息子さんに
「なんで、まだはだかんぼうなんだー。」
と先輩風を吹かせていました。

そして、ふたりで仲良くお布団に入り、「ヘンゼルとグレーテル」の童話を読んで就寝。
寝る間際にお泊りチャレンジの先輩であるうちの息子さんから
「あのね。かえりたくなったら、ないたらいいんよ。ないたら、かえれるけんね。」
と今までの経験から学んだことをアドバイスされていました。

しばらくは眠れずに目を開けていましたが、(そして、表情もとても心細そうでしたが)抱っこしてあげると、眠ることができました。
我が家の息子さんも幼馴染君が抱っこされても嫌がらず、真ん中を幼馴染君に譲って、端っこで眠ることができました。すばらしい!
昼間、公園で走り回っていたこともあって、二人とも無事に眠りにつくことができました。第二関門も突破。

一時間後。
寝室から聞こえてきたのは、「かえりたくなったら、ないたらいいんよ。」とアドバイスをしていた息子さんの泣き声でした。
なぜかホームグラウンドにいるほうが泣くんだよ・・・・
と思いながら(いえ、口に出していました。夫さんも同じセリフを口に出していました。)寝室に向かい、息子さんを慰めていると、いつもは「一度寝たら、朝まで起きない」と聞いていた(そして、私を何度も羨ましがらせた)幼馴染君がむっくりと起き上がりました。
やっぱりいつもと違う環境で眠りは浅い様子。

息子さんをなだめた後、幼馴染君をもう一度、抱っこしてあげると、もう一度、眠りに落ちましたが、夜中も何度か起きていました。何度か起きるものの、泣くことはなく、抱きしめたり、胸をぽんぽんとたたいてあげると、ふたたび静かに眠りにつき、うちの息子さんとの格の違いを見せつけてくれたのでした。

というわけで、リフォーム後の我が家に初めて泊まったのは、従兄姉のふたりではなく、幼馴染君でした!
起床後、なぜか息子さんも嬉しそうに、恥ずかしそうに、得意そうにしていて、ちょっとほほえましかった朝。
楽しい楽しい週末でした。

ふたりとも大きくなりました。

2021年02月21日 08時37分06秒 | 子育て生活
先々週の日曜日、ちびっことちびっこの幼馴染、そしてその弟くんを連れて、お散歩に出かけたのですが、帰り際に幼馴染君が
「おっきいこうえんにいきたい。ぞうさんがいるところ。」
と言い出しました。もう暗くなっていたし、肌寒くもなっていたので
「今日はだめよ。また今度。違う日に行こう。土曜日にゆっくりね。」
と伝えましたが、幼馴染君はそこで表情をなくして座り込み、その座り込みが長時間に及んだため
「だめ!弟君もいるでしょ!もう寒くなってきたから今日は帰ります!言うことをちゃんと聞く!」
と叱りつけたのでした。

すると、いつも私から怒られ続けているうちの息子さんが小さな声で
「ゆるしてあげて。ね。ゆるしてあげてよ。かわいそうやから。」
とお願いをしてきました。・・・むむむ。そんなお願いされると、怒り続けにくいやんか。

というわけで、幼馴染君に
「じゃあ、仲直りしよっか。仲直りできる?」
と伝え、幼馴染君もこくんと頷いてくれたため、握手。
この後は、息子さんが幼馴染くんと手をつなぎ、私のスカートをもう一方の手でつかみ、私はベビーカーも押しながら4人で一見した限りでは仲良しさんのような状態で帰りました。
とはいえ、幼馴染君の顔は別れるまでこわばったままで、こりゃ、嫌われたな。やっちまったな。と落ち込みながら帰宅しました。(実際、帰ってすぐに夫さんへ懺悔しました。)

夜、(私のほうの)幼馴染に
「ちょっと(いえ、かなりきつく)怒ったんで、嫌われたかも。」
とメールで伝えたところ、
「聞いてみたけど、気にしてなかったよ?なんか、今度はぞうさんのいるおっきい公園に行く約束したって言ってる。」
という返信が戻ってきて、安堵しつつも思わず笑ってしまったのでした。

なんだ。ちゃんと話を理解できてたんだな。
我が家のちびっこは怒られている幼馴染を気遣うことができて。
幼馴染君は怒られて心を閉ざしながらも、ちゃんと私の話を聞いていて、その話をお母さんに伝えることもできて。
二人ともすくすくすく大きくなりました。

そして、もうひとり。
幼馴染君の弟君も。
一緒にお散歩できるぐらい大きくなりました。
半年前は人見知り真っ最中で、私の顔を見るだけで泣いていたけれど、今は笑顔で抱っこさせてくれて、お散歩もできる!
久々に赤ちゃんを、しかもにこにこさんの赤ちゃんを抱っこできて、とても幸せな一日でした。

困った。

2021年02月18日 23時46分29秒 | 日常生活
会社が「働き方改革」の一環でテレワーク推奨してくれ、なおかつ、コロナ禍もあって、昨年の春から出社するのは月に1、2度となりました。
息子さんは保育園に入れず、幼稚園に行くことになったため、この「働き方改革」はとってもありがたいタイミングでした。
なにより6月中旬まで、息子さんは幼稚園にも行けず、自宅にいました。自宅にいるにも関わらず、お休みせず、仕事ができたのはテレワークのおかげ。本当に本当にありがたかった!(今もとってもありがたいです。テレワークになっていなかったら、息子さんは「毎日、クラスで一番帰るのが遅い子」でした。今ですら「はやおむかえがいいなー。」とねだられるというのに。)

というわけで、テレワークの恩恵をありがたく受けていたのですが、秋ぐらいから著しく体力が低下し、買い物に行くと、途中で疲れてしまい、どこかに座りたくなるようになりました。
ちょっと歩くとすぐに息切れをするようになりました。ちょっとストレッチをしても息切れ。まさかの座って仕事をしているときすら、息が荒くようになり、この体力の低下っぷりはやばいな、と危機を感じるようになりました。
そして、夜、眠れなくなりました。ベッドに入っても、ちっとも眠くならない。眠れないために、朝、起きれなくなりました。
休日は早起きして、目いっぱい楽しみたいのに、9時過ぎに息子さんから起こされるように。
お腹が空いて空いて、夕食を食べ終えたら、すぐにおやつを食べるようになりました。テレワークで人の目がないために、仕事中も常に何かを食べながら作業をしているため、気が付けばお腹周りがすごいことに。

この食欲増加はなんとなく覚えがあるな、と思いましたが、そのときは食べても食べても体重が減って、それでおかしいな、と思ったのでした。
今回は四六時中、食べているせいか、体重はちゃんと増えている。もっとも食べている量を考えると、あと10キロぐらい増えていてもおかしくない、そのぐらい異常な食欲で、念のため、病院へ行き、甲状腺の検査をしてもらうことにしました。
「甲状腺の検査をしてほしい。」
と伝えると、もれなく身体測定もセットで、案の定、体重はしっかり(恐ろしいことに4キロほど)増えていて(知りたくなかった!40代の4キロなんて、どうすれば落ちるのか見当もつきません!)
「甲状腺に異常があるときは、体重が減るはずですけどねぇ。増えた?本当に?」
と医師に言われて、いたたまれない気持ちを味わう羽目に。検査代、もったいなかったかなぁ、と思いながら帰宅しましたが、検査結果は見事に悪く、「甲状腺機能亢進症」と診断してもらうことができました。

つまり、私の身体は40代を迎え、甲状腺機能の異常には負けないぐらい、代謝が悪くなっている!という事実を思い知らされたのでした。

このところ、息子さんにもイライラしっぱなしで、四六時中、怒っていて、息子さんも毎日、目が腫れるぐらい泣き明かしていたのですが、
「そっか!このイライラもすべて甲状腺のせい!」
と晴れやかな気持ちになりました。(おそらく違います。)

はてさて。
これからこの溢れんばかりの食欲をどのように迎え撃つべきか、考えると、頭が痛いですが、でも、座っているだけで息切れしたり、ごはんの準備をするために立っているだけでめまいを起こしていたのは「単に体力が低下しただけ」じゃなかったんだなあとほっとしました。

しかし、ずっと食べて、少しずつ太って、ちょっと動いたら息切れがしてって、どう考えても病人には見えない。困った!

わが主イエス

2021年02月07日 22時08分42秒 | 教会生活
新型コロナウィルスの影響で(というこの言葉、公私共にめっちゃ使ってます。)教会学校は昨年4月から休止中です。
礼拝はこの期間中もずっとあっているので、毎週、親子で教会に行っていますが、うちの息子さんはお話もまったく聞かず、一緒に行っているお友達とひたすらポケモンの塗り絵をして遊んでいます。
教会を「おやつがもらえるところ」「遊べるところ」と思っている節がかなりある。

そんな息子さんが。
本日、なんと鼻歌で讃美歌を歌いました!
すごい!ちゃんと聞いてるんだ!

「え?それ、讃美歌やん!うまいね。」
と言うと、ものすごーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーく照れ臭そうに笑ってこくんと頷いた息子さんは、今年一番かわいい子でした。

その30分後には
「ドラえもん、もういっかいみるー!うわーん!」
と由緒正しい面白い顔で泣きわめいていて、それはそれでかわいらしかった。(腹立たしかったけど。)

息子さんが歌っていた讃美歌は461ばん。
私も幼稚園で歌っていた思い出の讃美歌です。それもうれしい。

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 主われを愛す、 主は強ければ、
 われ弱くとも 恐れはあらじ。

 わが 主イェス、わが 主イェス、
 わが 主イェス、われを愛す。
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あっちもこっちも大変

2021年02月04日 23時08分37秒 | 日常生活
先週木曜、勤めている会社が親会社に吸収合併されることが発表されました。
寝耳に水の出来事で、社内はあちらでもこちらでもざわざわ・・・してるよね??衝撃を受けているのは、私だけじゃないよね??
なにせ絶賛テレワーク生活なので、みんなの反応がまったく見えないのです。
ひとりで不安を抱えているせいか、私にしては珍しく夜眠れなくなってしまいました。深夜3時ごろまでベッドの中で悶々と・・・するのも退屈なので、スマホでいろんな人のブログを読み進め、朝はちっとも起きれません!
毎朝、夫さんに起こされる生活で少し、いえ、かなり自己嫌悪の毎日です。(つまるところ、睡眠はきちんと取れています。ご安心ください。)

どんなに不安でもなるようにしかならないし、今できることをやるのみ、そして流れに身を任せるのみ。・・・でも、不安なんだよう。

と、会社生活に不安を抱える中、私生活も私生活で大変で。というか、ちびっこ!ちびっこですよ!
ちびっこがご飯をまったく食べませーん!

あ、ご飯は食べます。おかずを食べません。
マックや吉野家は大好きなのです。総菜のミートボールなんかもちゃんと食べる。
要するに私の作るおかずを食べないのです。・・・母さんはとてつもなく悲しい。

悲しいを通り越して、今週はついに拗ねました。
4歳児に拗ねて冷たく当たり散らす42歳。(怒ったら、表情なくして黙り込むタイプです。厄介!)
「ごはん、まだぱべてないー。」と何度も報告しに来るちびっ子に対して、最初のうちは
「うん。頑張って食べて。あと少しやん。」と励ましていましたが、繰り返される報告にプッツン切れて表情をなくし、
「わかった。もういい。ご飯食べなくていい。歯磨きして寝なさい。」
と言い渡しました。取り付くしまなし!

ちびっこは「ぱべるー!!」と泣きましたが、泣くばかりでこれっぽっちも食べようとしないので
「もういい!」
とこれまた冷たく言い渡し、おかずを鍋に戻したのでした。ちびっこ大号泣。
「ごめんなさいー!!」
とものすごーーーーーーーーーーーーーーーーく悲しそうに泣くのに、その3分後ぐらいにけろりと立ち直っているので、それもまた腹立たしくて
「もう明日からごはん作らないから。」
とわざわざちびっこに言い渡しました。おとなげ??そんなもの、はなから装備していません。

というわけで、公私共々疲れた一週間。
明日を乗り越えたら、土日はゆっくり過ごします。
は大きいのです。